家守さんのクチコミ(9ページ)全1,368件

聖路加国際病院敷地内に、こちらの記念碑が建てられています。
現在杉並区久我山にある立教女学院は、元々明治10(1877)年に湯島（現文京区湯島）に設立された立教女学校にはじまります。その後、明治15(1882)年にこちらの築地に移転します。しかし、大正12(1923)年の関東大震災により校舎等は焼失してしまい、その後現在地に移転して現在に至っています。
こちらの記念碑には、そうした経緯を記載するとともに、初代の立教女学院校舎のレリーフが飾られていますが、現在も存在していたならば、さぞ素敵な洋館だったろうなと思える建物です。
居留地中央通り沿いに建てられているので、病院敷地に入らずとも拝見することができます。

聖路加国際病院敷地内に、こちらの石碑が建てられています。石碑というより、モニュメントと呼んだ方が適切な、ドーナツを半分に切ったような形をしています。
残念ながら、訪問時は新型コロナウィルスの関係で同病院敷地内に立ち入ることができず、こちらの発祥の地碑も遠くから眺めるだけになりましたが、この碑には「立教学院発祥の地」と記載されています。

ちなみに、立教学院とは立教大学等を運営する法人のことで、明治7(1874)年に、ここに設立しますが、大正12(1923)年の関東大震災によりキャンパスは壊滅状態となり、その後現在の池袋に移転します。

横浜や神戸、長崎などは港が開かれて当時の時代の先端をいっていた場所ですが、ここ築地も外国人居留地があったため、こうしたミッション系スクールが設立されたのでしょうね。歴史は面白いです。

東京都中央区銀座5丁目にある歌舞伎座は、日本を代表する歌舞伎劇場です。
これまで4回建て直されていますが、現在の建物は5代目のもので、平成25(2013)年築のものです。新しい建物ですが、培ってきた歴史があるためか、深みを感じる建物ですね。　
今夏は、中央区近代建築めぐりの際に出会いました。と言っても、建物は何度も見たことがありますし、1度だけ中で歌舞伎を見ました。ただ、時期的に今回の5代目ではなく、その前の4代目です。ぜひ5代目も中に入ってみたいです。

中央区の近代建築巡りをしている時に、築地場外市場を歩いていたら、外れの方に神社がありました。それが、こちらの波除稲荷神社でした。
創建は、万治年間（1659～1661）頃。この築地一帯の埋め立てが波浪により困難を極めていた際に、海中に漂う稲荷明神の像を祀ったところ、波浪もおさまり、工事が完了したことから、この名がついたそうです。
日曜日訪問のためか、いつもそうなのかわかりませんが、普通の観光客っぽい家族連れがたくさん参拝していました。航海安全、災難除け、厄除けなど、ご時世もあるのかもしれません。かくいう私も、参拝させていただきました。
気づかなかったのですが、境内に吉野家創業店があったことから、吉野家碑があったそうで、また訪問して確認してみたいです。

カトリック築地教会前に、「暁星学園 発祥の地」と書かれた石碑が建てられています。ただの石碑ではなく、石碑上部には開かれた本（石でできている）も。
この暁星学園とは、元々カトリック築地教会敷地内に神学校として開設した家塾が母体となっており、設立は明治21(1888)年2月。ただし、同年7月には麹町の方に移り、現在は千代田区の方にあります。
この築地居留地付近は、ミッション系スクールが多数あったところで、この暁星学園もその一つですね。
現在では、この石碑に名残をとどめるのみですが、石碑があるだけで、歴史の一端に触れることができました。横浜も開港の地ということもあり、発祥の地の石碑が多く点在していますが、ここ築地も結構あることを知りました。

