はちの父さんのクチコミ(7ページ)全515件

レーマー広場の南側にあるニコライ教会は1290年建造のプロテスタント教会です。第二次世界大戦でレーマー(旧市庁舎)などは破壊されましたが、この教会は爆撃をまぬがれた数少ない歴史的建造物です。
建物自体は小規模で小さくて可愛らしい教会という印象をもちました。

13-15世紀にゴシック様式で建築された教会で、神聖ローマ帝国皇帝の選挙、戴冠式が行われたカイザードーム(皇帝の大聖堂)とも呼ばれています。この地方の赤砂岩で築かれており風格のある教会です。 1877年完成の高さ95ｍの塔が狭い空間にそびえ立ちとても大きく感じます。主祭壇は15世紀の建造、中央祭壇前にある「四組祭壇」はキリストの受難を表しています。祭壇のうしろのステンドグラスは意外とシンプル。併設されている博物館や、南正門上部の「7人の預言者彫像」など見応えのある宗教美術品がたくさんあります。

旧市庁舎と木組みの家が周りを囲んで広場になり、クリスマスマーケットやイベント会場に使われています。広場中央の正義の女神ユスティシアの噴水はシンボルである天秤を持っており、旧市庁舎をバックにした女神像は格好の撮影ポイントです。昼間は観光客でごった返しているレーマー広場ですが、朝は人通りも少なくじっくりと写真撮影できます。
レーマー広場の西側に面した貴族の3軒の館を、15世紀に市が買い取り旧市庁舎としました。3軒のうち中央の建物はローマ人がいたためにレーマー(ローマ人)と呼ばれており、赤砂岩造りの建物で階段状のファサードが美しいです。鷲の紋章と4体の皇帝像が付いているのは、ここが帝国自由都市であり皇帝の選挙と戴冠式が行われた栄誉を象徴しています。　

レーマー広場の周りには公衆トイレが見当たりませんが、パウルス教会の[東側、小さい樹木が整然と植えられているパウルス広場に、ガラス張りの小さなエレベーター乗り場があり、これで地下に降りるとそこが有料トイレです、一人0.5ユーロ。

フランクフルト歌劇場は、ヨーロッパ他都市のオペラハウスと違い、総ガラス張りの近代的なビルです。建物の内部は馬蹄形のオペラハウスで実用的というか質素な内装です。日曜昼間の公演だからか軽装な人が多かったです。オペラが始まる前にレクチャーがあり、みなさん熱心に耳を傾けていました。私たちは言葉が理解できないので早々に逃げ出しました。付属のカフェはガラス張りでなかなか開放的です。 オペラのチケットには無料交通パスが付いています。中央駅からは11番のトラムで5分ほど、3つ目の停留所の前がフランクフルト歌劇場です。

フランクフルトはドイツの商業と金融の中心地です。欧州中央銀行の周りには、コメルツ銀行の高層ビル、ドイツ銀行本店や保険会社のビルが並び、世界中のビジネスマンが集まる大都会です。欧州中央銀行まえにあるユーロのオブジェがよく目立ちます。

斬新なデザインのショッピングビルです。うねるように大きくカーブするガラスの芸術は、見ていて飽きません。巨大な躯体は北京オリンピックの鳥の巣スタジアムを連想しました。ガラスに別のカーブが写り込んでおもしろい写真が撮れました。

ドイツ最大級のターミナル駅です。ドイツの大きな都市の中央駅はどこも似たような形をしています、ここも大きなドームで行き止まり式の駅です。駅舎正面は工事中で正面全体にシートが掛けられていましたが、シートに印刷された駅舎の写真が本物そっくりに見えました(笑)。駅構内にはスーパーやレストラン、銀行など何でもあって便利です。私たちは構内のコインローカーに中型スーツケース二個を預け、手荷物だけの軽装でライン川の古城ホテル一泊、ケルン一泊してフランクフルトに戻ってきました。大きめのコインロッカーで一日５ユーロでした。

