2018/03/10 - 2018/03/11
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kirinbxxさん
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Kirinの特別休暇がまだまだ残っているので、それを消化するべく、今度は東南アジアに行くことにしました。主たる目的地はミャンマーです。
アデレードからミャンマーに行くには、マレーシア航空でクアラルンプール経由にするか、シンガポール航空でシンガポール経由にするのが合理的です。我が家は普段使うのがカンタスですから、ここは同じワンワールド加盟のマレーシア航空で行くことにしました。
なお、現在の国名は日本ではミャンマーですが、歴史と仏教建築をこよなく愛する私にとってはこの国は「ビルマ」です。また、現在住んでいるオーストラリアも、「ビルマ」という名称を使っています。従ってこの旅行記は「ビルマ紀行」とすることにしました。他意はありませんんので、あしからず。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 航空会社
- マレーシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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最初のフライトは、MH136便、アデレード空港を9時半に出て、クアラルンプールに14時30分に到着する予定です。同日にヤンゴン行への乗り継ぎはできないので、この日はクアラルンプールに泊まり、前回の短い滞在では行けなかった幾つかの観光スポットに行くことにします。
朝5時に起きて6時にUBERを呼び、ガラガラの道をトヨタカムリで快適に走って30分ほどで到着。とどこおりなく手続きを終えてラウンジでくつろぎます。
アデレードは小さな空港なので、国際線の出発時間にあわせて一部が仕切られるだけです。シンガポール航空だけ、専用ラウンジを持っていますが、ワンワールド加盟の各社はカンタスラウンジを使うことになします。ここの朝食は、自分で作るホットサンドイッチが一押しです。日本の航空会社とは違い、カンタスのラウンジではアルコール飲料は午後からの提供ですので、朝ビールを楽しむわけにはいきません。アデレード空港 (ADL) 空港
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オーストラリアは国籍に関係なく、パスポートだけで出国できます。出国カードもなくとても簡単。クアラルンプールからの便は予定より遅れて到着しました。さっそく荷物の入れ替えや機内清掃などが始まりました。しかし搭乗予定時刻がすぎても何の案内もないまま。
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さらに少しして機材トラブルが見つかったので、出発が「すこし」遅れるというアナウンスが。さらにしばらくして再び次のアナウンスを待つように、というアナウンス。なんだか嫌な予感がします。kirinが事情を聞きにいくと。。。。どうやら今日は欠航するようです。しばらくして、正式に今日は欠航する、というアナウンスがありました。なんてことでしょう。。。これでクアラルンプール観光と宿泊の予定は吹き飛んでしまいました。
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アデレードからは一日一便ですので、次の便は明日、ということになります。どうやらそれでいい人には宿泊の手配をしてくれるよう。そして、シドニーやメルボルンからの便に振り替えたい人は、そのための手続きをしなければならない、ということになりました。たちまちカウンター前には長蛇の列ができましたが、何の説明もないままに放置。再びkirinが説明を求めると、自分で電話で予約すればよいと言われ、しかたなく電話をかけてみました。ところが、なんとマレーシアの方は、欠航になったことさえちゃんと把握できていないようす。いったいどうなっているのやら。kirinは再びカウンターへ。
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ようやくのことで、今日のフライトを希望する人たちへの発券がはじまったようですが、これにかかる時間がまた長いのなんの。どうやら、いちいちマレーシアへ電話をかけて席を確保し、そのあとでカンタス航空の国内線を手配し、という作業をしているようす。なんと前近代的な。。。
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ランチタイムになりました。さんざん文句を言うと、「ではラウンジを使えるようにしますので、そちらでお待ちください」ということに。いや、うちはもともとラウンジは使えるのだから、さっさと新しい便の航空券を出してくれればそれでいいのですが。。。どうやらほかの人たちはバウチャーをもらって1階のカフェなどでお昼を食べているようです。
とりあえず疲れたので再びラウンジに戻って冷たいビールを一杯。冷たいスパークリングワインを一杯。もう数えきれないほど使ってきたラウンジですが、こんなにガラガラなのは初めて。聞けば、土曜の午後はとても便数が少ないのだとか。 -
当分出発便もないので、駐機場もガラガラ。
ラウンジでしばらく待つも何の音沙汰もないので、電話をかけてもらいます。「行った方がいいと思うわよ」というアドバイスに従って再びカウンターへ。それからさらにすったもんだの末、ようやくメルボルン経由でクアラルンプールへ行くボーディングパスを手に入れました。それからさらに出発までラウンジで待機です。それにしても、この交渉時にマレーシア航空アデレード事務所のボスらしい女性の発言には瞠目しました。「墜落するよりは遅れるほうがマシでしょう」。。。。はい、そのとおりですね、たしかに。 -
やっとこさ、アデレードからメルボルンに向けて飛び立ちました。
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カンタス航空の不思議なところは、決して経営状態がよくないのに、すべての国内線で何らかの機内食を出すところです。朝は小さなケーキやクッキー、昼はそれにリンゴ、夜はパスタが多いのですが、昼でもなく夜でもない時間はこんな感じです。
