Berlin Nr.2 /ブランデンブルク門付近

2002/12/01 - 2002/12/14

まさにこの地区は独逸近代史の象徴。それだけに独逸の栄光と挫折の歴史が詰まっている。（1997 1999 2002年の訪問の写真が混在）

エリア ベルリン(ドイツ)

Siegessaeule ：ジーゲスゾイレ　1864年/普丁戦争　1866年/普墺戦争　そして1870年/普仏戦争に勝利し　1871年ついにプロイセンを中心にして独逸帝国統一
是を記念して1873年この戦勝記念塔が建てられた。

塔頂に輝くは勝利の女神　69Ｍの高さがあり、女神は更に８Ｍ　塔に登るには２ＤＭ（99年当時）

議事堂屋上からジーゲスソイレを望む。周りの緑は200ヘクタールに及ティアーガルテン。

塔から東方　ブランデンブルク門方面を見る。（6月17日通り）

塔の周りの英雄達の銅像１：宰相　ビスマルク（1815〜98）

銅像２：ヴィルヘルム１世（皇太子時代：初代独逸帝国皇帝）

銅像３：陸軍大臣　ルーン（1803〜79）

銅像４：参謀総長　モルトケ（1800〜91）

ジーゲスソイレの壁のレリーフ

Schloss Bellevue：ヴェルヴユー宮殿　1785年完成　フリードリッヒ大王の弟　アウグスト・フェルディナント公爵の夏の離宮：現大統領官邸。大統領官邸にしては警備の人影もなくあまりの静けさに驚く。

Brandenburger Tor ：ブランデンブルク門　1791年完成
この下を　ナポレオンとその軍隊が　カイザーの軍隊が　ナチスの松明行進が　くぐり抜けた。プロイセンの象徴である。

ブランデンブルク門上の　Quadriga クヴァドリーガ（古代ギリシャ・ローマの４頭立て二輪馬車・カドリガ）と勝利の女神ヴィクトリア。1806年　ナポレオンは是を一時仏蘭西へ持ち去ったが、1813年ライプチッヒの諸国民戦争の勝利で取り戻した。勿論現在の是はレプリカ。

Reichstag ：帝国議会議事堂（現国会議事堂）1884〜94年建設
1933年/ナチスの放火事件　1945年/赤軍がここに赤旗をたてる。正に独逸近代史の証人。1999年最初に訪れたときには議事堂前の広場は工事車両　工事資材の置き場であったが2002年の時には広々とした広場になっていた。屋上へは２回上ったが空港並の検査であった。

”独逸国民に”

議事堂全景

ティアーガルテンの夕日

戦災で破壊されたドームに代わって建てられたガラスのドーム

ドーム内部　螺旋階段が巡っている。

ドーム内部の上から

戦前からの名残、屋上の飾り

屋上からブランデンブルク門を見る。（1999年）

屋上からラートハウス方面　冬の薄日に霞んでいる。