観光ガイドブックにはあまり紹介されていませんが、マリエンブルク要塞から谷を一つ越えた南の丘の中腹にあるのが巡礼教会ケッペレです。正式には聖母訪問巡礼教会といいます。マイン川沿いの通りから一本入ったところにケッペレへ登る道案内の標識があり、木々で鬱蒼とした狭い道を登るとケッペレへの階段入り口に出ます。ここから聖人像の並ぶテラスと階段が何段も続きます。テラスは下から順に最上段のキリスト磔刑まで表現されています。階段続きで疲れますが、木々の影が心地よい風を運んできて落ち着けます。
教会建物は、レジデンツと同じノイマンの設計で現在の建物は1747~50年の名作です。内部はロココ様式装飾で綺麗です。英語のチャペルはドイツ語ではカペレですが、この土地の訛りがそのまま教会の名称になりケッペレと呼ばれています。市民に愛されている証拠でしょう。内部の複雑な内部空間に応じて屋根も、もこもこと面白いようにうねっています。

マリエンベルク要塞の一番奥に位置する庭園です。訪れたのが6月初めだったこともあり庭園の花はいまいちでした、もうすこし花が咲いていたらきれいだったかもしれません。要塞の規模と比べると想像していたより狭い庭園ですが、テラスから見えるマリエンカペレ、ラートハウスなど旧市街の景色は、花壇に勝るとおもいます。ヴュルツブルクで一番の撮影スポットだと思います。テラスの下にはぶどう畑が広がって、マイン川まで続いています。真下には聖ブルカート教会が見えます。

旅行雑誌に「行列のできるソーセージスタンド」と紹介されていた店。お昼には早いので行列はありませんでしたが、一つ（1.9ユーロ）買いました。焼きたてのソーセージを固めのパンにはさみ、からしをたっぷりつけて食べます。快く写真に入ってくれた、おばさんの笑顔がいいですね。

レジデンツ正面に向かって右側にあるホーフ教会に入ってみました。その右脇の入り口からホーフ庭園も入れます。ここはレジデンツ付属の教会で赤、紫、灰色などの大理石に金細工の付いた柱など贅を尽くしています。手の込んだねじってある柱もあるし、説教台はきらびやかです。天井のフレスコ画もギンギラギンで豪華です。ちょっと豪華さに目がくらんで厳粛さには程遠い気がします。教会というより権力を見せつけるための部屋のようです。

ドレスデン旧市街の中心にあるショッピングモール「アルトマルクト・ギャラリー」のビルにあるビジネスホテルです。ドレスデン城、ツヴィンガー宮殿、ゼンパーオーパ・・どこも徒歩5分、ショッピングモール内にはスーパーが二店あるので便利この上なし。観光都市ドレスデンはおしなべてホテル価格が高いのですが、最高の立地であるにもかかわらずここはものすごく安いです。二人部屋二泊で131ユーロでした。部屋は狭いし、ベッド安物で小さい。洗面台も簡単なものがちょこんと付いているだけ、シャワー室も狭いですが、「ホテルは寝るだけ」と割り切ってしまえば、清潔で掃除も行き届いているので問題はありません。フロントで現金払いすると部屋のロックを外すナンバーを印刷した小さなメモをくれます。この番号をドアのボタンにインプットして開けます。キーが無いので最終日にフロントでチェックアウ手続きする必要もありません。最終日はドアを閉めたらホテルとの関係は終わりです。手間がかからず、慣れれば便利なシステムだと思います。

H社のツアーで二泊しました。最近内装を新しくしたようで部屋自体は清潔で綺麗でした。家具類のデザインはモダンで素晴らしいのですが、使い勝手があまり良くありません。大きなベッドは高すぎて背の低い私には、上がるのに一苦労です。シャワートイレはスイッチが後ろ奥にあり手が届きません。お洒落な丸い洗面台には回りにタオルを置くスペースがなくて、手を濡らしながらバスルームを歩き回らねばなりません。バスタブの真中に出っ張っているステンレスの蛇口は、カラフルな照明で格好は良いのですが、滑って頭をぶつけると大怪我をしそうです。でも朝食は種類も多くて美味しくいただきました。

