オーロラ見えたか?! (Part13)

2014/02/09 - 2014/02/16

13回目のオーロラ旅は、以前から行きたかったフィンランドの北西部、ムオニオの予定でした。。。

エリア レヴィ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

出発日の前々日の夜から大雪が降り始め無事に出発できるのか非常に心配でした。成田空港近くのホテルに前泊しようかとホテルを検索しましたがどこも満室。当日朝早くにというか夜中に出発し成田を目指しました。
東関東道までは道路に雪もなくスムーズに来られましたが、東関東道に入るやいなや、雪道になりました。しばらく走って宮野木ジャンクションまで来るとその先は通行止めで下道に下ろされました。その時点で、朝の5時頃。あと4時間で駐車場にたどり着かねばならない。国道は渋滞しているようなので、思い切って遠回りの道を選びました。八千代市、佐倉市経由して成田へ向かう。
山道、川沿いの道をかなり走りました。途中、乗り捨てられた車や、道路端の畑に落ちてる車を見てドキドキしながら走らせ、成田市に入ったときはほっとしました。そして、9時ちょうどに駐車場に入ることができました。

預ける荷物の重さもぎりぎりセーフ。

10時にはチェックインでき、余裕で朝食を食べ、搭乗口行きます。シャトルがなくなったんだね。

搭乗口を間違ってないことを何度も確認。当たり前だけど、これ重要。
搭乗口に着くと、1時間の遅れの表示。まあ、それくらいはあるだろうと思い、しばらく搭乗口で待っていました。

飛行機は着いているのですが、なかなか搭乗開始にならない。

ムーミンも見飽きた。

更に待っていると、出発は16:30に！
なんてこと！！
そして、ミールクーポンが配られた。こんなことに会うのは初めてだ。
遅延の理由が、客室乗務員が空港に到着できないためだというのだ。そんなバカなこと。
2日前から大雪になるって予報が出てるのになんで乗務員は近くのホテルに待機してないのだ？
客は時間通りに来てるって言うのに！

食事をしながら、ホテルとレンタカーに到着が明日になることをメールで連絡。

16:50になってようやく搭乗開始！
でも、ヘルシンキでの乗り継ぎはどうなるんだ？

座席に着いてから、こんなのが配られたよ。
困ったもんだ。

客室を見回すと、空席が目立つ。
ラッキーなことに、隣は空席だ。
乗客も空港に到着できないのだろうな。
私は時間通り着いたぞ。（←ここ強調）

2回の機内食。

ヘルシンキへの到着も5時間遅れ。到着前に乗り継ぎできないので、カウンターに行って明日の飛行機に変更手続きをせよとのこと。
そして、ヘルシンキで1泊することに。

泊まったホテルは、空港近くのCUMULUSホテル。

そう言えばソチオリンピックやってるんだったねえ。

翌朝のこの便で移動します。一晩オーロラチャンスが無くなり残念です。

搭乗します。

イヴァロまでの飛行機ですが、キッティラで途中下車。

荷物を取り、レンタカーのカウンターへ行くと誰もいない。
隣のカウンターの奥にいた人と目が合って出てきてくれた。
もしかして、「昨日来るはずだった人？」と聞かれて「そう、飛行機が遅延したのでさっき着いた。遅れることメールしたんだけど。」と言うと、「連絡はなかったと言っていたとのこと。担当は、今日は来ないよ。」と冷たい言葉。
どうする？会員になってる別のレンタカー会社のカウンターに行って予約してないけど借りられるか聞いてみた。一応、飛行機遅れてさっき着いたけど、メールでの連絡が伝わってなかったことも言うと、予約していたレンタカー会社の担当に連絡してくれた。30分後に担当者来るから待っててと。
助かった〜。

