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*:.。★ 夕暮れのパリ散歩、深い祈りの聖堂と日常の彩りを巡る ☆.。.:<br /><br />パリに到着した初日の夕暮れ。サントゥスタッシュ教会から始まった心地よいお散歩の足で、私たちは静かな祈りの聖地「ノートルダム=デ=ヴィクトワール・バジリカ聖堂」へと歩みを進めました。<br /><br />一歩中へ入ると、外の賑やかさが嘘のような深い静寂が広がっています。<br />太陽王ルイ14世の父・ルイ13世ゆかりの歴史ある堂内には、息をのむほど美しいキリストのステンドグラスや、聖アウグスティヌスの激動の生涯をドラマチックに描いた巨大な連作壁画が並んでいました。<br />壁一面をびっしりと埋め尽くす、無数の人々の感謝の銘板(エクス・ヴォト)に圧倒されながら、静かに、そしてゆっくりと立ったままその荘厳な芸術と歴史の層を見つめます。<br /><br />見学を終えて外に出ると、パリの街は優しい夕暮れの光に包まれていました。<br />パサージュの美しい入り口や、お洒落なワインバー、レンガ造りの美しい図書館の中庭をブラブラと眺めながらの帰り道。<br />高級食材店の店先に並ぶ華やかなお花や、大通りの奥にそびえ立つオペラ座の姿など、パリの何気ない、けれど愛おしい普段着の日常に触れながら、今夜の宿へと無事に戻りました。<br /><br />たくさん歩いて足は疲れましたが、大満足で締めくくった旅の始まり。「明日は、いよいよルーブル美術館だね」と、明日への期待に胸を膨らませながら、ゆっくりと夜が更けていきます。<br /><br /><br /><br />全体の大まかな行程は以下になります。<br /><br />今日は,★☆★です (^^)/<br /><br />4/13(日) 成田⇒ドバイ⇒<br />4/14(月) ⇒アムステルダム フォーレンダム観光<br />4/15(火) アムステルダム,ホールン,エダム観光<br />4/16(水) アムステルダム国立美術館,市内観光<br />4/17(木) ギートホルン観光<br />4/18(金) キューケンホフ観光<br />4/19(土) ザーンセ・スカンス観光⇒ロッテルダムへ移動<br />4/20(日) デハール城,ユトレヒト観光<br />4/21(月) キンデルダイク,デルフト観光<br />4/22(火) ハーグ観光<br />4/23(水) プラハへ移動とプチ観光<br />4/24(木) プラハ観光+コンサート<br />4/25(金) プラハ観光+コンサート <br />4/26(土) プラハ観光<br />4/27(日) プラハ観光<br />4/28(月) プラハ観光<br />4/29(火) チェスキー・クルムロフへ移動⇒観光<br />4/30(水) チェスキー・クルムロフ⇒プラハへ移動<br /><br />★☆★5/1(木) パリへ移動,観光<br /><br />5/2(金) パリ観光<br />5/3(土) ヴェルサイユ宮殿観光<br />5/4(日) パリ観光<br />5/5(月) 体調不良により観光無し<br />5/6(火) 体調不良により観光無し <br />5/7(水) パリ観光<br />5/8(木) シャルトルへ移動・観光<br />5/9(金) パリ観光<br />5/10(土) パリ観光<br />5/11(日) パリ観光<br />5/12(月) ベルノンへ移動・観光,パリ観光<br />5/13(火) パリ観光<br />5/14(水) パリ観光後⇒ドバイへ移動<br />5/15(木) ドバイ観光⇒成田へ向けて出発<br />5/16(金) 成田着

264。*:.。オランダ,チェコ,フランス35日間の旅 ☆パリ-3☆.。.:*

21いいね!

