オーロラ見えたか?! (Part3) フィンランド(4日目)

2006/01/21 - 2006/01/21

フィンランド4日目は、犬ぞり体験をしました。犬ぞりロングサファリ（ランチ付き）を申し込んでいたのですが、他に申込者がいないため催行されませんでした。今までの犬ぞりと違って、マッシャー役を自分でやらなきゃならないし、犬は小型で６頭と少ないし、ちょっと不安でありました。
表紙の写真は、ソリに座っているときに、ちょうど12時頃の太陽です。お昼なので昼焼けというのでしょうか。北極圏だとこれくらいにしか太陽が昇りません。すてきです。

エリア サーリセルカ(フィンランド)

犬たちは、イヴァロから出張して来ているそうです。ご苦労さん。

マッシャー役はこのようにしてソリに乗ります。

私は最初にマッシャー役をやることにしました。それではしゅっぱーつ。

3台のソリの先頭を走っていました。すると、後ろのソリが抜かして行きます。なんと、ソリに人が乗っていない！！きっとさっきのカーブで振り落とされたんだと思った。こっちのソリも片方が浮いたもんな。ソリはどうなるの、、、？
インストラクターがスノーモービルで追いかけて、ソリに乗り移りブレーキをかけてやっと止まった。我々止まり、落ちた人はどうなったの？と後ろを振り向く。

落ちた人たちは、スノーモービルに乗せられて戻ってきた。けがはしていないようで良かった。

何とまっってんだよー。早く走ろうぜと言っているよう。

犬って走りながらでもうんちできるんですね。この白いやつが、走りながら何度もうんちしていた。走る前にやっとけよ。

走っているといきなり止まってみんな振り向く。後ろのソリと離れたから、インストラクタが犬笛でも吹いたのかな。

登りになると６頭だけではパワーが足りず、マッシャー役が押さなければなりません。犬は振り向き、「押してよ」と合図を送ります。その仕草がかわいいです。

伴走のスノーモービルのエンジンの調子が悪い。途中で何度もエンストしてました。エンジンルームを開けて修理してます。

後ろのそりを待つ間、地平線に太陽が沈むところで、太陽の両側に虹のような光が見えました。虹って太陽を背にして見える物ですよね。これは何だろう？

この犬は、走っている途中で隣の犬とけんかし、首をかまれた。血だらけになりながら最後まで走りました。
仲の悪いのを一緒に走らすなよ。

足は氷で切って、あたりは血だらけ。それでもがんばって走ったのでした。

ありがとねー。がんばったねー。けんかするなよ。
しかし、むちゃくちゃ寒かったなー。
マッシャーをやるなら先にやった方が楽ですよ。

リエコンリナホテルにも行ってみました。玄関の氷のオブジェが美しい。

ロビーではなんか選挙みたいなことをやっていた。「Presidentinvaali」大統領選挙？

駐車場には、BMWばかり止まっていた。雪が降っているのに、ボンネットを開けたまま駐車している。耐寒テストでもしているのかな。
そういえば、ホリディの駐車場には。同じデザインのゴルフが5-6台並んでいた。テストに使われるほど寒い所なんですね。

部屋の窓から北（北北東かな）の空が見えることがわかった。部屋の電気を消して、カメラをセットして写してみた。オーロラは出ていなかったが、多少外の明かりの写り込みが気になるが、オーロラが出れば部屋から写せるかも。
真っ暗な部屋で音楽を聴きながらしばらく見ていたが今日もオーロラでないなあ。

この旅行記へのコメント （8）

• Katsyさん 2006/07/03 23:38:52

  気象光学現象について

  はじめまして！
  北極圏の旅行記、楽しく拝見しました。
  苛酷な環境もモノともしないソリ犬達の表情も、なかなか頼もしいですネ…
  
  さて、１１番めの写真で太陽の両側に出ていた謎の光はおそらく“幻日”と“太陽柱”が同時に合わさって出現した珍しい現象のようです。
  ともに太陽と大気の状態との関係で見える現象ですが、“幻日”は太陽の周りに絹層雲があるときに真の太陽の両側にできるもので、“太陽柱”とは日の出や日の入りの時などに太陽光が氷晶でできた雲によって火柱のように見える現象だそうです。
  小生も気象に関しては、あまり知識のあるほうではありませんが、おそらく極寒の北極圏独特の大気の中で偶然見ることができたんだと思われます。
  とても貴重な写真だなぁ…
  ラッキーでしたネ！

