2007/10/06 - 2007/10/07
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SUR SHANGHAIさん
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哈尼(ハニ)族の人々が先祖代々千年もの間、元陽周辺の数ある山を切り拓いて作り上げてきた棚田の数々。
それらの棚田の見応えのある規模と風景。
また戻って行きたい場所が増えた今回の雲南省の旅。
その棚田巡りの拠点となる元陽新街鎮を去るこの朝は、農集貿市場にも寄って、一層去りがたい思い…。
でも、また戻って来られる日もあるよねと車に乗り込み、来た時と同じ道を辿って建水の町経由で昆明へ。
その帰り道で見た人々や風景や町並みをご紹介します。
表紙の画像は、建水の町への途中で見た、トラックに乗り降りする人々。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
-
前編でご紹介した農集貿市場脇から、午前10時20分過ぎに出発。
三日前、建水の町から計4時間ほどかけて元陽新街鎮に到着した時の坂道を、今日はまず麓の元陽南沙鎮へと下り始める。
ちょっとゴミゴミした感じの元陽新街鎮も、いざ去る時になると妙に懐かしく思えるのが不思議。 -
山の上の方にあって棚田巡りの拠点の元陽新街鎮から、元江(紅河)のほとりにある元陽南沙の町までは30km足らず。新街鎮からはずっと下りの一本道。
この部分の道は舗装されてありますが、細くて曲がりくねっているので車でも小1時間かかります。
麓の南沙鎮に近づくと、山一面がバナナ畑!
多依樹近くの勝村の市場、新街鎮の果物屋さんや農集貿市場に出ていたバナナは、ここから出荷されたに違いない。 -
新街鎮から南沙までは下り坂だからちょっと早目に着くかなと思っても、トラックが前を走っていたのでやっぱり1時間かかってしまった。11時20分過ぎに通過。
元陽県の行政の中心が置いてある南沙鎮の町は、こざっぱりと新しい。
棚田巡りには新街鎮や勝村あたりに泊まるのがいいと思いますが、南沙鎮にも中小規模の宿が道沿いにありましたよ。
元江(紅河)がそばを流れているので、お時間がある方はちょっと寄ってもいいかもです。 -
南沙鎮にある元江(紅河)を渡る橋。
この橋を対岸に渡ると、真新しい中国石油のガソリン・スタンドが。その赤い看板が画像左手にちょっと見えています。
この旅行時の07年10月始めの#93のハイオクは、リットル5.03元也。
今日このあと、通海のあたりの中国石油で給油した時には同じ#93のハイオクが4.92元。
橋を渡って左折すると建水方面への道。
南沙鎮から建水への道は80kmほどですが、この橋の後はすぐに未舗装の悪路で移動に時間がかかります。
来た時には3時間かかったけど、今日はどうかなあ。
この区間の道路工事が進めば、大幅な時間短縮が可能だと思います。 -
上の画像の橋を渡って建水方面へと左折。
はじめは元江(紅河)に沿って遡っていく感じに造られた道。
行く手に、来た時にも見た建設途中のダムがまた見えてきた。 -
国慶節のお休み中も、この元江(紅河)のダム工事は続けられていた。
お疲れ様です〜!
