2002/10/13 - 2002/11/08
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kojikojiさん
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ギョレメの洞窟ホテルには4泊滞在しながら周辺の観光をしました。午前中に翌日の1日ツアーの申し込みにヤマツアーに行くと少し日本語が話せるスレイマンという青年と話し込んでしまいました。コーラをご馳走になりながらオーストラリアにいる彼の恋人の話を聞いていました。話に限が無いのでオープンエアミュージアムへ出掛けました。途中にエル・ブザールという看板を見つけたので寄り道してみました。ここでも係りのおじさんに引っ掛かってお茶を飲みながら楽器を弾いてもらったりで時間がどんどん過ぎます。肝心の美術館を見終わると夕方になっていました。帰り道は車道ではつまらないので崖を登って奇岩の中を歩きました。右手に見えるローズバレーが夕陽に当たって綺麗でした。ギョレメに戻ってレストランと絵葉書を探しているとお土産屋と絨毯屋を兼ねた店がありました。葉書を選んでいると店の主人が「今から食事をするんだけど一緒に食べない?」と誘ってくれました。店の奥には暖炉があり、料理が並んでいました。メフメットさんというご主人は私より3つお兄さんでした。彼の兄弟とイスタンブールから来ていた妹さんとその友人も合流していつの間にかパーティになってしまいました。店のワインが開けられこれが地元のワインで美味しいこと。深夜まで楽しんだ所で、「明日は君のためにパーティをやろう。」ということになりました。約束をしてホテルに戻りましたが、フロントの夜勤のお兄ちゃんに「こんな遅くに帰ってきた日本人は初めてだよ。しかも酔っ払って。」と笑われました。酔っ払ったついでにフロントの彼らとビールを飲んで部屋に戻ったのは何時だったか???
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日はギョレメ周辺の観光です。明日のツアーをブッキングして、オープンエアーミュージアムを見学して早い午後に戻ってくるつもりでした。宿泊したホテル・サクサアンはこの岩山に掘られた洞穴が客室になっています。
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ホテルの隣はバルーン会社でした。バスターミナル横のヤマツアーのカウンターに行くとスレイマンという青年がいました。日本語を少々話します。カラバシという犬がいて彼はとても可愛がっていました。翌日の1日ツアーを申し込むと彼はコーラを持ってきてくれました。急ぐ用事もないので話し込んでしまいました。日本から来た女の子とつきあっている事や彼女は今オーストラリアにいる事、途中から彼の恋愛相談にのっている感じがしました。後日彼と彼女には日本で会えました。2度ほど食事をしましたが、彼女の両親が反対している様子でした。その後連絡が来ない所から推測すると上手くいかなかったのでしょう。
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どうも今回の旅は脱線してしまう傾向があります。彼と別れてオープンエアーミュージアム方向に歩き出します。早く戻れたらスレイマンお勧めの乗馬に行くつもりでした。
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電柱を利用して絨毯が干してあったり。
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町を外れるとすぐに奇岩が現れ始めます。岩に開けられた穴は鳩を飼っているのだと思いました。
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道路の脇にアル・ナザール教会という看板を見つけたので、脇道に入り立寄ることにしました。
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こんな風景の中を一人歩きました。車も通らず誰も歩いていませんが、危ない感じはしませんでした。
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脇道の風景も素晴らしいものがありました。初秋のアナトリアは木々が黄色く色づいてとても美しかったです。
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何のために開けられた穴なのか分からない…。
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周辺の畑ではカボチャが打ち捨てられていました。こちらでは種しか食べないようなので、日本とは逆です。
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ローズバレーをバックに奇岩がどこまでも続きます。
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少し歩くだけで景色が変わるので目が離せません。
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ようやく到着したアル・ナザール教会はこんな姿でした。
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小さいけれど内部には美しいフレスコ画が状態良く残っていました。
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次に行くオープンエアーミュージアムに期待が膨らみます。
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係員のおじさんは暇なのでゆっくりして行けと言ってお茶を出してくれます。フェズを弾いてご満悦です。挙句に奥の隠し戸からエロ本まで出してきて凄いだろうと見せてくれました。残念ながら日本の週刊誌の方が強烈だろうと思いました。
違った意味で思うように進まないトルコの旅です。 -
ここでも1時間以上足止めされてしまいました。
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奇岩の間は耕され、カボチャ畑になっていました。
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ようやく表通りに戻れました。
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期待していたオープンエアーミュージアムは観光バスがどんどんやって来る観光地でした。人が多いのにも驚きましたが仕方ありません。団体さんに続いて見学します。
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かなり荒廃していますが往時の教会が素晴らしいものであったであろう事は想像できます。
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外部の写真撮影は出来ましたが、内部は撮影禁止になっていました。
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10月の中旬になろうとしているのに、空には夏を感じさせる雲が浮かんでいます。
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オープンエアーミュージアムの周辺は駐車場も整備されてちょっと興ざめでした。
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教会群は思っていた感じと違って少々残念でした。ギョレメへの帰り道は同じ車道を戻ってもつまらないので小高い丘を登ってみるとビックリ。
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そこにはローズヴァレーまで見渡せる素晴らしい景色がありました。車道からでは見えない位置にあるので車の音さえしません。
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この景色を見て初めてカッパドキアに来たと感じました。
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やっぱりここは地球ではない。そう思えるような凄い景色です。
写真では伝わらない空気感があるのですが・・・。 -
いつまで見ていても飽きることが無い世界が目の前に広がります。
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一見人を寄せ付けないような場所ですが、その隙間には農地が広がっています。
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元々火山の堆積物があった岩の間には人々の生活があります。岩と同じような色の土に保水力や栄養素があるとも思えず、畑を耕しても収穫は見込めないように思えます。
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ローズバレーがかなり近くに見えます。
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おじいさんが一人畑を見回っているようでした。
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スケッチブックを出して風景を描いているとだんだん日が沈み始め、ローズバレーと呼ばれる所以の薔薇色に染まってきました。
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迷路のような岩の間を歩いていると迷子になりそうになりました。かろうじて人が歩いた形跡をたどってギョレメであろう方向に進みます。何とか日暮れ前には町へ戻れました。しかし、立ち寄ったメフメットさんのお店でパーティが始まり、ホテルに戻れたのは午前1時過ぎでした。本当に今回の旅は思うように先へ進みません。
明日は郊外の1日ツアーだと言うのに寝不足です。
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