イングランド旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 Fountains Abbeyは今は廃墟になっている修道院で、世界遺産になっています。<br /> 先ほど訪れたRiponから車で30分もかからないところにあるStudley Royal park(スタッドリー王立公園)の中にあります。<br /> National Trustが管理している場所の一つです。<br /> <br /> 自分は修道院だけ見てきましたが、Mapを見ても分かるように敷地内には大きな池や川、鹿公園、教会があり、芝生も綺麗なので、家族で昼飯含めてピクニックに行くのにお勧めだと思います。<br /> <br /> 入場料は大人1人で7.5ポンドくらいでした。受付けではAbbeyに関する日本語の解説の紙ももらえます。

Fountains Abbey(ファウンテンズ) 修道院 見学 2008年10月

12いいね!

2008/10/04 - 2008/10/04

720位(同エリア1600件中)

旅行記グループ UK 大聖堂巡り 2008年~2009年

0

19

ohahiro

ohahiroさん

 Fountains Abbeyは今は廃墟になっている修道院で、世界遺産になっています。
 先ほど訪れたRiponから車で30分もかからないところにあるStudley Royal park(スタッドリー王立公園)の中にあります。
 National Trustが管理している場所の一つです。
 
 自分は修道院だけ見てきましたが、Mapを見ても分かるように敷地内には大きな池や川、鹿公園、教会があり、芝生も綺麗なので、家族で昼飯含めてピクニックに行くのにお勧めだと思います。
 
 入場料は大人1人で7.5ポンドくらいでした。受付けではAbbeyに関する日本語の解説の紙ももらえます。

PR

  •  昼過ぎに到着しました。 あいにく曇り空でしたが、降りそうで降らない天気。<br /> Fountains Abbeyは公園の中にありますので、まずは公園の入口から入りました。入口付近はレストランやみやげ物屋などあります。<br /> <br /> 建物内のカウンターでお金を払うと簡単なMapガイドをもらえますが、日本人だとおばさんに言うと、最近できた良いものがある、といってAbbeyの日本語解説用紙をくれました。  隣にいた人も、間違っていたら指摘しに戻って来なさい!と言って笑っていたのですが、結果として問題無く役にたったので、帰る時にGood!と言って帰りました。

     昼過ぎに到着しました。 あいにく曇り空でしたが、降りそうで降らない天気。
     Fountains Abbeyは公園の中にありますので、まずは公園の入口から入りました。入口付近はレストランやみやげ物屋などあります。
     
     建物内のカウンターでお金を払うと簡単なMapガイドをもらえますが、日本人だとおばさんに言うと、最近できた良いものがある、といってAbbeyの日本語解説用紙をくれました。  隣にいた人も、間違っていたら指摘しに戻って来なさい!と言って笑っていたのですが、結果として問題無く役にたったので、帰る時にGood!と言って帰りました。

  •  受付けを抜けると、Abbey方面に抜ける道が続きます。

     受付けを抜けると、Abbey方面に抜ける道が続きます。

  •  途中こんな戸のようなものを通り抜けます。

     途中こんな戸のようなものを通り抜けます。

  •  林を抜けるとAbbeyが見えてきます。<br /> 

     林を抜けるとAbbeyが見えてきます。
     

  •  この修道院は1132年のヨーク聖マリア修道院の内輪もめで離れた13人のベネディクト修道僧に、ヨークのThurstan卿が土地を提供したことから始まりました。<br /><br /> Fountainsの名前の由来は、この場所が泉が湧く豊かな土地であること、もしくはこの修道院を指導したシトー修道会の院長St.Bernard de Fontainesから採ったという2説あるそうです。<br /><br /> 左側が教会で。前の横長がCellariumと言う場で、貯蔵庫でしょう。<br /> 

     この修道院は1132年のヨーク聖マリア修道院の内輪もめで離れた13人のベネディクト修道僧に、ヨークのThurstan卿が土地を提供したことから始まりました。

     Fountainsの名前の由来は、この場所が泉が湧く豊かな土地であること、もしくはこの修道院を指導したシトー修道会の院長St.Bernard de Fontainesから採ったという2説あるそうです。

     左側が教会で。前の横長がCellariumと言う場で、貯蔵庫でしょう。
     

    ファウンテンズ修道院遺跡群を含むスタッドリー王立公園 史跡・遺跡

  •  Fountains Abbeyの芝生を横切り、川を渡りました。

     Fountains Abbeyの芝生を横切り、川を渡りました。

  •  当然のごとく崩れていますが、Guest houseのようです。 <br /> 意図的なのか川の上にかぶさっています。トイレ用ですかね?

     当然のごとく崩れていますが、Guest houseのようです。 
     意図的なのか川の上にかぶさっています。トイレ用ですかね?