サンドイッチとコーヒーで昼食を取りながら待ってると、15分ぐらいで担当者が来て手続きしてくれた。

車借りられたよお〜〜。(ToT)
借りたのは、トヨタのオーリス。
MTでエアコン有り。
ここからホテルまで77km。道は順調で1時間ほどでホテルへ行く横道に入りました。
その瞬間、圧雪されていない雪道でスタックしてしまった。前にも後ろにも進めない。
ホテルまでは、50ｍくらいなので、歩いてホテルまで行って助けてもらおうと入口まで行くと、ドアは閉まっている。。。
建物の周りを歩いてみても誰も居る気配がない。どういうこと？
ドアに貼ってある電話番号に電話してみても留守電で誰も出ない。
Booking.comで調べると、現在予約できない状態になっている。まさか閉鎖したのか？
車は脱出できない。宿もない。これはかなりヤバイ状況。
ホテルの玄関脇にあったスコップを借りてタイヤの周りの雪を掘ってみたが、雪がフロアまであってタイヤがグリップしない。自力では脱出できない。困った。
と立ち往生しているところに、大きな犬を乗せたプジョーのおじさんが通りかかり、「助けが必要か？」って声をかけてくれました。脱出できないので助けて欲しいとお願いし、牽引ロープを繋いで引っ張り出してくれました。
キートス、キートス　パリヨン。
脱出できたので、Booking.comで近くのホテルを検索して空室を見つけ、予約メールを送信。近くと言っても、40kmほど戻り、横道入って15kmほど行ったところです。Googleマップのルート案内でその場所まで行った。もう、16時頃なのであたりは真っ暗。森の中の1本道。ホテルらしき物が見当たらない。Uターンもできないので、もう数キロ進んだところ、ホテルの看板が見つかった。ようやく宿に入れた。
この騒動の写真を全く撮っていなかったということは、相当動揺してパニクっていたのだと思う。

KORPIMARJAというホテルです。

お客さんが他に居ないので、どの部屋でも好きな部屋に入って良いよってことで、2階の端っこの部屋にしました。

特にお客さん用の夕食を用意していないとのことで、あり合わせの物で良いか？チキンと冷凍の野菜でも良い？って聞かれたので、それで十分と言って用意してもらった。
とても美味しいですよ。
食べた後、スーパーに行きたいけどどこにあるか聞いたら、これから買い出しに行くから車に乗せてってくれるって。ありがたい。
Sirkkaの街まで15kmほど。スーパーで水やお菓子を買って帰ってきました。
その日の夜は、曇っていたので、取りあえずロケハンのつもりでさっきのスーパーのあるSirkkaの街へ行く。ここは、以前来たことがあるLeviのスキーリゾートなんだよ。なので、街の道はわかる。スキー場の頂上への行き方も知っているので、車で走り道を確認しました。その間も空を見るが、厚い雲が流れているだけで夜空が見えることはなかった。

