2007/08/05 - 2007/08/05
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前日、松賛林寺(ソンツェンリン・ゴンパ)見学の後、香格里拉(シャングリラ 旧名:中甸)の町で麗江へ戻る車を手配したSUR SHANGHAI。
麗江からバスで来た時の214号線とは別の三壩経由の道で、白水台→虎跳峡→長江第一湾に寄ってから麗江に、というのがこの日の目論見。
運転手さんとはこの朝9時に、宿をとった松賛緑谷酒店での待ち合わせ。
時間前にはもう、運転交替の相棒さんも連れて律儀に門の外で待っていた。
ところがちょっとしたハプニング。
「昨日、白水台と虎跳峡の間の江辺というあたりで土砂崩れがあって通行止めらしい。どうする?」
「え! そうなの?」
地図を確かめてみると、虎跳峡は214号線からちょっと外れた道筋にあって、その道は白水台へもそのまま通じている。
「じゃ、214号線で先に虎跳峡に行って、そこでまた道路状況を確かめてから決めるのがいいかも。」
運転手さんは、香格里拉の町を出発する前に、一応また運転手仲間に道路状況の確認。
「やっぱり、214号線で先に虎跳峡に行ったほうがいいなあ。」
で、出発。
途中、景色のいい所で車を停めてもらいながら虎跳峡へ向かいます。
注: 虎跳峡は、麗江市と香格里拉がある迪慶チベット族自治州の境を金沙江が流れ下る峡谷で、麗江市側、迪慶チベット族自治州側とも訪れる事が出来ます。
SUR SHANGHAIが行ってみたのは迪慶チベット族自治州側の上虎跳峡游覧区。ここだけなら2時間もあればゆっくり見られます。
注: SUR SHANGHAIは、上記のルートを途中に何ヶ所かある料金所での料金込みで600元と言った運転手さんと車に決めましたが、結局この時は白水台へは行けなかったので、あとで550元にしてもらいました。
表紙の画像は、迪慶チベット族自治州側から見た、虎跳峡が一番狭まった虎跳石のあたりの金沙江。向こう側に見えるのは麗江市側の遊歩道。
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前日、香格里拉の松賛林寺(ソンツェンリン・ゴンパ)麓にある松賛緑谷酒店に泊まったSUR SHANGHAI。
その宿の様子は前編でご紹介したので、ここではその朝食ブッフェ。
種類は少ないながら、外国人客を意識した洋風朝食主体の内容。チベット風パンやお粥、ヨーグルトもありましたよ。
その並べ方までこざっぱりとセンスよし。
う?ん、お気に入りの宿になった松賛緑谷酒店。
名残を惜しみながら、この宿も出発。
また香格里拉に来る事があったら、また会おうね?!とスタッフのみんなに別れを告げる。(^.^)/~~~ -
表紙に出したような経緯で、麗江への帰り道も214号線を通る事になったSUR SHANGHAI。
でも考えてみれば、麗江から香格里拉(シャングリラ 旧名:中甸)に来た時のバスでは通路側の席だったし、隣に座った地元(?)のおにいちゃんのお陰で全然景色が見えなかったから、これでよし!とすることに。
9時に香格里拉での宿になった松賛緑谷酒店を出発して214号線を南下。
片側一車線の舗装道路で快適でした。
途中にあるチベット族の集落が点在する小中甸を通過したのが10時頃。
向こうに見える迪哇区と名の付いた料金所で、運転手さんは10元の支払い。 -
チベット族の集落が点在する小中甸手前あたりから214号線に沿うように流れるのは、小中甸河。
この小中甸河は、このあと虎跳峡手前で金沙江と合流して峡谷を流れ下ります。その下流方向の眺め。
金沙江と言うのは、長江(揚子江)上流の名。
あ、あの橋の向こうの集落もチベット族の和平村かな。 -
虎跳峡方向へ南下する214号線沿いで見た景色を数枚。
思いがけなくなだらかな丘の続く風景もあって、その上に点在する集落や斜面に広がる畑。
遠すぎて何の畑かは分からなかったけれど、これも青粿(チンコー)という麦の畑かも。
草地では馬も餌を食む風景。 -
向こうの丘は全体が畑になっている。
段々畑とは違って、斜面をそのまま使った畑。
土砂の流出は無いのかな。
水気の多い谷間は緑が濃い。 -
車を雇っての移動は一人だと高くつくけど、好きな所で車を停めてもらえるのがうれしい。
わ〜!柔らかい緑色のグラデーションと柔らかい斜面の連続!