  •  今のところ見るに耐える形を保っています。

     今のところ見るに耐える形を保っています。

  •  ここは横長のCellariumと呼ばれる場所で、地下室というよりは物置のようです。8種類のこコウモリが住み着いているそうです。<br /> この建て屋は屋根があります。

     ここは横長のCellariumと呼ばれる場所で、地下室というよりは物置のようです。8種類のこコウモリが住み着いているそうです。
     この建て屋は屋根があります。

  •  こちらは教会ですが、屋根はなく青空教会になってます。しかも、中は芝生に。。奥のステンドグラス部分も抜けていて、不思議な空間です。

     こちらは教会ですが、屋根はなく青空教会になってます。しかも、中は芝生に。。奥のステンドグラス部分も抜けていて、不思議な空間です。

    ファウンテンズ修道院遺跡群を含むスタッドリー王立公園 史跡・遺跡

  •  青空教会のいいところは、中からタワーが見えることです。<br /> 悪いところは鳥のフンが防げないところです。<br /> 結構鳥が多いので、行く方はいちおう注意した方が。

     青空教会のいいところは、中からタワーが見えることです。
     悪いところは鳥のフンが防げないところです。
     結構鳥が多いので、行く方はいちおう注意した方が。

  •  教会内部はかなり朽ちています。<br /> 緑がアクセントになっていていいですね。逆に無いとつまらないと思います。

     教会内部はかなり朽ちています。
     緑がアクセントになっていていいですね。逆に無いとつまらないと思います。

  •  ここまで塔が残っているのも立派なものです。<br /> <br /> ちなみに、修道僧たちは白い羊毛製の礼服を着ていたため、ホワイトモンクと呼ばれていたそうです。<br /> 自ら厳しい生活を課し、手話を使うほど沈黙を守ろうとしたそうです。

     ここまで塔が残っているのも立派なものです。
     
     ちなみに、修道僧たちは白い羊毛製の礼服を着ていたため、ホワイトモンクと呼ばれていたそうです。
     自ら厳しい生活を課し、手話を使うほど沈黙を守ろうとしたそうです。

  •  教会の奥は天井も無ければステンドグラス部も筒抜けていて寂しいです。<br /> <br /> ちなみに修道院は裕福な家庭から色々なものをもらっていたので、結構裕福だったそうです。<br /> 土地ももらったのは良いけど、肉体労働時間が増えすぎて祈りの時間が減ったので、平修士と呼ばれる日常労働をする人たちが加わったそうです。<br /> 彼らの服は白でなく、茶色だったそうです。

     教会の奥は天井も無ければステンドグラス部も筒抜けていて寂しいです。
     
     ちなみに修道院は裕福な家庭から色々なものをもらっていたので、結構裕福だったそうです。
     土地ももらったのは良いけど、肉体労働時間が増えすぎて祈りの時間が減ったので、平修士と呼ばれる日常労働をする人たちが加わったそうです。
     彼らの服は白でなく、茶色だったそうです。

  •  ここがCloisterです。<br /> ここまで来なくても塔は見えるのですが、お決まりのショットを。

     ここがCloisterです。
     ここまで来なくても塔は見えるのですが、お決まりのショットを。

  •  ステンドグラスは無く、屋根も無く、骨骨ですね。<br /><br /> ちなみに、繁栄した修道院の土地は管理しきれなくなるほど広くなったそうです。<br /> 14世紀にはスコットランド人に襲われたり、ペストが流行したりで平修士が減り、土地を賃貸して稼ぐようになったそうです。

     ステンドグラスは無く、屋根も無く、骨骨ですね。

     ちなみに、繁栄した修道院の土地は管理しきれなくなるほど広くなったそうです。
     14世紀にはスコットランド人に襲われたり、ペストが流行したりで平修士が減り、土地を賃貸して稼ぐようになったそうです。

  •  Abot&#39;s house and prison方面から見たところです。<br />地面はどこも芝生が覆っていて美しいです。<br /><br /> ちなみに、1495年から1526年にかけて修道院長を務めたマーマデューク・ハビーが塔を建設したそうです。しかしその後、ヘンリー8世により修道院は閉鎖を強制されます。英国史でいわゆる修道院の解体だそうです。

     Abot's house and prison方面から見たところです。
    地面はどこも芝生が覆っていて美しいです。

     ちなみに、1495年から1526年にかけて修道院長を務めたマーマデューク・ハビーが塔を建設したそうです。しかしその後、ヘンリー8世により修道院は閉鎖を強制されます。英国史でいわゆる修道院の解体だそうです。

  •  最大、そしてもっとも裕福だったFountains修道院が閉鎖されたのは1539年のことでした。<br /> 閉鎖後に修道院長は当時としては大金の年間100ポンドを年金としてもらったそうです。<br /> 屋根の鉛は武器に流用、ステンドグラスも一部リポンとヨーク大聖堂に再利用されたそうです。

     最大、そしてもっとも裕福だったFountains修道院が閉鎖されたのは1539年のことでした。
     閉鎖後に修道院長は当時としては大金の年間100ポンドを年金としてもらったそうです。
     屋根の鉛は武器に流用、ステンドグラスも一部リポンとヨーク大聖堂に再利用されたそうです。

12いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

イギリスで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
イギリス最安 256円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

イギリスの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP