tabi人さんのクチコミ全102件

京都駅から徒歩20分ほどの世界遺産東寺の境内の一角にあります。

建物自体はやや古さを感じますが館内は清掃が行き届いています。
夜は10時ごろまで五重塔がライトアップされていて部屋から眺めることができます。
素泊まりですが京都は宿泊料が高いのでこの料金は手ごろだと思います。
夕食は京都駅で済ますか、途中にあるイオンモールで買ってくるかしないと近くにはコンビニもありません。
まあ館内にヌードルの自販機はありますが。
朝は館内の喫茶でモーニングが食べられますが、おにぎり程度でもあればと思いました。
ここは宿坊ではありませんがお寺に泊まりますと朝のお勤めに参加できます。
境内の御影堂で毎朝行われています。

天守が現存し、国の重要文化財に指定されています。
天守が現存するお城は全国で１２あるそうですが、外観の美しさでは一番のように思います。白壁にはえる黒い板壁やきれいに積まれた石垣などが整然とした美しさです。
天守からは松江の町が一望できて、登ってきた甲斐がありました。
城の周りは刈込の美しい公園になっていて、子供連れなどが寛いでいました。

西国三十三所、二番札所で巡拝のためお参りしました。
「紀州の3つの井戸のある寺」の意だそうです。
山門からは急な長い階段があって、下まで真っ直ぐなので特に下りが怖いと思います。
境内からの見晴しはよくて、遠くに和歌の浦も望めます。
早咲きの桜が有名で、関西の桜情報では毎年一番に開花して一番に落花が報じられます。
訪れたのは秋でしたが紅葉した桜もそれはそれで綺麗でした。

生きながらに小舟に乗って、南の海のかなたの観音浄土を目指す「補陀落渡海」。
始めて知った時は衝撃でした。
でもこの熊野那智の海を眺めていると、このかなたに浄土があるような気がしてきます。
朝にこのお寺に立ち寄り、お堂を開けていた方と話をさせていただきました。
いろいろと教えていただきましたが、沖縄方面のニライカナイ信仰との結びつきについて興味のある話ができました。
お厨子を開けて観音さんを拝ませていただきました。

那智青岸渡寺の赤い三重塔と、那智の大滝の風景は絵葉書そのままです。
那智山青岸渡寺と熊野那智大社は隣接していて同じ境内と言ってもよいくらいです。
参拝には下の道から長い石段を登らねばなりませんが、車なら有料道路（防災道路、マイクロバス以上の大型車の不可）で登ることができます。県道を土産店の並ぶあたりを行き過ぎた左手に入り口があります。
三重塔は車の通り路のすぐ横にあるので立ち寄ることができます。

今の本宮大社は、明治の水害で社殿が流出して現在地に遷されたものですので、昔の熊野詣の目的地はここでした。
今は地続きですが昔は中州に渡るのに、川に入って歩かねばならず、それが禊になったと聞いています。
今は石の祠があるだけの何もないところですが、川の水音に囲まれた清々しいところです。
熊野大社へのお参りの時はぜひこちらにも来てみてください。

江戸時代の紺屋の建物を再生した町屋つくりの建物です。
天然灰汁発酵建て（てんねんあくはっこうだて）という昔からの方法での藍染体験ができると聞いてやってみました。
ハンカチや手ぬぐい、ストールなど好きなものを染められますが、まずはハンカチに挑戦です。模様付けは割り箸、洗濯ばさみ、輪ゴム、フィルムケースなどを利用しますから、絵心がなくても大丈夫です。
藍甕につけて引き揚げると、空気に触れてさっと紺色に変ります。
懐かしい藍の香りがたちます。

水生植物園の中で特にロータス館がメインの施設のようで、蓮ではなくて熱帯性の睡蓮を一年中見ることができます。しかし真夏には隣接の琵琶湖岸で蓮の大群生を楽しめます。
7月から8月にかけて、一面に茂った蓮の葉の間から幾つもの花が立ち上がって咲く様子は
壮観です。水際に降りればまじかで手に取って眺められます。
朝早くから開花するとあって、朝は大勢のカメラマンが待ち構えています。

近年パワースポットとかで有名になった神社です。
国道からそれて橋を渡って行くと駐車場にでます。
駐車場の奥には南朝の遺跡があって、この吉野周辺と南朝方の深いつながりを感じさせます。
駐車場からだと横手から入ることになりますので、一旦出て改めて鳥居をくぐってはいりました。手水舎には清冽な水があふれていました。正面の石段を登ると拝殿で立派な能舞台があります。その左が本殿です。
ここは弁財天をお祀りしていますので、芸能関係の参拝が多く、特に例大祭では神事とともに能楽やアーティストの演奏などが奉納されます。 .

