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昨年1年間に京都には4回行きましたが、行き先が偏っているのかいつも行こうと思っていまだに行ってない場所がありました。それが東福寺界隈。今回の京都滞在はわずか半日の事。そんなことで今回は東福寺周辺から伏見にかけて歩いてみました。<br />

初めての東福寺 紅葉の時期に来たかった・・・

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2008/12/27 - 2008/12/27

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ぬいぬい

ぬいぬいさん

昨年1年間に京都には4回行きましたが、行き先が偏っているのかいつも行こうと思っていまだに行ってない場所がありました。それが東福寺界隈。今回の京都滞在はわずか半日の事。そんなことで今回は東福寺周辺から伏見にかけて歩いてみました。

  • 京都駅からJR奈良線に乗って一駅目の東福寺で下車して歩くこと5分。秋の紅葉の京都のポスターなどに良く登場するこの場所に到着しました。臥雲橋から眺める東福寺の通天橋。

    京都駅からJR奈良線に乗って一駅目の東福寺で下車して歩くこと5分。秋の紅葉の京都のポスターなどに良く登場するこの場所に到着しました。臥雲橋から眺める東福寺の通天橋。

  • まずは日下門から境内に入ります。ここでちょっと豆知識。白い塀に横に入った五本の線。これ昨年バスのガイドさんから教えてもらいましたがお寺の格式を表すもので、5本の線のが一番格式が高いものだそうです。

    まずは日下門から境内に入ります。ここでちょっと豆知識。白い塀に横に入った五本の線。これ昨年バスのガイドさんから教えてもらいましたがお寺の格式を表すもので、5本の線のが一番格式が高いものだそうです。

  • もんを入ってすぐ左側にはこの鐘楼と経蔵があります。

    もんを入ってすぐ左側にはこの鐘楼と経蔵があります。

  • 東福寺は、臨済宗東福寺派大本山で、正式には慧日山 東福禅寺というご本尊に釈迦如来を祀ったお寺です。

    東福寺は、臨済宗東福寺派大本山で、正式には慧日山 東福禅寺というご本尊に釈迦如来を祀ったお寺です。

  • 開基は、九条道家で、京都五山の第四位の禅寺として中世、近世を通じて栄えたお寺で、廃仏毀釈で規模が縮小されたとはいえ、今なお25か寺の塔頭を持つ大きなお寺です。<br /><br />