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いよいよメルボルンに到着です。
とはいっても、来たくて来た街でもないし、次の便までの時間がとても長いので、ただひたすら憂鬱なだけなのですが。 -
「ただひたすらに、憂鬱な長時間待ち」
これは時として、とても不毛な発想を生み出します。このときの私がそうでした。
「メルボルンには、とても美味しい<水煮魚片>を食べられる四川料理店がある」ということを思い出してしまいました。
で、UBERを呼ぶことに・・・・ -
メルボルンは、市街地と空港がとても離れています。普通なら、単に晩御飯を食べるために、空港と中華街をタクシーやUBERで往復することなんて、思いついたりはしないくらいに。。。でも、この日の私たちは、とても疲れていたし、美味しいものを食べたかったし、少々のお金などどうでもよかったのでした。(本当は少々、ではないのですが・・)空港で乗ったUBERのドライバーはまだ若い男性で彼は、ソマリアで生まれ、ケニアの難民キャンプで育ち、難民としてオーストラリアにやってきた青年でした。もうじきケニアに行って当時の友人と会うのをとても楽しいにしている、と語る彼は私の半分くらいの年齢ですが、私など及びもつかない波瀾に満ちた人生を送ったのでしょう。会話を楽しみながら車はメルボルンの中華街へ。
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ここがおめあての店です。初めてメルボルンに来たとき、はじめて「水煮魚片」に出会った店です。かれこれ8年ぶりの再訪になりました。入口はGFですが、お店は1Fです。
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この店の水煮魚片は量も多いので、二人だとこれとビール、そして白いご飯を注文すればそれで十分です。3人以上の場合は、麻婆豆腐を注文するか、辛いものが苦手な方は(できれば全員がそうなら、別のお店に行くことをおすすめしますが)、揚げ物などに辛くないものがたくさんあります。
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再びUBERを使って車を捕まえ、メルボルン国際空港へ到着です。さてさて、今度は本当に飛んでくれるのでしょうか。。。。
ラウンジでのんびりと(次も飛ばないかもしれませんから)ウィスキーなど飲んで過ごしていると待望の搭乗アナウンスが来ました。 -
何しろ深夜便。機内食はこういうわけのわからない、軽食でした。一口味見をしておしまい。
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アデレードやメルボルン発ですと、東南アジアへの便の大半は、自国を通過するのにかかる時間の方が長くなります。今回も、本来とは違うルートで、アデレードから東のメルボルンに行き、そこから西へ向かうルートになってしまいました。
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真夜中の出発だろうがなんだろうが、機内食はきちんとでます。
正直なところ、どうでもいいですが。。。 -
相方はこちらを選択。
どちらが美味しいか、なんてことは聞くだけ野暮というものです。 -
無事に?
マレーシアKULに到着です。本来なら前回訪問しこそねた博物館を訪ねたり、下町の食堂に行く予定したが当然ながらそれは断念、わずかな時間を過ごすためにラウンジへ。 -
マレーシア航空のビジネスラウンジです。
が。。。
いつも使うここへ行くと、「ここは遠いのでGゲート近くのこちらへいってくださいね」と言われてしまいました。 -
そのあと結構迷って、Gゲート近くのラウンジに到着です。
KULのマレーシア航空ラウンジは広くて快適です。ただし、仮眠室とマッサージはサテライトの方にしかありません。
料理はありきたりですが、注文に応じて2種類の麺を作ってくれます。これがなかなかのもの。 -
こちらはラクサ。日により種類が違います。ラクサといっても地方によっていろいろあるので、行くたびに違うラクサに出会えます。
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そして、こちらはワンタン麺。イスラム教国のフラッグキャリアなので、ワンタンの中身は豚肉ではなく鶏ひき肉です。まぁ食べられるレベルではありますが、スープのうまみが全然足りませんね。
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ラウンジで迎える夜明けです。
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どうやらこの便は定時に飛ぶようです。
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機内食を食べるような時間でも気分でもありませんが、一応中身を確認。カレーはそれなりに辛く、具はほとんどありません。ゆで卵だけ食べておしまい。
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こちらはなにやら麺ですね。厚揚げを切ったようなものが面白い。
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機内でミャンマーへの入国書類をもらいました。ビザはすでにとってあります。幸いにも、クアラルンプール滞在が吹き飛んだだけで、ヤンゴンでの予定は変更せずにすみました。不幸中の幸い、というべきなのでしょう。疲労困憊した上に、無駄な出費をずいぶんとしてしまいましたが。(そのついでに、KUL空港のどこかで、スマートフォンを紛失したりしてさらに無駄な出費が・・)
もっとも、メルボルンでのUBER、KULでのホテル代は後日保険が適用されました。
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