2003/02/15 - 2003/02/18
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SUR SHANGHAIさん
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★2016年11月:新たに出てきた画像をアップします。★
やっと最終回に辿り着いた初回インドの回顧編。
今から思うと、初心だったSUR SHANGHAI。
あちこちでインドの洗礼に出遭って(?)、出合って(?)楽しかったなあ!
その時はハラハラドキドキ、腹が立ったり悔しかったりしたけれど…。
バラナシでは聖牛の頭突きに遭い、
カジュラーホーでは不思議なオートリクショーのおにいちゃんに会い、
アーグラーのタージマハルでは靴が消え…。
この旅行記では更に三つの洗礼が。
最後の洗礼は写真が無いので、表紙に出しておきます。
それは…、
アーグラーのタージマハルで靴が神隠しに遭ったあと、ビーサンで旅を続けたSUR SHANGHAI。
デリーで旦那と落ち合うために、アーグラーからも程近い聖地マトゥラーから乗り合いバスに乗ったはいいものの、そのバスは窓ガラスの無いバス。(乗り合いバスはこれが普通だったりしますが)
乾季の平原を行くバスは、アーグラー⇔デリーの高速道路とは言え、孫悟空の金斗雲状の砂埃・土埃を巻き上げて驀進。
途中のマクドナルドのドライブ・イン、中央分離帯で瞑想する人、路上を徘徊するウシの群れやラクダの隊商、逆走して来るトラックやトラクターの眺めを楽しみながらデリー到着。
あれま、立ち上がるとウィンド・ブレーカーからは土埃がサラサラ落ちるほど。
そのまま旦那が一足先に着いている落ち合い先のホテルへ。
着いてから気付いたら、そこはコンノート・プレイスにも近いインターコンチだった…。
ドヒャー!! Σ(οдО)
この格好じゃ靴を先に買いに行くにも何だし、とりあえずシャワーだけでも、と受付に向うSUR SHANGHAIに突き刺さる視線…。
結局は大丈夫だったけど、これがSUR SHANGHAIが先にホテルに着く予定だったら宿泊拒否に遭ったかも?の大笑い。
あとは写真と共にご紹介します。
表紙の画像は、聖地マトゥラーで出会った婚礼の電飾を持つ少年。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ビーサンをペッタンコペッタンコと突っかけて、アーグラーからバスで1時間ほどのマトゥラーはヒンズー教の聖地。
ガンガのほとりのバラナシほどの規模はなく、手頃なサイズで歩きやすい。
そこからオートリクショーで30分のヴリンダーバンには、更に多くのヒンズー教の寺院が溢れる。
これはその途中の町で見たヒンズー教の天使。 -
焚き木にでもするのか、枯れ枝を運ぶ少年。
-
牛車ももちろん健在。
-
ふと気づくと、民家の屋根の上にちょこんと座るサル。
-
ヴリンダーバン到着。
ここで出会ったおじさんが曲者だった。
「ヴリンダーバンは道が込み入っているし、見所も探すのが大変。50ルピーで案内してあげる。」
今のSUR SHANGHAIなら、ちょっと待てよ、と考えるところだけど、この時は素直過ぎた。
で、このおじさんと寺院巡り。
インドではさまざまな動物が人間と共存している。
寺院の壁のくぼみに、肩を寄せ合うサルの親子がいた。 -
おじさんはあちこちの見所に連れて行ってくれるばかりではなく、色々と説明も付けてくれる。
いいおじさんに出会ったな。と最初は思う。
ここはヤムナー河沿いの道。 -
ヤムナー河も乾季で水が少ない。
渡し舟が出るあたり。 -
この壁の色合いと渋いおっちゃん。
-
今はこのヴリンダ―バンの町もどんどん補修されているのかも?
