hidemi.yさんのクチコミ(6ページ)全826件

　鬼山という地獄ではあるものの、池は穏やかで鬼を感じる気配はなく、実際には「ワニ園」でした。
　１９世紀初め、日本で初めて温泉熱を利用したワニの飼育を始めた場所で、今ではクロコダイルやアリゲーターなどが約７０頭も居るそうです。
　感動はありませんでした。

　鉄輪温泉のメインストリート「みゆき坂」沿いで最初に見学した地獄です。
　ここは大量の噴気と共に強烈な硫黄の香りが漂う地獄。
　白池地獄と言うものの、池の色は白濁した黄緑色でした。
　説明によると、噴出時は無色透明のお湯が、時間が経つにつれ温度や圧力の低下で青白く変色し、夏場には緑色に変色することもある不思議な池とのこと。
　尚、施設内には世界の大型淡水魚の水族館があり、優雅に泳ぐ大型淡水魚を観ながら暑さの避難場所に利用しました。

　血の池地獄の隣にある一見、食事処のような建物の奥にあります。
　龍巻地獄は、一定の間隔で熱湯が噴き出す間欠泉で、噴き出し始めると６～１０分ほど続き、次は３０分後位。
　一日の噴出量は６００ｋｍリットルに及び、安全のために石屋根が付けられているが、これがなければ噴気と共に熱水が高さ約３０ｍまで吹き上がるとか。

　ここは鉄輪温泉郷の「別府地獄めぐり」の一つで、車移動が有利な地獄です。
　赤褐色の地獄で有名な「血の池地獄」は、約１，３００年以上も前から存在すると言われる日本最古の地獄とか。
　湯気の立つトマトジュースの池の様で、奈良時代に纏められた「豊後国風土記」に「赤湯泉」の名で登場しているそうです。
　血の池地獄の鉱泥、硫黄には殺菌力があり、こちらで作られた「血の池軟膏」は、慢性皮膚病に効能があるとして人気のお土産になっているそいです。

　十文字原展望台を下がった先にある、「別府地獄めぐり」とは無関係の「天然坊主地獄」を観て来ました。
　ここは湧き上がる熱泥が、まるで坊主頭のように見えることから名付けられたそうです。
　１４世紀末に日向灘地震が発生した際に、坊主地獄の場所にあった延内寺の地面が爆発して寺が吹き飛び、地が裂けて熱泥が噴出し、そこに生まれたのが「天然坊主地獄」とのこと。
　その爆発跡があると言うが、単なる池のような感じでした。

　別府湾スマートＩＣで自動車道を下りて国道５００号線を別府市街に向けて走行し、自衛隊の演習場を過ぎた辺りに「十文字原展望台」の看板が建っています。
　ここ十文字原高原の展望台は、日本の夜景１００選に選定されているとかで立ち寄ってみました。
　別府湾ＳＡからの別府湾の眺望と同方向の景色ですが、目線が低いので別府の市街地がよく見渡せます。
　駐車場は狭く５～６台程度です。

　今さっき由布岳パーキングエリアで休憩したばかりですが、別府湾を一望できる九州でも有数の絶景空間を逃す手はありません。
　別府湾サービスエリアには、一番的な店舗の「玄林館」の他、蕎麦と丼の「不生庵」や、洋食店がありました。
　私達は、別府湾の景色を堪能した後に、「玄林館」のフードコートで昼食の名物丼を頂いて来ました。美味しかったです。

　福岡県の太宰府インターから自動車道を走行し始め、由布岳（豊後富士）を眺めながら休憩することができると言うことで立ち寄ってみました。
　ここはトイレと清涼飲料水の自動販売機のみが設置された、無人のパーキングエリアですが、広々とした緑地と、間近に見える由布岳等の山々の景観がきれいです。

　ＪＲ熊本駅近くの「東横イン熊本駅前」で素泊まりのため、夕食場所を探して駅前をフラフラしました。
　駅構内のレストラン街や隣の「ＡＭＵプラザ」のレストラン街には、期待していたご当地料理の店が見あたらず、「ＡＭＵプラザ」のフードコートで、美味しそうなラーメン店を発見。
　その店は、マー油系ラーメンと小籠包の店「火の国厨房」です。
　店の自慢は、熊本名物太平燕、馬肉や高菜を使ったラーメン、丼物など火の国熊本の郷土料理をイメージした店舗とのこと。
　豚骨味で細麺のラーメンは、とても美味しかったです。因みにマスコットの女の子は「チイちゃん」と呼ぶそうです。

