菜の花と棚田の旅　興義～羅平～元陽～昆明

2017/02/19 - 2017/02/26

圧倒的なスケールに広がる菜の花、棚田。
中国は広い！

スケジュール
2月19日　深セン 9:05発 － 興義 10:55着 東海航空
　　　　 午後　万峰林　興義泊
2月20日　午前　馬峰河峡谷
　　　　 午後　興義西バスターミナル～羅平 羅平泊
2月21日　金鶏峰、牛街螺?梯田　羅平泊
2月22日　羅平～開遠～元陽　元陽泊
2月23日　元陽観光　元陽泊
2月24日　元陽～昆明　昆明泊
2月25日　昆明観光　昆明泊 (予定外)
2月26日　昆明　8:55発 ～ 香港 11:30着 HK Express (予定外)

25日夜の昆明-深センの南方航空で帰る予定でしたが、霧のため欠航...
もうその日の便はなく、仕方なく昆明にもう1泊し、翌日の香港行きで帰ってきました。

エリア 中国

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

2月19日　深センから興義の便は約30分の遅れで到着。
空港からタクシーでホテルに行こうと探していると、タクシーのおばちゃんが声をかけてきた。乗り合いタクシーで、２０元。
でも、降ろされたのはちょっと違う所...
バイクタクシーに乗り換えてホテルまで10元。
Ctripで予約したのはホテルは中心部にある、一格精品酒店。
万峰林へバスでの行き方をフロントで紙に書いてもらう。
ホテルの面している道路から6路、途中19路に乗り換えて万峰林広場で下車。
他の人が歩いている方向に歩いて役15分で、観光カートが出ている広場に到着。
早速チケットを買い、カートに乗り込む。

カートは頻繁に走っていて、それぞれのポイントで自由に乗り降りできる。
天気は快晴、暑いくらい。

でも、菜の花にはちょっと遅かったかな...満開のところはバラバラ、ところどころ植え替えが始まっている...
そして、展望道路から見る景色は午後は逆光になってしまう...

巡回電気カートとガイドのお姉さん。

う～ん。逆光...

帰る途中、反対側から。順光。

2月20日、ホテルは朝食付きで、140元ぐらい、2人部屋なので、2人分部屋まで運んできてくれました。おかゆとゆで卵とザーサイのシンプルだけど良かったです。

ホテルに各観光ポイントへの行き方の案内がありました。
荷物を置いて、馬峰河渓谷へ。
ホテル近くから4路に乗り、約20分で渓谷入口に到着。

遊歩道を歩いて、メインの滝に到着。

ちょっと水量がすくないかな～

約2時間ぐらいで見終え、バスでホテルに戻り、乗り合いタクシーで西バスターミナルへ。羅平行のバスを待っていると、元陽と書かれたバスを発見。
へぇ～。ここから元陽へ行ってるんだ...何時間かかるんだろう？
羅平には約2時間ぐらいで到着。
Cripで予約したホテルは、金寓暇日酒店。バスターミナルから徒歩10分ぐらいのほこりっぱいゴーストタウンのような、新しく開発中の地区にあり、ちょっと失敗...
自家用車で旅行している人にはいいけど、交通手段を持たない個人旅行者には向かないホテルでした……

2月21日、バスターミナルから10元で金鶏峰へ。
10分ぐらいで到着。

観光客用の牛車

いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
きれいだな

時々雲の合間から差す光が陰影を作り、とてもキレイ

はちみつ売りのおじさん

白い牛、めずらしい

反対側のお寺の展望台から

金鶏峰を見終えて食事をしていると、おばちゃんが声をかけてきた。
牛街螺？田に行かないかという。これからどうやって行こうかと考えてたところなので、ちょうどいい。交渉して100元。
他に中国人のバックパッカーの男の子、日本から1人旅のおばさんの3人で向かう。
途中の景色も満開でとてもきれい。

螺？田に到着。
これはスゴイ...

運転手が、ケータイで写真を見せて、キレイだろう？ここよりももっといい所を知っている。あまり知られてないところだ。これから行かないか？
さらに100元払えと言う。
100は高すぎるので、80で折り合いはついたけど、男の子は行くといい、日本人のおばさんは、行かないという。3人じゃないなら1人90だ、色々揉めた末、おばさんはもうここで降りて自分で帰る、お金は全く払わないといい強引に車を降りる。
助手のおばさんが追いかける。根負けした運転手が、金を払わないなんて何て客だ！羅平に帰る！じゃないとおばさんがお金を払ってくれない。ということで、他の所へ行かず、みんなで羅平に戻る...　なんだかなぁ...

2月22日
羅平から元陽に行くには、昆明に行かなければならないのか...遠回りで大変。他の行き方があるに違いない。
バスターミナルで聞くと、羅平ー開遠ー元陽というルートがあるという。
それなら、明るいうちに元陽につくはず、よかった...
朝7:50に羅平を出て、12:00ぐらいに開遠着、バスの運転手が元陽に行く人は？と聞き5人が手を挙げる。みんなから20元回収し、元陽行のバスまで案内してくれた。
その5人のうち1人は、成都の大学で日本語を教えている若い女性、それから成都でヨガの先生をしている女性と友人。広東省からの1人旅の男性。
だいたい16:00ぐらいに南沙らしき所に着き、バスを乗り換える。
17:30ぐらいに新街に着くと、ミニバンのおばさんが多依樹に行かないかと声をかけてきた。