明石小学校南東の隅の交差点部に、かつてここの築地外国人居留地があったことを述べている案内碑があります。
現在の中央区明石町一帯は、明治期に入ってから、外国人居留地が設けられました。その関係で、ミッション系スクールが多数設立されました。現在は、関東大震災で被災し、別の場所に移っていますが。
また、横浜や神戸などにも外国人居留地があり、今でも華やかな地だと感じるのですが、この築地は、どちらかというと落ち着いた印象です。やはり関東大震災で洋館などが壊れてしまったことが大きいのでしょうか。
それでも、ところどころに歴史を物語る建物であったり、石碑であったりがありますので、散策するのも面白いと思います。

江戸時代末期に三河国田原藩主三宅康友の寵愛を受けた方です。生まれは早川村（現綾瀬市）です。
その藩士でもあった渡辺崋山が、お銀さまを訪ねてきた様子を取りまとめたのが「游相日記」です。
大山街道を歩いていると、そのあたりの説明版などに出会うことができます。
ちなみに、このお銀さまのお墓は、綾瀬市小園南にあり、生まれ故郷に建てられたものだと思います。
小園広場という公園内に案内板がありましたが、お墓は公園から直接行けませんでした。

目久尻川沿いを散歩している途中、趣味と実益を兼ねて川を逸れてこちらの神社を訪問しました。
祭神は菅原道真と平成輔。この平成輔、後醍醐天皇のもと鎌倉幕府を倒そうとしましたが失敗し、小田原市早川で殺されます。この早川という地名がここと同じだということで、後世にここに祀ったとのこと。
だいぶこじつけ感ありまくりですね。神社としては、こぢんまりとした小さな社があるのみの静かなところでした。

済運寺は、臨済宗のお寺で、ご本尊は江戸時代に造立された木造の釈迦如来像です。
また、このお寺は春日局にゆかりのあるお寺で、局の位牌と局が使ったという茶臼、茶釜などがあるそうです。
境内はきれいに清められていましたが、造園業者さんが植栽の伐採などを行っていたため、がやがやしていました。普段は静寂感が漂いそうなところだと思います。

目久尻川沿いを散歩している途中、趣味と実益を兼ねて川を逸れてこちらの神社を訪問しました。
吉岡神明社は、元和2(1616)年、徳川家光の乳母春日局の勧請によって建てられたという、創建400年を超える古社です。
その歴史を物語るかのような、樹木が鬱蒼とおいしげる鎮守の森に囲まれており、本殿や拝殿、鳥居なども大変立派です。
訪問時にも地元の方が参拝に訪れていましたが、日常の喧騒を忘れさせてくれる、素敵な場所だと思いました。

綾西公園は、綾西団地内にある吉岡神明社の横にある公園です。
駐車場は4～5台程度と多くありません。今回は、目久尻川沿いを歩いて散歩している途中で寄り道して立ち寄りました。
多目的広場にテニスコートなどがあり、遊具としてはローラーすべり台があるのが特徴でしょうか。
訪問時は平日日中だったため誰もいませんでしたが、地元の方の公園だと思います。

目久尻川沿いを散歩している途中で、お昼ご飯を食べに立ち寄りました。
貴志園さんが運営しているお店で、手打ちそばがウリとのことで、ランチセット（玉子丼つき）を注文しました。
おそばは美味で、量も多く満足でした。
お店は目久尻川沿いの道から少し奥に入ったところにあるため、わかりづらいですが、その道沿いに「貴志園」と書かれたアーチがありますので、そちらを目印にしてください。

趣味と実益を兼ねて、現在放映中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のゆかりの地を巡りました。
この龍峰寺は、海老名駅から徒歩20分程度と、少し距離のある場所に位置する、臨済宗建長寺派の寺院です。国指定重要文化財となっている千手観音立像を源頼朝が安置し、寺を再興したとされています。
新緑生い茂る境内は、みずみずしさが感じられました。参道入口の仁王門、その先に建つ観音堂に本堂と、大変立派なものでした。
観音堂裏にある収蔵庫に安置されている千手観音立像は、特定日に公開されているようなので、いつかその日に訪問してみたいです。
なお、寺横には公園があり、ローラーすべり台があったので、子連れでもよさげなところです。

