2009冬、ベトナム旅行記3(11/36)：12月19日(5)：ホイアン、ミーソン遺跡、グループA遺跡

2009/12/17 - 2009/12/22

世界文化遺産のミーソン遺跡紹介の締め括りです。ベトナム戦争時の北爆の傷跡も残っていました。

エリア ホイアン(ベトナム)

• 交通手段: 観光バス

2つ目の展示室の展示物紹介の最後です。縦に観るのか、横のままで観るのか判断が付きませんでした。ガルーダのような、ヒンドゥ教に縁の想像上の動物でしょうか。

2つ目の展示室の見学を終えて出口に向かう途中での撮影です。内部にも苔の跡が残っていました。

2つ目の展示室の入り口脇にあったレリーフです。大き過ぎて、展示室に入れるのを止めた遺品でしょうか。

同じく入口脇にあった異物の彫刻のアップです。比較的保存状態のよう神像がありました。

2つ目の展示室の入口です。7、8段の石段が付いていました。

2つ目の展示室があった建物です。ここまで見学した遺跡群は、グループB、C及びDだったようです。ミーソン遺跡の中では、比較的北爆の被害が少なかった地域とされます。

雨の中を向かった次の遺跡群です。遺跡群はグループAからHまでに分類されていますが、次に向かったのは、その中でも北爆被害が大きかったグループA遺跡です。

主な建造物は、ほとんど北爆の被害を受け、復旧も手が付かないようです。30年以上の歳月で、緑のベールに覆われていました。

グループA遺跡と呼ばれる場所です。元々は高さ20mもの塔が建っていたようです。それだけに北爆の攻撃目標となったようです。

小高い場所にグループA遺跡の中心部があったようです。推測ですが、その手前のかなりの面積の広場は、前庭だった場所でしょうか。

岩山ではなく、北爆を受けて瓦礫となったレンガの山のようです。修復作業の手がつけられない状態です。

グループAの周囲の光景です。北爆時には、この辺りには枯葉剤も散布されたようです。戦後に育った木でしょうか。

グループAno遺跡の紹介が続きます。アンコール遺跡群では、ゆっくりと自然倒壊した建物群が、元の形に積み直されて復元されているようです。戦争被害の建物修復は極めて困難なようです。

横たわった石柱です。20mを超える塔の一部だった柱でしょうか。

現地ガイドさんは、北爆の傷跡であると説明されていました。説明の目的は、石と煉瓦が一体となった建設技術の素晴らしさでした。

北爆の傷跡のアップです。岩と煉瓦が微妙な色合いの違いを見せていました。

グループA遺跡に残っていた彫刻です。石像の手を合わせた神像のようです。

こちらの石像は保存状態がいいようです。もし、グループAが再建されることがあれば、大切な施設部分になりそうです。

グループA遺跡の中央部分にあった祭壇のような施設です。背丈以上の高さがありました。

腕だけを伸ばして撮影した祭壇らしい施設の上部の光景です。ヒンドゥ教に生贄の儀式があったかどうか知りませんが、そんな雰囲気の造りでした。

グループA遺跡の中央にあった祭壇のような遺跡の全景です。かなりの大きさです。

グループA遺跡の中央部分の光景です。高い塔は破壊されましたが、背丈以上のレンガ造りの下部は残っていました。

グループAの小高くなった中央部から眺めた、前庭らしき広場です。かなりの広さです。

グループAの周りの光景です。青草の中に、遺跡の石が転がっていました。

グループA遺跡の中央部分の入口付近の光景です。残った建物の横には、瓦礫になったレンガの山がありました。

グループA遺跡の周りの光景です。基礎部分が残っているとしても、修復作業は気の遠くなる作業に思えます。

グループA遺跡の中央部分の側壁部分に当たる箇所のようです。雨に濡れた彫刻が見えました。欄干のような造りです。

グループAの遺跡の周りに転がった、彫刻のある遺物です。レンガが素材であることが分かりますが、接着剤なしで、この状態は不思議です。

横たわった石柱のような遺物群です。文様絡みますと、縦ではなく、横にして使われた石材のようです。細かな文様です。新しい傷は銃弾痕でしょうか。

ミーソン遺跡の見学を終えての帰路です。石の橋を渡って駐車場に向かいました。濁流が勢いを増していました。