鉄筋をトラックから降ろしている場面。 -
元江(紅河)は、その名のとおりに紅土とも呼ばれるラテライトをたっぷり溶かし込んだ水で、濃い赤褐色。
その色も、また曇ってきた空の下では濁った色にしか見えない。 -
建水方面のこの道はつづら折れになって高度を上げていくんですが、この雲南省シリーズの最初の旅行記にも出したとおりガードレールが付いていないんです。(^^ゞ
下は元江(紅河)に落ち込む崖っぷちもこのとおり。 -
元陽を去っても、棚田のある山が建水への道筋でも見られます。
ここは谷間部分だけが田んぼになっている感じですが…、 -
…この画像のように、小高い山一つ全体が棚田になっている場所も。一段一段が等高線になった棚田。
霧を通してみると、昔話の中の隠れ里のよう。 -
建水⇔元陽南沙鎮の間の80kmほどは07年10月上旬現在は未舗装の悪路。
最近崖崩れのあった箇所も多数。幸い、この時は通行止めはありませんでした。
これは古い崖崩れの跡だと思うのですが、土砂を脇に寄せただけなので、対向車が来るとこんな感じですれ違っていました。 -
昆明から借りていったパジェロは年季が入っていたけど、よくがんばってくれました。
クラクションが壊れていて鳴らなかったですが…。
これは建水⇔元陽のミニバスも多数通る道。
エンストしたら、一旦バスに乗り換えようと思っていたので怖いとは思いませんでしたよ。 -
ただでさえ赤く見えるラテライト(紅土)は、雨の後には一層色鮮やか。
回りに生えている草木の緑で、なおさらそう思うのかも。
ラテライトというのは鉄分やアルミニウムの酸化物を多く含む土壌で、この旅行記の始めの方に出て来た元江(紅河)の水の色が赤いのはこの土のせい。 -
ちょっと車を降りて、ラテライトがむき出しになっている崖に近寄ってみる。
こんな土壌にも根付いた植物の緑との対比。 -
午後1時40分を回った頃に通りかかった村。
周辺のちょっとした交通の拠点になっているようで、人や荷物を積んだトラックが渋滞。
ちょっと動きそうがないので、たまたま前に停まっていた乗り合いトラックを観察。
ここで結構たくさんの人が降りるみたい。
こちらに背中を向けている人は降りている途中の格好。
乗り込んでいる途中ではありません。
大人の人たちはまず自分が降りて、その後から子どもや荷物を降ろしてもらう連係プレイ。
いつトラックが動き始めるか分からないので、みんな動作がすばやい。 -
そのあとは、見覚えのある建水郊外の工場と畑のある風景や…、
-
…あ、この並木道も見覚えが!
やっとこれで未舗装の道とももうじきお別れ。
フウ〜。 -
建水の町に入ったのは午後2時20分。
やっぱり元陽新街鎮からは3時間かかってしまった。
この建物は建水の旧市街地の東側にある朝陽楼。
昆明から建水に来た時に泊まった建水県朝陽大酒店はこの近く。
一番いい部屋だという套房(スイート)は618元(朝食込み)。
思いがけなく広くてモダンシックな内装で、デスクにはPCもありました。
浴室は小さかったですがリフォームされていて清潔でした。シャワーのお湯の出はまずまず。
朝食ブッフェはちょっとシンプル過ぎる感じ。
建水県朝陽大酒店の所在地:城隍廟街6号
フロント電話:0873 7662401 -
この日は建水の町には泊まらず、さらに昆明を目指して進みます。
建水の標高は、一応持って行ったナビゲーターによると1300mほど。
これは建水の新市街地の町角。
最近新しく出来た町並みは、中国どこでも同じ感じで個性が無いと思うのはSUR SHANGHAIだけではないと思います。 -
建水の町外れ。さっきまでの未舗装道路がウソだったかのように立派な道。
今日は朝からずっと泣き出しそうな空だったけど、ついに雨が降り始めた。
でも、元陽と建水の間の凸凹道で降らなくてよかった〜。
写真は撮り忘れましたが、建水收費站でカードを受け取ったのが午後2時半頃。
お次の通海の町へは通建高速を通って行くからまっすぐだね。 -
通建高速の脇には、果物を売る人がよく座っていました。時には数百mおきに同じようにパラソルが立っている箇所も。
これは違法な商売なので、パトカーが来るとパラソルを畳んで藪の中に隠れるんですが、それを見た同じ道筋の同業者が次々に連鎖反応を起こしてパラソルを畳む様子も見られて笑えました。 -
建水と通海の間にあるこの通建高速の立派さだけで十分驚きなのに、更に高架橋が工事中。
中国の高速道路網はこれからも高速で発達しそう。 -
通建高速の通海收費站(料金所)。
料金所はどこも有人で、最初に高速道路に入った時にもらうカードを出せば、すぐに料金が表示されます。
建水からの料金は25元也。
通過したのは午後3時20分ころだから、元陽新街鎮からちょうど5時間くらい。 -
上の画像に出した通海の收費站(料金所)を通過して、お次の江川の町へと江通公路を北上。
