2014/05/09 - 2014/05/23
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jijidarumaさん
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(北方二州:シュレースヴィヒ・ホルシュタイン州&メクレンブルク・フォアポンメルン州を中心に巡る旅;2014年05月09日~23日 15日間)
古城好き・古城ホテル好きの私共は下記のようなドイツの旅に今週末、出発します。
≪この旅の行程概略≫
今回の旅はまず、BremenブレーメンのS夫妻を訪ね、まる2日間、旧市街やベックスビール工場見学など行動を共にする予定である。
お互い歳とった事もあり、今回はSさん宅に泊ることを遠慮し、ブレーメンの旧市街近くにホテル(2泊)を予約した。
写真はデンマークとの国境に近いGluecksburgグリュックスブルク城
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
11日朝にブレーメン空港でレンタカーを借り出し、ハンブルクの近郊20kmにあるAhrensburgアーレンブルク城を見学し、少し北上し、この旅最初の古城ホテル トレムスビュッテル城(写真)に泊る。
-
翌12日、今まで足を伸ばした事が無い、デンマーク国境近くの北欧ルネサンスの白亜の水城・Gluecksburgグリュックスブルク城を訪ね、戻る途中のSchleswigシュレースヴィヒにあるホルシュタイン・ゴットルプ家の居城Gottorfゴットルフ城を見学する。
この日はGut Altenhof 古城ホテル グート・アルテンホーフ城に宿泊(写真) -
13日、海運と造船業が盛んな活気あふれる港町・かつてのドイツ海軍の基地Kielキールで勇名をはせたU-ボートを見たい。そしてホルシュタイン・スイス地方の湖水地帯に位置するプレーン城を見る。
この日は短い距離143kmを走り、宿泊は写真のSchlossgut Gross Schwansee古城ホテル グロース・シュヴァンゼー城 -
14日、メクレンブルク・フォアポンメルン州を西に向かい、世界遺産の町・Wismarヴィスマール及びStralsundシュトラールズント、バルト海に面したRuegenリューゲン島を訪ね、島内の古城ホテル ラルスヴィーク城に2泊する。
写真はSchlosshotel Ralswiek auf Ruegen古城ホテル ラルスヴィーク城 -
15日、島内の観光名所を巡る。
Rasender Roland蒸気機関車列車はPutbusプットブス=>Binzビンツ=>Sellinゼリン=>Baabeバーベ=>Goehrenゲーレン間の24.1kmを走る。より郷愁を誘うのが、100年以上の歴史をもつ狭軌鉄道「疾走するローラント号」で、時速30kmのスピードで島内の海水浴場を結んでいると云う。乗ってみたい。
写真はリューゲン島のBinz ・Jagdschloss Granitzグラニッツ狩猟館 -
16日、かつて北のローテンブルクと云われたNeubrandenburgノイブランデンブルクを見学し、メクレンブルク湖水地帯を走る。
写真はSchloss_Kittendorfキッテンドルフ城(途中立ち寄る古城ホテル) -
写真は16日宿泊のSchlosshotel Gross Plasten古城ホテル グロース・プラステン城
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17日、シュヴェリーン公爵家の第二の居城Guestrowギュストロー城や州都Schwerinシュヴェリーンを再訪、“湖上の宝石”と称される湖上に佇む華麗なシュヴェリーン城・庭園を訪ねる。
写真はGuestrowギュストロー城の城と庭園 -
写真はSchweriner_Schloss_Insel_Seeシュヴェリーンの町と城、周辺の湖水地帯
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写真は17日の宿泊先Schlosshotel Wendorf 古城ホテル ヴェンドルフ城
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18日更に南下して、“北方の小さなベルサイユ宮殿”と云われLudwigslustルートヴィヒスルスト宮殿と庭園、エルベ川畔に築かれたDoemitzデーミッツ要塞を見て、エルベ川を越え、バウムクーヘンが始めて作られたSalzwedelザルツヴェーデルでバウムクーヘンを食べ、古城ホテル レッツリンゲン城に1泊する。
写真はLudwigslustルートヴィヒスルスト宮殿と庭園 -
写真は18日の宿泊先Schlosshotel Letzlingen古城ホテル レッツリンゲン城
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19日、西に向かい、かつての旧東西ドイツの国境線に最も厳しい東独側の検問所があった、Helmstedtヘルムシュテット、世界遺産の町・Hildesheimヒルデスハイム(聖マリア大聖堂:1000年の薔薇伝説)、『シンドラーのリスト』の主人公オスカー・シンドラーが死去した町でもあるが、順次訪ねてみる。
ヒルデスハイムにはいたずら好きの小人(妖精)が悪い人を懲らしめるHuckupフックウプの民話がある。
特にマルクト広場と周辺の見事な木組みの建造物をじっくり見たいものだ。
更に、2005年4月27日(水)にMarienburgマリエンブルグ城(写真)を訪ねたが閉館中で今回再訪する。ハノーファー王が王妃の為に誕生日祝いに贈った19世紀の城内博物館を是非見たいものだと行程に入れた。
