ジャイサルメールからジャイプールへ列車で到着。<br />初日はリキシャーワーラー・アリの案内で、なぜか予定外の工房（お土産屋）めぐりとなった。<br />たまには、こんな一日があってもいいだろう。<br /><br />旅のルート：デリー→ウダイプル→アーメダバード→ディーウ→ジューナーガル→ラージコート→ブージ→プシュカル→ジョードプル→ジャイサルメール→ジャイプール→デリー<br /><br />ルート地図→http://4travel.jp/traveler/halon/album/10388822/<br /><br />レート：１ルピー＝約２円<br />

ラジャスタンとグジャラートの旅２５【ジャイプール　リキシャーで工房めぐり】

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2009/09/14 - 2009/09/14

323位(同エリア605件中)

#その他

旅行記グループ 2009 海外17.ラジャスタンとグジャラートの旅+台湾

Halonさん

ジャイサルメールからジャイプールへ列車で到着。
初日はリキシャーワーラー・アリの案内で、なぜか予定外の工房（お土産屋）めぐりとなった。
たまには、こんな一日があってもいいだろう。

旅のルート：デリー→ウダイプル→アーメダバード→ディーウ→ジューナーガル→ラージコート→ブージ→プシュカル→ジョードプル→ジャイサルメール→ジャイプール→デリー

ルート地図→http://4travel.jp/traveler/halon/album/10388822/

レート：１ルピー＝約２円

エリア

ジャイプール(インド)

旅行の満足度: 4.0

観光: 5.0

ホテル: 2.0

グルメ: 4.0

交通: 4.0

早朝５時にジャイプール到着。
売店でチャイを一杯飲んで、ホームのベンチで暫く横になる。
夜が明けてから、ぼちぼち行動開始。
ジャイプールは宿代が高かった。
リキシャーで３カ所回ったが、シャワートイレ共同でも２００ルピー、シャワー付で３５０ルピーが最低だった。
結局、最初に見たVINAYAKゲストハウスの２００ルピーの窓のない部屋で妥協する。
リキシャーまかせで宿をとったせいで自分の現在地がよく分からないので、道をたずねなから歩き回る。
この辺りはバニ・パーク(VANI PARK)という地区で、駅からは近いが、”風の宮殿”エリアには遠いということが分かった。

とりあえず屋台で朝食。
ドライカレーみたいな黄色いご飯は、アーメダバードで食べてからお腹の調子が悪くなったので、やや抵抗感があったが、近くに他に選択肢がないので食べた。
辛いけど基本的に美味い。（１０ルピー）
歩いているうちに駅が見えてきた。
ジャイプール駅から風の宮殿まで４キロほど離れているので、駅前から５番バスに乗りサンガネール門で降りる（５ルピー）。
北上するとジョーハリ・バザールがあった。路上の露店では宝石を売っている。
屋台でラージサイズのラッシーを頼むとトイレによく置いてある手桶にくんで渡され、お客がそれをカップに注ぎ分けて飲んでいる。しかし何もあの手桶を使うことはないと思うが。
ジョーハリ・バザール(JOHARI BAZAAR)沿いは米などを売る店が続いていた。
宝石を売る露店も数軒あった。
バリー・チョーパルの交差点まで来ると、有名な“風の宮殿”（ハワー・マハル）が見えてきた。
大通りに面していて、観光客が時々写真を撮っていく。
シティ・パレス前の公園でサイクル・リキシャーワーラー達がたまっていた。
そのうちの一人に誘われて、郊外にある“水の宮殿”まで行くことにする（往復４０ルピーのところ、午前割引で３５ルピーでいいそうだ）。
５分ほど走ったところで寺に寄ってくれた。
寺の中の時計塔。
ここはモスリムの寺だが、ヒンドゥーの神様も祭ってあるとのこと。
次は宝石工房に立ち寄る。
宝石の原石。
リキシャーワーラーはイスラム教徒のアリ、３５才。
次はバティック工房。
出発から１時間以上かかって“水の宮殿”（ジャル・マハル）にやっと到着。
帰り道も工房めぐりは続く。
ここは絨毯工房。
ここではバティックも作っていた。
工房では一通り加工工程を見せてもらったあと、奥の部屋に連れていかれ、
飲み物（チャイかソフトドリンク）の希望を聞かれたあと、商品をこれでもかと目の前に並べられて商談が始まる。
じゅうたんはラクダの毛、ヤクの毛、シルクの順に高くなる。
アリの話では、それらの工房へ観光客を連れていくとコミッションを貰えるとのこと。宝石屋は５ルピー、じゅうたん屋は１０ルピー、政府系の店だと２０ルピー。
客が購入したら、ジャイプール市内は購入代金の５％、これから向かうムガル市では２％が更に貰えるとのこと。
工房の主人の方も、みすみすリキシャーマンにコミッションは払いたくないので、「明日もう一度買いに来るときは電話をくれ。車でホテルまで迎えにいくから」と言われたこともあった。
ここは政府系の店の入口。
ドアボーイがいて金がかかっている。
当然ながら、中の商品も他より高かった。
片道で４，５軒の工房に立ち寄られ、文句も言わずに付き合っていたら、アリが「あなたは超ええ人だから、リキシャー代はタダでいい」と言い出した。
僕ほど人のいい旅行者もなかなかいないようだ。
宝石を研磨中。
宝石はトパーズ、サファイヤ、エメラルド、ガーネットなど希望の色や誕生石など聞かれ、勧めてくる。
夕方、チャイとジュースの飲みすぎでたぷたぷのお腹をかかえて、駅まで向かうバスに乗り込む。
夕陽が差し込むバスの中。
太ったおばさんに横に座られ苦しい。
駅前で食堂に入った。
注文をとりに来た店員に待たせてメニューとにらめっこしていると、一人で食べていた男が自分の前に座るよう誘ってくれた。
メニューを指差しどんな料理か教えてもらったが、いまいち分からず、無難なダール（ハーフで１６ルピー）とロティ・タンドーリを注文。
味は一瞬まろやかだが、やはりスパイスは効いていて、食後２時間経っても胃の中が熱い。
手持ちのシャンプーが底を突いたので、雑貨屋の店先の天井からぶらさがっている１ルピーのシャンプーを買う。袋は黒色だが、中身も黒色でちょっとたじろいた。

夜、ホテルの前のネットカフェに行ったが、日本語が読める唯一のＰＣを、戸塚ひろしに似た韓国人のおっさんが使っていたので（多分ハングルが読める唯一のＰＣでもあった）、終わるのを待って使う（３０分で２０ルピー）。