美味い大人の社会科見学　サントリー武蔵野工場

2013/10/14 - 2013/10/14

♪中央フリーウェイ右に見える競馬場、左はビール工場♪
左のビール工場はサントリー武蔵野工場。
ここは大好きなプレミアムモルツの製造ラインのある工場。
前から行こうと思っていましたが、なかなか実現できず、三連休の最終日にようやく行くことができました。

エリア 国立・府中・稲城(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄 徒歩

サントリー武蔵野ビール工場へ行くには分倍河原の駅から無料のシャトルバスが出ています。

でもいきなり行っても事前予約制なのでダメ。ウェブサイトより予約が必要です。
サントリー武蔵野ビール工場は、1963年にサントリー初のビール工場として開設されました。

私が以前からここに行きたかった理由はひとつ。
大好きなプレミアムモルツがここで生まれたから。

ここからは案内嬢の説明から引用します。
美味しいビールを作るための原料は３つあります。
えっ何だろう？

第一に良質な水。
ビールの９０％を占める水は、サントリーでは地下深くから汲み上げた天然水を使用しているそうです。
多摩川が近いので多摩川水系の水ですかね？

次は麦芽

これはビールに「コク」や「うまみ」を与える役目をしています。「ザ・プレミアム・モルツ」は良質の二条大麦麦芽をふんだんに使用しているそうです。

「ザ・プレミアム・モルツ」では良質の二条大麦麦芽をふんだんに使用しているそうです。

そして最後はホップ。ビールに香りと苦味を加える役割を担っています。

ビールに香りと苦味を加える役割を担っています。
もちろん１００％アロマホップを使用。

アロマホップホッピング製法？
説明をきいたけどよくわからない・・・

次は仕込みの工程へ

こちらの仕込槽のなかで、細かく砕いた麦芽と温めた天然水を混ぜることででんぷん質を糖分に変えていくそうです。
甘い麦のジュースがこの中身

濾過槽では麦の殻を取り除いて、澄んだ麦汁を取り出すそうです。

最後に煮沸してホップを加えることにより甘い麦ジュースに甘い香りや苦味が加わります。
これに酵母を加えると、麦汁の中の糖分がアルコールと炭酸ガスに分解され「若ビール」が出来上がります。

実際に使っていたタンクを利用したトンネル。これを抜けると次の工程に移ります。

若ビールを０°に管理されたタンクの中でじっくりと熟成させます。
これにより香りが増して味もまろやかになっていくそうです。
これは最終仕上げの濾過のタンク。
役目を終えた酵母やおりを取り除き綺麗に澄んだビールが出来上がります。

濾過を終えたビールは最終工程の缶詰め、瓶詰めの工程に送られます。

ここで店頭に売っている缶ビールや瓶ビールとしての姿になります。

生麦のキリンビール工場や沖縄のオリオンビール工場にも何度か行っていますがいつも見学するのは土日のため実際に生産のラインが動いているのを見たことがありませんでしたが、この日は一部稼働していたので実際の生産工程を見学することができました。

最後はお待ちかねの試飲コーナー

まずはやっぱり出来たてのプレミアムモルツから。
出来立てはやっぱりうまい。

２杯目は武蔵野ブルワリー限定のピルスナー。
このビールはまだ市販していない貴重なビール。

日本全国でも、このビールを飲むことができるのはここ武蔵野工場と東京駅のプロントビアテリアだけだとか。

ちなみにそこでは1杯750円だそうで、位置付けはプレミアムモルトのさらに上のランクになるようです。

美味しい缶ビールの注ぎ方

まずはキンキンに冷えたビールをグラスを立てて勢いよく半分注ぐ。
泡が落ちつくのを待って、グラスを斜めにしてゆっくり残りを注ぐ。

こレで美味しいビールの出来上がり。

武蔵野工場では3杯間で無料で試飲ができます。
ビールにあったナッツのおつまみももらえます。
ネットで予約の際にプレゼント引換券をプリントアウトすればここでプレミアムモルツのグラスももらえます。

入口の脇にあるショップではここでしか買えないグッズやグラスやジョッキ、ビールやおつまみなども売っています。
試飲を含め約１時間ほどの見学工程でしたが、美味しい社会科見学ができて大満足でした。