2003年には、ずいぶん荒れ果てた町に見えた。 -
まともに残っている建物の方が少ない感じのヴリンダ―バン。
-
ヴリンダ―バンの町。
今はすっかり古びていても、往時には立派な町だったろうなと知れる町並み。 -
イチオシ
中庭の石柱が見えるヴリンダ―バンの民家。
-
寺院の多い迷路のようなヴリンダ―バンの町中をあれこれ案内してもらって、おじさんには感謝したんだけど…、
-
…最後には自分の知り合いらしいお寺さんに連れて行かれて寄進を要求。
寄進って自分から進んでするものだと思うんだけど…。
お金は持ってないよ、と嘘も方便。
10ルピーだけお寺に≪寄進≫。
色々案内してくれてありがとう、という段階になったらおじさんの態度豹変。
「3時間もあんたに付き合ったんだ。50ルピーじゃ安すぎる!100ルピー出せ! 出さなきゃ俺の友達も呼んでくるぞ。」
しかも、さっきまでの穏やかな顔が嘘のような鬼の顔。Σ( ̄□ ̄|||)
うーむ、こういうことだったのね。
ヴリンダーバンに行く方はご注意。 -
なんとなく人間不信に陥って、宿を取ったマトゥラーに戻る。
夜になって聞こえてきた楽隊の音。
何だろう? -
どうやら婚礼の祝宴が向かいのホテルで行われるらしい。
時ならぬ電飾と音楽にはしゃぐ子供。
通りすがりの人も横目で眺める。 -
リクショーのおじさんもこの人ごみの中では自転車もこげず。
-
電飾の電線は後からついて来る小型トラックの発電機につないである。
電飾の箱を担ぐ少年たち。
みんな同じ方向に体を傾けているのは偶然。 -
SUR SHANGHAIに向って笑いかける少年、手を振る少年。
ヴリンダーバンでの嫌な想い出が吹っ飛んだ。 -
イチオシ
重さがどれだけあるのかは分からないけど、こんな硬くて四角い箱だと持ちにくい。
肩に乗っけてみたり頭に持ち替えたり。 -
花婿さんが馬に乗って登場。
-
ホテルの前に既に来ていた友人・知人と言葉を交わす。
服に貼り付けてあるのは本物のお金?
花嫁さんはもうホテルの中に到着しているのかどうか、そのままホテルの中庭に一行は消えていった。 -
一晩明けたマトゥラーの町。
早速、沐浴場のあるヤムナー河へ周辺へ。
そこでは…、 -
ヤムナー河のほとりまでやって来た。
-
ヤムナー河の河べりに下りて行こうとしたら、
「こら!裸足になれ!」
あれま、バラナシでは何にも言われなかったのにな?。
マトゥラーの沐浴場では履物はご法度。
素直に謝ってビーサンは脱いだけど、おじさんはいつまでもガミガミ。
「知りませんでした。ごめんなさい。<(_ _)>」 -
朝靄の中のウシと人。
-
イチオシ
ウシたちも集まって来るヤムナー河。
-
瞑想しているらしい僧も一人の河べり。
-
イチオシ
早朝の静かなひととき。
-
マトゥラーの町に戻れば、使役動物としてのラクダが一頭、荷積みを待っていた。
-
マトゥラーの町の中で見かけた広告の壁画。
-
これはヘア・トニックらしいけど、効能書きが分からない…。
-
これはトタン板の広告かな。
このあと、デリーに向ったSUR SHANGHAI。
その結末は表紙のお話のとおり。
デリーの写真は今のところ出て来ていないので、初回のインド編はこれで一旦終了、です。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ai_worldtravelさん 2006/07/04 16:16:28
- こんにちはー。
- お久しぶりです。
この旅行記と、この前のタージマハールの旅行記、見せてもらいました。
いろいろ大変だったみたいですね。
タージマハールの靴のおじさんの話は聞いたことあります。
でも、実際にそこに行って、「ここでいいよ」って言われたら
「あっ、そぉ?」って脱いでしまいそうな気もします。。。
案内してくれたおじさんに後からお金を要求されるって、
エジプトをちょっと思い出してしまいました(笑)
私たちは誰にも案内されたわけではないんですけど、
ちょっと気を抜くと、
ことごとくお金を取られると言うかそんな感じが似てます。
でも、素敵な風景、建物、多いですね。
朝日が昇るタージマハール、ホントに素敵です☆
他のはまだ見せてもらってないので、また時間があるときに来ますねー☆
来週から母と祖母が遊びに来るので、バタバタしてます。
Ai
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2006/07/08 10:53:38
- RE: こんにちはー。
- 生まれ育った環境の中でシビアに生きてきた彼らの感覚からすると、≪持てる者からちょっと失敬する≫というのは、彼らにとってはごく当たり前の行為なのでは、と感じましたよ。
彼らからすると、当時のインド旅は初めてだった私は隙だらけだったのかも。
今は私も鍛えられましたが。(^○^)
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