2009冬、ベトナム旅行記3(6/36)：12月18日(4)：バッチャン村、ダナン経由ホイアンへ

2009/12/17 - 2009/12/22

ハロン湾クルージングの後、焼物で有名なバッチャン村に立寄りました。製作工程も見学できました。その後、夜の内にダナン空港経由で、次の宿泊地中部地区のホイアンまで移動しました。

エリア ハノイ(ベトナム)

• 交通手段: 観光バス 船

ハロン湾の観光を終えて、ハノイ空港に向かう途中、バッチャン村に立寄りました。そそ途中で立ち寄った休憩所です。

この休憩所は、民芸品などを売っている大きなお店です。昨晩、ハノイからハロン湾に向かう途中、夜に立寄りました。

休憩所の売店の店先に置いてあったココナツ椰子です。切り落としてきたばかりのように見えました。

こちらは大きな柑橘類の実です。ザボンか、ザボンに近い種類の果物のようでした。

休憩を終えて、ハノイに向かう直前の撮影です。左の赤いバスが、今回のハノイでの観光バスです。この休憩所兼民芸品などのお土産店は、9月の旅行の時にも立寄りました。今回はブレスレットを2つ買い求めました。

バッチャン村に到着しました。古くは安南焼きで知られた陶磁器の故郷です。型で造られ、乾燥させた上で彩色を待つ白い壺です。

バッチャン焼の工場の光景です。9月の旅行の時には、こことは別の、平屋の工場でした。バッチャン焼は磁器ではなく、陶器のようですが、焼成温度は高いようです。

工場内の光景です。雑然としているようで、仕事場らしい一定の秩序が感じられました。

型で造られた後、乾燥工程を経た品のようです。仕上がりの製品の予想は出来ませんでした。

型入れ作業のようです。型入れしたあと、余分な部分を切り落とす作業でしょうか、切り落とした粘土は再使用されます。

彩色、絵入れの工程の方達です。バッチャン焼きは型で原型を作るものの文様などは手書きのようです。同じ文様の物は存在しないようです。

彩色工程の机の上の光景です。様々な色の釉の皿と筆が置いてありました。

工場内に置いてあった窯です。電気窯ではなく、ガス窯のようでした。バッチャン焼は、かなりの高温で焼かれるようです。

絵付けの工程のようです。様々な色の釉薬が並んでいました。焼く前と、焼成後は色が変わるようです。

手書きで筆を走らせていた人の傍らに置いてあった皿です。完成見本のようです。デフォルメされた蓮華紋です。

一番難しい工程とされます。釉薬をかける工程です。微妙な指使いでした。大量ですと、中腰で疲れそうです。

滴を垂らす時のタイミングも微妙なことが見て取れました。余分な釉薬を残さず、斑もないようにするためでしょう。

10個目の碗が釉をかけられ、残りは2個になりました。次は、それより大きな碗が並んでいました。

1階の展示の状況です。所狭しと焼物が並んでいました。新作の創作作品は、補遺で纏めて紹介しておきました。

同じく1階の展示品状況です。アンティークの品の展示も会場にありましたが、こちらも補遺で纏めて紹介しておきました。

同じく1階の展示状況です。総作の品は、壁際の棚に飾ってありました。花瓶が一番多く展示されていました。

バッチャン焼の製造工場兼販売所のビルの外観です。製造控除湯は3階にありました。

同じビルの光景です。日本の大木が敷地に生えていました。老舗の証でしょうか。

焼物の買い物はしない予定でしたから、余った時間で付近を散策しながら街並みを撮影しました。すべて焼き物関係のお店です。

3、4階建てのビルが多いのは、バッチャン村が繁栄している証拠のようです。輸出もされているようです。

ハノイ空港の国内線のチェックインカウンターです。今回の旅行では、何度ものフライト遅延で難儀しました。

ハノイ空のドメスティック、国内線の電光表示板です。行先はダナン空港です。一番下が20時発の搭乗機です。

ハノイ空港の国内線の待合室です。ダナンまでは1時間ほどのフライト時間ですが、遅延を予想して、ハノイで夕食を済ませることになりました。

予想は当たり、ダナンには2時間ほど遅れて到着しました。一度搭乗した後で、もう一度控室に戻りました。整備不良だったようです。やっとのことで、ダナン空港に到着です。

ダナン空港の外観です。ここからは出迎えのバスでホイアンまで向かいました。