運転手さんは普段見慣れている景色だから
「何がそんなに珍しい?」
といった顔つき。 -
迪慶チベット族自治州の山々が何重にも折り重なって霞む朝。
朝の光の中の集落は一見平和そうに見える。
でも、実際の暮らしはどうなんだろう。 -
標高3200mを超える香格里拉を出た始めは平らだった214号線も、山が左右に迫る下り坂を通ると虎跳峡が近くなって来る実感が。
-
どこまで下る道だろうと思っていたら…、
-
…また小中甸河に出会って、小さいダムの下を通る部分も。
下の画像の赤い建物は変電所。
≪雲南電網公司 迪慶変電站≫と名が出ていました。
その建物もチベット・スタイルの装飾なのが面白い。 -
チベット族の集落が点在する小中甸のあたりでは幅広で緩やかな流れだった小中甸河も、金沙江との合流点が近くなるとちょっと流れが急に。
大荷物を天秤棒で担ぐ人も通るその流れに沿った214号線。 -
香格里拉の町を出て2時間15分ほど。
11時15分頃、東坡料金所を通過。
ここで運転手さんは7元の支払い。
ここまで下りてくると、虎跳峡観光の拠点≪虎跳峡鎮≫の小さい町も目の前。 -
香格里拉方向から214号線で行った虎跳峡観光の拠点の町≪虎跳峡鎮≫の入口。
小さい町でしたが、宿や食堂は結構あるので、ここに泊まって周辺をじっくり見てみるのもいいかもです。
下の画像は、迪慶チベット族自治州側の虎跳峡游覧区への分岐点。ここで214号線をちょっと外れて左手へ。
画像中央に見えている建物の下にチケット売り場がありました。
虎跳峡は、上流から上虎跳峡、中虎跳峡、下虎跳峡と三つの游覧区に分かれていますが、誰もが訪れるのは峡谷が一番狭まって激流が見られる上虎跳峡。
上虎跳峡のチケットは50元でした。 -
≪虎跳峡鎮≫の町から迪慶チベット族自治州側の虎跳峡へ向かう途中では、小中甸河が金沙江と合流する場所も見られました。
この画像だと、
画像右側から流れ込んでいるのが小中甸河。
画像奥から手前に流れているのが金沙江。
ここで合流して左手に流れ、虎跳峡へと続きます。
このあたりから眺めると、これが虎跳峡の激流になるとは思えません。
注: 金沙江は長江(揚子江)の上流の名です。 -
≪虎跳峡鎮≫の町から迪慶チベット族自治州側の虎跳峡へ向かう道。
道幅は狭くなりますが、舗装は出来ていました。
お〜! 虎跳峡を挟みこむ断崖絶壁の岩山が見えてきた。
フロントガラスの反射が写りこんだのが惜しい! -
まだ激流になる前の金沙江。
向こうに見えるのは、麗江市側の虎跳峡を訪れる人たちが車を停める駐車場。
麗江市側の虎跳峡訪問は、そこから川沿いの遊歩道を歩いて行きます。
虎跳峡が一番狭まって激流を見せてくれる場所まで2,3kmあるようですが、迪慶チベット族自治州側から見た限りでは遊歩道のアップダウンは無い感じでした。 -
迪慶チベット族自治州側から見た金沙江下流方向と麗江市側の虎跳峡絶壁。
麗江市側の遊歩道がその岩山の下の方に付いているのが見えています。
この部分の金沙江は麗江市側の玉龍雪山(5596m)や迪慶チベット族自治州側の哈巴雪山(5396m)の間を通るので、虎跳峡の川から尾根の高低差は3000m以上になる部分もあるのだそう。
画像左奥から岩山が少し突き出している部分に迪慶チベット族自治州側の駐車場があって、そこから虎跳峡の流れ間近まで下りて行けるんですが…、 -
…迪慶チベット族自治州側の駐車場の整備は、押し寄せる観光地化の波に乗り切れず、ただでさえ狭い道にバスが延々と駐車。
虎跳峡への下り口まで、皆さん数百mほど歩いていました。
どこに駐車したらいいのか迷う運転手さん。
その時に見たのは、
崖の下からヤギを追って上って来るおじさんと、車の下に半身入れて何かしているおじさんの怪しい格好。
