kirin夫妻のビルマ紀行(13) バガン2日目

2018/03/18 - 2018/03/18

午前の予定を終えてホテルで一服。バスルームとの間のドアが開け閉めの度に大きな音をたてるので直して貰おうとホテルスタッフを呼ぶもラチが空かず。午後迎えに来てくれたリンティンさんに交渉してもらって、やっとこさ部屋を交換してもらいました。ガイドさんをお願いしているのは、こういうときの為でもあります。いや、ほんと、頼りになるガイドさんです。午後は風情のあるパヤー群を見学し、そこでちょっとした買い物をしたりしたあと、昨日できなかった夕日見物を楽しみました。

エリア バガン(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

夕方、まだまだ暑いのですがバガンのパヤー巡り第二弾です。

最初に行ったのはこちら。「アロード・・」と言っていたような。現地の地図でもAlo-daw Pyiとか、Alotawpyiとか色々な表記があります。まぁ、ビルマ語を無理にラテン文字にするのですから仕方ないですね。11世紀に2代目の王様であるソウル-王が建てたそうです。

随分と立派な入口です。リンティンさんの説明では、ここは大変に御利益のあるところで、ここで願い事をすれば必ず叶う、と信じられていて、ビルマの人達が必ず来る場所なのだとか。

なるほど、確かに人気があるようですね。

これは昔は登れたというミンガラゼディーというパヤーです。

どうやらバガン王朝時代にはパヤーは登っても良いものだったらしくちゃんと階段がついています。

しばらく走ると沢山のパヤーが集まっている所につきました。

なんと続々と若いカップルが原付でやってきます。このパヤー群がデートスポットなのでしょうか？

古い時代のパヤーみたいですね。地震のせいなのでしょうか、傾いたり、上の方が欠けてしまったりしています。

これなどは古いですがしっかりとしています。

中に入れるものもあり、こんな風に壁画が美しく残っていることも。

これは像だけはあとから作られたものだそうです。

次に訪れたのはここ。MAHABODHI寺院、1215年の創建です。マハボディ、と読むようですが、これはインドのブッダガヤにあるとても有名な寺院と同じ名前ですね。なぜならこの寺院はその本家マハボディ寺院を模したものだからです。

仏陀が３５歳の時、インドのブッタガヤで菩提樹の下で悟りを開いた処に寺院が建てられましたが、バガン王朝の第三代チャンシッター王の使者がその種を持ち帰り種をまき、そこに第八代ティローミンロー王によって建てられたものだそうです。なのでこれだけ他とは違うインド式のパヤーなのですね。

境内にはこれも本家を模して作られた、仏陀がそれぞれの週に瞑想した他らが建てられています。例によって長い時と、地震によって崩れてしまったものもあります。

これが2週目の祠。保存状態はなかなか良いといえるでしょう。

改めて塔を見上げると小さな祠が沢山あってそこには小さな仏様の浮き彫りが沢山あります。

中庭では花が沢山植えられていました。

こちらがパヤーの中に安置されていた仏様です。

塔以外の部分の壁にもこのように小さな仏様がびっしりと。

さて、17時を過ぎましたので今度こそ、を期待して高台へ。お天気がいいだけあってすでに沢山の人が待機しています。

馬車に乗ったカップルも続々とやってきました。

これはお客を乗せてきたバスですが、なんと福島県は三春町からやってきた「さくら号」です。

夕日の撮影は素人には難しいですね。。。

毎回、ちゃんと勉強しよう、練習しよう、と思いながら撮影するのですが、旅から帰るとそのままになってしまいます。

というわけで、カメラの夕日モードに頼って撮ることに。

さて、夕食ですが昨日前を通りかかってちょっと気になっていたローカルレストランへ行くことにしました。ホテルからは遠いのですが、リンティンさんが「夕食後ホテルまでお送りすることになってるから大丈夫です」というのでそうしていただくことに。

Khaing Shwe Whaという名前のベジタリアンレストランです。私達はベジタリアンでもなんでもありませんが。

野菜入りのやきそば、2500チャット。

マーラーカレー、という名前がついていますが、カレーというよりは炒め物ですね。2800チャット。

これは。。。。。サラダですが勘定書きには載っていません。サービスなのか付け忘れなのか、家族経営のお店のようですが誰に聞いても要領を得ず、構わん、構わんと言っているようにも見え。。。まぁいいか。
ビールを飲んで全部で8800チャット。味は良かったのですが、ビールがぬるかったのが残念です。

食後、ホテルに送って貰ってこの日の予定は終了です。そのまま寝るのも何ですから、夕べ食事に行った通りに出かけ、バーで一杯。

そしてこの旅行会社で翌朝のサンライズツアーを予約しました。
早朝の出発なので、今夜も早く寝るとしましょう。