2025/05/01 - 2025/05/01

3816位(同エリア17244件中)

mitsu

mitsuさん

*:.。★ 夕暮れのパリ散歩、深い祈りの聖堂と日常の彩りを巡る ☆.。.:

パリに到着した初日の夕暮れ。サントゥスタッシュ教会から始まった心地よいお散歩の足で、私たちは静かな祈りの聖地「ノートルダム=デ=ヴィクトワール・バジリカ聖堂」へと歩みを進めました。

一歩中へ入ると、外の賑やかさが嘘のような深い静寂が広がっています。
太陽王ルイ14世の父・ルイ13世ゆかりの歴史ある堂内には、息をのむほど美しいキリストのステンドグラスや、聖アウグスティヌスの激動の生涯をドラマチックに描いた巨大な連作壁画が並んでいました。
壁一面をびっしりと埋め尽くす、無数の人々の感謝の銘板(エクス・ヴォト)に圧倒されながら、静かに、そしてゆっくりと立ったままその荘厳な芸術と歴史の層を見つめます。

見学を終えて外に出ると、パリの街は優しい夕暮れの光に包まれていました。
パサージュの美しい入り口や、お洒落なワインバー、レンガ造りの美しい図書館の中庭をブラブラと眺めながらの帰り道。
高級食材店の店先に並ぶ華やかなお花や、大通りの奥にそびえ立つオペラ座の姿など、パリの何気ない、けれど愛おしい普段着の日常に触れながら、今夜の宿へと無事に戻りました。

たくさん歩いて足は疲れましたが、大満足で締めくくった旅の始まり。「明日は、いよいよルーブル美術館だね」と、明日への期待に胸を膨らませながら、ゆっくりと夜が更けていきます。



全体の大まかな行程は以下になります。

今日は,★☆★です (^^)/

4/13(日) 成田⇒ドバイ⇒
4/14(月) ⇒アムステルダム フォーレンダム観光
4/15(火) アムステルダム,ホールン,エダム観光
4/16(水) アムステルダム国立美術館,市内観光
4/17(木) ギートホルン観光
4/18(金) キューケンホフ観光
4/19(土) ザーンセ・スカンス観光⇒ロッテルダムへ移動
4/20(日) デハール城,ユトレヒト観光
4/21(月) キンデルダイク,デルフト観光
4/22(火) ハーグ観光
4/23(水) プラハへ移動とプチ観光
4/24(木) プラハ観光+コンサート
4/25(金) プラハ観光+コンサート 
4/26(土) プラハ観光
4/27(日) プラハ観光
4/28(月) プラハ観光
4/29(火) チェスキー・クルムロフへ移動⇒観光
4/30(水) チェスキー・クルムロフ⇒プラハへ移動

★☆★5/1(木) パリへ移動,観光

5/2(金) パリ観光
5/3(土) ヴェルサイユ宮殿観光
5/4(日) パリ観光
5/5(月) 体調不良により観光無し
5/6(火) 体調不良により観光無し 
5/7(水) パリ観光
5/8(木) シャルトルへ移動・観光
5/9(金) パリ観光
5/10(土) パリ観光
5/11(日) パリ観光
5/12(月) ベルノンへ移動・観光,パリ観光
5/13(火) パリ観光
5/14(水) パリ観光後⇒ドバイへ移動
5/15(木) ドバイ観光⇒成田へ向けて出発
5/16(金) 成田着

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • ノートルダム=デ=ヴィクトワール・バジリカ聖堂に入りました。<br /><br />見上げるほど高い天井と、奥の大きな絵がとても綺麗です。実はここ、太陽王ルイ14世の父であるルイ13世が建てた歴史ある聖堂なのだとか。地元の人が静かに祈る温かい空気を感じながら、この厳かな空間をゆっくりと見渡しました。

    ノートルダム=デ=ヴィクトワール・バジリカ聖堂に入りました。

    見上げるほど高い天井と、奥の大きな絵がとても綺麗です。実はここ、太陽王ルイ14世の父であるルイ13世が建てた歴史ある聖堂なのだとか。地元の人が静かに祈る温かい空気を感じながら、この厳かな空間をゆっくりと見渡しました。

  • 前へ進むと、主祭壇のステンドグラス<br /><br />クラウディウス・ラヴェルニュ作の、十字架のキリストを描いたものです。キリストの傍らには聖母マリアと聖ヨハネ、そしてひざまずいて夫の回復を祈るヨランド・ド・ラ・ロシュフコー公爵夫人の姿が。上空の天使が抱く幼子は彼らの息子だそうです。

