2002/10/13 - 2002/11/08
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kojikojiさん
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ギョレメの町では幾つかのバルーンツアーがありました。どれも早朝にピックアップされて、町外れの原っぱでバルーンを膨らませて、1時間40分程のフライトするという内容に違いはありません。ただ、値段はピンキリで一番安いツアーでも180ドルくらいでした。この当時イスタンブールの旅行会社で高額なツアーを組まれた日本人の方にも出会いました。ギョレメの町の上空をかすめながら幾つかの峡谷を越えていると太陽が昇ってきます。最後に1000メートルくらいまで上昇して、広大なアナトリアの風景を見渡して着陸します。着陸地点には先にバンが到着していて、テーブルにスパークリングワインと軽食が用意されています。無事帰ったことと素晴らしい景色に乾杯してツアーは終わります。早朝なのは気流の関係からだそうです。オープンエアーの気球の籠に乗って、高度を保つためのバーナーの音がたまにする以外静寂な中で見る景色は最高です。宇宙飛行士が宇宙から地球を見ると人生が変わるというのも頷けるような気がしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
朝5時にホテルのロビーで待っているとバンがやってきてピックアップされます。流石に二晩連続のパーティーでは体がもちません。
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町外れの原っぱに着くと準備が始まりましたが、真っ暗で何が何だか分かりません。写真を撮ってバンの中で休んでいました。完全な二日酔いで気分がすぐれません。
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防寒対策はしてきましたが、さすがに10月の日の出前は寒いです。かえって上空で太陽が昇った後の方が暖かかったです。
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準備が終わるとバスケットに乗って出発を待ちます。バーナーがブォー!と音を上げるとスッと上昇します。最初は高度を上げずにギョレメの町をかすめるように飛びます。
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風任せに飛んでいるようですが、計算されていて離陸位置も決められているのだと思います。誰も言葉を発しないので静寂の中を流れて行くので不思議な気分です。
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確かトルコで2番目に高いエルジュス山です。1番はもちろんアララト山です。この山が何度も噴火した時の火山灰が堆積してカッパドキアの景色が生まれたそうです。
山の後ろから朝陽が昇る様は幻想的でした。 -
朝焼けに街が燃え上がるようです。
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空から見ると浸食されていない平らな所と削られた所の違いが良く分かります。
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それまで暗かった谷の部分にも光が当たるようになり、なんとなく暖かい気分になってきます。
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削られた峡谷をなめるように気球は上下します。本当に奇岩に手が届きそうです。
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ローズバレーの岩山が右手に見えました。上空から見ると大きさを感じませんが、地面から見ると巨大な壁です。
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他にもいくつも気球が飛んでいます。
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シャッターを押す手が止まりません。空中からならではのアングルです。
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この谷はホテルの主人が秘密の谷と呼んでいた所です。観光客は全く来ない(地上からは)所で、彼のお爺さんが所有していた畑があって、子供の頃は家族で集まったそうです。
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巨人に噛み切られた歯型の跡のようです。
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かなり長い時間バーナーの弁を開けて高度が上がりました。周りの空気もひんやりしてきます。
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上空1000メートルからの眺めです。全く音のしない世界とこの景色は感動します。
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この辺りは全く浸食されていないようです。地肌が滑らかな感じがします。
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自然と人間のせめぎ合いを感じます。
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1時間40分飛んでいたのですが、あっという間に感じたフライトでした。気球が萎む前にお客は撤収です。
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離れた場所で気球が撤収されるのを眺めています。
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毎日のように繰り返されるので手際良く作業は進みます。
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この方がフライトのキャプテンです。
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気球に浮力が残っているうちにトラックの荷台に籠を乗せてしまいます。
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奇麗にテーブルセッティングがされています。畑のど真ん中ですが。
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キャプテンと奥さんがサービスしてくれます。
最高に楽しかったです。当時180ドル(21600円)でした。旅行費用の総額が250000円でしたがら約9%の金額です。アエロフロート航空のの往復航空券が70,000円でしたから考えると高い気がしました。今となっては乗っておいて良かったと思います。当時でも300ドルから180ドルまで会社によって金額はまちまちでしたし、イスタンブールで予約するとべらぼうな金額だと聞きました。
このツアーはEZTOURでした。
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