時間があれば、メルヘン街道のネズミ捕りの男(ハーメルンの笛吹き男)の町Hamelnハーメルンにも何度目かの訪問を予定。 -
『ほら吹き男爵の冒険』で有名な18世紀のカール・フリードリヒ・ヒエロニュムス・ミュンヒハウゼン男爵の一族である男爵家が城主(1510年から1919年にまで)であった古城ホテル Muenchhausenミュンヒハウゼン(写真)には2泊し、翌日は周辺を左回りに巡る事とした。
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20日、まずSchaumburg-Lippeシャウムブルク・リッペ侯爵家の居城Bueckeburgビュッケブルク城(写真)の見学をする。
(1871年2月13日、陸奥宗光むつむねみつ・当時29歳<後に明治期の伊藤博文内閣のカミソリ大臣と呼ばれ、不平等条約を結んでいた15ヶ国すべてとの間で条約改正(治外法権の撤廃)を成し遂げている。>がビュッケブルクを訪問したと歴史にある。
因みに陸奥夫人・ 亮子(りょうこ)は明治21年(1888年)、駐米公使となった宗光とともに渡米する。その美貌と聡明さによって「ワシントン社交界の華」と呼ばれた。) -
写真は陸奥夫人・ 亮子(りょうこ)
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その後、ヴィルヘルム・シャウムブルク・リッペ伯爵によりSteinhulder Meerシュタインフルダー湖中に築城されたWilhelmsteinヴィルヘルムシュタイン島の要塞(写真)もこの際なので島に渡って見る事にした。
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そして、この日の最後に今まで意外に訪ねていなかったニーダーザクセン州の州都・Hannoverハノーファー(ヘレンハウゼン王宮庭園等)も最後のチャンスかと思い、行程に入れた。
ここでは王宮庭園とともにドイツで良く知られているEine Bubengeschichte in sieben Streichen『七つのいたずらの話』の絵本の作者であるMax und Moritz マックスとモーリッツ の博物館を見学したい。
写真は絵本のMax und Moritz : Eine Bubengeschichte in sieben Streichen『マックスとモーリッツ :七つのいたずらの話』 -
21日、大司教座大聖堂と神学校のある宗教都市のPaderbornパーダーボルンを見て、ハンザ同盟の一員になった事で町は繁栄し、中世にはウェストファリア地方では最大の都市であり、中世の城砦都市の面影も良く残り、木組みの家並みの美しい旧市街を持つSoestゾーストを訪ねる。
この日は最終地のノルトライン・ヴェストファーレン州の州都・Duesseldorfデュッセルドルフに至るという旅である。
写真はこの日に宿泊する古城ホテル Hugenpoetフーゲンポエト城(2006年5月7日に1泊した。) -
22日は古城ホテル Hugenpoetフーゲンポエト城の周辺やデュッセルドルフのBenrathベンラート城(写真)を久しぶりに見学し、夕方、デュッセルドルフ国際空港からANA便で帰国するという行程を策定した。
ハンザ同盟都市も予想以上に多く、Bremenを最初に、Kiel、Wismar、Stralsund、Salzwedel、Helmstedt、Hildesheim、Hannover、Hameln、Paderborn、Soest、Duesseldorfの12都市を訪ねる予定だ。
この地方には思っていた以上に様々な古城ホテルがあり、宿泊の機会がある。
旅行中の13泊はブレーメンのCity-Hotel2泊を除いた11泊を全て古城ホテルに宿泊する。
*2連泊は3回、前半2回、後半1回とした。 -
<前半6日間1,056km後半6日間1,054kmほぼ同じ距離を走り、合計12日間で2,110kmのレンタカーの旅>を試算している。
ANAの予約(1月25日)、ホテルの予約(13泊、1月25〜28日)がWebで完了し、宿泊先をつなぐ、旅の行程の詳細を2月28日に完了した。
唯、千葉県人には不便な羽田起用になったのは困った。
行きの成田=>Frankfurt=>Bremenが思う様な便が無かったのだ。今春からLH便が大阪経由となり、大幅に時間がかかる為、Bremenの到着が夜になる。これでは時間のバカバカしい無駄になる為、成田出発は断念し、ANAの羽田(真夜中出発)=>Frankfurt=>Bremenとなったのだ。これだと、当日の午前10時にはブレーメンに到着となる。
北方二州を巡った後、帰途の行程は東に向かい、ヒルデスハイム、ハノーファーなどからデュッセルドルフの道を選択した。
その事もあり、帰りの便はANAのDuesseldorf=>成田となった。
それで、昨秋と同様にお気に入りのチョコレートを買いに、デュッセルドルフをちょっと訪問する事が出来る。
XXX
写真はグリム童話:Rumpelstilzchenルンペルシュティルツヒェンの切手セット
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この旅行記へのコメント (2)
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- merumoさん 2014/08/19 11:49:32
- 北ドイツ
- jijidarumaさん
初めまして。
ドイツのメルヘン街道とか北方面に行ってみたいなと思っているので
詳しそうな方の旅行記に出会えてよかった。
写真がとてもきれいなので是非行きたいと思う気持ちが強くなってきました。
古城ホテルとかの写真は上からの構図が多いですがご自分で写されたのですか?
