クラック・デ・シュバリエ（カラート・アル・ホスン）～１７日間中東・トルコ旅行！その１２～

2010/08/06 - 2010/08/06

約半月の中東旅行。
ヨルダン・シリア・レバノンと抜け南キプロスへ飛び、北キプロスを抜けてフェリーでトルコへ。
ややあわただしくもとっても充実した旅を送ることができました。

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2010年8月6日（金）
この旅行の中でもっとも忙しかった１日。
シリア・ハマからシュバリエ城を見学し、そのまま国境を越えてレバノン・バールベック＆ベイルートへと行き、深夜にキプロス島へと抜けていったハード・デイ。
【１日で２つの国境を越えた日】･･･けっこうしんどかったなー。


まずは有名なシリアの世界遺産、クラック・デ・シュバリエから。
この城砦は本当に色々な仕掛けがあって見ごたえがあった！
シリアの遺跡の中でもぜひ立ち寄ってほしい場所です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AA%E3%82%A8

エリア クラック・デ・シュバリエ(シリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 1.0
• 交通: 1.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

あれに見えるがクラック・デ・シュバリエ。

ハマからタクシーを数人でチャーターしていきました。

入り口。入場料150sp（＝約300円）
いかにも砦、といった風情です。

内部は坂や階段があったりします。
城壁にも上るため、軽いウォーキングになります。

入り口付近にはみやげ物やがあります。

この日は金曜（イスラムの祝日）だったため、
シリア国内からのツアー客がたくさん来ていた。

入り口のアーチをくぐると中庭？にでました。

内部にも堀がめぐらされている。

城壁に登って、見下ろした図。

やはり濠がめだつ。

アーチ。
高さがわかる一枚。

城壁。

この日は金曜日でイスラム教の安息日だったためか、
シリアの他地域からのツアー客の姿が目立ちました。
遠くに写る集団がそれです。

ムスリムの手に落ちる前の、キリスト教様式のアーチの間。
入り口です。

中。
やはり西洋式で不思議な気分。

倉庫として使われていた部分。

このように暗い箇所もあるので、足元には十分ご注意を！

城にはモスクが併設されています。
ミンバル（説教壇）。
ここで導師が礼拝の音頭をとります。

モスク内には、地元の小学生が書いたと見られた、
シュバリエ城の絵が。
思わず笑みがこぼれます。いじましい絵の数々！

最上階に上がると、この日はコンサートをやる予定だそうで、
一面にイスが並べられていました。

パルミラでもこの先のバールベックでもそうだったのですが、
遺跡でフェス、ということがしばしばありました。
夏季のイスラム国では当然の光景なのかも。

左手奥がフェスの会場。
そして城の建物がみえます。

こんな感じで楽器やらスピーカーやらを、
ほぼ人力で運んでいた。すごいー。楽しそう！

窓から下界を見下ろす。
高所恐怖症にはたまらないー！
こういう作りはサラディーン城と雰囲気が似てる。

カフェに入ります。
緑の屋根からこぼれる陽光がキモチイイ〜。

ビールも置いてあり飲めます。
観光地だから？
レバノンのアルマザビールです。
軽いのみ口。

とても見ごたえのある城（砦）でした。
シリアに行ったらここは外せない！

･･･あ、ちなみにここが『ラピュタ』のモデルになった、という噂は
どうも真実ではないようです。残念。
でもそれくらい、見る価値があるということだと思います。