    開基は、九条道家で、京都五山の第四位の禅寺として中世、近世を通じて栄えたお寺で、廃仏毀釈で規模が縮小されたとはいえ、今なお25か寺の塔頭を持つ大きなお寺です。

  • 京都駅にも程近い東福寺、近くの三十三間堂まで来てもここまで来ることのなく、何故か縁のないお寺でした。

    京都駅にも程近い東福寺、近くの三十三間堂まで来てもここまで来ることのなく、何故か縁のないお寺でした。

  • 東司と呼ばれる便所は長さ35mもある巨大なもの。これだけの大きさの便所が必要だったということはいったい何人の僧侶がいたのでしょうか。

    東司と呼ばれる便所は長さ35mもある巨大なもの。これだけの大きさの便所が必要だったということはいったい何人の僧侶がいたのでしょうか。

  • 中をのぞくとこんな丸い穴が等間隔にずっと並んでありました。

    中をのぞくとこんな丸い穴が等間隔にずっと並んでありました。

  • この三門は大仏様、禅宗様、和様を組み合わせた建造方式となっていて、応永年間に足利義持によって建立された日本最大最古の三門です。<br />

    この三門は大仏様、禅宗様、和様を組み合わせた建造方式となっていて、応永年間に足利義持によって建立された日本最大最古の三門です。

  • 勅使門と三門との間にある小さな池には、かなり小型のアーチの石橋が架かっていますが、ここは囲いがあって人が渡ることができません。

    勅使門と三門との間にある小さな池には、かなり小型のアーチの石橋が架かっていますが、ここは囲いがあって人が渡ることができません。

  • 正面縁の大額「妙雲閣」の筆は足利義持のものです。

    正面縁の大額「妙雲閣」の筆は足利義持のものです。

  • 三門の奥に見える仏殿は、明治14年に焼失し、17年もの歳月を要し、昭和9年に再建された、昭和に造られた木造建築の中で最大の建物です。<br />

    三門の奥に見える仏殿は、明治14年に焼失し、17年もの歳月を要し、昭和9年に再建された、昭和に造られた木造建築の中で最大の建物です。

  • 五間三戸、重層入母屋造、両脇に階上へのぼる山廊を設けたこの三門。室町時代に造られたかなり威圧感のある門ですね。

    五間三戸、重層入母屋造、両脇に階上へのぼる山廊を設けたこの三門。室町時代に造られたかなり威圧感のある門ですね。

  • この鳥居の奥が室町時代に創建された五社成就宮があります。東福寺の鎮守社として、石清水、賀茂、稲荷、春日、日吉の五社神を祀っていて五社明神社ともいいます。<br />

    この鳥居の奥が室町時代に創建された五社成就宮があります。東福寺の鎮守社として、石清水、賀茂、稲荷、春日、日吉の五社神を祀っていて五社明神社ともいいます。

  • この経蔵は江戸時代に建てられたもので、三門、禅堂、東司などとともに旧観を残す宝形造りの瀟洒な建造物です。<br /><br />

    この経蔵は江戸時代に建てられたもので、三門、禅堂、東司などとともに旧観を残す宝形造りの瀟洒な建造物です。

  • この先が有料拝観エリアです。拝観料300円支払って通天橋の方を見学します。

    この先が有料拝観エリアです。拝観料300円支払って通天橋の方を見学します。

  • ここから通天橋の先まで長い歩廊が続きます。

    ここから通天橋の先まで長い歩廊が続きます。

  • 裏側に見えるのは方丈の通天台

    裏側に見えるのは方丈の通天台

  • 通天橋は仏殿から開山堂に至る渓谷に架けられた橋廊です。南北朝時代に谷を渡る労苦から僧を救うため架けたとつたえられていますが、今の橋は50年前の台風で倒壊したものを昭和36年に再建したものです。

    通天橋は仏殿から開山堂に至る渓谷に架けられた橋廊です。南北朝時代に谷を渡る労苦から僧を救うため架けたとつたえられていますが、今の橋は50年前の台風で倒壊したものを昭和36年に再建したものです。

