聖さんのクチコミ(5ページ)全402件
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投稿日 2020年03月14日
総合評価:4.0
かつてフィレンツェ追放を経験したメディチ家がメディチ・リッカルディ宮を建てる際に、市民の反感を買う事を危惧し、外観は簡素に、一般市民の目に触れる事のない内装は煌びやかにする事を踏襲したかのように、このメディチ家の礼拝堂も外観の質素さに反して、内部は全面大理石といえそうな装飾です。
サン・ロレンツォ聖堂に付属する建物ですが、見学用入口は教会から繋がっているのではなく、八角堂から入る仕様になっています。- 旅行時期
- 2019年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 2日以上
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 展示内容:
- 3.5
-
投稿日 2020年03月14日
総合評価:4.0
サンタマリア・ノヴェッラ広場には4匹の亀に支えられた2本のオベリスク型の柱があります。
亀はコジモ一世のシンボル。
正確には「亀と帆」で、このシンボルは「festina lente」ゆっくりいそげ・いそがばまわれといった意。
亀はゆっくりだけれども確実に一歩一歩進んでいく。 遅いという弱点は帆を付けてカバーするといった意味合いとの事。
フィレンツェの守護聖人である聖ジョヴァンニの祭日の前夜祭としてコジモ1世主催で行われるローマ時代の馬車レースを再現させたレースのカーブを印す柱だったそうです。
この取り合わせだと日本人の自分としては「うさぎとカメ」の童話が脳裏をよぎりました。- 旅行時期
- 2019年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.5
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
-
投稿日 2020年03月14日
総合評価:4.0
回廊には幾つかの彫刻・銅像が並び、ネットで画像資料も探しやすくなった昨今ですが、正面やベストな角度だけでなく、真後ろに回ったり、変なアングルから見れるのは現地ならではの醍醐味でした。
お気に入りは ピオ・フェーディ作『ポリュクセネの掠奪』
布の襞はいつまででも見ていたい質感です。- 旅行時期
- 2019年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- 展示内容:
- 4.5
-
投稿日 2020年03月14日
総合評価:4.0
ダビデ像のオリジナルを収めるアカデミア美術館入場待ちの行列を横目にサン・マルコ美術館へ。
フラ・アンジェリコの「受胎告知」やドメニコ・ギルランダイオの「最後の晩餐」などが有名どころかと思ってましたが、見学者は少ない印象を受けました。
アカデミア美術館まできて、ココを訪れないのは勿体ない気もするのですが、アカデミア美術館から人が流れてくるわけではないもよう。- 旅行時期
- 2019年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
-
投稿日 2020年03月14日
総合評価:4.0
ミケランジェロ広場やジョットの鐘楼からでも判別のつく教会です。
フランシスコ会の教会としては世界最大のものでもあるのですが、 ミケランジェロ広場から見た場合は手前にあるにもかかわらず、やはりドゥオーモの存在感には勝てないかなとも思ってしまいました。
内部はミケランジェロ・ガリレオ・マキャヴェッリなどフィレンツェ縁の名だたる面々の墓碑や祈念碑が並んでおり、「フィレンツェのパンテオン」とか「イタリアの栄光のパンテオン」とも言われる事があります。- 旅行時期
- 2019年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
-
投稿日 2020年03月10日
総合評価:4.0
紀元前からフィレンツェの中心地として賑わっていたこの場所は1500年代にはこの市場だけでは市民の供給に対応しきれず、市場からポンテ・ヴェッキオへ向かう途中に新市場が作られ、それ以降この広場は「古市場広場」と呼ばれるようになりました。
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世がイタリアを統一し、
フィレンツェが首都になると更に町の開発と拡大がすすみ、長年、市場として活躍してきた広場の歴史に幕を閉じ、1890年「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世広場」へと変わりました。
戦後にはイタリア共和国の建国とともに「共和国広場」に名前が変更される事となります。
イタリアの中心地は古代からずっとローマだという印象があったのですが、
ルネッサンス期でもない時期にフィレンツェが首都だった事もあるのだなぁ…と不思議な感覚になりました。
また、ここの回廊は映画「ハンニバル」においてパッツィ刑事がレクター博士に高額な懸賞金をかけているメイスンにタレコミの電話をかけた場所であり、他にも何度か共和国広場周辺が登場します。- 旅行時期
- 2019年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- 景観:
- 3.5
-
投稿日 2020年03月10日
総合評価:4.0
元の建築依頼主であるピッティの死後、宮殿建築は中止され、
約100年を経た1549年 初代トスカーナ大公であるメディチ家の当主コジモ1世が体調を崩しがちになった妻エレオノーラ・ディ・トレドの為にピッティ宮殿を買い取ったと言われています。
実際には宮殿の増改築費用はナポリ副王の娘だった妻エレオノーラの持参金が充てられ、エレオノーラは1562年にピサでマラリアで亡くなったので実際に宮殿で暮らした期間はわずかと聞くとなんだかなと言う気分に…
しかも当時の世相と権力者に嫁いだ彼女の命題とは言え、現代の感覚だと14年の間に11人も子供を産ませてりゃ、そりゃ奥さん体調崩すわと…
宮殿は子供11人(実際は2人ほど夭折している)が走り回ってもあまりある広さですが、調度品や室内装飾的にはとてもじゃないけどやんちゃはできないなと思いました。- 旅行時期
- 2019年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
-
投稿日 2020年03月10日
総合評価:3.5
フィレンツェのアカデミア美術館と言えば、ミケランジェロ作ダビデ像のオリジナル!
レプリカがヴェッキオ宮殿前やミケランジェロ広場で見られるし、よくアカデミア美術館の他の収蔵品として紹介される楽器類は「う~ん、演奏されてるのじゃなく、展示されてる楽器ってどうなの?」って程度の関心だったので、個人的にはフィレンツェ観光内での優先度合は低めで予約もしませんでした。
サンマルコ美術館や孤児養育院美術館見学後に行きがけにチラ見した時よりアカデミア美術館の行列が短くなっていたのは幸いでした。
ダビデ像だけが目的のダメモト覚悟なら夕方からの見学も有かもしれません。
ただ貧乏性なので入館してしまうとアレもコレもゆっくり見たかったなぁ…という気持ちの残る見学でした。- 旅行時期
- 2019年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- 展示内容:
- 3.5
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投稿日 2020年03月10日
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投稿日 2020年03月10日
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投稿日 2020年03月10日
総合評価:4.5
洗礼堂には3つの扉がついておりそれぞれ「旧約聖書」「新約聖書」「洗礼者ヨハネの物語」を表わすレリーフが施され、絵で見る巨大な聖書となっています。
特にミケランジェロが「天国への門」と呼んで賞賛した「旧約聖書」を描いた東側の扉(ロレンツォ・ギベルティ作)はレプリカにもかかわらず人だかりができていました。
『ダ・ヴィンチ・コード』で有名になった小説ラングドン教授シリーズ4作目『インフェルノ』、小説でも映画でも逃亡中の主人公達が謎解きの為に洗礼堂でごそごそするシーンがあるんですが、観光客の目もあるしそんなん絶対無理~(笑) ってカンジです。- 旅行時期
- 2019年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
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投稿日 2020年03月10日
総合評価:4.0
1420年に教皇マルティヌス5世により聖別されたサンタ・マリア・ノヴェッラ教会ですが、当時のファサードは下の部分のみ緑と白の大理石で装飾されていたそうです。
1457年~70年の間にレオン・バッティスタ・アルベルティの設計により建造さた幾何学的文様の美しいファサードは、縦横はピッタリと正方形に収まる等、至る所にルネッサンスに重視された数学的比例と秩序設計がされているとの事。
ファサードに向かって右側の中庭に続く小アーチ下部分の家紋らしきデザインが彫り込まれた大理石は石棺だそうで、当時の人にとって教会の礎となる事は大変名誉なことだったのかなぁなどと考えてしまいました。
そういえば別のヨーロッパの国の教会でガイドさんに「教会床のお墓はどんどん踏んであげて下さい」って言われた事がありました。 踏まれれば踏まれるほど罪が浄化されると言う考え方もあるらしい。- 旅行時期
- 2019年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
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投稿日 2020年03月10日
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投稿日 2020年03月10日
総合評価:5.0
13世紀~15世紀頃までルネサンス文化の発祥地であるとともに中心地として栄えたフィレンツェ歴史地区はルネサンス文化を現在にそのまま伝え、「屋根のない博物館」と呼ばれています。
観光地化した美術品・建築物スポットだけでも乗り物に乗るまでもない距離に次々と点在しているので、気がつけばかなりの距離を歩いていて、あとからドッと疲れがきたりします。
更にメディチ家を筆頭に貴族・芸術家関連に興味があると、どこを歩いても歴史的逸話のあるスポットな気がしてきます。- 旅行時期
- 2019年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 2日以上
- 景観:
- 5.0
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投稿日 2020年03月10日
総合評価:4.0
有名ジェラート店ぺルケーノ!でピッコロサイズを買って食べ歩きながらでも辿りついてしまう距離感の広場です。
ヴェッキオ宮やランツィのロッジアに面していてロッジアの彫刻群以外にもダビデ像のレプリカ、コジモ1世騎馬像、ネプチューンの噴水など立体物に目がいきがちですが、
足元にはメディチ家を追い出して神権政治を行ったサヴォナローラが火刑に処された場所を示す銘板や、ミケランジェロが友人と立ち話をしながらヴェッキオ宮外壁に後ろ手で彫ったと言われる人の横顔の落書き等もあるので、はるばるフィレンツェまで来たのなら見落としたくはないですね。- 旅行時期