私はもともと多依樹のホテルを予約していたのでちょうどいい。
他の4人も一緒に車に乗り、棚田の景観区へ向かう。
途中、おばさんが、チケットを購入してくれて、途中の夕陽が見えるテラスに案内してくれた。

日が落ちるのを見届けて、ホテルに向かう。成都の2人、広東省の男性は、朝日で有名なテラスの近くのホテルへ、
日本語の先生、Lillyさんは私が予約したホテルの部屋をシェアすることになった。

2月23日
予約したホテルは，sunny guesthouse。朝日で有名な多依樹の展望台の下側にあり、屋上からの眺めがとてもよいというので、展望台には行かずに,ホテルから鑑賞することにした。

光の具合で表情が変わる

2月23日、昨日バスで一緒だった５人で車を頼み、1日案内してもらう事にした。1人100元。

少数民族の女の子達。
こんな格好をしているのは、観光客からのチップを期待しているから...

棚田にいくつか点在する村の1つを訪問。

木登りして遊ぶ男の子達。

仕事帰りかな？

元陽の棚田を訪れて驚くのは、美しさだけではなく、その規模にも驚かされる。一体どうやってこの広大な棚田を維持管理しているのだろう？ガイドは村人がやっているというけど、それだけじゃ無理じゃないかな？

ブタ、ブタ、子ブタ

中国でよく見るトウモロコシを干している風景。何に使うのか？食用？

民族衣装の女の子達。
この村は、みんな普段から着ているらしい

子守のおじいさん

糸を巻くおばあさん

赤いのは何かわからないけど、自然だそう。

この規模...
ホントにどうやって維持管理してるんだろう？

中国名物、フォトグラファー
食事の用意をして14:00から19:00の夕陽までまつ。ホントに彼らの写真熱には頭が下がるけど、チョットジャマ。中には、写真に興味はないけど場所取りして売る人もいるそうです...

Nikon, canon, Nikon, 時々Sony

夕陽で有名な老虎嘴梯田。
圧巻！のひとこと。水が張られた棚田に光が反射して美しい...

1200年かけて作られた絶景

自然の地形に沿って作られた造形美

作ったときは上からどう見えるかなんて考えてなかったはず。

トマト風味のヌードル、15元

2月24日
朝早く起きて窓の外を見ると真っ白..,
霧だ... ダメじゃん今日...もうちょっと様子を見よう。有名な展望台に行く事にしなくてよかった。そのうちちょっと晴れたので、屋上のテラスへ

そうしているとまた霧が押し寄せて来た..,

ホテルに手伝いに来ているおばあさんの孫。

天気が良くないので、他の宿泊者もノンビリした朝。オーナーが、今日の朝ごはんは雲南麺、麺に入れるからみんな畑で好きな野菜を取ってきて！と言う。
このゲストハウス、こういうノリなんだよね
(^^)とてもリラックスしていて居心地がいい。
ネットでの評判が良い訳がわかる。

同じゲストハウスの宿泊者が、その日車で昆明に行くというのを聞いて、lilyさんと一緒に乗せてもらうことにした。本当は日中周辺の観光をしてから新街に泊まり、翌日バスで昆明に行く予定だったけど、天気が悪いので予定変更。
ドライブのメンバーは、ドライバーの深セン在住の老莫さん、それから同じく深セン在住のSellinさん、そしてLillyさんと深セン在住の私の4人。深センが3人も！
元陽を出て1ー2時間、バナナ売り発見！もぎたてって感じでとても安い。みんな即購入。

バナナを売る傍ら、刺繍をするおばあさん

ちょっと走ると、今度はパイナップル、マンゴーが...
これも購入し、車内は果物だらけに…

生きた魚も売っている

綺麗な赤い花の木、なんていう名前だろう？

さすが、車、11時に元陽を出て5時過ぎには昆明市内に到着。
みんなで同じホテルに泊まろうといことになり、ネットで検索。
全員翌日に昆明空港から帰るので、空港バスに近い7天優品というチェーンホテルにした。
その夜はみんなで少数民族のレストランへ。ドライバーさん、お疲れさま。

各テーブルを回って歌ってくれる。

2月25日
lilyさんと、昆明在住のlilyさんの友達と一緒に市内にをぶらぶら。私とlilyさんの便は夜なので結構余裕はある。そうしていると、昨日のドライブ仲間から連絡が入る。空港は霧のため、かなり遅れたり、欠航しているとのこと... 実は昨夜からそんな状態だという情報は聞いていたけど、1日たてば大丈夫だろう、しかも私の便は夜だし...なんて思っていたら甘かった…
ケータイに私の便の欠航のメッセージが入る！
すぐに Ctripに電話すると、無料で他の便に変更できるけど、今日の便はなく、明日になる、そのためにはオンラインチェックしているならチェックインを解除してくれとのこと。急いで南方航空にかけると、ネットでやったなら、ネットでしかできないと言われ、やってみようとするけどやり方がわからない。また南方航空に電話して何とかしてくれるよう頼むと、出来るかどうかわからないけどやってみるのとのこと。
何とかしてログイン状態は解除できたけど、明日の便も遅れる可能性があるし、深センではなく、香港に飛ぶことにした。
国際線ならしっかりしてるはず。
2月26日
予想どおり、定刻通り飛び、香港空港からバスで深センに無事到着！
後で調べたら、その日も中国の航空会社は遅れが結構でていたようで、香港行きにしてよかった。
昆明空港、利用する際は要注意！