ラジャスタンとグジャラートの旅２１【最果ての街　ジャイサルメール】

2009/09/10 - 2009/09/10

パキスタン国境に近い最果ての街ジャイサルメールにはるばる着いた。
ガイドブックで見る限り、ずいぶん観光ずれした街とのイメージを持っていたが、客引きに取り囲まれることもなく、ホテルのオーナーも融通がきいて、やや拍子抜け。
全てはキャメルサファリ勧誘への伏線か、それとも単なるオフシーズンの特権か、、

旅のルート：デリー→ウダイプル→アーメダバード→ディーウ→ジューナーガル→ラージコート→ブージ→プシュカル→ジョードプル→ジャイサルメール→ジャイプール→デリー

ルート地図→http://4travel.jp/traveler/halon/album/10388822/

レート：１ルピー＝約２円

エリア ジャイサルメール(インド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円

朝起きると寝台シートは砂まみれになっていた。窓全開で夜通し砂漠を走ったからだ。

列車がジャイサルメール駅に到着すると、すぐさま男が乗り込んできて「１００ルピーの部屋がある」と言ってホテルの名詞を渡してきた。駅を出ると、大勢の客引きの中にその男の弟がいて、ホテル・サムラートまで車で連れていってくれた。

周囲には車の修理屋ばかりが目に付く辺鄙な界隈だったが、部屋は悪くないのでここに決める。ウェルカム・ティーまで出してくれた。

部屋でシャワーを浴びて一休みしてから、朝の街へ出てみる。
まず遠くに見えるフォートまで歩く。

フォートに到着。
石畳の上にアクセサリーを並べて売っている、赤ん坊連れのお姉さん。
この後、ここを通る度に声をかけられる。

宮殿を見ながら座っていると、ゲストハウスのオーナーだと名乗る男が話しかけてきた。

ジャイサルメールの城 城・宮殿

５０ルピーの部屋があるというので部屋を見せてもらう。
ホットシャワー付きで全然問題ないので、明日引っ越してくると約束して別れた。

額にペインティングしたリキシャーの運転手。
将来のサドゥー予備軍？

鍛冶屋で火起こしを手伝っている女の子。
木曜の午前中だから、学校に行ってないんだろうなあ。

帰り道でバナナ、パパイヤと細長いメロンのようなものを買う。
メロンは余計だった。フライドポテトとキュウリの中間の味で、そのまま食べても美味しくない。

パパイヤは熟れ方がやや足りなかったが、７０点くらいの美味さ（１０ルピー）。
バナナはどこで買ってもおいしいし、値段はいつも５００ｇ１０ルピー。

街外れの空き地で待機中のラクダ。

ガディサールという池を見学。

ガディサール湖 滝・河川・湖

ガディサールに通じる門。

民俗博物館を見学（２０ルピー）。
本日久しぶりの客だったようで、係り員と名乗らなければ分からないお兄さんが、展示室のカギを一部屋ずつ開けてくれた。インドには死にかけたような博物館が多い。

民俗博物館の入口で民俗楽器を弾いていた人。

ジェイサルメール民俗博物館 博物館・美術館・ギャラリー

暫く演奏を眺めていたら、最後に自分のＣＤのセールスを始めた。

中ではＴＶ画面を前に大勢男が座って見ていた。
有料のＤＶＤ上映小屋のようだ。

ラッシー屋に入って看板メニューだと強く店長に勧められたマカーニア・ラッシーを飲む。

カルダモン、サフラン、シナモン入りでドライフルーツも中に浮いている（１５ルピー）。
看板メニューだけに、入口近くの冷蔵庫にコップ入りの状態で大量に用意してあり、注文すると少年がすぐ持ってきてくれる。

屋台のサモサはやたらと辛かった。
半分残した。

インド初アイスはややシャーベット状で甘み控えめ（５ルピー）。

アイス屋兼ジューススタンドのハンサムなお兄さん

宿の周辺の民家。