この後、SUR SHANGHAIが雇ったワンボックス型タクシーは、駐車場まで行っていいという指示があったので、運転手さんはホッとしたみたい。 -
迪慶チベット族自治州側から見た上虎跳峡の絶壁。
右下にその流れがちょっと写っています。
画像左手に見えているのは迪慶チベット族自治州側の駐車場と展望台。
そこから下に向かって階段になった遊歩道が付いていて、上虎跳峡が一番狭まって激流になっている様子を見に行けます。
その遊歩道に出ている屋台のパラソルが緑の中に点々。 -
迪慶チベット族自治州側の駐車場に着いたのは正午頃。香格里から途中であちこち停まってもらった時間も入れると3時間。
この駐車場には輿が多数待機。
こちら側で金沙江の激流を間近に見るには、傾斜が急な階段をゆっくり歩くと15分位下りて行かなくてはなりません。
ちなみに、帰りの上り階段では、休み休み30分近くかかりました。
下の方でも多数待機しているので、帰りの上りだけでも雇えます。
往復料金は未確認ですが、上りだけだと50元の言い値でした。 -
これが、SUR SHANGHAIが香格里拉の町から雇って来たワンボックス型タクシー。
ここでまた白水台への道路状況を聞いてみたら、まだ不通。
「じゃ、やっぱりこの後は長江第一湾に寄ってから麗江に戻るしかないね。残念だけど…。」
運転手さんとその交代要員の相棒さんは虎跳峡見物の入場料は支払っていないので駐車場で待っていてくれる事に。
念のため、お互いの携帯電話番号を教えあって、SUR SHANGHAIは上虎跳峡の激流を見に階段を下りて行きます。 -
これは虎跳峡游覧区の地図。
本来は一枚の板に描かれた地図ですが、二枚に分けて撮りました。
画像をクリックして元画像で見てみるとはっきり表示されます。
上の地図は虎跳峡鎮の町から上虎跳峡までの物。
注:地図には間違って(?)中虎跳峡と記載してあるのでご注意。
下の地図は中虎跳峡から下虎跳峡までの物です。
金沙江を挟んで上が迪慶チベット族自治州側、下が麗江市側。
SUR SHANGHAIがこれから見に行くのは迪慶チベット族自治州側の上虎跳峡で、虎跳峡が一番狭まった場所。虎跳石と名が付いた場所です。 -
虎跳峡が一番狭まって虎跳石と名が付いた場所へ下りて行く途中、迪慶チベット族自治州側から見た景色。
これは金沙江の上流方向。
2003年に世界遺産の自然遺産になった雲南保護地域の三江併流群の三江とは、金沙江(長江上流の名)、瀾滄江(メコン川上流の名)、怒江(サルウィン川の上流の名)流域の一帯ということで、この金沙江沿いの風景も含まれているんだそうです。
麗江市側の山肌に遊歩道があるのがくっきり見える。
そこを歩いている人々の姿も写っているんですが、この画像だと見えないですね。 -
虎跳峡が一番狭くなった虎跳石のあたりを見下ろす。
この峡谷の名の由来になったらしい虎の像が画像中央下の岩肌にポツリ。
この画像だとちょっと見つけにくいかも。
轟々と流れ下る金沙江の水音が聞こえてくる。
あ、麗江市側には沢に橋も架かってるなあ。 -
迪慶チベット族自治州側の上虎跳峡見物は、駐車場脇から斜面の石段や、後で取り付けられたこんな階段を下りていきます。
階段は途中で枝分かれしていましたが、どちらから行っても一番下の遊歩道で合流していました。
虎跳石や金沙江の激流が見える一番下まで15分くらい。
駐車場や道筋に飲み物や焼トウモロコシ、果物などを売る屋台が出ていましたよ。
トイレの御用は駐車場付設の場所で済ませていくのが○。ペーパー必携です。
お、だんだん峡谷の水の音が近づいてきたぞ。 -
さあ、虎跳峡の底を流れる金沙江が近づいて来た。
これも金沙江の上流側の方向。
轟々と響く水音も次第に大きくなる。 -
あ、ここが虎跳峡が一番狭くなった所か!
