オーロラ見えたか?! (Part17)

2017/02/04 - 2017/02/11

今シーズン1本目は、フィンランドのイナリ。17回目のオーロラ旅です。
イナリは2回目だけど、Mutusjärviの方まで行きました。そして、今までの旅で最大のピンチが！

エリア イナリ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

またいつものこの飛行機でヘルシンキへ。実は、チェックイン時にトラブルがありました。自分のミスなんだけど、パスポートの残存期間が帰国予定日より1日足りないことが発覚。フィンエアのスタッフがフィンランドのオフィスとかパスポートコントロールに問い合わせて時間がかかりましたが結局予定していた帰国日を1日前倒しすることになりました。パスポートは5月に期限が切れるなあとわかっていたのだけど、まだまだ先だと思っていたら、3ヶ月ギリギリだった。1週間違ってたら出国さえできなかったところだった。帰国便は変更できないので、帰国便を買い直しました。高かった(TдT)

ヘルシンキ空港では、ルーネベリタルトとシナモンロールを食べながら次の搭乗を待つ。
イヴァロへ向かう飛行機も前回と同じ。

予定通り到着。

予約してある車を受け取る。

今回のレンタカーは、ゴルフのワゴン。

宿へ向かう途中のイヴァロのスーパーで取り敢えずの食料を買い込む。

イヴァロから60Km走り宿に着きました。宿の周りには、何キロも他に宿は無し。
部屋は広いし、キッチンもある。建物はちょっと古いけど問題なし。良く来たと、ホストに歓迎してもらいました。

宿の場所

今夜は、星も見えないのでゆっくりします。

早速、日本から持ってきたお約束の、お稲荷さんをイナリで食べる。

ビールは熊ビール。

朝食はワンパターン。

外は寒そうだねえ。

今日の昼は、去年の宿のVuotsoへ遊びに行きました。Vuotsoは、イヴァロ空港の50Kmほど先にあります。オーナーのJoukoに連絡して遊びに行って良いか連絡したら、待ってるよ～と。お土産のひよ子まんじゅう持って行きました。これはひよこの形かあ！って、気に入ってもらえました。

イルマも元気そうだ。匂いかいでたけど、覚えてくれてたかな。

お昼はサーモンのオープンサンドいただきました。
去年泊まったときと同様に、今回もフィンランド語で話していたのだけど、去年のようにスムーズに言葉が出てこなかった。もっと修行しないと。

帰りに、サーリセルカのスーパーに寄って、ビールなどを仕入れる。

イナリではスーパー2軒に寄って、食料を仕入れる。

今日明日は、曇りだなあ。
夜はミートボールのトマトソースパスタ。

そして、宿のサウナに入る。サウナ小屋は、部屋の棟から50mくらい離れた湖の側にあります。そこまで、Tシャツ、短パン、サンダルで走って行き、ゆっくり暖まって、またその格好で部屋まで走る。雪には飛び込みませんでした。

それでも、体の芯は温かくて、ビールが美味しい。

今日は、イナリにあるSIIDAというラップランドのサーミやイナリの文化を展示する博物館に来ました。なぜなら、昨日Joukoに、明日SIIDAに大統領が来るよって教えてもらったから。でも、スケジュールがわからないのでオープン時間に来ました。

玄関にある氷のオブジェ。
今年はフィンランド独立100周年です。

特にざわざわしてもいないので、展示を見て、コーヒー飲んでいました。

すると、お客さんが増えてきたのでうろうろしてると、民族衣装を着たスタッフがテレビモニタの周りに集まっていました。彼は大統領ですか？と尋ねると、そうです。隣のホールでのスピーチを中継しているのだと。
あとで、大統領がここへ来るって言うので、ランチを食べながら待つ。

そしてしばらくすると入口の方がざわざわとしてきて、大統領が登場。
みんな拍手するわけでもなく、スマホで撮る撮る。
近くの学校の生徒たちがやってきて、大統領とパーティしてる。関係者以外は入れない。
30分ほどで終わり出てこられる。
スタッフの皆さんと記念撮影して、そして、車に乗って帰って行かれた。
動画を撮っていたので、写真を取るのを忘れていました。
あんなに大統領に接近したのに、セキュリティの人に止められるわけでもなく。