  • 先程通天橋を眺めた臥雲橋にかけての計画が紅葉のシーズンになるときれいに染まっておなじみの光景になるわけですね。

    先程通天橋を眺めた臥雲橋にかけての計画が紅葉のシーズンになるときれいに染まっておなじみの光景になるわけですね。

  • 通天橋から廻廊を歩いて右にのぼると開山堂があります。<br />

    通天橋から廻廊を歩いて右にのぼると開山堂があります。

  • 屋根の上に閣を持つ独特のもので1823年に一条忠良によって再建されたものです。

    屋根の上に閣を持つ独特のもので1823年に一条忠良によって再建されたものです。

  • 緑一色の杉苔も見事です。

    緑一色の杉苔も見事です。

  • 開山堂と普門院の横は池泉鑑賞式庭園になっています。

    開山堂と普門院の横は池泉鑑賞式庭園になっています。

  • 左手の普門院の前は、100坪ほど白砂で市松模様の砂紋をつけた枯山水の庭がきれいです

    左手の普門院の前は、100坪ほど白砂で市松模様の砂紋をつけた枯山水の庭がきれいです

  • 市松模様の白砂に落とす影がまた絵になっていますね。

    市松模様の白砂に落とす影がまた絵になっていますね。

  • 歩廊に戻って今度は下の洗玉澗に降りてみます。

    歩廊に戻って今度は下の洗玉澗に降りてみます。

  • 下から見上げる通天橋もいいですね。

    下から見上げる通天橋もいいですね。

  • こちらは下から見上げる臥雲橋

    こちらは下から見上げる臥雲橋

  • 洗玉澗一帯に繁る楓は、通天紅葉と呼ばれ、葉が三つに分かれ、黄金色に染まるのが特徴で、ここに200本植えられているそうです。<br />

    洗玉澗一帯に繁る楓は、通天紅葉と呼ばれ、葉が三つに分かれ、黄金色に染まるのが特徴で、ここに200本植えられているそうです。

  • 方丈の南正面の前庭には昭憲皇太后の寄進による向唐破風の方丈表門があります。恩賜門ともいい、小型ながら明治期唐門の代表作となっています。扉に菊の紋章がしっかり入っていますね。<br />

    方丈の南正面の前庭には昭憲皇太后の寄進による向唐破風の方丈表門があります。恩賜門ともいい、小型ながら明治期唐門の代表作となっています。扉に菊の紋章がしっかり入っていますね。

  • この方丈は明治23年に再建されたもので、この方丈の奥に庭園がありましたが別料金だったため今日はパス。

    この方丈は明治23年に再建されたもので、この方丈の奥に庭園がありましたが別料金だったため今日はパス。

  • まわりにある塔頭の間を抜ける道には、寒桜が咲いていました。

    まわりにある塔頭の間を抜ける道には、寒桜が咲いていました。

  • 臥雲橋を渡って次の目的地泉涌寺へと向います。

    臥雲橋を渡って次の目的地泉涌寺へと向います。

  • 最後にもう一度、東福寺最良のビューポイントから、通天橋を眺めて行きます。来年は紅葉のシーズンのまた訪れてみたい場所です。

    最後にもう一度、東福寺最良のビューポイントから、通天橋を眺めて行きます。来年は紅葉のシーズンのまた訪れてみたい場所です。

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  • あんみつ姫さん 2009/01/12 11:42:33
    東福寺の通天橋は、時代劇に使われますよね。
    ぬいぬいさん、こんにちは。

    年末年始に体調崩していたので、
    ぬいぬいさんの旅行記をなかなか見にいけなかったのですが、
    大好きな京都の旅行記に、
    掲示板書き込みしたくてしょうががありませんでした。

    東福寺といえば通天橋。
    よく時代劇に使われますよね。
    実際行って、渡ってからは、
    テレビでここが映ると「ここ、ここ!」って
    楽しみが増えています。
    そして、いつもそのときに行った旅行のことを思い出します。
    テレビで行ったところが映るのはいいですよね。

    東福寺は京都駅に近いのに、秋以外にはなかなか行かないところですよね。
    あんみつは、12月中旬と6月に行きました。
    紅葉以外では、市松模様の庭園をいろいろな方向で見てたのしみました。
    方丈の枯山水もダイナミックで好きです。

               あんみつ




    ぬいぬい

    ぬいぬいさん からの返信 2009/01/13 23:42:29
    RE: 東福寺の通天橋は、時代劇に使われますよね。
    あんみつさん こんばんは

    体調はいかがですか?
    私も風邪をひいてしまい、鼻をぐずぐず、咳をごほごほしながら、昨日久しぶりにジムに行って運動したら、今日は体ががたがた状態で医者に行って来ました。
    京都には最近随分行っていますが、京都の一番の紅葉の時期だけ行ったことがないんです。
    30数年前の修学旅行以来、京都の紅葉には縁がなくて、今年こそ行ってみようと思います。
    その時またこの東福寺や大原や嵯峨野の辺りも歩いてみたいですね。

    あんみつ姫

    あんみつ姫さん からの返信 2009/01/14 00:23:38
    RE: RE: 東福寺の通天橋は、時代劇に使われますよね。
    ぬいぬいさん、風邪はつらいですよね。

    突然寒くなったりしているから、
    あちこちで風邪引いている方が増えてきたのですね。

    お仕事されていると、お休みも出来ないですよね。
    ミカンやイチゴなどのビタミンCをたくさん召し上がって、
    少しでも早く良くなりますように。

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