ここの金沙江の川幅は30mほどなのだそう。
それまではさほど強い流れとは思えなかった金沙江が突然ここで激流に変わる。
麗江市側の岩肌に虎の像が見えているのは、この峡谷の名の由来になった虎を象った物なんだろうなあ。
ここが虎跳石になるのかな。
ちょっと見えにくいですが、画像中央よりちょっと上の方に、台座に据えられた虎の像があります。 -
階段を下り切ると、激流になった金沙江がすぐ目の前。
この迫力!
ここから見ると、麗江市側からの見学は上の画像で虎の像がある岩山の後ろを通って、あの橋の下の遊歩道まで来るようになっているようです。
その遊歩道を歩く人たちも、この激流の眺めの中では小さすぎる点景。 -
SUR SHANGHAIが駐車場から階段を下りて来た迪慶チベット族自治州側の遊歩道と金沙江の激しい流れ。
新しい遊歩道なので安心して歩けましたが、ふと目に入ったその支えの金属柱は結構細くてギョッ。(◎o◎)
雪解けや大雨の後だと金沙江の水嵩もさらに増すんだろうし、それでなくても転落事故にならないようにご用心。
この上虎跳峡あたりでは流れも秒速8mになるそうです。 -
沸き立つように流れる金沙江。
よく見ていると、水の流れにもリズムがあって、数秒ごとに爆発したかのように突然大きく水が盛り上がって舞い散る。
しばらく見ていても飽きません。 -
それまで虎跳峡を緩やかに流れて来た金沙江が激しい流れに変わる虎跳石のあたりを振り返る。
迪慶チベット族自治州側の遊歩道で歓声を挙げる人たちの声もかき消される水音。 -
迪慶チベット族自治州側の遊歩道には、金沙江にちょっと張出した展望台があって、下流方向の虎跳峡もよく見えますよ。
この画像に写っている展望台の先端部分には一度に15人までしか入ってはいけないと標識が出ていました。
団体さんたちは気にせずにどんどん入っていましたがご用心。壊れて落ちたら下は岩と激流です。 -
上の画像と同じ展望台。
上にのんびり立っている人たちのすぐ下を、金沙江の荒々しい流れが駆けて行く。 -
水の底にダイナマイトでも仕掛けてあるんじゃないと思うほどの金沙江の乱舞。
向こうに見えるのは麗江市側の遊歩道。
そこを歩いている人たちも小さく見えています。
あっちから虎跳峡を見たらどんな感じかな?
お時間のある方はこの迪慶チベット族自治州側だけではなく、両側から見比べてみては? -
上の方でご紹介したのと同じ展望台脇から金沙江を見る。
この展望台へ来るまでの遊歩道が迪慶チベット族自治州側の上虎跳峡のハイライト。
あとはどうやって上の駐車場まで戻るかと言うと…、 -
…また斜面に作られた階段や石段を上っていきます。
傾斜が結構きつい〜。
虎跳峡は、標高3200mを超える香格里拉の町と標高2400mの麗江の間にあるので、無理は禁物。
SUR SHANGHAIは途中で休み休み、30分ほどかけて駐車場まで戻りました。
迪慶チベット族自治州側では、この上り口周辺や途中の道沿いにも輿がいくつも待機しているので、しんどくなった方は雇ってみては?