すごくきれいですね〜。
私は運転はしないので鉄道とかになります。スーツケースの移動が
重くて大変なのでどこかに連泊してそこから日帰りできるといいなと思っています。
とは言いながらこの暑さで思考はストップしていますが。
これから旅行記を拝見して行きますね。
merumo
- jijidarumaさん からの返信 2014/08/19 19:33:45
- RE: 北ドイツ
- merumoさん
こんばんわ!初めまして、宜しくお願いします。
≪ドイツの春:北方二州を巡る旅に出る≫ の旅行記は実のところ、旅に出る前のものです。別件(実家の遺品である写真・古文書の整理)が多忙にて、目下旅行記やアルバム貼りはストップしています。
私は旅に出る前に事前の予習を行います。古城ホテルや観光地についても、それぞれのWik、HPを見て、時には地元の伝説も調べ、自分なりの訳をして十数編を作っておきます。同時に行程(距離・観光地選択・滞在古城ホテルの決定と予約)を仕上げておくのです。
数十ページとなる行程、古城ホテルの詳細、伝説らを持参して、旅に出発します。暇な人間ですので、そんな形でドイツ旅行を楽しむのです。
もちろん、行ってみれば、様々な齟齬(たとえば、古城ホテルのドアが開かずに、中に入れないといったトラブルも)が生じますが、それはそれで楽しんでいます。
さて、ご指摘の>古城ホテルとかの写真は上からの構図が多いですがご自分で写されたのですか? すごくきれいですね〜。<
私はドイツ大好き人間で、ご紹介好きですので、いささか面はゆいことながら、これらの写真はいずれもホテルや町のHPから借用しています。
俯瞰した写真が一番観光地の対象を美しくはっきりさせますので、よく利用しています。
もちろん自前の写真も入れますが、この時点のものは出発前で何も撮っていません。
私はかつて(1970年代、1980年代に)駐在していましたので、免許証も1974年にドイツで取得した古いものをいまだにレンタカー会社のカウンターに提示しています。従い、土地勘もあり、ドイツの道は走りなれていますので、古稀の年になってもまだレンタカーの旅をしています。
鉄道の旅はかつてドイツ国内に出張した時、スペイン・ポルトガルなど遠隔地観光(イギリスにはホーヴァークラフトに車を乗せて行きましたが)に出た時ぐらいで、退職後の旅では小回りの利くレンタカーなのです。
歳とともに連泊を入れるようになりました。おっしゃるように連泊し、身軽になって観光地巡りをするのが一番ですね。
ドイツの事で何かございましたら、いつでもどうぞ。
さて、4Travelでは、伝説・民話を中心にご紹介しながら、写真を少々付け加えています。こちらの皆様は写真が主でしかも大量ですので、私のやり方が違った形になっているかもしれませんね。
また、大好きな古城巡りや古城ホテルについても、口コミなどと共に適宜、気軽に掲載しています。
というのも、”趣味人”というところで、ドイツの旅行記を主に長々と掲載してきたため、少々飽きてしまったのです。”趣味人”も今は休会しているだけで、写真や旅行記も残しています。
4Travelでの伝説・民話も自分の書き溜めた旅行記の中や、かつて趣味人で掲載したものを加筆編集しながら、転載しています。
私にとってはドイツの紹介を兼ねて、そうした掲載分をお楽しみ、ご参考にして頂ければ、たいへん幸いなのです。
jijidaruma
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