tabi人さんのクチコミ(5ページ)全102件

友人と北九州を回り、最後に門司港に立ち寄りました。

レトロな門司港駅を出て、５分ぐらいで着きました。
外観は画像のようにモダンな感じでレトロな門司の町にふさわしくない気もしましたが、内部は落ち着いた造りでした。
エントランスを入ると正面に広い階段があり、白い壁に太い柱が古きよきホテルのイメージです。ロビーの床は白黒の市松でモダンなのかレトロなのかちょっと変わった雰囲気です。
食事はナシでの予約でしたが、きっとレストランも雰囲気があったことと残念です。
部屋は普通のツィンでそんなに広くはありませんでした。
海峡側を取りましたので関門海峡を行き来する船、対岸の夜景も眺められて満足しました。

私たちは予算の都合で夕食は他で摂りましたが町にはレストランがあまりありません。
探しあぐねて洋風の居酒屋といったところに入りましたが慣れない雰囲気と値段の高さに戸惑ってしまいました。
私たちのように慣れていない方はできるだけホテルで取ることをお勧めします。

昨年１２月２１日に開業したばかりの阪急京都線西山天王山駅は、京都と大阪の境目の天王山の麓にあります。
この駅は高速道路の真下につくられていて、駅舎の横から高速バスの乗り場にエレベーターで出ることができます。
高速バスのバス停というと始発終点以外は都心から離れたところが多くて、バスを降りてからが不便でした。
ここは下が駅ですからすぐに乗り換えられて、京都の中心まで２０分足らずです。
また、駅横に広い駐車場がありますから、車で来てライト＆パークで行くことができます。
春秋の観光シーズンは車で京都市内へ行くのは大渋滞ですから、これはとても便利だと思います。
ちなみに、阪急は嵐山や嵯峨野に行くのに便利な電車です。

かつての熊野詣で目的地の熊野大社を目前にして湯垢離をして身を清めたという古い温泉です。

熊野が世界遺産となって賑わっていますが、ここはまだまだ鄙びた温泉らしさを残しています。

何度か来ていますが共同浴場があって入浴するのも楽しみですが、入浴の間に「湯筒」という源泉自噴口で茹卵をつくるのもたのしみです。
小さな河原に作られた１メータ半四方ほどの湯筒には木の柵があり、下部には釘が打ってあってそこに袋の紐を結んで沈めます。
中のお湯はグラグラ沸騰していて９０度以上もあるとか。
地元の人の調理場（？）でいつも青物などが湯がかれています。
卵もよいですが、お芋なども時間はかかりますが美味しく出来ますよ。
いつもスーパーで買ってゆきます。それとネットと紐を忘れずに。
以前に駐車場で寝泊まりしているというご夫婦に会いましたが、パックの白米を温めて、寒い時期だったので湯たんぽにお湯も入れておられました。
ふんだんにお湯が使えるというのは嬉しいものです。

高野山のろうそく祭り、この万灯会に初めて行ってきました。
この日は高野山は車の行列で停めるところのない車が渋滞しています。
これを避けるのに一番よいのは宿坊に宿泊すること。車も置かせてもらえます。
日帰りが可能な所からでも帰りが遅くなることを考えて、涼しい宿坊での一泊をお勧めします。

開始時間近く、一の橋に行きますと「高野山にこんなに人がいたのか！」というほどの人、人、人。
本部（？）のテントでうちわなどを頂けます。
やがて奥の院へ入り始めますが入場制限で何度にも区切られます。
ロウソクはあちこちで配られています。
最初は取り合いですが奥に行くにつれて手に持てないほどもらいます。
それを道の傍につくられたアルミホイル覆われた灯明台に刺しながら進んでゆきます。
人が多くてしんみりとした風情ではありませんが、亡き人を思って一本づつロウソクをさしてゆくのもよいものです。
私たちは奥の院まで行きましたが途中で引き返す人が多いようです。