  itoyaさん からの返信 2006/07/04 00:14:42

  RE: 気象光学現象について

  Katsyさん、こんばんは。
  
  あの写真について教えていただきありがとうございます。
  “幻日”と“太陽柱”、どちらも初めての言葉です。
  珍しい現象だったんですね。
  うまく写真におさめられてラッキーでした。
  さすが極限の世界では珍しいことも起こるんですね。
  ありがとうございました。
  
  itoya
  

• mom_momさん 2006/02/04 13:08:18

  犬ぞりの本当の姿？！

  こんちわー、itoyaさん(^0^)／
  
  犬ぞりの犬でもケンカするんですね(＠_＠)
  しかも血だらけ．．．
  
  そうかァ〜、犬は素足だから、足も氷で切れるんだ．．．
  なんか、可愛そう(Ｔ-Ｔ)
  うちのにゃんこも偶に２階から落ちて血だらけになってます(笑)
  だって、回転して着地しないで、壁をズリズリ爪を立てて落ちまいとして、血だらけに．．．なんか、ネコらしくないんです。
  
  犬ぞりから落ちた人は、怪我をしていなかったようですが、その後、どうされたのですか？
  犬ぞりに乗ってみたいなァ〜と思ってましたが．．．
  
  mom_mom
  

  itoyaさん からの返信 2006/02/04 14:28:58

  RE: 犬ぞりの本当の姿？！

  mom_momさん、こんにちは。
  
  >うちのにゃんこも偶に２階から落ちて血だらけになってます(笑)
  >だって、回転して着地しないで、壁をズリズリ爪を立てて落ちまいとして、血だらけに．．．なんか、ネコらしくないんです。
  mom_momさんとこの猫ちゃんは、お太り気味ですか？(^^)
  
  >犬ぞりから落ちた人は、怪我をしていなかったようですが、その後、どうされたのですか？
  その後、中間地点の休憩所でお話ししましたが、景色に見とれていてカーブに気が付かなかったとのこと。けがのないハプニングなら大歓迎ですね。いい思い出になったと思います。
  
  
  

• il_boscoさん 2006/02/04 05:18:48

  仲良しのグループというわけでもないのですね…

  おはようございます、itoyaさん
  何回もご訪問いただきまして有難うございます。
  
  犬ぞりとか牧羊犬は犬の群れで行動する習性を利用して
  訓練するものだと勝手に思っていたのですが、血が出る
  ほどのけんかをしたりするんですね…。グループの掟を
  破るような振舞いをしたのかなぁ〜（そんな大袈裟なこと
  はなさそうだけど）。走りながら脱糞できるのも訓練
  の賜物？それとも強い協調性の表れ（笑）？
  
  新たな発見があってとても面白かったです。
  
  il_bosco

  itoyaさん からの返信 2006/02/04 13:59:02

  RE: 仲良しのグループというわけでもないのですね…

  il_boscoさん、こんにちわ。
  犬ぞりの犬は、走っている間にいろんなことをします。
  最初は、左右にきれいに分かれているのですが、途中で左のやつが右に行ったり、真ん中のワイヤーに足を絡めて３本足で走ったり、前足だけで走って後ろ足をあげてうんちしたり、落ちている石など拾ったり、雪で鼻をぬらしたりと。
  後ろから見てると面白かったです。
  けんかしたやつは、左から右に行って右側のやつがこっちくんなって感じで絡み合って。けど他の犬たちは走っているので引きずられながら格闘していました。
  

• shinesuniさん 2006/02/02 03:54:20

  正解みたいです。

  itoyaさん今日は。どうも大統領選挙だったようです。
  http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1834687&tid=a5ua5a3a5sa5ia5sa5ia4kla5a4aba4la4bfbfma19&sid=1834687&mid=1890
  
  そこで笑えたネタを１つ
  スオメン　プレシデンッティ　オン　ナイネン
  スオミはフィンランド、プレシデンッティはプレジデント(大統領)、オンは〜である(be動詞)、ナイネンは女性
  これを続けて言うと『スオメン プレジデンテト おんなやねん！』
  と聞こえ大爆笑です。意味は(フィンランドの大統領はおんなです。)
  フィンランド語って結構洒落で覚えられる文も多いみたいです。
  関西弁に似てますww

  itoyaさん からの返信 2006/02/02 08:26:44

  RE: 正解みたいです。

  shinesuniさん、こんにちわ。
  調べて頂いたのですね。ありがとうございます。
  やっぱり、大統領選挙だったんですね。
  フィンランド語は、最後が「ネン」が多いんですかね。
  名前でも、「キミ・ライコネン」「ミカ・ハッキネン」やねん。