kirin夫妻のビルマ紀行（８）インレー湖をボートで巡る

2018/03/15 - 2018/03/15

極めて不愉快な気分と不可解さを抱えたまま、インレー湖２日目です。この日はボートトリップです。一番の名物はこの決めポーズの漁師さん。

エリア インレー湖周辺(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 1.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずはホテルの朝食がどんなものかを偵察。ふむふむ、結構種類が豊富。しかし、朝食に前にちと街を探検へ。

さて、ガイドが迎えに来るまでに町の市場に行ってみましょう。途中で道が判らなくなったので若い女性に訊ねると親切に教えてくれました。ロンジーを着ているのでちょっと驚かれましたが。

豚肉屋さんですね。

こちらは魚屋さん。

市場に食堂があればそこで朝食を、と思いましたが見つからなかったのでホテルへ戻って簡単に。昨日のバオ族のガイドが朝はチャーハンだといっていたので、試してみましたが、まぁ油が多くて朝からたべるようなものではないですね。

さて、この日はインレー湖のボートトリップです。湖の北側にある船着き場から出るボートで湖へ。

見ていると、乗り合いの船もあるようです。

この湖の漁師達は伝統的にこうやって片足で櫓を操るのだそうです。有名な漁法はこういう網を使うのではく、別のものを使うのですが。

写真を撮っていたら船頭さんが気を利かせて船を近づけてくれました。漁師さんもサービス満点です。

まずは30分ほど湖を南に下ったところの集落にあるお寺へ。
中には沢山の仏像が「なんとなく」という感じで並べてあります。

なんとまぁ、湖の中にこういう高床式の住宅が。
それも結構色とりどりですね。

学校の近くには船着き場があって、沢山の子供達が船を待っています。このあたりの子供は「船通勤」なんですね。

次の行き先はどうやらマーケットのようですが、そこへ到着するまでに物売りのおばさんが近づいてきました。大きな川や湖がある観光地にはつきものですね。

さて、マーケット見学です。これはなんとガソリン。湖を移動するボートのためのガソリンを売っているそうです。

ここは魚屋さん、地べたに置いて売っているのにちょっと驚きです。

かしわ屋さんもあります。
それ以外にも、雑貨屋、八百屋、乾物屋、ありとあらゆる店が揃っていますが。。。

衝撃はこれ。なんと「歯医者」でした。
ポータブルの発電機につなげられた機械・・・・

マーケット見学のあとは再びボートで移動してここへ。

ここは、織物工房でした。シルク、コットン、麻、蓮などの繊維を使って織物をつくり、それをロンジーなどに仕立てています。昔、社会科でならった「問屋制家内工業」という感じです。

私達は日本に住む姪っ子のためにロンジーとそれにあう上着を買うことにしました。

さてと、今日のお昼ご飯はここのようです。

お約束通り、観光客専用のレストランですね。

大した物はなさそうなので、ビールとミャンマー風トマトサラダ、なるものとこのピッツァで軽いお昼ご飯にしました。ビール１本3500チャットはちょっと高め、トマトサラダ2000チャットはまぁ妥当、このピッツァが8000チャットは高いなぁ。まぁ、こんな観光客しか絶対にこないレストランなんで仕方ないのですが。

私達が食事をしている間、白い鳥がのんびりとお昼時を過ごしていました。

次の見学地へ。ここはインレー湖では必須の交通手段、船。チーク材で作られています。

これはタバコを作っている工房です。

うちは二人ともタバコを吸わないので、当然見学だけ。

ここはシルバーのアクセサリーを作っている工房ですね。興味ないのでパス。

このあたりの人は当然お洗濯も湖でするんですね。

次の見学場所は、古い仏塔が沢山残っている遺跡です。船着き場から陸に上がるとまずはこんな参道が。当然周りには土産物屋がずらり。

ああ、これはいいですね。古い古い仏塔が沢山ならんでいます。見たかったのはこういうものです。

廃墟だけではなく、しっかり残った建物の中に立派な仏様がありました。いいお顔をしていますね。

遺跡を仏様を見学して船に戻る道筋にもきっちりと土産物をうっています。

途中に竹林がありました。日差しは強いし暑いのですが、風がふくとサワサワと竹がなって爽やかな気分になります。

さて、いよいよこれです。
インレー湖名物の伝統漁法。とはいうものの、多分もう基本的に観光用なのでしょうね。こちらの船を見つけると、はい、ポーズ。

それにしても、器用なものです。すばらしいバランス感覚ですね。

お魚も見せてくれました。

さて、無事に本日の観光もおしまい。船着き場からぶらぶらとホテルまで歩いて帰ります。

が、歩こうとするとこんな感じで。。。

この日の晩ご飯はここにすることにしました。「シャン料理」とあります。この地方のシャン族の料理のようです。

ビールのあてになりそうなもの、ということで豆腐の揚げ物からスタート。揚げたての熱々、カリッとあがっていてなかなかいけます。

ビールはいつものミャンマービールではなくてこれ。
飲んでみると、こちらの方がきりっとしていて我が家の好みでした。

残念ながら、置いている店は少なくて、このあと滅多に出会う事はできなかったのですが。

「ミャンマーワイン」というものもありました。普段飲むのはほとんどワインですので、これはぜひ味見をしなくては、ということで赤白一杯ずつ注文。なみなみとついでくれました。

が・・・・味は・・・・

美味しかったのはこれ、あえ麺です。

ビール、ワインが２杯、豆腐の揚げ物とこの麺で合計11900チャットでした。

こういうお店もあります。食べてみたい気はするのですが、怖い気もするなぁ、、といつも思います。

夕食、第二弾。ヤンゴンで食べて美味しかったシャン料理、「マーラーヒン」を注文。
うーん、違うなぁ。。。。。

汁麺も頼んで見ました。不味くはありません。感動するほどでもありませんが。マーラーヒン、汁麺、ビール、モヒート、これで7500チャット。

このあとホテルに戻ってこの日は終わりです。