賀名生梅林は奈良県の五条市ですが公共交通です足の便は良くありません。
関西では梅の名所は月ヶ瀬が知られていて、賀名生は名前は知っていましたが今回初めての訪問でした。
月ヶ瀬のように広範囲に梅林が広がっているのではありませんが、その分集中していて見やすいと思われます。
山を覆い尽くす梅は２万本といわれそれはそれは見事でした。
薄紅色の雲のようで、香りもどこからともなく漂ってきます。
平日に行きましたので車で上までのぼりましたが、人が多いときは下に車を置いて歩く方がよいでしょう。
ただし、相当きつい登りです。

２月の厳冬の時期の宿泊です。
メインストリートの小田原通りから少し山手へ坂を上った所にあります。
通りに大きな石に寺名が彫られて建っていますから道を迷うことはないと思います。
刈萱堂の近くです。
坂道は雪で凍っていて慎重に歩きましたが、門内に入ると雪の庭が見事です。
部屋はトイレ付の広い（１０畳ほど）和室でまだ新しく、一流旅館に負けません。
旅館と違うのは案内も、配膳その他のサービスもみんな寺生と呼ばれる若いお坊さん（学生さん）がしてくださることです。
とても丁寧ですしキビキビとして気持ちがいいです。
相客は外国の方二人のみ、ほとんど貸切状態です。
雪の庭を見ながら摂る精進料理は最高の雰囲気です。
ここ不動院さんの他にない特色は図書室のあることです。
長い渡り廊下を上った先にそれはあってそんなに広くはないですが、仏教関係の本を中心に専門書から一般向けのものまで揃っています。
３冊ほどお借りして部屋で読ませていただきました。
また、夜はご住職の指導で「阿字観」を体験し、翌朝はお勤めにも参加しました。
ここのご住職はとても気さくな方で、帰る時には自ら玄関まで見送ってくださったのには恐縮でした。
高野山の宿坊には何軒か泊まっていますが、ここもお勧めできる宿坊のひとつです。

雪の中、高野山に行ってきました。

高野山へは何度か行っていますが、極寒の季節は初めてでした。
でも思ったよりも寒くはなく、町も観光客こそ少ないですが普段通りのたたずまいでした。
標高９００メートルに近い山中とは言え、何千人もの人が生活しておられるのですから当然ですね。

奥ノ院はいつもに増して厳粛な空気で、身の引き締まる感じがします。
夏や休日はすっかり観光地化していますが、こうした雪の日はここが厳しい修行の地であることを思い出させてくれます。

雪の高野山、お勧めします。

念願のミュージカル「オペラ座の怪人」を観ました。
以前「劇団　四季」の公演を見ていたのでぜひ本場のものを観たかったのです。

劇場のハー・マジェスティーズ・シアターはピカデリーサーカスにある重厚な石造りの建物です。
内部も外観にふさわしくクラッシックな設えで、歴史を感じます。
観劇はドレスアップしている人が多いのかと少し緊張しましたがまるで違っていて、とても気軽な雰囲気です。
生活の中に溶け込んで気軽に楽しんでいるという気がします。

この「オペラ座の怪人」はおよその筋を知っていないとわかりにくい部分がありますので、行かれる方はあらすじを知っていた方がよいでしょう。

ロンドンに行けばやはり一度はミュージカルを楽しみたいものです。

ブロードウェイの町から２～３キロの丘の上に建つタワーです。

イギリス、特にこのコッツウォルズ地方は丘の連なりで山らしい山は無いのですが、ここへ来る途中は珍しくヘヤーピンカーブの山道です。
メイン道路から逸れてやや行ったところにありますが、日本の観光地と違って店などもありません。
車からタワーへ少し歩きますが遮るものがなくて風は強いです。
あたりは芝生（牧草？）の丘で、本当に何もなく柵の向こうには鹿が遊んでいます。
しかし眺望は開けていて、はるかかなたまでコッツウォルズの低い丘が広がっています。
タワーの中に売店があって店のおばさんが一人。
ここでクッキーを食べましたが素朴で美味しい味でした。