　九州旅行を終え、中部国際空港行きのＧＫ５８４便搭乗までの時間調整に利用しました。
　福岡空港国内線には２か所あり、私達は２階出発ロビー内の保安検査通過後の搭乗待合室内のラウンジを選択しました。
　福岡空港のラウンジは、とても広くフリーソフトドリンクまたは缶ビール１本が頂けます。
　ラウンジ内は、４階の展望デッキ以上に飛行機が近すぎ、迫力満点で、その眺望は抜群。約１０分間隔位で飛行機が離発着する光景に、見ていても飽きず、あっという間に搭乗時刻間近になってしまいました。

　飛行機搭乗のチェックインを済ませたお昼過ぎ、昼食場所を探して２～３階のレストラン街をフラフラして、繁盛していた３階のラーメン滑走路街の「博多一幸舎」に決定。
　ここは、本店を福岡市博多区に置く豚骨ラーメン専門店とのこと。
　私達がオーダーしたのは、濃厚「豚骨ラーメン」と「博多一口餃子」、それに生ビール。
　スープがとても美味しかったです。
　尚、店内には奇妙な置物がありましたが、、鬼退治の舁き山で使用された、邪気を払うとされる山笠の縁起物の鬼の飾りだそうです。

　太宰府天満宮参道の数ある「梅ヶ枝餅」店のうち、ひときわ客が列を作っていた「かさの　家」で、この餅を購入し、食べ歩きしました。
　「梅ヶ枝餅」とは、小豆餡を薄い餅で包み、梅の刻印が入ったたい焼き器の様な鉄板で焼く焼餅で、その命名は、祭神の菅原道真の逸話に由来しているそうです。

　有名建築家により「自然素材による伝統と現代の融合」で設計されたというスタバに行って来ました。
　店の入口から店内へとＸ形の木組みの特徴あるデザインで、木のぬくもりとコーヒーの香りに包まれた贅沢な時間を楽しんで欲しいとのこと。
　なるほど外観はスタバらしからぬ意表をつくデザインで、細い間口の店内にも沢山の木が使われ、奥からの採光により一段と木の造形が美しく見えました。

　九州旅行の玄関口として利用しました。
　着陸寸前の窓からの景色は、ビルが建ち並ぶ街の上空、高速道路にでも着陸するのかといった感じ。
　福岡ではＬＣＣでもボーディングブリッジが接続され、快適に降機できます。
　国内線の施設は、到着ロビーや航空会社カウンター、案内所等がある１階、出発ロビーやレストラン等がある２階、レストランや展望デッキがある３、４階の地上４階建てで、１階南北に出入口があり、その周囲はお土産の銘店街となっており、とても移動しやすく、かつ売店等では活気があり、快適な時間が過ごせました。
　尚、中部国際空港より数倍離発着機が多く、４階展望デッキからの眺望は飽きません。

　ジェットスタージャパンは、オーストラリアとニュージーランドを拠点とするカンタス航空グループ会社で、日本航空等の会社が出資しており、２０１８年にセントレアに拠点を開設したそうです。
　今回利用したのは、福岡行きのＧＫ５８１便で、帰路はＧＫ５８４便でした。
　機内に預ける手荷物は有料で、今回予約直後にこのことを知りました。
　機材はエアバスＡ３２０で、３－３のシート配列。
　機内は、ジェットスターのテーマ色のオレンジ色がデザインされ、シートは黒色の皮っぽい材質。
　モニターは一切無く、音楽などのエンターテイメントの機能もありません。
　シートは狭く、トイレに行く時は通路側の人に一旦立って貰わないと出れない程です。
　身長１６５ｃｍの私が着席すると膝と前席までの空間が拳骨一つ位。
　腰辺りのシートが堅い物で覆われておらず、後部席の長身の青年の膝が、何度も私の腰辺りに当たりをグリグリ押され、いささか不快な空の旅でした。

　今回の九州旅行では、ＬＣＣのスタージェット・ジャパンを利用した為、第２ターミナルからの出発です。
　第２ターミナルは、２０１９年９月に用開始が開始されたコスト削減を徹底する「トヨタ方式」の為か、ボーディングブリッジを使用せず、タラップを用いた搭乗、降機となります。
　チェックインカウンターの先に出発保安検査場がありますが、搭乗待合室まではかなり遠く、動く歩道も無く自力です。
　帰りは、座席の狭いＬＣＣに揺られ、旅の疲れもあって、この歩く距離が非常にしんどいです。