上りだけの片道料金の言い値は50元でした。 -
駐車場へ戻る階段で、さっきまで自分も立っていた展望台を振り返って見下ろしてみる。
上から見た金沙江はこの大迫力。
展望台周辺に立っている人たちのゆったりした雰囲気と思わず知らず見比べているせいなのか、一層猛々しく見える水の流れ。
あれれ、展望台の先端には一度に15人しか入っちゃいけないって標識が出てるのに、30人は入っている。
人も一緒に崩れて流される様子を想像すると((+_+)) -
これも駐車場へ戻る階段から見下ろした迪慶チベット族自治州側の遊歩道。
麗江市側の岩肌も写るくらいの川幅でも、下に立っている二人連れと見比べると、自然の脅威を感じさせてくれる金沙江の流れ。 -
駐車場へ戻る階段や石段が続く上り斜面。
道筋では飲み物や焼トウモロコシ、その他もろもろの食べ物やお土産も売ってます。
簡単な椅子なんかもパラソルの下に用意してあって、ちょっと一休みするのにありがたい。
徒歩で戻る人たちを脇道に掻き分けて上っていくのは、輿を担ぐおにいさんやおじさん。
ひゃ〜、自分の体を運ぶだけで息が切れるSUR SHANGHAIにはとてもとても…。
いくらこの土地に慣れた体でこれが仕事とは言え…、と思いつつ後ろを付いて行くと、大粒の汗が滴り落ちた跡も点々…。
一体1日に何往復するんだろう…。 -
石段途中で一息付くついでに後ろを振り返る。
わ〜、もうずいぶん上って来たなあ。
さっきまで見えていた金沙江の流れはもう木々に隠されて見えなくなった。
その代わりに見えたのは、麗江市側の絶壁と、SUR SHANGHAIの後ろに連なる人の姿。 -
後ろから上って来るのは観光で訪れる人ばかりではありません。
さっきも見たような輿を担ぐおじさんたちも混じってます。
体一つで上って来る人たちよりもスピードがあるなあ。
勢いつけて上って行かなくちゃ却って大変なんだろうけど、その脚力に脱帽。 -
ふう〜、やっと駐車場まで戻って来た。
輿を担ぐおじさんたちも一息入れる。 -
タクシーの運転手さん、お待ち遠さま。
「さあ、また虎跳峡鎮の町に戻って、そこでちょっと遅いお昼にしようか。」
でも、ちょっと待って!
虎跳峡鎮の町から来た時に見つけておいた絶景スポットで停まってもらうSUR SHANGHAI。
車道が狭くて駐車禁止の場所もあるので、運転手さんには次の駐車OKの場所まで行ってもらって、1kmほど歩いてみます。
麗江市側の虎跳峡の絶壁。
金沙江が一番狭くなって白く泡立つ虎跳石のあたりを見下ろす。
ついさっきはあそこから水の流れを見ていたんだ〜。 -
麗江市側の絶壁の下の方には遊歩道が付いているのがよく見える。
本来のサイズの画像だと、その道を連なって歩く人の姿も写ってますが、これだと道しか見えないですね。
迪慶チベット族自治州側の崖崩れがあったらしく、白い岩がちょっと流れを塞いでいます。 -
トレッキング・コースだと運転手さんが言っていた道が麗江市側の絶壁の上に向かって延びている虎跳峡。
絶景かな! -
迪慶チベット族自治州側の絶壁を削って造った車道。
う〜ん、いつまた崖崩れが起こることやら。 -
迪慶チベット族自治州側の車道が一番(?)高くなったあたりから見下ろした金沙江と麗江市側の絶壁。
膝がガクガク。((+_+)) -
また振り向いて眺める金沙江の下流方向。
迪慶チベット族自治州側の駐車場になっている場所や、そこからSUR SHANGHAIも下りて行った斜面、虎跳峡が一番狭くなっている虎跳石のあたりがまだ見えている。
麗江市側にある玉龍雪山の一部になっている山々も青く霞んでいくこの眺め!