ブロードウェイはハイ・ストリートの広い道路沿いの瀟洒な街です。
道が広いせいか、コッツウォルトのこじんまりとした町や村を見慣れていると
ここがとても都会的に映ります。
といっても家々は典型的なコッツウォルトの造りですから温かみのある街並みです。
洒落たお店も多く、女性好みの雑貨店、お菓子屋など街歩きの楽しいところです。
ブロードウェイタワーが有名ですが、時間があればこの町にもぜひ寄っていただきたいものです。

有名なバースのローマンバスということで立ち寄りました。

古い時代にあれほどの温泉設備があったというのは驚きです。
よほどのお風呂好きだったのでしょう。
バスのまわりの回廊では当時の衣装の人たちの手仕事の再現もありました。

でもあまりの人の多さと、同じような展示に飽きてしまいました。
英語に堪能で展示を理解できるとか、とくにこういうものに興味があるのなら貴重な
博物館ですが、通り一遍の観光ではただ行っただけで印象は薄いと思います。

ストラトフォードアボンエイボンからブロードウェイに向かう途中に立ち寄った町です。

今は静かな町ですが昔は羊毛取引や乳製品の取引で栄えた町で、その名残りの「マーケット」残っています。

私たちは道路わきの駐車スペースに車を止めましたが、そこから中心部へ２～３００メートルの道は桜のような木が満開でとても美しい所でした。
中心部には先に言った「マーケット」があってこの町のシンポルとなっています。
そのあたりにはこじんまりとしたお店が並び、雑貨店や不動産やさんなど見ていて楽しいものでした。

通りから一歩入った住宅地も、この地方特有のはちみつ色のレンガの家に統一されています。
こういう生活の場を見ることも楽しみです。

訪れた日はちょうど４月２１日、シェイクスピアの生誕祭に当たっていました。
そのため、普段より人も多くてざわめきがあったのではと思います。

町のどこからでも見えると思える尖塔が天をさしています。
教会の前庭は墓地になっているようですが、芝生の中で暗さはありませんでした。
内部は見事なステンドグラスです。
奥の祭壇を囲んでステンドグラスが外の光を受けて七色の影を落としています。
何かのパォーマンスなのか寝台に横たわった若い女性に術をかけるような怪しい雰囲気
の見世物もあって多くの人が見物していました。

生誕祭のパレードは手に手に花を持ってこの教会に向かいましたので、祭壇には花が
あふれていました。

シェイクスピアを何よりの誇りとしているこの街の人たちの心意気が感じられました。

シニアの夫婦で泊まりました。
英語のできない私たちにとって、奥様が日本の方というのは有難いことでした。

家自体は２００年も経っているといういかにもイギリス的な伝統のある建物です。
でも内部はきれいに改装されていて、快適に過ごせました。
若い女性に似合いそうな可愛い部屋で、主人は気恥ずかしかったかもしれません。

朝食は和食が選択できました。
味噌汁、卵焼き、お浸し、海苔といった日本の朝ごはんで、特にお米は奥様が日本から
取り寄せておられるとかでとても美味しいものでした。

アボンエイボンの各観光地へも徒歩で回れますし、１０分足らずの広場ではバザールというか屋台も出ていて楽しめました。

英語の苦手な方、ご飯の恋しい方には特にお勧めします。

シェイクスピアの町を訪れた楽しみのひとつが、本場の劇場でのシェイクスピアの歌劇でした。

このスワンシアターは外観はレンガ造りの建物でそんなに時代は感じませんが、内部は昔の劇場の造りです。
2010年まで改築工事が行われていたそうですが、昔の通りに再現されていて伝統も感じられます。

入口から入ると木の階段があって、階段と踊り場にはステンドグラスがはめ込まれています。
バーのような酒場も昔のような造りで、こちらでは観劇にお酒はつきものなもでしょうか。

客席は5回ほどの木の造りで、円形に舞台を取り巻いています。
舞台は奥の本舞台からエプロンステージが張り出しています。
客席は長椅子のような造りで、座り心地はよくありません。
でも雰囲気はすばらしく、まさに歌劇を見る、というムードです。