昼間はLeviのスキーリゾートに来ました。スキーをするわけじゃないけど。

Leviリゾートにある、以前来た時にお気に入りだったカフェに再び来られました。いろんな種類のケーキがあります。

薄暗いのでゲレンデは昼間でもライトがついています。
前回来た時は、右上に見える、パノラマホテルに泊まりました。

スーパーにはサルミアッキいろいろ。

こちらの新聞でも高梨沙羅は注目されてたよ。

このホテルには、羊が2匹居ます。小屋から時々出てきて周辺を散歩してます。

夕食はホテルでいただきました。マッシュポテトに、トナカイの肉。うまい！

今夜も曇りです。パノラマホテルから上に登ったゲレンデの頂上でカメラをセットしてオーロラを待ちます。
時々雪も降ってきてます。だめかなあ。

月はうっすらと見えるのだけど、雲が多いです。

晴れてないからだと思うけど、気温はそんなに低くない。

今日の昼間は、本来泊まるはずだったホテルのある町、ムオニオにドライブします。

ムオニオまで1時間半くらい。レストランに入りました。
店内にあるオブジェ。お土産屋も兼ねてるよ。

そこからほんの2キロほど進んだところに、スウェーデンに繋がる橋があります。ムオニオ川に架かる橋です。行ってみよう。

国境の検問所はフィンランド側にだけあります。停められることもなく行き来自由だよ。

橋の中央に国境を示す標識があります。右側がフィンランド、左側がスウェーデン。

ムオニオから戻ってきて、またまたお気に入りのカフェへ。プッラとコーヒー。

そしてゲレンデの頂上へ。今夜は見られるといいなあ。

ホテルに戻り夕食をいただく。サーモンおいしい！

500ユーロ札のナプキン。アズマックス気分。

今夜の空。曇ってます。

気温はこれくらい。

仲良しな羊たち。

今日は、ソダンキュラを経由してルオストまでドライブします。2時間ちょっと走ります。

ルオストに何があるわけではないです。ドライブの距離的に適当だったので。お昼過ぎに到着してスキー場の近くのレストランに入りました。

雪が降ってさすがに寒いので、サーモンスープとサラダをいただきました。

濃厚で塩っぱいサーモンスープ。おいしいです。

森の中を通る道で、ずーっとこんな景色ばっかりです。たまに、パーキングがあるけど、トイレがあるわけでもなく、ただ休憩するだけ。

道の交差点付近にはコンビニ兼ガソリンスタンドがあります。給油しました。

そてし、おやつ。

ホテルに戻り、夕食をいただきます。
またまた、マッシュポテトにトナカイ肉。

ベリーソースのアイスクリーム。

サルミアッキのお酒を少し。ウォッカにサルミアッキを溶かしたようなお味。

少し休んでから、またLeviの街へ出かける。今日も曇ってます。
頂上に来てみると雲が勢いよく流れてます。
時々雲の隙間があり空も見えます。でも、星は見えませんでした。オーロラも出てませんでした。

気温は-3℃。

今朝の気温は-4℃くらい。

今日もLeviのいつものカフェに来ました。コーヒーとムンッキいただきます。

カフェのテレビでオリンピックを流していてフィンランドのアイスホッケーチームが活躍していて店員も客もテレビに釘付け。

そう言えばソチってどこにあるのやろ。Googleマップで調べたら結構南にあることがわかった。車で42時間くらいかかる。

スキー場のふもとにレンタルバイクがありました。タイヤが雪に埋もれないよう、こんなに太い。

今夜の夕食は牛フィレ肉。白米も。

そしてアイスクリーム。ベリーソースが美味しいです。

ホテルオーナーのご夫婦。ホテル名Korpimarjaのmarjaは奥さんの名前です。
フレンドリーで、暖かいおもてなしでした。

最終日の頂上です。雪が舞っています。残念。

今日は日本に帰る日です。キッティラ空港で車を返却しました。

飛行機を見ながら搭乗時間を待ちます。
出発直前の飛行機に不凍液をふりかけています。

この飛行機でヘルシンキまで帰ります。

搭乗が始まりました。今回はオーロラ全く見られなかったなあ。

こちらにも不凍液がふりかけられます。窓から覗いていると、窓にもかけられた。

びっしりと雲が敷き詰められてます。この上ではオーロラが出ていたのかなあ。

ヘルシンキ空港で4時間くらい街時間があったのでカフェでネットしたりご飯食べたり。

日本ではまたまた大雪が降ったらしいニュースを見ました。成田から車は走れるのか？取りあえず東京に用事ができたので、東京まで行ければいいや。
最後の悪あがきで、いつものように左側の窓側の席。
時々シェードを開けてオーロラが見えないかチェックするが確認できませんでした。星はよく見えるのだけどね。

帰りは、23kgちょっとオーバーしてて、やはりHeavyタグを付けられてしまった。
今回は、まったく星空が見えず、オーロラらしき物も見えずに終わりました。始まりは、とんでもないトラブルに見舞われましたが、無事に帰ってこられました。
まだまだオーロラを追いかける旅は終わらない。