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オビドスは、城壁で囲まれたかわいらしい街です。街のメインゲート「ポルタ・ダ・ヴィラ」をくぐり、石畳のディレイタ通りを歩いて行くと通りの両側にカフェやレストラン、土産物屋などがならび、見ているだけでも、十分、楽しめます。また、ディレイタ通りを進んでいった奥のポサーダ脇の階段から城壁にのぼり、街を上から眺めることもできます。

オビドスのメインゲート、ポルタ・ダ・ヴィラを通り抜け、メインストリートのディレイタ通りを進んでいくと、広場にでます。この広場の奥にあるのがこのサンタマリア教会です。ここは、15世紀に10歳のアフォンソ5世が8歳のいとこイザベラと結婚式をあげた教会といわれています。この教会は、自由に出入りでき、内部の壁はとても美しいアズレージョで飾られています。

オビドスの街のメインゲートといえる門です。この地域がイスラム勢力の支配下に置かれていた時代に作られた門と言われ、街への敵の侵入を防ぐため、通路がジグザグの形に作られています。また、通路の天井には、のちの時代に作られたアズレージョが飾られていました。門の脇からは、城壁へ上がる階段がつけられています。

オビドスは、城壁に囲まれた町です。この城壁には、ポサーダや、門の脇の階段で上ることができます。城壁上には手すり、柵はなく、幅も大人一人が通れる程度のところもあり、反対方向からの人とすれ違うのに、苦労します。毎年、この城壁から落ちて死者が出ているとも聞きました。しかし、城壁の上からは、街全体を眺めることができ、30～40分で1周できます。

ツアーでナザレからオビドスへ向かう途中で立ち寄りました。この街のレププリカ広場で、毎朝、開かれている朝市だと聞きました。近郊の人が、野菜や果物などを持ち込み、地元の人を相手に販売しています。規模もそれほど大きくなく、ツアーで短時間立ち寄った私たちにも適当な観光スポットでした。

ナザレのブライア地区からケーブルなどを利用して、上った高台の一帯がシティオ地区です。ここは、マリア像で知られる「ナザレ教会」やマリアの加護に感謝して建てられた「メモリア礼拝堂」、海を見下ろす展望台など、みどころの多い観光スポットです。

ブライア地区から、ケーブルやバスでこのシティオ地区にのぼり、メモリア礼拝堂の横から少し上ったところが展望台となっています。ここからは、青い海と海岸線、そしてナザレのブライア地区の素晴らしい景観をながめることができます。是非、訪れてほしいおすすめのビュースポットです。

霧の中、馬に乗って狩りをしていた城主が、馬ごと海に落ちそうになったとき、マリアの加護で奇跡的に助かったことを感謝し、建てた礼拝堂だそうです。小さな礼拝堂の中には、キリスト像とマリア像があるといわれていましたが、残念ながら入ることはできませんでした。

17世紀に建てられ、ナザレの守護聖人たちが祀られている教会です。祭壇付近は、旧約聖書をテーマとしたアズレージョで飾られており、奥の階段を上ると、中央のマリア像のところまでいくことができます。このマリア像は、かつて西ゴート王とともにこの地を訪れた僧ロマノが持ち込んだものといわれています。

バターリャとは、ポルトガル語で「戦い」という意味のようです。カスティーリャ軍3万に対し、奇跡的な勝利を得たジョアン1世が聖母マリアに戦勝を感謝するため、創建に着手したのが始まりといわれています。ゴシック・マヌエル様式のこの修道院は世界遺産に登録されています。なかでも、天井の部分のない「未完の礼拝堂」はとても印象に残っています。

ポルトガルのツアーでコインブラを訪れました。コインブラ大学、図書館を見学して、この旧カテドラルを外から見学しました。外からは、カテドラルにはあまり見えないような気がしました。ポルトガルで最も古く13世紀に建てられたようです。

コインブラの街の中心にあるレストランで、昼食で利用しました。チキンと、ポテトスープとコーヒーケーキを、グリーンワインと一緒にいただきました。グリーンワインはポルトガル北部で生産されるワインで、ややアルコール度数が低めの白ワインです。このワインは料理とよく合い、美味しくいただきました。

ポルトガル第3の都市コインブラは、大学を中心に発展してきた街です。13世紀に創立されたコインブラ大学は、ポルトガル屈指の名門大学で、現在、8学部を有し、多くの学生が学んでいます。街の中心から、階段をのぼった高台にある大学からは、コインブラの街並みを見下ろすことができます。

ナザレの街からは、少し離れた高台に建てられたホテルです。徒歩で街へ行くには、少し距離があるように思います。新しいホテルで、部屋は清潔な感じがし、宿泊するのに必要なものはすべてそろっています。朝食も、充実しており、美味しくいただきました。

アヴェイロの南に位置する海沿いの小さな街です。メインストリートに面して建つコテージは、カラフルなストライプ模様に塗られており、眺めているだけで、とても楽しめます。また、このカラフルなコテージは、南欧の青い空によくマッチしているように感じました。

アヴェイロの街に作られたこの運河は、今ではこの街の観光スポットとなっています。運河の両側には、美しい建物が並び、運河に沿って遊歩道も設けられています。運河には、「モリセイロ」というゴンドラが浮かび、乗船客を呼び込んでいました。

アヴェイロの鉄道駅は、近代的な駅舎です。その駅と並んで今は使われていない旧駅舎が建ち、その外壁は美しいアズレージョの壁となっています。アズレージョには、旧駅舎が建てられた当時の街の風景や人々の服装や暮らしなどが描かれ、とても興味深いものでした。

サンティアゴデコンポステーラ旧市街のカテドラル裏側に位置する広場です。キンターナとは銀細工という意味で、かつてここで銀細工師たちが店を出していたため、このような名前が付けられたそうです。ここには、４頭の馬の像の噴水が設けられています。大聖堂正面のオブラドイロ広場と比べると、やや落ち着いた、静かな感じがしました。

サンティアゴデコンポステーラ旧市街のカテドラル前の広場です。巡礼の終着点といわれてきた場所で、今は多くの観光客が訪れる観光スポットとなっています。広場の横には、かつての病院を改装したパラドールが建っており、１階にはカフェ・レストランがあり、気軽に利用できます。

サンティアゴデコンポステーラ旧市街のシンボルは、なんといっても聖ヤコブの遺骸が安置されている大聖堂です。旧市街の石畳の道は、大聖堂へと続き、道の両側には、石造りの美しい建物が並び、それらはレストラン、カフェ、土産物店などとして使われています。