でもその歌劇がちょっと・・。

ここは庭園のすばらしい所です。

家の外壁には藤のツルがいっぱい絡んでいて、初夏にはさぞ美しいことでしょう。

私たちの訪れた４月下旬は日本の３月ごろの気候です。
桜や梅（？）のような花木は咲いていますが、草花はようやく咲きかけというところです。ですから見事な幾何学模様の花壇も花が小さいせいか空間があります。
あと半月もすればもっとボリュームもある花壇になることでしょう。
庭園は大きく二つに分かれていて、手前は草花の花壇。
トンネル風に作られた通路の奥は木々を中心とした庭園で、あちこちに彫刻が置かれています。

建物内部はあまり覚えていないのです。
シェイクスピアの生家 もここも、ホールズ・クロフトもよく似た展示です。

城館や城壁は当時の名残を留めていますが、今は全体が家族連れも楽しめるテーマパークのようです。
でも悪い意味ではなく、明るい芝生とアトラクションもあれば中世の騎士や貴婦人の生活を彷彿させる展示も、さらに城壁を巡って展望を楽しめたりと誰でもが憩える場となっています。
城館の内部も広くて豪奢な城主の生活の様子、一族の蝋人形もあります。
そこここに日本の焼き物「イマリ」が飾られていました。
こういうところで日本のものを見るのは嬉しいものです。

ここまで来たらぜひ町を歩いて聖堂に寄ることをお勧めします。

偶然にシェイクスピアの生誕祭（４月２１日）に行き合わせました。

町の通りもお祭りムードで、当時の服装の人たちが歩いていたり、パレードに参加するらしい鼓笛隊や子供たちが歩いていて、普段の印象とは違うかもしれません。

シェイクスピアの生家 はチューダー式の黒い木組みに白壁の家で、家の中は多少歪みが見られるようでした。
庭園はそう広くはありませんが草花が整然と植えられていて、それが古い家によく合っていて、まるで古い西洋の物語にも出てきそうな雰囲気でした。
家の中の展示物はあまり印象に残っていないのですが、当時の生活用品だったと思います。
大文豪のゆかりの家にしてはささやかなのが親しみを感じました。

ケンブリッジの町から少し離れた郊外、新興住宅地といった町の中にあります。

すぐ横をＡ１４国道が走っているので車利用には便利です。
我々もそのために利用しました。

ただ場所がわかりにくいのが難点です。
近くに同じ名前の（プレミアイン）ホテルがありそこはやや高級なリゾートホテルという所です。
同じ系列とは思いますが、ナビに入れたときはこちらのホテルが表示されてしまいます。
私たちもそこへ行ってから改めて教えてもらいました。

さて、ホテルですがまだ新しくて気持ちよく泊まれました。
朝食はパン、ハム、サラダ、スクランブルエッグなどの簡単なバイキングです。
夕食はホテル内にバー兼ファーストフードの店があります。
ホテルの周辺は住宅地で店は見当たりませんでした。

豪華さはありませんがお手軽な料金で気持ち良く泊まりたい方には良いと思います。

ちなみにここのホテルからはいまだに案内のメールが届いています。

「京の冬の旅」非公開文化財特別公開　というキャンペーンの一環で大徳寺の塔頭の興臨院が公開されています。

興臨院は1520年に創建の臨済宗大徳寺派の塔頭寺院です。
ただ何度も焼かれたそうで、本堂や唐門は重文ですが襖絵などは現代の日本画家の方が今創作途上にあるということです。
庭園もかつての資料を基に再現されたものです。
何百年も前のオリジナルが残っている京都ではその点がやや残念な気もします。
しかしお寺全体の雰囲気は、禅寺らしい清々しさがあって一見の価値は十分にあると思います。

ボランテァのガイドさんが3カ所のおられ、それそれの範囲をわかりやすく説明してくださいます。

「京の冬の旅」ではスタンプラリーを行っていて、15か所のうち3カ所のクリアでお茶やお菓子の接待があるそうです。
3カ所ならクリアは簡単ですから、行かれる方は挑戦してください。