メルスィン旅行記(ブログ) 一覧に戻る
あまりにも楽しかったカッパドキアの旅が終わりました。<br />ギョレメを発つ前にパーティまで開いてくれたメフメットさんにお別れに行きました。彼はアンティークのコレクターでもあり、いろいろな物を見せてくれたのですがその中の1点、赤いガラスで出来たペンダントをくれました。そして「アラビア語でアラーのご加護をと彫ってあるから、この先の旅が無事なように持って行きなさい。」と言ってくれました。何でここまでしてくれるのかと尋ねると「君はもう僕の兄弟だからさ。」見送りに来てくれた秘書(メフメットがここで秘書として働けと言っていた関西の女性)も「私、今鳥肌立ってます。ウルルン滞在記みたいです。」ホテルの主人も見送りに来てくれて賑やかな出発でした。アダナへ向かうバスの中でディープフォレストを聞いていたら涙が溢れてきました。<br />アダナ行きのバスは遅れに遅れたので途中のメルスィンでバスを降りました。北キプロス行きのフェリーのチケットを押さえてからアンタクヤに行った方が良いかもしれないと思ったからです。勢いでバスを降りてしまってからどうしようと考えていると、一緒に降りた人がセルビスに連れて行ってくれ、街中に着くとこの辺に安いホテルがあるよと教えてくれました。<br />特に観光する場所も無いメルスィンでしたが、シリア方面と北キプロスへの玄関みたいな港町でした。

トルコ周遊の旅(6)ギョレメからバスに揺られて雪山を越えてメルスィンに到着。漁師のオヤジの漁船を操縦してエルトゥールル号記念碑を参拝する。

5いいね!

2002/10/13 - 2002/11/08

1位(同エリア4件中)

kojikoji

kojikojiさん

あまりにも楽しかったカッパドキアの旅が終わりました。
ギョレメを発つ前にパーティまで開いてくれたメフメットさんにお別れに行きました。彼はアンティークのコレクターでもあり、いろいろな物を見せてくれたのですがその中の1点、赤いガラスで出来たペンダントをくれました。そして「アラビア語でアラーのご加護をと彫ってあるから、この先の旅が無事なように持って行きなさい。」と言ってくれました。何でここまでしてくれるのかと尋ねると「君はもう僕の兄弟だからさ。」見送りに来てくれた秘書(メフメットがここで秘書として働けと言っていた関西の女性)も「私、今鳥肌立ってます。ウルルン滞在記みたいです。」ホテルの主人も見送りに来てくれて賑やかな出発でした。アダナへ向かうバスの中でディープフォレストを聞いていたら涙が溢れてきました。
アダナ行きのバスは遅れに遅れたので途中のメルスィンでバスを降りました。北キプロス行きのフェリーのチケットを押さえてからアンタクヤに行った方が良いかもしれないと思ったからです。勢いでバスを降りてしまってからどうしようと考えていると、一緒に降りた人がセルビスに連れて行ってくれ、街中に着くとこの辺に安いホテルがあるよと教えてくれました。
特に観光する場所も無いメルスィンでしたが、シリア方面と北キプロスへの玄関みたいな港町でした。

旅行の満足度
3.5
観光
3.0
ホテル
3.0
グルメ
3.5
ショッピング
2.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
高速・路線バス
航空会社
アエロフロート・ロシア航空
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • セルビスで一緒に市内へ出た人に教えてもらったホテルは、繁華街を歩いているとすぐに見つかりました。名前が気に入ってHITIT(ヒッタイト)というホテルにしました。1000万トルコリラ(700円)でしたが快適なホテルでした。周辺には市場がありレストランも賑やかで、シーフードも美味しかったです。港町の繁華街だけあって、「お兄さん。」なんて夜のお誘いもありますので注意しないとなりません。

    セルビスで一緒に市内へ出た人に教えてもらったホテルは、繁華街を歩いているとすぐに見つかりました。名前が気に入ってHITIT(ヒッタイト)というホテルにしました。1000万トルコリラ(700円)でしたが快適なホテルでした。周辺には市場がありレストランも賑やかで、シーフードも美味しかったです。港町の繁華街だけあって、「お兄さん。」なんて夜のお誘いもありますので注意しないとなりません。

