2009冬、ベトナム旅行記3(10/36)：12月19日(4)：ホイアン、ミーソン遺跡、展示室の遺物

2009/12/17 - 2009/12/22

ホイアン遺跡紹介の続きです。ベトナム戦争時に被害を受け、各国の協力で、修復作業等が行われました。

エリア ホイアン(ベトナム)

• 交通手段: 観光バス

展示室の状況です。テーブルの上、壁面等に、数々の遺物が展示してありました。

牛の頭の石像です。創造と破壊の神、シヴァ神の乗り物である、牡牛のナンディンの頭でしょうか。日本の神社では、神聖な牛のブロンズ像や石像を良く見かけます。

説明を受けなければ、原型が想像し難い遺物です。果して、元の形は何だったのでしょうか。

台の下には象がいることは確かなようですで白象であれば、それをを乗物とする神様は、インドラ神です。

想像上の動物でしょうか。人の頭や、獣の体を持っているようです。

風化が進んだレリーフの像です。狛犬等を連想させます。

鬼面でしょうか。牙をむき出し、荒々しい顔です。そんな中にも、どことなくユーモラスさも感じます。

こちらも目をむき出した人面です。魔除けに使われたものでしょうか。

現地ガイドさんは、まだ解読されていない文字が刻まれた石板と説明されていました。文様か、文字か判然としません。

平板の上の2つの突起は、何を表現したものか判断が付きません。

入口近くにあった、大きなレリーフの石版です。ヒンドゥの神々が描かれているようです。

最初の展示室の見学を終えて、退出する際の出入り口付近の撮影です。外は相変わらず雨が降りしきっていました。

最初の展示室の見学を終えて、次の展示室に向かう途中での撮影です。遺跡が周りを取り囲んでいました。

先ほど見学してきた展示室があった建物でしょうか。細長い形をしています。

上が大きく広がり、テーブルのような形をした置物です。使途は分かりません。

台座の部分の文様のアップです。緑の苔が生していますが、両手を合わせた神像です。

2箇所目の展示室の見学です。この部屋も天井が葺かれていましたので、雨の心配はありません。日本で例えれば、千手観音像です。ヒンドゥ教では、千手を意味するサハスラブジャは、女神ドゥルガーの異名とされます。

壁に展示してあったこの葉のような飾りです。別の場所から運び込まれたものでしょうか。

中国の飛天図を思わせるようなイメージのレリーフです。しかし、少し唇が厚い顔付には、明らかに別の文化が感じられます。

体の向きが逆ですが、これも飛天図を思わせる姿態です。顔つきは、二体とも同じイメージです。

横にして使われたものか、立ってにして使われたものかも、想像する以外にありません。頭部には使い込まれたような痕跡があります。

建物の頂部か、杯のｒ度の飾りに使われていた物でしょうか。蓮花の文様です。

石の格子窓と、その上の飾りです。飾りは、もともとこの場所にあった雰囲気です。内部が苔生しているのは、屋根が壊れていたためでしょうか。

この部屋にも記念プレートがありました。修復作業に当たったオランダやドイツの名前が記されているようです。

テーブルの上に、遺物の数々が置かれた展示室の光景です。展示用に、この部屋に集められた品々のようです。

象の像のようです。デフォルメされて、体の各部の大きさは実物とは異なりますが、長い鼻が特徴です。象の形をした想像上の動物かも知れません。

少しずつ形が違う象の像の紹介です。首の辺り等に飾りが付いています。

引続いて象の像です。力持ちですから、土台石の飾りとして使われたものでしょうか。

三角形の周りに唐草文様風の飾があります。建物の飾りだった部分でしょうか。想像する以外にありません。

米軍がベトナム戦争時の北爆で投下した砲弾の2種類です。石造りの遺跡であっても、炸裂すればひとたまりのありません。