H社のツアーで二泊しました。駅から徒歩で五分かかりませんが、すぐ裏が山でとても静かです。部屋が広くベッドとソファの間もゆったりしていて落ち付きます。バスとトイレは別々で洗面台も二つあり便利ですし、久しぶりの大きいバスタブでゆったりできました。増築を重ねたホテルらしく構造が若干複雑で、ロビーから部屋に行くのに狭い廊下や階段を通らねばならず、大きいスーツケースだと運ぶのが大変です。でも二階のレストランで食べる朝食は種類も多く美味しかったです。

H社のツアーでヴェンゲンに二泊しました。ヴェンゲン駅の真ん前がこのホテルだったので、スーツケースを転がしての移動も苦になりませんでした。宿泊した部屋がユングフラウに面しており、ベランダから朝焼けが鑑賞できラッキーでした。ヴェンゲンの町自体は狭くて歩いて30分ほどで一回りでき、通りも閑散としていてのんびり落ち付けました。ホテルの庭には子供用のブランコや滑り台があり子連れでも楽しめそうでした。駅前のCOOPも近いのでお土産や果物の購入に便利です、快適なホテルでした。

大手旅行社のWeb専用ツアーで孫二人を連れて二泊利用しました。ＭＲＴノビナ駅まで徒歩十分ほどですが、緑の多い道路で歩いていても気持ちが良かったです。古いホテルですが上層階の部屋で静かできれいに掃除されていました。朝食は一階のコーヒーショップで食べます。品数はそこそこあり美味しかったですが、団体客が集中する時間帯だと空いている席がなくなり、皿を抱えたながら立ち食いをする人もいました。孫二人を連れていったので昼間に屋外プールで遊びましたが、備え付けのバスタオルは使用済みのものばかりでした。プールにいたスタッフに新しいものを頼みましたが、いつの間にかいなくなってしまい持ってきません。レセプションに行きそこのスタッフにも頼みましたが、プールで遊んでいた30分の間には誰も持って来ませんでした。従業員教育に問題があると感じました、 個人旅行では泊まりたくありません。

ヴュルツブルクかたフランクフルトへ移動しました。町の中心マルクト広場から歩いても10分、平坦な道ですからスーツケースを引いてもすぐに着きます。駅の前にあるのはキリアンの噴水です。ヴュルツブルク、フランクフルト間は次々に電車が出ているので便利です。特に予約する必要はありませんでした。

11、12世紀のドイツ・ロマネスク教会を代表する、ドイツで4番目に大きい大聖堂です。戦後再建された教会には新しい部分が目立ちます。
教会内部の柱には幾つもの碑銘彫刻があり見応えがあります。一番のお勧めは、リーメンシュナイダー作の「老司教ルドルフ・フォン・シェーレンベルクの碑銘彫刻」。中央は大理石、周りはマイン砂岩でできており、強力な統治権を持った象徴に右手に剣を突き立て、左手には大きな曲がりのついた司教杖を持ち司教冠をかぶっています。鋭い眼光、引き結んだ口が名老司教にふさわしい偉容を示しています。「司教ロレンツ・フォン・ビブラの碑銘彫刻」「聖母像」などリーメンシュナイダー作品が多数並んでいます。

　

マリエンベルク要塞の中のマインフランケン博物館に行きました。「バイエルン州シュロスチケット」を持っているので入場料は要りません、リュックサックを受付に預けて中にはいります。
2階にリーメンシュナイダーの部屋があり、彼の何十点もの彫刻が展示されています。ロマンチック街道沿いの教会や博物館にはリーメンシュナイダー制作の祭壇や彫刻、彫像が数多く残っていますが、規模的にはここマイフランケン博物館が最大です。
マリエンカペレの扉の左右を飾っていた「アダムとイブ」の現物、1505年制作の「アホルスハウゼンの悲しみマリア」など見応えのある作品が目白押しです。最も印象に残ったのが「アホルスハウゼンの悲しみマリア」、高さ179センチの木彫りの彫刻で素材は菩提樹で、当初からの彩色が残っています。この像は19世紀末にアホルスハウゼンの農家の屋根裏から見つかったもので、キリストの受難を前になすすべもない、放心の表情が迫ってきます。