  • 翌朝はホテルに荷物を預かってもらい、オトガルまでブラブラ30分ほど散歩しました。港に寄ってチケットとも思いましたが、早朝なので無駄足を踏んでも仕方ないし、アンタクヤ(ハタイ)の滞在時間も減るので先を急ぎました。

    翌朝はホテルに荷物を預かってもらい、オトガルまでブラブラ30分ほど散歩しました。港に寄ってチケットとも思いましたが、早朝なので無駄足を踏んでも仕方ないし、アンタクヤ(ハタイ)の滞在時間も減るので先を急ぎました。

  • オトガルへの途中で買ったここのパンはトルコで食べた中で一番美味しく思えました。

    オトガルへの途中で買ったここのパンはトルコで食べた中で一番美味しく思えました。

  • オトガルに着くと「ハタイ!アンタクヤ!」と呼び込みがありました。ちょうど出発時間でした。アンタクヤは地元ではハタイと呼ばれているので、二つの名前で呼び込みがあるのです。おばあさんは切符を買いに行ったおじいさんを待っていますが、二人でこれだけの荷物って…。

    オトガルに着くと「ハタイ!アンタクヤ!」と呼び込みがありました。ちょうど出発時間でした。アンタクヤは地元ではハタイと呼ばれているので、二つの名前で呼び込みがあるのです。おばあさんは切符を買いに行ったおじいさんを待っていますが、二人でこれだけの荷物って…。

  • アンタクヤ(ハタイ)までは約3時間のバスの旅でした。1000万トルコリラ(700円)はホテル1泊の宿泊費と一緒です。

    アンタクヤ(ハタイ)までは約3時間のバスの旅でした。1000万トルコリラ(700円)はホテル1泊の宿泊費と一緒です。

  • トラックの奥に見える雪を頂いた山脈を越えると楽しかったカッパドキアの町があります。山脈を越えた南側のメルスィンは海沿いでもあるのでかなり暖かいというか暑いくらいです。

    トラックの奥に見える雪を頂いた山脈を越えると楽しかったカッパドキアの町があります。山脈を越えた南側のメルスィンは海沿いでもあるのでかなり暖かいというか暑いくらいです。

  • アンタクヤを1泊2日で旅した後は、もう一度メルスィンに戻ってきました。

    アンタクヤを1泊2日で旅した後は、もう一度メルスィンに戻ってきました。

  • バスターミナルから荷物を預けたホテル方面へぶらぶら歩きました。

    バスターミナルから荷物を預けたホテル方面へぶらぶら歩きました。

  • タルスス行きのセルビスが停まっていました。セルビスはサービスみたいな意味です。タルススはキリストの使徒である聖パウロが生まれた町だったり、クレオパトラとアントニウスが逢引きしたことでも有名です。トルコの地中海沿岸を旅していると、すぐにキリスト教の使徒の足跡や古代ローマの遺跡などにぶつかります。

    タルスス行きのセルビスが停まっていました。セルビスはサービスみたいな意味です。タルススはキリストの使徒である聖パウロが生まれた町だったり、クレオパトラとアントニウスが逢引きしたことでも有名です。トルコの地中海沿岸を旅していると、すぐにキリスト教の使徒の足跡や古代ローマの遺跡などにぶつかります。

  • 近くにメルスィン駅があったので写真を一枚。イスタンブールのハイダルパシャ駅から寝台列車でカイセリに入ったのが遠い昔のように思えます。

    近くにメルスィン駅があったので写真を一枚。イスタンブールのハイダルパシャ駅から寝台列車でカイセリに入ったのが遠い昔のように思えます。

  • ブラブラ港に向かってみます。

    ブラブラ港に向かってみます。

  • 港まで出ると今晩出港する北キプロスのファマグスタへ向かうフェリーが見えました。チケット売り場と待合室は閑散としていました。チケットは3700万トルコリラ(2,500円)でした。船室の等級について尋ねると「そんなものは無いですよ。」と笑われました。

