★ちょっと昔のインド 雨季の終わりの一人旅（６）バンガロール

2004/08/03 - 2004/08/05

マドゥライのミーナークシ寺院で原色と喧騒に包まれた集団結婚式に遭遇した日の夜、SUR SHANGHAIは夜行バスでバンガロールへと向う。

バンガロールでは、出張でインドにやって来る旦那と落ち合う予定。

その日の夜行バスの乗客はほぼ満員。
車種がVOLVOで比較的新しかったのはありがたいけど、背もたれのカーブが微妙に合わない。

それにどんどん寒くなっていく。
バンガロールは１０００ｍ近い高原の中の都市。
慌ててスウェットシャツを取り出すけど、それでもブルブル。

やっとウトウトしたと思ったら、車掌さんに膝を突付かれてバンガロールに到着。

バスから降り立つと、息が白く見えるほどの早朝のカルナータカ州の州都バンガロール。
そこで出会うのは何だろう。

表紙の画像は、バンガロールの州立博物館。外壁が全部真っ赤！

エリア バンガロール(インド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

旦那と落ち合ったバンガロールのシェラトン・ホテルのジュニア・スイート。
昨日までの宿からいきなり昇天。
珍しく、宿の写真も撮りました。


チェック・インの際に一悶着の事件。
夜行バスで先に着いたSUR SHANGHAIの格好がヨレヨレだったので、危うく宿泊拒否に。
見てくれのいい服は全部、旦那の荷物の中だったし…、
寝不足の真っ黒な日焼け顔だったし…、
荷物はスポーツバッグだけだったし…。
オンラインで入れていた予約確認のコピーを持っていたのでセーフ！

以前、デリーのインターコンチネンタル・ホテルで旦那と落ち合った時の教訓が生かされないSUR SHANGHAIなのでした。(^^ゞ
（あの時は、窓の無いバスに乗って埃まみれ、足元はタージマハルで靴が神隠しに遭ったのでビーサンでした…。）

これまでの一人旅の疲れと、昨夜のバスの中で眠れなかったSUR SHANGHAIは、この日はリタイア。


ひゃ〜、寝室も昨日までのゴキブリうろうろとは大違い。

お休みなさい。ＺＺＺ…。

旦那とも無事に落ち合って、翌日は市内を回る。

午前中のティープー・スルターン寺院やブル寺院は雨の中。写真はボツ。


午後に行ったこれが…、州立博物館！？
塗り立てだったのかな。

中の展示品より、この外壁の印象が強く残ってしまった。

１８８６年に設立された、インドで最も古い博物館の一つらしいけど。

う〜ん、岩に染み入るセミの声、じゃなくて、

両目に染み入る壁の色…。

中庭風展示スペース入り口に立つ彫像。

赤い壁、ドアや植物の緑、石像の黒、花の黄色が強烈！

展示品よりも、この建物の色や造形に目が行ってしまうんですが。

いや〜、壺や鉢までシンクロ状態。(^^ゞ

同じ続きにちょっとした美術館もある。

その池の睡蓮に目が休まる。

美術館の中は作品も人も少なかった。(^^ゞ

でも、これで一息つけた。

州立博物館のお隣には、産業技術館。


その敷地には…、

あれま、インドにもゴミ箱があったとは！

新鮮な驚き。

おもちゃのような機関車。

これが先進技術の時代もあったんだなあ。



バンガロールの繁華街はお店ばかり。
いまいち写真を撮る気にはなれず。



お次は、合流した旦那と共にマイソールへと向います。