    前へ進むと、主祭壇のステンドグラス

    クラウディウス・ラヴェルニュ作の、十字架のキリストを描いたものです。キリストの傍らには聖母マリアと聖ヨハネ、そしてひざまずいて夫の回復を祈るヨランド・ド・ラ・ロシュフコー公爵夫人の姿が。上空の天使が抱く幼子は彼らの息子だそうです。

  • 主祭壇の後ろには、見応えのある大きな絵画が並んでいました。<br />正面の中央に飾られているのは「勝利の聖母」の絵。その上には「REGINA SINE LABE CONCEPTA(罪なくして宿された女王)」という文字がぐるりと刻まれています。左側の絵にはルイ13世がこの聖堂の定礎石を置く歴史的な場面が、右側の絵には聖アウグスティヌスの姿が描かれているそうです。

    主祭壇の後ろには、見応えのある大きな絵画が並んでいました。
    正面の中央に飾られているのは「勝利の聖母」の絵。その上には「REGINA SINE LABE CONCEPTA(罪なくして宿された女王)」という文字がぐるりと刻まれています。左側の絵にはルイ13世がこの聖堂の定礎石を置く歴史的な場面が、右側の絵には聖アウグスティヌスの姿が描かれているそうです。

  • 右側の壁に並ぶ3枚の絵は、聖アウグスティヌスの生涯を描いたものでした。<br /><br />右端は、32歳の彼が息子や友人と一緒に洗礼を受ける場面です。白い衣をまとって額を垂れ、頭に水を注がれています。中央は42歳で司教に選ばれた時の厳粛な儀式の様子。そして左端は亡くなる直前の姿で、病の床にありながらも、連れてこられた病人を必死に癒しています。彼は死に臨み、部屋の壁に懺悔の詩を書き記させて涙ながらに読んだのだそうです。<br /><br />彼の激動の人生が3つの物語として綺麗に並んでいます。

    右側の壁に並ぶ3枚の絵は、聖アウグスティヌスの生涯を描いたものでした。

    右端は、32歳の彼が息子や友人と一緒に洗礼を受ける場面です。白い衣をまとって額を垂れ、頭に水を注がれています。中央は42歳で司教に選ばれた時の厳粛な儀式の様子。そして左端は亡くなる直前の姿で、病の床にありながらも、連れてこられた病人を必死に癒しています。彼は死に臨み、部屋の壁に懺悔の詩を書き記させて涙ながらに読んだのだそうです。

    彼の激動の人生が3つの物語として綺麗に並んでいます。

  • 聖母の祭壇<br /><br />聖母像の上にはステンドグラスがあり、1836年にデジュネット神父によって設立された大信心会の崇高な使命、すなわち罪人の回心を聖母に祈願するという使命を象徴的に表しています。<br /><br />このステンドグラスは1854年に制作され、大信心会の会員たちからデジュネット神父に贈られました。<br /><br />ステンドグラスの中央には、まばゆい光に包まれた聖母マリアが描かれています。その頭上には、天使たちが聖母を讃えています。<br /><br />聖母の周りには、悔い改める者、魂を高揚させる者、回心した罪人たちが立っています。その中には、ひれ伏す若い男性がおり、その傍らには、聖人の象徴である月桂冠に囲まれた女性が祈りを捧げています。聖アウグスティヌスは、まだ罪人であったが、聖母モニカによって聖母マリアに献上された。<br /><br />聖母の足元には、「罪人の避難所、聖母マリア」と書かれた旗が掲げられている。これは、これらの幸福な改宗者たちの口から漏れ出る叫び声のようだ。<br /><br />左下隅には、真鍮の鎧をまとった天使が、罪人に対する聖母マリアの慈悲を妨げようとする悪魔を槍で突き刺している。ステンドグラスの一番下には、別の天使がデジュネット神父に大信心会の規約を授けている。

