morisotさんのクチコミ(3ページ)全153件

完成度の高いコンコルディア神殿を始めとして、小高い丘に建つヘラ神殿、廃墟のようなジュピター神殿、ディオスクロイ神殿、エルコレ神殿など見所満載です。

私は眺めのいいヘラ神殿が好きですが、ジュピター神殿にはテラモ―ネ（人像柱）のレプリカがあり、これが神殿を支えていたのか、と思う巨大さです。

ディオスクロイ神殿には、祭壇や聖域、濠などがあり、犠牲祭祀を行ったとみられる円型や方形の祭壇跡はヘレニズム・ローマ期のもの。

当時の人々の生活ぶりが窺えます。

まる１日かかって全部見ましたが、ゆっくり見たければ２日必要かも。
神殿の神々しさに見惚れ、佇んでしまいます。

神殿の谷に行くバスがエルコレ神殿近くで停まるので、神殿へのアクセスはしやすいです。ただ、有名なコンコルディア神殿の間近に行くには、５分位は歩きます。

でも、すぐに神殿が見えるので、気にはならないはず！
コンコルディア神殿はギリシャ神殿建築の最高傑作といわれ、とても保存状態がいいです。

個人的によかったのは、ヘラ神殿。１２０ｍの小高い丘に立っているため、ほかの神殿ともちょっと離れており、孤高な姿に惹かれました。
ここから見える地中海と神殿群は絶景です！

