はちのすけさんのクチコミ(167ページ)全3,564件

　道後温泉駅からまっすぐに続く参道、石段、拝殿が印象的だ。が、訪問した時は運悪く改修中で、坂の上にそびえる八幡造りの社殿は白い布に覆われていた。この日は宝厳寺にお参りして伊佐爾波神社の裏側から入って参拝した。ご朱印はあらかじめ書いてあるタイプだった。ちょうど結婚式もあり、白無垢の花嫁が人力車に乗って湯神社の坂道を経て伊佐爾波神社へ。観光客に祝福を送られていた。

　道後温泉街にある築山のような公園だ。地図を見ると松山平野にぽこっとできた円形の山のようで、展望台からは松山城とは異なる市街地が広がる。戦国時代までこの地を治めた河野氏の拠点である湯築城跡でもあり、掘割や土塁などがよく残存していることから日本百名城にも選ばれている。公園としてもよく手入れされており、堀の跡を活用した池のある風景は散策に好適だ。公園内には武家屋敷の復元や資料館、さらには子規記念館もあり、松山の文化・歴史・観光の中枢をなしている。

　道後温泉本館をはじめとする道後温泉の外湯の一つだ。道後ハイカラ通りの中央付近にあり、内装は本館同様、湯釜もあり、雰囲気はとてもいい。行ったときは改装したばかりで快適な入浴だった。本館が改修に入ると、注目されそうなスポットだ。

　いよてつの道後温泉駅と道後温泉本館の間をL字形に結ぶアーケード商店街。ひと昔前まではお土産商店街であり、一度来れば「もういいか」という感じを抱いた。が、久しぶりに訪れてみるとショップの内容が多彩になっており、見応えも。少し変化に驚いた。

　個人的にはリフトがおすすめだが、天候によってはロープウエーもありだ。意外と短時間で結んでいる。俳句の街らしく、ロープウエーの車体やセーフティーネットに五七五で言葉が書いてあるのがユニークだ。ロープウエー・リフトと反対側にある二の丸庭園に寄っていく際は、往復チケットを買うかどうか少し悩ましい。

　運賃（というべきか、乗車料というべきか）が８００円と高額だったので、ちょっと二の足を踏んでしまい、最終便が午後4時過ぎと早いこともあって、結局、乗り損ねてしまった。いよてつから松山城、ロープウエー・リフト、坊っちゃん列車、二の丸庭園のチケットがセットになった「らくトクセット券」が発売されているので、それを使う手もあったが。ただ、道後温泉駅でじっくりと見ることができたので記念写真的には満足。

　道後温泉の入り口、いよてつの道後温泉駅の正面にあり、温泉客や観光客を出迎えているようだ。午前8時から午後8時までの毎正時にからくりを披露する。道後温泉本館をモチーフにした屋根がせりあがるように伸び、夏目漱石の小説『坊ちゃん』の登場人物が演出を繰り広げる。時計にマドンナ、本館の入り口に坊ちゃんという具合だ。一番下は本館宜しく公衆浴場が登場するから凝ったものだ。刺激的ではないが牧歌的で温泉らしいからくりだ。

　今回は城だけでなく東雲神社と二の丸庭園も訪れる予定だったので、すべて歩いて回った。上りに自信がなかったが、東雲神社の本殿まで上がると、意外にロープウエー・リフトの終着点は近い。数年ぶりに訪れたが、櫓などの補修・再建が進んでいるほか、説明版も丁寧に。ソフト的にも甲冑を身に着けた門番がいたり、城内では甲冑装備体験ができるコーナーが設けられているなどインスタ映え、若者、外国人観光客への対応といった取り組みが進んでいたのが印象的だ。

　三度通って三階の個室以外のコースをすべて体験することができた。今回訪れた時は外観に花火が描いてあるので調べてみると、写真家で映画監督の蜷川実花さんが撮影した花火の写真で本館を彩るイベントだという。夜間に足を運べばライトアップされるらしいが、今回は日程が合わず、断念。これだけ著名な建物なのに＜現役の銭湯＞として機能しているのは素晴らしい。何度でも足を運んでみたい施設だ。

　今回のお伊勢参りは外宮、河崎の町、内宮が目的だったので、このホテルの立地には十分に満足した。駐車場、部屋、サービスも一定の水準を満たしている。今まで伊勢市には２回宿泊したが、ホテルにいい印象はなかったことを考えると納得できるレベルだ。とくに駐車場の利用は宿泊者に対しては一日券をくれるので、便利だ。一度、シルバーウイークに参拝した時は内宮前の駐車場で大渋滞に遭遇してひどい目に遭ったことがあり、駐車場の利用に寛容なホテルはとても助かる。飲んだ後にコンビニに寄って夜食を買う派だが、道を挟んで反対側のスーパーが遅くまで開店しており、不便さはない。

　家康につかえ、黒衣宰相とうたわれた金地院崇伝ゆかりの南禅寺の塔頭。地下鉄蹴上駅から向かうと斜めに煉瓦を配したトンネル「ねじりまんぽ」をくぐって左側に見えてくる。このときは青もみじツアーだったが、青葉だけでなくアジサイやハスの花、コケがとてもきれいだった。京都にはどうしてこんなに青もみじの名所がたくさんあるのだろう。手入れされた枯山水の庭は見事。長谷川等伯の絵画で有名な茶室は事前の予約制なので、注意。この時は見ることができなかった。

　一月の三連休に訪れた。年がら年中人気の神社だが、この日は京都中が七福神とえべっさんで盛り上がっていたので、ここの人出も一段ギアが上がった感がある。八坂神社がえべっさんと関係があるなんて初めて知った。参拝も縁起物も長蛇の列だ。こうした祭事がある時は朝早めの参拝がいい。

　清水寺の門前町の食堂で学生時代にアルバイトしていたこともあり今まで何十回と参拝したが、いつも混雑していた。紅葉の季節に参拝するチャンスを得たものの、あの混雑を思い浮かべてやめようと思っていた。が、ある口コミで「開門直後の早朝は空いている」というではないか。それでは、と早速実行してみた。午前７時前に東山通りのバス停に到着したが、口コミは本当だったことを実感した。いつも激混みの清水坂が空いている。もちろん、店は閉まっているが写真も撮り放題だ。いつ以来だろう、本堂に上がって拝んだのは。いつ以来だろう、人の頭越しではなく清水の舞台を眺めたのは。いつも混雑を理由にスルーしていた音羽の滝も久しぶりにいただいた。何より清水寺の紅葉をゆっくり堪能できたのは貴重だ。

　ここも出雲大社のパワースポットだ。もともとは巨岩の前に建てられた社だが、江戸時代、その岩を大社の造営に使うために切り出したところ、銅製品が出土したという。古代から信仰の対象だったのだ。現代的には社殿の前にあるむくの木の大木がすごい。巨大であること、芸術作品のような幹のうねり、木肌が神秘的だ。大社から東方の社家通りに向かい、北島国造館の隣にある。

　出雲大社の勢溜から下り参道を抜けた所を流れる素鵞川に架かる橋だ。ここから聖なる地であり、伊勢神宮における宇治橋のようなものだろう。清流に架かる橋を渡ることで身を清めるのだ。続いて鉄の鳥居、松並木の参道が伸びており、その先はいよいよ本殿となる。

　出雲大社の境内をぐるりと回ると行き当たる。本殿の北側というか裏側にある境内摂社だ。祭神は天照大神の弟で、大国主命の妻スセリヒメの父親でもあるスサノオノミコト。江戸期に建築されたもので、少し小ぶりだが、本殿と同じ大社造を採用している。いろんな伝説があり、拝礼後、後ろに回り、社に肩をあてると肩こりが治るとも聞いた。

　ＪＲ出雲市駅前にある立地的には利便性の高いホテルだ。ただ、地方都市には珍しくＪＲ出雲市駅周辺には本当にビジネス系のホテルが林立しており、激しく競争を繰り広げている。建物・部屋・無料の朝食は東横イン水準を満たしており、これといって指摘点はない。駐車場がわりに少なく、行ったときは近くの提携駐車場に案内された。

　神門通りの中ほどにある多言語に対応する観光案内所で、各国語のポスター、パンフレットがある。出雲大社だけでなく、中海圏域の観光案内がそろっている。外観は地元民家風で、焼杉の壁が印象的だ。日本遺産認定にちなんで夕日が見られる時間のボードなどもある。

　本殿の北西奥にある。本殿の神様は西側に向いていることから本殿西側にお参りする場所があるが、その辺りに立つと正面に見えてくるのがこの建物だ。１９１４年に宝物館として建てられたという。有料で、大国主や恵比須の像や大社信仰関係の資料が展示してあった。

　出雲大社を少し東にはずれたエリアで、かつて出雲大社に仕えていた神職の屋敷が建ち並ぶ。典型的な社家様式の屋敷ばかりで、築地塀に囲まれた屋敷が軒を連ねる風景は雰囲気たっぷりだ。北島国造館、命主社などもこの一帯にある。