    聖母の祭壇

    聖母像の上にはステンドグラスがあり、1836年にデジュネット神父によって設立された大信心会の崇高な使命、すなわち罪人の回心を聖母に祈願するという使命を象徴的に表しています。

    このステンドグラスは1854年に制作され、大信心会の会員たちからデジュネット神父に贈られました。

    ステンドグラスの中央には、まばゆい光に包まれた聖母マリアが描かれています。その頭上には、天使たちが聖母を讃えています。

    聖母の周りには、悔い改める者、魂を高揚させる者、回心した罪人たちが立っています。その中には、ひれ伏す若い男性がおり、その傍らには、聖人の象徴である月桂冠に囲まれた女性が祈りを捧げています。聖アウグスティヌスは、まだ罪人であったが、聖母モニカによって聖母マリアに献上された。

    聖母の足元には、「罪人の避難所、聖母マリア」と書かれた旗が掲げられている。これは、これらの幸福な改宗者たちの口から漏れ出る叫び声のようだ。

    左下隅には、真鍮の鎧をまとった天使が、罪人に対する聖母マリアの慈悲を妨げようとする悪魔を槍で突き刺している。ステンドグラスの一番下には、別の天使がデジュネット神父に大信心会の規約を授けている。

  • 高い天井のアーチに沿って美しいステンドグラスが並んでいました。<br /><br />外の優しい光が差し込んで、ガラスの青や赤、緑がとても鮮やかに浮かび上がっています。よく見ると、それぞれに聖書の一場面のような物語が細かく描かれていて、当時の職人さんたちの丁寧な手仕事が伝わってくるようでした。

    高い天井のアーチに沿って美しいステンドグラスが並んでいました。

    外の優しい光が差し込んで、ガラスの青や赤、緑がとても鮮やかに浮かび上がっています。よく見ると、それぞれに聖書の一場面のような物語が細かく描かれていて、当時の職人さんたちの丁寧な手仕事が伝わってくるようでした。

  • 視線を少しずらすと、さらに別のステンドグラスが3枚並んで見えました。<br /><br />さっきの窓と同じように、高いアーチ天井の奥から柔らかな光が差し込んで、堂内を優しく照らしています。一枚一枚の色合いが微妙に違っていて、こちらもどんな物語が描かれているのだろうと、立ったまましばらく見上げてしまいました。

    視線を少しずらすと、さらに別のステンドグラスが3枚並んで見えました。

    さっきの窓と同じように、高いアーチ天井の奥から柔らかな光が差し込んで、堂内を優しく照らしています。一枚一枚の色合いが微妙に違っていて、こちらもどんな物語が描かれているのだろうと、立ったまましばらく見上げてしまいました。

  • 「勝利の聖母」像の祭壇<br /><br />中央に佇む聖母像は、フランスで初めて教皇から王冠を授かった歴史あるものだそうです。祭壇の上には、感謝を込めて捧げられたたくさんのランプが吊るされていて、一番大きなものはウジェニー皇后から寄贈されたのだとか。足元には、3世紀のローマの殉教者である聖アウレリアの聖遺物箱も安置されており、ここがどれほど特別な信仰の場所であるかが伝わってきます。

    「勝利の聖母」像の祭壇

    中央に佇む聖母像は、フランスで初めて教皇から王冠を授かった歴史あるものだそうです。祭壇の上には、感謝を込めて捧げられたたくさんのランプが吊るされていて、一番大きなものはウジェニー皇后から寄贈されたのだとか。足元には、3世紀のローマの殉教者である聖アウレリアの聖遺物箱も安置されており、ここがどれほど特別な信仰の場所であるかが伝わってきます。

  • 白い大理石のプラーク(銘板)<br /><br />これは「エクス・ヴォト」といって、願いが叶った信者の方々が聖母マリアへの感謝を刻んで奉納したものだそうです。聖堂のいたるところに数万枚も貼られていると知り、人々の切実な祈りと感謝の厚みがそのまま壁になっているのだなと実感しました。木製の美しい祭壇の上には金色の十字架と聖母像が佇んでいます。

    白い大理石のプラーク(銘板)