その途中、このドライブ旅の出だしに昆明から建水に向かった時には気付かなかった標識があった。
あれ? 納古鎮や納家営と言う地名の下には、アルファベットの表記のほかにもアラビア語らしき表記が。
そう言えば、道筋にあったガソリン・スタンドにもアラビア語と思しき表記の看板が出ていたっけ。
それに、通海と江川の間にある杞麓湖(通海湖)のほとりには、真ん中の画像のように立派なモスクまで。
道の脇を通っていく女性もショールをかぶっていて、イスラム教徒であるのが一目で分かる。
通海の町も江川の町も、雲南省玉溪市の一部ですが、このあたりはこれらの画像で分かるように、回族も多い土地柄です。
中国の回族と言うと、西域のシルク・ロードが真っ先に思い浮かびますが、このように雲南省でも見かけます。 -
あとは、この雲南省ドライブ旅の初日の道を逆に辿って昆明へ向かうSUR SHANGHAIとその旦那。
上の画像は江通收費站(料金所)。8元也。
通過したのは午後4時ちょっと前だから、元陽新街鎮から5時間半。
江川と通海の間は高速道路じゃないのに、料金はバッチリ取られます。
それでも、この江通公路も下の画像のようにちゃんと舗装された道で、標識も完備。 -
その後は
江川と玉溪の間を結ぶ玉江高速の玉江收費站(料金所)で8元の支払い。午後4時20分通過。
この画像は、玉溪と昆明の間を結ぶ昆玉高速から下りる昆明收費站。25元支払って、午後5時半に通過。
元陽新街鎮からだと途中休憩の時間を入れるとやっぱり7時間か〜。
やれやれ、これでもうこのドライブ旅も終わりだね、と安心するのはちょっと早すぎた。 -
雲南省の省都昆明にも高架橋ができる時代。
ふと見上げると、昆明巫家壩国際空港に着陸するらしい飛行機も頭上を通る夕暮れ間近。
…なんて思ってる間はよかったけど…、 -
…中国では最新の道路地図を買って行っても、どんどん発展する交通網に情報が追いついていないので、地図には載っていない道があったり、載っているものが無くなっていたりします。
ナビゲーターにも同じことが言えます。
現地の標識などでの確認は欠かさない方がいいですよ。
この画像に出ている昆明市内の道も同じこと。
さらに高架橋まで出来始めていて、「ここはどこ?」状態。 -
やっと今日の宿の昆明海逸酒店への方向も見当が付いた頃から一段と激しい雨。
高架橋の下は、オートバイや自転車の格好の雨宿り場所。 -
やっと、目指す昆明海逸酒店に到着。
もう旦那もSUR SHANGHAIもクタクタ。
この外観は翌日の朝に撮ったものなので、正確な到着時刻は覚えてないんですが…、 -
…その昆明海逸酒店のお部屋の写真を撮ったのが午後7時だから、昆明市内に入ってからどこをうろついていたんだ!という感じのこの日のフィニッシュ。
市の南西にある翠湖公園の近くでも、この日はもう雨も降った後だし疲れ果ててバッタリ…。
このレイク・ビューのダブルが838元(朝食込み)。
内装や部屋のデザイン・設備はちょっと狭くて古くなりつつある感じでも、特にこれはダメという点もなかったホテル。
浴槽が古くなりすぎた感じだったのと、朝食のコーヒーが煎じ過ぎた漢方薬みたいだったのはNG。
所在地:昆明市 洪化橋20号 翠湖公園近く。
賑やかな街の中がお好きな方は、もう少し市の中心寄りに宿を取った方がいいのでは。 -
昆明海逸酒店の朝食スペース。
昨日まで、元陽新街鎮で民族衣装を身に着けた哈尼(ハニ)族や彝(イ)族の人々に取り囲まれていたのがもう遠い土地のことだったような気がする…。
不思議な感覚。 -
昆明海逸酒店で取った部屋は、レイク・ビューのはずなのに、朝になって窓から外を見てみたら…、翠湖公園らしき木立は見えても、湖が見えなかった…。(^^ゞ
-
さて、雲南省ドライブ旅も終わり、この日は上海へと飛び立つ日。
借りていたパジェロは、前日に知人に引き渡し済み。
本当にありがとうございました〜。m(__)m
まだボ〜ッとした頭で、タクシーに乗って昆明巫家壩国際空港へ。昆明海逸酒店からだと30分足らずで20元位。
昆明巫家壩国際空港には、無料のカートのほか、こんな民族衣装のユニフォームを着たスタッフがいて、荷物運びや搭乗手続きをしてくれます。もちろん有料で10元。
赤ちゃんを抱いた人や小さいお子さん連れの人が利用しているのをよく見ましたよ。 -
昆明巫家壩国際空港の売店では、季節ごとに珍しい果物を売ってるんですが、持ち出しは出来ても、国外の持ち込み先でトラブルにならないようにご用心。
この画像の果物は仏手柑です。
これで今回の雲南省ドライブ旅を終えて、上海へ戻るSUR SHANGHAIとその旦那。
長かったこのシリーズもやっとおしまいです。m(__)m
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