クアトロ・カンティのすぐそばにあります。

噴水を中心に３０体を超える裸体彫刻が置かれていて、白い彫刻群はとても上品な感じです。

中央のプレートリアの噴水は、フィレンツェの職人フランチェスカ・カミリアの手により、元々はフィレンツェの屋敷にために制作されたものだとか。

どうりで、ルネッサンスの香りがするわけですね♪

パラティーナ礼拝堂のモザイク装飾は素晴らしいですが、こちらも素晴らしいです！

シンプルな外観とは裏腹に、内部に入ると金色のモザイクで壁は蔽いつくされ、とても煌びやか。

よく見ると、「受胎告知」の絵があったり、ドームには「全知全能のキリスト」のまわりを天使が囲んでいたりして、楽しかったです。

入口左側にある、聖母マリアに亀のようになって跪く海軍提督の絵は思わず笑ってしまます。

とにかく大きな大聖堂で、写真１枚には到底おさまりません＞＜

１１８４年創建のシチリア・ノルマン様式の建物。
茶褐色の外観と、外にある彫刻がなんとも言えない美しいハーモニーを奏でています。

内部は１８世紀の新古典様式で、外観と比べると、ちょっとシンプルな気がしました。
でも、天蓋や内部装飾は、それなりに綺麗です。彫刻に凝ったものがありました。

また、宝物庫（２．５ユーロ）にあるコンスタンツァ２世の王冠は豪華でした。
個人的には、素敵なマリアの絵があって、気に入りました。（写真撮影不可）

クリプトもセットになっていたので入りましたが、ちょっと私には・・・＞＜という感じでした。

クアトロ・カンティは十字路の意味。

スペイン総督らのバロック都市計画の一環として作られた。

広場に面するように、四つ角にそれぞれ建物が立っていて、壁には３段の装飾が施されている。

１番下は四季を表現した噴水（水がホントに出てました）、２段目には歴代スペイン総督、３段目には町の守護聖女（美しい！）がそれぞれあります。

微妙に違うので、よく見てみてクダサイ★

ここは、馬籠宿の役人を代々務めてきた、清水屋・原家の資料館です。

８代目の当主は、藤村の小説「嵐」で「森さん」として登場しています。

展示は２階部分になり、階段でのみ上がれます。

藤村直筆の掛け軸（字が美しい！）や、書簡、馬籠の生活文化資料などが展示してあります。

また、「夜明け前」の構想を練ったとされる部屋があり、藤村ファンは必見。

尾形光琳などの掛け軸の絵などもあり、２００円でこれだけ見れたのはよかったです。

脇本陣の蜂屋家跡に立つ資料館です。藤村の小説「夜明け前」では枡田屋として登場する、蜂屋家の遺品や古文書などを展示しています。

大名が利用した上段の間を再現したコーナーもありました。

歴史に興味がない人はちょっとつまらないかもしれません。
個人的には、当時の絵が展示してあり、色鮮やかで気に入りました。

馬籠宿本陣であった、藤村の生家に立つ記念館です。藤村の長男から寄贈された、原稿や蔵書、愛用品など色々な資料を展示しています。

私は藤村が好きなので、直筆原稿を見てかなり興奮しました。

あとは、中庭に藤村の「初恋」の石碑や、小説の一説が書かれたものもありました。

建物自体も風情があるので、ぜひ訪ねてみてクダサイ★

下嵯峨屋と同じで、昭和４３年の解体・復元によって蘇った歴史的建造物。

上嵯峨屋は木賃宿として利用されていた建物で、当時の旅籠の風情を垣間見ることができます。

ここも座敷が道に面しており、地元の方のデモンストレーション？を見ることができました。

無料なのでふらっと入っていけます。

妻籠宿を歩いていると、自然に「下嵯峨屋」の看板を目にします。

下嵯峨屋は長屋の一戸として利用されていたもので、当時の庶民の暮らしぶりを垣間見ることができます。

座敷？が道に面しているので、あけっぴろげに見られます。

私が行った時は、おばあちゃんたちが何か作っていました。

敵から守るため、わざわざ直角に道をまげて作った名残が、今も見られます。

「行き止まり？」と思うと、右に道が伸びていて面白かったです。

伝統的な家屋が連なる中に、このような工夫も垣間見れました。

大きな家屋が目の前にあるので、分かりやすいと思います。

島崎藤村の母・ゆいの実家でもある妻籠宿本陣。

馬籠の方を見てから来たためか、部屋数も多く、展示物も素晴らしくて感激しました。

個人的には、絵が好きなので、妻籠を描いた水彩画や、布の絵にとても惹かれました。

上段の間も、ちゃんと一段高くなっている立派な設えで、一見の価値あり。
（こちらは「妻籠宿本陣２」の旅行記に多く載せてあります）

中庭もとても風情があって、癒されました。

１階部分は自由には見学できず、係りの方に説明してもらいながらの見学となります。

天皇がいらっしゃたときに備えたお部屋は上品ながら豪華でした。

２階部分は自由に見学できます。建物内部は写真撮影不可です。

中庭も綺麗で、とても癒されました。

高台寺のすぐ近くにある圓徳院は、ねねが晩年を過ごしたことで有名。

北書院の北庭は、秀吉との思い出深い伏見城の化粧御殿の前庭を移築したもので、国の名勝にも指定されている。当時の原型をほぼそのまま留めており、桃山時代を代表する庭園の一つになっている。

その枯山水庭園の素晴らしさはいうまでもないが、掛け軸などねねの生活が偲ばれる品があり、ちょっとタイムスリップした気分になりました。

高台寺の名の通り、少し高台にあります。

入口に行くまでにちょっと階段が・・・（笑）

本殿は蒔絵が多く展示されており、煌びやかな雰囲気でした。

また、枯山水庭園も夜のライトアップのためか畜光石が入っていて、昼間見ても綺麗でした。

すごい勾配の臥竜廊や、傘亭など見所はたくさんあります。

途中の竹林も美しく、ぜひねねが晩年を過ごした圓徳院にも訪れて欲しいです。

晩年、小布施に長く逗留した北斎が残した肉筆画や画稿、書簡などが展示してあります。

色々な絵がありましたが、個人的に印象的に残っているのは西瓜の絵。

とても涼やかで、北斎の幅の広さを感じました。

天井絵のある祭り屋台も見応えがあります。

現代アートが好きなので、開館日も見ず行ってしまいました（笑）

たまたま取材の関係で開いていて、美術館に入ることができました。

車で行きましたが、図書館を目指してずっと細い道を上っていく感じです。

美術館の目の前に駐車できます。

展示内容は、草間彌生、奈良美智、イサム・ノグチなど海外で活躍しているアーティストの作品が目白押しです！

絵画だけでなく、彫刻やオブジェ、色々な作品があって、子供でも楽しめると思いますよ！

入館料は１０００円ですが、飲み物とお菓子が付きます＾＾（私も頂きました！）

７・８月とＧＷ以外は、金・土・日・祝日しか開いていないのでご注意を！

教会のような建物に蔦が絡まる、碌山美術館は外観からして素敵。

夭折した碌山は、多くのすぐれた彫刻作品を残しています。「女」「文覚」「デスペア」は恋の三部作といわれていますが、私は「デスペア」に強く惹かれました。

ほかにも、親交があった高村光太郎のなどの作品や、絵画も展示しています。

１時間もあれば見れてしまうので、ぜひ安曇野へ行ったら立ち寄って見てクダサイ。