夜にもイベントやるって書いてあったので、一旦宿に帰り、宿で飼っているトナカイとふれあう。

これはサウナ小屋。その向こうは凍った湖。

トナカイはたくさん飼われてます。

夜のイベントは、屋外のスノーシアターで、映像やサーミの文化を守っていく宣言、地元の学生たちの歌や踊りがありました。
イベントの終わりに、ビスケットとホットベリージュースのサービスがあり、暖まりました。

宿へ帰る途中、星が見えていました。
ささっと晩ご飯食べます。これは日本から持ってきた赤飯と五目ご飯。

今夜は少し雲が多いけど星が見えるので、宿から歩いて数分の湖の上へ撮影しに行きました。上の方へ伸びるオーロラではなかったけど、北斗七星に絡んでゆったりと動くオーロラでした。

オーロラ撮影から戻り、熱いシャワーしてからビール。
熊ビールにいろんな種類があることが判明して、いろいろ飲んでいる。

遅く起きた朝。毎度挑戦しているホットケーキ。ぺったんこやん。

宿の入口。

トナカイのえさやり＆散歩に参加させてもらった。
苔みたいなのを食べてます。倉庫にいっぱい貯蔵してあります。
くっさ～～。

自然に抜けたトナカイの角。毎年生え替わるらしい。
冬に抜けるのはオス、夏に抜けるのはメス。

サウナ小屋で、お湯を沸かすボイラーに火を付けるのを手伝った。
ナイフで薪を削ってささくれを作る。
そこに火を付けて、次の薪にも燃え移らせて火をどんどん大きくしていく。

雀のえさやり。えさは置いとけば勝手に食べに来るんだけど、手に載せてじっとしてると手に乗ってくる。

オーナーから差し入れのブルーベリータルトと、甘いせんべいみたいなクッキー。
今日は曇っているので晩ご飯食べた後は、ビデオ見て寝ました。

窓ガラスの霜がどんどん成長していく。植物みたい。

お昼の太陽の位置。低すぎる。

車は全体的に凍ってる。

ちょっとの移動なら、これが楽ちん。

この宿では、トナカイのえさやり体験ツアーをやっていて、ドイツからのお客さんが１０人ほどやってきた。
一緒に混ざって、トナカイにえさをやる。

お昼でも影が長い。気持ちの良い寒さ。

どんどん成長するよ。

別の日には、ハンディクラフトのツアーに参加させてもらいました。
オーナーが毛皮で靴を作ったり、自然の葉っぱなどで染めた毛糸でセーターなど編んだりしたものを見せてもらう。

靴は履かせてもらった。毛の生えている方向で滑り止めになっている。温かいよ。

毛糸は良い色に染まってる。

夕方に、空の様子を見に少しドライブ。オレンジ色に染まる夕焼け空。
ちょっと雲が多くて、今夜はダメかなあ。

宿に戻り、サーモンスープと五目ご飯。

そして熊ビール。

たまには外で。イヴァロの町のレストランでランチ。
そのあと、スーパーでいろいろ物色。

Inariの町から宿に帰る途中の道路から。美しい夕陽だ

そして、サーモンスープとベリージャムのヨーグルトを宿のオーナーにいただきました。

あちこちのスーパーで買い集めた熊ビール。
これだけ種類がありました。コンプリート！

最後の夜は、宿の上空にくっきりとしたオーロラが現れました。宿の駐車場から見えました。

宿に戻り、パッキングをしながら熊ビール。

最後の朝食。目玉焼きが上手く焼けた。

車で空港へ向かう途中、時間調整のためイヴァロのカフェでおやつ。

12時頃空港に到着し、車を無事に返却。セキュリティを通って、搭乗まで宿から持ってきたバナナとコーヒーでランチ。

そして、ヘルシンキへ出発。

そして、成田へ。1日早い帰国。

ヘルシンキから飛び立って30分ほどしたときの景色。地平線の先に雲か煙が美しいグラデーションです。
今回は今までの旅で一番のミスで危うく旅行自体ができなかったかもしれなかった。1日短くなったけど、オーロラが見られて良かった。宿のホストも親切でフレンドリーでとても良い旅だった。