    港まで出ると今晩出港する北キプロスのファマグスタへ向かうフェリーが見えました。チケット売り場と待合室は閑散としていました。チケットは3700万トルコリラ(2,500円)でした。船室の等級について尋ねると「そんなものは無いですよ。」と笑われました。

  • 出航は午後8時なので午後7時に戻ってくるとしても時間が余ります。と思って海岸線を歩いていると漁船のおじさんが「船乗んないか?港をグルッと廻って500万トルコリラだよ。」操船させてもらうのと1時間という条件を付けて乗せてもらいました。

    出航は午後8時なので午後7時に戻ってくるとしても時間が余ります。と思って海岸線を歩いていると漁船のおじさんが「船乗んないか?港をグルッと廻って500万トルコリラだよ。」操船させてもらうのと1時間という条件を付けて乗せてもらいました。

  • 北キプロスの旗を付けた船が港に入ってきました。懐かしのキプロスが近いことを予感させます。もっとも北キプロス側は初めてですが。

    北キプロスの旗を付けた船が港に入ってきました。懐かしのキプロスが近いことを予感させます。もっとも北キプロス側は初めてですが。

  • 漁師のおっちゃんはいい顔しています。この後30分くらい操舵させてもらいました。湾から外には出られないので2周位したでしょうか。操船している所を写真に撮ってとカメラを渡しました。当時はフィルムカメラですが、彼の顔が一瞬曇ったなとは思いました。多分一眼レフカメラなんて触ったこともなかったのでしょう。案の定シャッターを押せていなくて写真は写っていませんでした。

    漁師のおっちゃんはいい顔しています。この後30分くらい操舵させてもらいました。湾から外には出られないので2周位したでしょうか。操船している所を写真に撮ってとカメラを渡しました。当時はフィルムカメラですが、彼の顔が一瞬曇ったなとは思いました。多分一眼レフカメラなんて触ったこともなかったのでしょう。案の定シャッターを押せていなくて写真は写っていませんでした。

  • 自分で船を操縦するのがこんなに楽しいとは思いませんでした。それが数トンの小さな漁船であってもです。

    自分で船を操縦するのがこんなに楽しいとは思いませんでした。それが数トンの小さな漁船であってもです。

  • 湾内には大きな船は停泊していて、小さい船も少ないので安心して舵をとれました。そして海岸沿いに目的地へ向かいました。

    湾内には大きな船は停泊していて、小さい船も少ないので安心して舵をとれました。そして海岸沿いに目的地へ向かいました。

  • エルトゥールル号の記念碑です。1890年に和歌山の串本沖で遭難したオスマントルコの軍艦の乗組員を串本の人が助けたこともあって姉妹都市になっています。500名以上の犠牲者を出した事件ですが、この記念碑へ漁船でやってきて参拝したのは日本人では私だけでしょう。

    エルトゥールル号の記念碑です。1890年に和歌山の串本沖で遭難したオスマントルコの軍艦の乗組員を串本の人が助けたこともあって姉妹都市になっています。500名以上の犠牲者を出した事件ですが、この記念碑へ漁船でやってきて参拝したのは日本人では私だけでしょう。

  • 最初はちょっと危ないかなと思ったけれど、楽しい時間が過ごせました。さすがに港に船をつけることはできませんでした。

    最初はちょっと危ないかなと思ったけれど、楽しい時間が過ごせました。さすがに港に船をつけることはできませんでした。

  • 何かを買ってくれと近寄ってきた少年でしたが、良い笑顔なので写真だけ撮らせてもらいました。何を売りに着たのか???<br />さあ、ホテルから荷物を持って北キプロスへ移動です。

    何かを買ってくれと近寄ってきた少年でしたが、良い笑顔なので写真だけ撮らせてもらいました。何を売りに着たのか???
    さあ、ホテルから荷物を持って北キプロスへ移動です。

  • しばらくトルコ本土を離れて北キプロスへの旅が始まります。

    しばらくトルコ本土を離れて北キプロスへの旅が始まります。

この旅行記のタグ

5いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

トルコで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
トルコ最安 438円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

トルコの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

メルスィン(トルコ) で人気のタグ

PAGE TOP