- 2019年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 2.5
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投稿日 2020年03月10日
総合評価:5.0
1334年に工匠頭に任命されたジョット・ディ・ボンドーネの名からジョットの鐘楼の名で親しまれているようですが、鐘楼の構想はアルノルフォ・ディ・カンビオによるもので、ジョットは基底部分の建築が済んだ時点で亡くなっています。
ジョットの鐘楼のうち、外観の上3層分はフランチェスコ・タレンティの指揮により建築されたもの。
上部に行くに従って各層の大きさが増大するようになっています。
なんとなくセビリア大聖堂の中央礼拝堂、キリストの生涯45場面を刻んだ像が視覚効果を狙って上段と下段では6倍違うのと同じ理屈かなぁと思いました。- 旅行時期
- 2019年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
-
投稿日 2020年03月08日
総合評価:3.5
1442年にヴェッキオ橋には屠殺のくずや汚れ、荷車での運搬など各種衛生上の問題もあったのを「橋の上だと即流せる」という理由から肉屋や革職人等、屠殺業者の店が集められます。
が、メディチ家専用通路とも言えるヴァザーリの回廊を橋の上に増築した後の1593年に
悪臭とあまり上品でない業種との事で、メディチ家のフェルディナンド1世により今度は立ち退きを命じられ、金細工と宝石店のみを営業可能とした為、現在でも橋には宝飾品店が多く並んでいます。
私自身アクセサリーにあまり興味がないのもあるけど、宝石のついたものは好みのデザインの品はなく、しいて言えばフィレンツェの紋章であるアイリスをあしらったものの方が旅の記念になるかなぁと思いつつ、結局買わずにウィンドウショッピングで終わった橋でした。- 旅行時期
- 2019年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
-
投稿日 2020年03月07日
総合評価:5.0
おそらく添乗員付きでフィレンツェを訪れたなら
弾丸ツアーでも立ち寄るであろうフィレンツェを代表する写真スポットです。
眼下に広がる街並みは言わずもがな、
ミケランジェロ広場にあるレプリカのダビデ像の台座はサン・ロレンツォ教会付属メディチ家礼拝堂にあるヌムール公ジュリアーノの霊廟とウルビーノ公ロレンツォの霊廟の彫刻(これらもミケランジェロ作)を組み合わせて模したものなので、
ツアーであまり行程に組み込まれないアカデミア美術館(ダビデ像収蔵)とメディチ家礼拝堂の目玉も見れる時短ミケランジェロ詣でスポットになってるなぁと思いました。- 旅行時期
- 2019年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
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投稿日 2020年03月07日
総合評価:4.5
街全体が屋根のない美術館と謳われるフィレンツェにおいて、
その中でも有名作品の集中度No1ではないかと思われる美術館です。
また映画「ハンニバル」でFBIに要請されて送るサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の防犯カメラ映像にフィル博士が写っている事にパッツィ刑事が気づいた場面直後のシーン切り替えでウフィツィ美術館の回廊が写っていたり、
レクター博士がクラリスに手紙を送ったポストもこの美術館のアルノ川側の突き当りの柱にある赤いポストという描写だったり、
映画「インフェルノ」では主人公の逃走劇ルートだったりと絵画や美術品に興味がなくても楽しめる要素はあると思います。- 旅行時期
- 2019年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- 展示内容:
- 5.0
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投稿日 2020年03月07日
総合評価:4.0
フィレンツェのドゥオーモ関連の扉と言えば、
洗礼堂の扉のギベルティとブルネッレスキのコンペ対決の逸話がとりあげられがちですが、
大聖堂本堂のファザードに向かって右(ジョットの鐘楼に近い)側の青銅の扉はジュゼッペ・カシオーリ(Giuseppe Cassioli)によるもの。
制作中、批判、嫌がらせ、不幸に苦しめられたジュゼッペ・カシオーリは扉に蛇に首を絞められた自画像をあしらったとの逸話も残っています。
大聖堂正面の扉は朝8時にはもう扉が開かれていたので、閉じた状態を撮影したいのなら夜のほうがいいのかもしれません。
ちなみに大聖堂ファザードに向かって左側と中央のブロンズ製扉はアウグスト・パッサリア(Augusto Passaglia)とその息子ジュリオによって1886年から1903年にかけて制作されてたもの。- 旅行時期
- 2019年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0