御茶ノ水のランドマーク　　ニコライ堂

2006/12/16 - 2006/12/16

今日の上野・神田・御茶ノ水・本郷界隈の散策の最後は、御茶ノ水のランドマークであるニコライ堂です。
学生時代隣の水道橋に学校があったため、ニコライ堂の横を良く通っていましたが、あの頃は余り興味を示さなかった建物でしたが、古い建物大好き人間の私には、今は大変興味を引くものでした。

エリア 御茶ノ水・本郷(東京)

• 交通手段: 徒歩

ニコライ堂の正式名称は東京復活大聖堂教会。
明治１７年３月に起工し、明治２４年２月に完成したもので、７年の工期を要した建造物です。

当時日本には専門の技師がいなかったので、ロシアの工科大学教授シチュールポフ博士が設計し、英国人ジョサイヤ・コンドル博士が工事を監督したものです。

聖堂の高さは３５メートル、建坪３１８坪、壁の厚さは１メートルないし１メートル６３センチで、その壮大さは東洋一と称されています。

建築様式はビザンチン式と呼ばれ、西欧のゴシック式の教会堂と異なり、中央に丸天井（ドーム)をもち、外部から見ても実に雄大で堅牢なもので、東京の名所の一つとなっています

入口のドアを開けるとこんな光景が目に飛び込んできます。

ステンドグラスを埋め込んだ窓

ニコライ堂の奥にオープンエアの礼拝場所があります。

中は真っ暗で見ることができませんでしたので、ニコライ堂のホームページからの抜粋です。

東京復活大聖堂を建てたニコライ大主教は、１８６１年（文久元年)まだシベリヤ鉄道もない時代に２４歳の若さで日本へ伝道の大志を抱き、函館の領事館付き司祭として単身馬車でシベリヤを横断し約１年の月日を費やしてロシヤから日本に赴任してきました。

ニコライ師は日本にハリストス正教会を創立し、５０年の長きにわたって布教活動し、日露戦争の時もただひとり日本に留まりました。ニコライ師は明治４５年２月１６日、すでに数万に達していた正教の信者達に惜しまれながら７５歳で、ニコライ堂の鐘に送られてこの世を去りました。

教会事務所入口のクリスマスリース

この旅行記へのコメント （2）

• wiz さん 2006/12/23 13:53:15

  ニコライ堂

  ぬいぬいさん、はじめまして！
  
  ニコライ堂の写真たくさん撮って来られましたね！
  
  なぜか以前撮ったのがセピア色写真で残っています…^^;
  
  この建物がバーッと見えると
  なんだかそこだけ別世界のようですよね、
  私もこの建築物けっこう好きなんです♪
  

  ぬいぬいさん からの返信 2006/12/24 06:56:59

  RE: ニコライ堂

  おはようございます
  
  書き込みありがとうございます。
  
  大学が水道橋だったため、若い頃はこの辺をうろうろしていたのですが、
  
  意外に毎日のように目に入る光景は気にしないもので、２０数年ぶりに中に
  
  入ってじっくり眺めました。
  
  教会が好きなのでいろんなところに行って、良く見ますがニコライ堂は、古
  
  い教会で味があっていいですね。
  
  訪れたのが５時近かったため中は真っ暗で見ることができませんでしたが、
  
  近いうちにまた見てみたいと思います。