また一つ旅の想い出が増えたなあ…。 -
タクシーの運転手さん、またまたお待ち遠さま。
と、虎跳峡鎮の町まで戻る。
虎跳峡への表玄関になる、小中甸河が金沙江と合流する所には、場違いのような立派な建物が。
出来たばかりのようでガラ〜ン。
ここに観光施設が集合するのかも。 -
虎跳峡鎮の町。
虎跳峡への入口あたりには食堂が並んでいました。
そのうちの一軒。
ここはメニューは特に置いていなくて、キッチン前にずらりと並ぶ食材から選んで料理してもらうようになっていました。
運転手さんとその交代要員の相棒さんとも一緒に食事しようかと思ったら、
「ン、俺たちちょっと用事が…。」とソワソワ。
「???」
結局一人になって品数も頼めないし、まだ昨日までの高山病の名残なのか食欲の無いSUR SHANGHAIは残念ながら野菜炒飯だけ。 -
運転手さんたちはなんであんなにソワソワしていたのか不思議に思ったSUR SHANGHAI。
食べ終わってもまだ来ないので探してみたら、
「あ〜、バッテリーが不具合になったのね〜!」
聞いてみたら、SUR SHANGHAIが虎跳峡を歩いているうちに1度エンストしちゃったらしい。
香格里拉を出発する前に、「俺たちの車は大丈夫さ〜。」と言った手前、気付かれないうちに修理しようと思ったんだな。(^○^)
修理屋さんと、その手元を覗き込む運転手さんたち。
ひゃ〜、修理屋さんがすぐに見つかる所でよかった〜。
このあとは無事に復活。
お次の長江第一湾と麗江を目指します!
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この旅行記へのコメント (6)
-
- tontonさん 2019/07/04 12:58:40
- 階段
- こんにちは!初めまして。
お盆休みに母と虎跳峡へ行きます。と言ってもツアーですが。
こんなに階段があるなんて知らなかったので、びっくりです!
母は80近いのでちょっと心配ですが、輿になれば大丈夫そうですね!
とっても迫力のある画像、今から楽しみです!ありがとうございました!
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2019/07/04 15:51:25
- Re: 階段
- ご訪問、ありがとうございました。(^◇^)
虎跳峡の激流はそばで見るとすごい迫力でした。
私が虎跳峡へ行ったのはもう12年前の事ですから、今は観光客が楽に行き来できる設備が造られているかもですよ。
お母様はご高齢のようですから、出来るだけ楽に行き来できるよう、お気を付けていってらっしゃいませ。
-
- 旅人のくまさんさん 2007/12/08 11:26:45
- 虎跳峡は、本当に迫力満点ですね!
- SUR SHANGHAIさん、こんにちは。
虎跳峡の写真拝見しました。
私も昨年の6月に見学しましたが、改めて、その時の迫力を思い出しました。人数制限の桟敷席に、写真を撮るのに夢中の人達が、先を争って大勢やってきた時、思わず桟敷席から岩場に戻りました。係りの人の制止が効かなかったようです。
シャングリラ旅行の後に、虎跳峡を見学しましたが、その後の麗江の町並みも印象深いものでした。長老に書いていただいたトンパ文字の揮毫をお土産にしました。
ではまた。(旅人のくまさん)
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2007/12/10 19:50:28
- RE: 虎跳峡は、本当に迫力満点ですね!
- お久しぶりです。
おお、旅人のくまさんさんも麗江や虎跳峡のあたりを回ったんですか。
確かにあの激流の展望台は、先端に一度に入れるのは15人までと言う人数制限があるのに、団体さんたちは無視して押し寄せるのが見ていて怖かったです。
支柱も結構細いし、崩れて落ちたら下は岩と激流。
本当にブルブルですね。((+_+))
-
- シベックさん 2007/11/10 10:52:32
- 大迫力!虎跳峡
- SUR SHANGHAIさん、こんにちは。
虎跳峡見せていただきました。
ドキドキするほどの凄い渓谷ですね。
虎跳石のあたりの険しい岩肌と激しい水の流れに圧倒されました。
岸壁を削った遊歩道を歩くのも命がけの感じですね。
シベック
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2007/11/11 17:11:14
- RE: 大迫力!虎跳峡
- ご訪問と書き込み、ありがとうございます。m(__)m
もうすぐまた留守になるので、自分の旅行記アップもしたいし、トラベラーさんのところへもお邪魔して一言残しておきたいと思いつつも後手後手に回っている不甲斐ないわたくしめでございます。
虎跳峡の絶壁を削ったりして造った遊歩道は命がけという崖にあるんですよ、と言うのは冗談ですが、これ以上水量が増えたら激流に飲み込まれてしまいそうな感じでした。
迫力ある眺めが印象的でした。
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