趣味と実益を兼ねて、現在放映中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のゆかりの地を巡りました。海老名駅から徒歩20分程度のところに、龍峰寺という臨済宗建長寺派のお寺がありますが、そのお寺の横にこの公園があります。
龍峰寺の前に清水寺（せいすいじ）というお寺があったことから、この公園名が付けられていると思います。
ただし、公園名は「しみずでらこうえん」です。

昔は斜面になっている広々とした原っぱだった記憶がありますが、現在はローラーすべり台があり、また公園内に巨木が生い茂るなど、だいぶ様変わりした印象です。

趣味と実益を兼ねて、現在放映中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のゆかりの地を巡りました。
ここは、源頼朝に仕えた御家人･海老名氏の菩提寺があった場所にあるお堂です。お堂の中には、海老名氏ゆかりの五輪塔、宝篋印塔の一部が収められており、格子の隙間から確認することができます。
住宅の中にひっそりとたたずんでいますが、歴史を物語る貴重な歴史資源です。ベンチがあったので、ゆっくり休ませてもらいました。

趣味と実益を兼ねて、現在放映中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のゆかりの地を巡りました。
こちらの神社は、源頼朝が伊豆三島社を勧請した鶴岡八幡宮の末社だそうです。
神主の阿藤海老名氏が本拠を構えたことから、この地を「社家」と呼びようになったと言われています。「しゃけ」と読みますが、この辺りの字です。
本殿裏にちょっとした遊具が設置された公園がありますが、平日日中訪問のためか、ひっそりとしていました。
JR相模線社家駅から徒歩圏内です。

弥生神社は、海老名駅から約1.5km、徒歩20～30分程度のところにある神社です。旧海老名村と周辺にあった5つの神社を、明治時代に合祀した神社です。
参道に桜が植わっており、桜の名所でもあります。
裏手に龍峰寺という建長寺派のお寺があり、昔から一体的な敷地内にあるという印象がありましたが、今回久しぶりに訪問した印象では、隣り合っているというのが正しそうです。
本殿は、大変立派なもので、桜の時期にも来てみたいと思いました。

海老名駅から歩いて10分強のところにある国分寺は、奈良時代に聖武天皇の命で全国につくられた国分寺の一つだった相模国分寺（現在は跡があるのみ）の後継的な位置づけのお寺さんです。
その境内に、国指定重要文化財の梵鐘があります。これは、鎌倉にある円覚寺の鐘（国宝）を鋳造した物部国光氏作とのことで、価値は高そうです。
見学はできますが、施錠されて近くまで寄ることはできません。貴重な文化財なので、勝手に鳴らされるのを防ぐ目的でしょうか。
神社の多くは、鐘楼は高いところに位置している気がしますが、ここの鐘楼はなぜか逆に下がったところに位置しているため、梵鐘を真横にみるような形になり、割と見学は容易にできると思います。

安養院は、厚木駅から北に約500m、7～8分ほどのところにある曹洞宗のお寺です。
お寺なのですが、入り口部のところに狛犬が鎮座しており、その後ろに立派なイチョウの木が両脇にそびえるなど、迫力のあるお寺だと思いました。
また、参道の途中に三眼六足稲荷社があり、こちらは神社です。
海老名市の郷土かるたの「へ」に該当するところでもあり、「ヘラ鹿の　化石を残す　安養院」という歌が詠まれています。
詳細不明ですが、こちらのお寺に化石が安置されているのでしょうか。

三眼六足稲荷社は、厚木駅から北に約500m、7～8分のところにある神社です。
安養院という曹洞宗のお寺の参道脇にあり、お寺の境内に位置する稲荷社という位置づけでしょうか。
この時は、どちらかと言えば安養院メインでこちらの神社は予備知識なく参拝したのみでしたが、帰宅後調べてみたら、本殿の上部に彫られた狐は、3つの眼と前4足後ろ2足の計6足あるという情報を得て、これは再訪しなければと思いました。
もし、ご訪問される方がいましたら、参拝時に上を見上げていただければと思います。