2004/08/01 - 2004/08/02
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マドゥライのミーナークシ寺院では、その存在感に圧倒される。
東西南北の巨大なゴープラム、
その表面を飾る神々の彫刻と色彩、
連なる巡礼者の数、
寺院の中に象使いと共に出没する象、
そしてこの日は次々に行われる婚礼の人ごみ。
寺院を中心に街全体が動いている。
溢れる強烈な彩り、
人々の無秩序なざわめき、
さまざまな俗世の物質の濃い匂い、
あとからあとから寄って来るペテン師たち。
この小宇宙の全てを呑み込んでしまいそうなミーナークシ寺院。
表紙の画像は、婚礼に出席していた見返り美人(になるかもしれない女性)。
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インド南端のカニャークマリからマドゥライへ向う朝。
二度目の朝日を拝んだカニャークマリを出る前に、浜辺をちょっと散歩。
ヴィヴェーカーナンダ岩に立つ、南インド出身の詩人ティルヴァッルヴァル像 も見送ってくれた。 -
この先もいい旅になりますように。
太陽のあるあたりに頭を下げて、バスに乗るべく立ち去る。
カニャークマリからマドゥライ行きのバスは、この当時は午前9時過ぎの便のあとは夜行バスしかありませんでした。
途中の景色も見たかったので朝の便で出発。
所要時間6時間、料金は109ルピーでした。
途中トイレ休憩が数回あって、サモサなどの軽食や飲料水なども手に入りましたが、停車時間が短いのでバタバタ。 -
さて、マドゥライである。
宿は≪HOTEL SUPREME≫。この頃は、自分が泊まった宿自体の写真は撮ったことがありません。ごめんなさい。
外国人団体客も多数見かけたホテルでした。
内部は暗めで重苦しい感じでしたが、夜のルーフトップのベジタリアン・レストランからはライトアップされたミーナークシ寺院が見えました。
お値段は高めなので、食事は外で済ませて飲み物だけでも行ってみるといいと思います。
部屋料金は失念。
所在地:110 WEST PERUMAL MAISTRY STREET
同じ道沿いにはネットカフェも数軒。
その宿の周りを点検。
道を行くのは女行者の一行。あたりを払う雰囲気とオーラ。 -
マドゥライの街。
右の女行者の風貌に、カリスマ性を感じたSUR SHANGHAI。 -
マドゥライの街を歩いて行くと、市場があった。
まだ青いバナナが枝ごと吊るされる軒先。 -
青いバナナ、黄色いバナナ、どれにする?
-
この自転車の主は、黄色いバナナを選んだもよう。
-
プチ・トマトだね。一個一個選ぶのは大変でしょ。
-
ザクロの赤もインドで見ると、何とはなしにおどろおどろしい色合い。
-
立派な角!
前にバラナシで、SUR SHANGHAIに頭突きを喰らわしたのが、こんな角の持ち主だったら…。
ゾッ! ((+_+)) -
マドゥライ初日は、午後に着いたせいでミーナークシ寺院はお預け。
次のバンガロールへ向うバスのチェックをしなくっちゃ。
その途中で見た子供たち。水玉模様の牛が可愛い。
インドではよく、牛と子供たちが一緒にいるのを見かける。 -
翌日は、いの一番にミーナークシ寺院へ。
中央に見える寺院は後回しにして、まず周りを見学。
子授け祈願の場所があった。
木の籠に入っているのは、ハイハイをしているクリシュナの人形。 -
こういう彫像も信仰の対象になるんだな、と宗教の不思議を感じる。
-
「うちの店の屋上からはゴープラムがよく見えるよ。」の声が次々かかる。
これも店に連れ込む手だな、と苦笑しつつも付いて行ってみた。
この東のゴープラムを撮らせてもらった後は、お店の品も一応点検のそぶり。
「ごめんね。欲しい物がない。」
一枚上手のSUR SHANGHAI。(^_^)v -
さて、これは敷地の中央にある清めの池から見た、ミーナークシ寺院の西のゴープラム。
-
イチオシ
ミーナークシ寺院の回廊の天井。
この彩りはまさにインド的。 -
清めの池周辺に続々と集まる着飾った人々。
熱気が溢れかえる。
何が始まるのか。 -
そこここで結婚の儀式が始まった。
撮影も許してもらい、引き出物(?)の果物やお菓子までもらったSUR SHANGHAI。
朝から晩まで婚礼のカップルが絶えなかったところを見ると、ヒンズー教ではお日柄が良かったのかな。
あとで日本の手帳を見たら、その日、日本では仏滅だったのが何故か可笑しかった。 -
まず、準備されたのは小さい祭壇。そこには食物が捧げられた。
式を司るおばさんが、手に持った火で清めるしぐさ。 -
お次は、花婿さんの番。
-
このほかにもちょっと手順があったけど、清めの火が重要だったみたい。
無事に結婚の儀式も終わり、首に手を回しかける花婿さん。
はにかむ花嫁さんの表情が初々しい。
盛大な拍手。 -
後はちょっと抱き合うしぐさで〆。
-
イチオシ
日本で言う「お宮参り」の日でもあったのか、子供を連れてお祈りをしてもらう家族も多数。
-
お孫さんですか?