全国の日吉神社の総本宮で、比叡山の麓にあります。
行く途中の道の両側には里坊があって穴太の石積みが見られます。
日吉大社は西本宮と東本宮があり、東本宮が元々の祭祀の場所でしたが、近江京のころに
大神神社のご神霊を勧請したといいます。
参道から奥へ進むと西本宮、境内から摂社など回って東本宮に着きます。
東本宮では神様を家族になぞらえてあるのが面白いと思いました。
西本宮本殿、東本宮本殿ともに国宝で、そのほかにも数々の国の重要文化財があります。
境内は背後の牛尾山（八王子山）も含めてとても広く、一帯は紅葉の名所です。
特に参道は独特の山王鳥居の朱色に紅葉が映えて美しい眺めです。

荘川に昔から伝わる伝統家屋「寄棟式入母屋合掌造り」の建物を移築して保存しています。
合掌造りといっても白川郷や越中五箇山のそれと違って、そびえるほどの高さではなく、普通の茅葺き屋根の傾斜を強くした感じです。

山下家や三島家の黒い柱と白壁、垂木の様子などは飛騨の民家を見てるようでした。

広い敷地内には民族資料館もあり、ゆっくり見て回れて楽しめそうです。

嵯峨大覚寺から東に行ったところにある広沢池は、京の田舎の風情を残す風光明媚なところです。
このあたりは「千代の古道」とも言われ、都から嵯峨野への道筋です。
植木屋さんが多くて緑が多いところですが、その中に有名な枝垂れ桜もあります。
広沢池は向かいの遍照寺山を映して、茅葺の家も見えます（この茅葺の家の一帯はある宗教施設ですが、春には一般公開されます）
池には石の十一面観音さんを祀った小島があって、釣りをする人がいたりします。
嵯峨のもこのあたりまでくると静かですので、ぜひ散策をお勧めします。

国道を偶然に通りかかり、思いがけず秋のお花見を楽しんできました。
川見という町に入ると、11月というのにあちこちで桜が咲いていました。
高台の公園からは山一面の桜で、春の山を見ているようでした。
四季桜の里というのはあとで知ったのですが、四季咲きの桜は花が小さくて淋しいのが多いのに、ここの桜は春の桜に負けないほどの華やかさでした。

近江八景の月の名所の石山寺は紅葉の名所でもあります。
夜はライトアップされて、昼とはまた違う美しさです。
山門を入ると両側の足下に灯りが点されていて、紅葉を下から照らしています。
奥に進むと紅葉の林ですが、ここの紅葉の木は背が高くて上のお堂から見てちょうどの高さになっているようです。
本堂ではこの時期に合わせて狂言の奉納が行われています。

日本三名園のひとつで広い回遊式庭園です。
有名な琴柱灯篭をはじめ見どころの多い、何度行っても飽きることない名園です。
今回は冬の始めでしたので、公園内の木々という木々には雪吊りが施してありました。
北陸の重い雪には必須ですが、大変な労力でしょう。
冬枯れの庭園の物寂しさを増す絵になる風景です。

灯台は高台にあって、煌々と沖合を照らすものと思っていました。
まして有名な伊良湖崎の灯台なら、さぞ堂々としたものと思っていました。
ところがこの灯台は波が打つ寄せる海岸べりにある、かわいい灯台でした。
浜辺の遊歩道ではなく、上の道から灯台の見えるところまで降りたのですが、夕方の海にシルエットで浮かび上がるのは確かに美しく絵になりました。
でも灯台というには物足りない感じです。

標高430メートル余りの繖山（きぬがさ）にある観音正寺は西国32番札所です。
満願を目前にして最後の山登りです。
表参道と裏参道があり、どちらも途中まで車で行けますが、最後は歩きになります。
私たちは表参道から入りましたが、駐車場脇から400段あまりの石段です。
古い石組みの階段で足下に注意は要りますが、思ったよりも楽に登れた気がします。
登りきった境内は案外広く、ちょうど秋の頃で色づき始めた紅葉も見ることができました。

臨済宗永源寺派の禅寺で、秋のもみじは余りにも有名です。
朱塗りの橋を渡ると右手が境内で、秋には人でいっぱいになりますが、それ以外は静かなお寺です。
今回は新緑の季節に訪れましたが、以前に来た秋の賑わいが嘘のようにひっそりと静まり返っていました。
境内で売っている名物の永源寺こんにゃく、熱々をふうふう言いながら食べるのがとても美味しいのですが今回は食べられませんでした。。
檜皮葺きの大きな本堂は姿が美しく、紅葉の頃は縁に腰を掛けて眺めていると時間を忘れます。
交通は不便ですが、紅葉は本当に綺麗なので一度は訪ねたい名刹です。

白水湖と白水の滝を見に行ってきました。
車を置いて少し林に入ると滝の展望台があります。
深山の緑の中に、一条の滝がはるかに望まれます。
白川の由来という白色の瀑布がとても美しく、見飽きない景観です。
しかし滝壺まで行くことはよほど山に慣れていないと無理ですので、普通はここから見るだけなのでよけい神秘的に感じます。。
でも遠くから眺めるだけで充分満足できる美しい滝です。

磐船神社のある交野市のあたりには星にまつわる伝説がたくさんあります。
星田神社、星田妙見、織物神社、星の森、そして流れる川は天の川。
磐船神社のご神体も「天磐船」という高天原から下された巨岩で、船の帆先のような形です。
ここには巨岩の間を通る胎内くぐりもありますが、狭い岩の間をやっと通りぬける道で川の増水時は立ち入りができません。
かつては国道がこの神社の前を通っていたので、いつでもその巨石を拝むことが出来ましたが、今はバイパスのトンネルで通ってしまい立ち寄ることも少なくなりました。