　レンタカー利用での観光に際し、駐車場を保有していることに目に泊まったのが「東横イン熊本駅前」です。
　立地はＪＲ熊本駅の直近で、駐車場は先着順で一泊５００円です。
　利用した部屋は「エコノミーツイン」で、スーツケースの置き場に困るほど狭い部屋で、もう少し大きい部屋を予約しなかったことに後悔しました。
　朝食は無料サービス。
　食事会場での飲食又は、部屋へのテイクアウトが用意されていて、狭い部屋の私達は、会場で美味しく頂きました。

　良質で豊富な湯量を誇る温泉を有する阿蘇市の代表的温泉街「阿蘇内牧温泉」で宿泊することとし、阿蘇の山々が一望できる屋上展望露天風呂自慢の某ホテルが風呂改修中の為、どの部屋からも阿蘇五岳を望むことができると言うことで「ホテル角萬」を利用することとしました。
　当日の天候は曇天でしたが、ホテルに到着するなりいきなり土砂降り。阿蘇五岳は雲の中です。
　宿泊した部屋は別館６階の広々とした和室で、風呂は別館と外通路で結ばれる温泉棟となり、いささか真冬はおっくうになりそう。
　それに出入口は、情緒が全く無い住宅街のアパートの前に面しています。
　お風呂は、男女別に庭園露天風呂、大浴場、洞窟風呂があり、敷地内より湧き出る源泉掛け流しで、泉質は硫黄泉、塩類泉、硫酸塩泉だそうで、やや濁りがあり、サッパリした感じの湯でした。
　夕食は、和洋メニューのブュッフェです。
　料理は、カンパチ、イカ等の刺身、茹でズワイガニの足をはじめ、焼きたてステーキやしゃぶしゃぶ、にぎり寿司、馬コロッケ等々。
　当日の宿泊客は１０組程度、午後６時からの予約は私達のみ。
　一番乗りで手つかずの料理をチョイスし、のんびりと美味しい料理を頂きました。
　また、ソフトドリンクを始めビール等のアルコールが飲み放題で、これには大満足でした。
　朝食も同じ会場で、からしレンコンなど熊本名物を含む品数豊富なビュッフェ、それに盛り食べ放題の「イクラ」もあり、大満足でお腹がいっぱいになりました。
　ただ寝具について、コロナ感染症防止のためスタッフが客室に長居しないようにとのことで、自力で布団敷きを行います。

　別府温泉は、通称「別府八湯」と呼ばれる八か所の温泉郷があり、まずその中から湯けむりが立ちのぼり最も温泉郷らしい、「鉄輪温泉」に宿泊を決定し、続いて宿は、ネットに「部屋や露天風呂から別府の海、湯けむりの市街、夜は別府の夜景を一望でき、身も心も開放されます。」とのフレーズで「ホテル山水館」に決定しました。
　部屋は別館８階の別府湾が一望できる広々とした和室で、風呂は６階に別府湾と鉄輪の湯けむりが一望できる展望露天風呂「天空の森」と、１階には緑の木々に囲まれ二連水車が廻る露天風呂付の大浴場があり、泉質は塩化物硫酸塩泉とのことで、無色透明でツルツルなお湯でした。
　夕食は、１階の個室ダイニング「紫陽花香」にてお造りや牛すき焼きをメインとした懐石料理。朝食は同じ個室で品数豊富な和食で、落ち着ける個室で美味しい料理を頂き大満足でした。

ホテル花水木で宿泊したので、ホテルから頂いた「なばなの里」の入場通行券でもって、ホテル玄関前からシャトルバスに乗せて貰って行って来ました。
園内は、イルミネーション開催時期に来た時は、すごく混んでいましたが、終了後の平日午後３時頃だったこともあってか、空いていてバラ、アジサイはもちろんベコニアなど、ゆっくり見て回れました。
今の時期、夜に「ホタルまつり」開催されていたのですが、夕食時刻が迫って来ていて、とても暗くなるまで待てないので、シャトルバスでホテルに戻りました。
次回は夕方から来て、ホタルの乱舞を観賞したいと思っています。