-
お父さんも参列。
-
ギョッとしましたが、これは背中のお肉でした。
-
イチオシ
この頭飾りの花が芳香を漂わせる。
-
顔に黄色い色を塗った人も多い。
この意味は? -
一段と着飾った参列者のおばさんたち。
-
別の場所でも、結婚式が続々進行中。
-
ああ、目も頭も強烈な色の海で疲れちゃった。
ちょっと休もうと、日陰を探していたら…、 -
暑さと結婚式の熱気と原色の洪水で、幻を見ているのか…?
-
イチオシ
なぜ、寺院の中に象が?
答は下の夜の部に出てきます。 -
人でごった返すあたりを出て、ホッと一息。
日陰で休む兄弟。びっくりさせてごめん。 -
これも神様。
おろそかにしてはなりませんぞよ。 -
一旦は宿に帰ったけど、夜のミーナークシ寺院も見てみようと再訪。
あれ、昼間の象さんがいた! -
イチオシ
寺院の中の象のレーゾン・デートルは…、
お布施集めの象さんでした。鼻穴にお布施を入れると、頭を撫でてくれます。
中にはたじろいだり、びっくりして泣き出す子も。
お布施の回収方法は?と見ていると、象使いが棒で小突くのを合図に鼻息で噴出していました。
SUR SHANGHAIも1ルピー入れて撫でてもらいましたが、一人だと撮ってくれる人がいないのは残念。
ボヨヨ〜ンとした肉の感触とチクチクする剛毛の感触。 -
はい、並んで、並んで。
-
珍しがって、お布施集めの象さんを眺めていたら、
そのSUR SHANGHAIを珍しそうに見つめる親子がいた。(^^ゞ -
はい、またお一人さん。
-
中には、お布施を払わずに頭を撫でてもらおうとする不埒者もいましたが、象さんは賢い。
ちゃんと払ってくれた人だけ撫でてくれます。 -
寺院の中の神像は、その暗さの中の赤い色がずっしりと怖いほどの迫力。
この神様に、バンガロールへの夜行バス旅の無事を祈ってここも立ち去るマドゥライの街。
当時、バンガロールへは夜行バスしかなく、SUR SHANGHAIが乗ったのはボルボのセミ・スリーパータイプの物。22:30発、翌朝6:30頃バンガロール着。
切符は予約制で420ルピーでした。バスの種類によって、これより100ルピーほど安い物や、もう少し遅い時間に出発する便もあったようです。
値段が高いだけあって車は結構新しく、座席はかなり倒せましたが、背もたれの部分の曲がり具合が合わなかったのと冷房の効きすぎで熟睡は出来ませんでした。
ほかの乗客は全員男性でしたが、SUR SHANGHAIは女と言うこともあり、すぐ隣の席をあてがわれた人がいなかったのは良かったと思います。
こうして翌朝着いたバンガロールで事件が起こるのを、SUR SHANGHAIはまだ知らない。
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