    これは「エクス・ヴォト」といって、願いが叶った信者の方々が聖母マリアへの感謝を刻んで奉納したものだそうです。聖堂のいたるところに数万枚も貼られていると知り、人々の切実な祈りと感謝の厚みがそのまま壁になっているのだなと実感しました。木製の美しい祭壇の上には金色の十字架と聖母像が佇んでいます。

  • 大理石でできた美しい祭壇。<br /><br />中央の彫刻は、聖母マリアが幼いキリストをやさしく見守っている姿。<br />その後ろにも、色鮮やかな格子模様のステンドグラスがはめ込まれていて、外からの光が綺麗に差し込んでいます。そして、この祭壇のまわりにも、やはり感謝の銘板がびっしりと並んでいました。先ほどの木製の祭壇とはまた違った白を基調とした厳かな雰囲気です

    大理石でできた美しい祭壇。

    中央の彫刻は、聖母マリアが幼いキリストをやさしく見守っている姿。
    その後ろにも、色鮮やかな格子模様のステンドグラスがはめ込まれていて、外からの光が綺麗に差し込んでいます。そして、この祭壇のまわりにも、やはり感謝の銘板がびっしりと並んでいました。先ほどの木製の祭壇とはまた違った白を基調とした厳かな雰囲気です

  • イエス・キリストが、ひざまずいて祈る聖女の前に現れた場面<br /><br />その後ろにも、青や緑の細かな円模様が美しいステンドグラスがはめ込まれていて、上からの柔らかな光が彫刻を立体的に浮かび上がらせています。手前には小さなキャンドルがいくつか灯されています。

    イエス・キリストが、ひざまずいて祈る聖女の前に現れた場面

    その後ろにも、青や緑の細かな円模様が美しいステンドグラスがはめ込まれていて、上からの柔らかな光が彫刻を立体的に浮かび上がらせています。手前には小さなキャンドルがいくつか灯されています。

  • 中央に祀られているのは、幼いキリストを優しく抱く聖ヨセフの像。その上にある「ITE AD JOSEPH(ヨセフのもとへ行きなさい)」という文字も綺麗に読み取れます。祭壇の脇には白いお花が飾られ、手前には現在の教皇フランシスコの写真もそっと置かれていました。

    中央に祀られているのは、幼いキリストを優しく抱く聖ヨセフの像。その上にある「ITE AD JOSEPH(ヨセフのもとへ行きなさい)」という文字も綺麗に読み取れます。祭壇の脇には白いお花が飾られ、手前には現在の教皇フランシスコの写真もそっと置かれていました。

  • 幼いキリストを抱く聖アントニオの像<br />手前にはいくつものキャンドルが温かく灯り、後ろの壁には感謝の石板が並んでいます。よく見ると「1869年」といった150年以上も前の古い日付が刻まれていて、この場所が重ねてきた長い歴史を身近に感じました。

    幼いキリストを抱く聖アントニオの像
    手前にはいくつものキャンドルが温かく灯り、後ろの壁には感謝の石板が並んでいます。よく見ると「1869年」といった150年以上も前の古い日付が刻まれていて、この場所が重ねてきた長い歴史を身近に感じました。

  • 「リジューの聖テレーズ」を祀った祭壇<br /><br />中央に佇むテレーズ像の左右には、彼女の若かりし頃の写真が飾られています。見上げると、1887年に彼女が父親や姉とここへ参拝に訪れた時の様子を描いたステンドグラスがはめ込まれていました。かつて同じ場所に立って祈っていた人が、のちに聖人としてここに祀られていると思うと、不思議な歴史の繋がりを感じます。

    「リジューの聖テレーズ」を祀った祭壇

    中央に佇むテレーズ像の左右には、彼女の若かりし頃の写真が飾られています。見上げると、1887年に彼女が父親や姉とここへ参拝に訪れた時の様子を描いたステンドグラスがはめ込まれていました。かつて同じ場所に立って祈っていた人が、のちに聖人としてここに祀られていると思うと、不思議な歴史の繋がりを感じます。

  • 説教壇<br /><br />重厚な階段と、上についた屋根のような飾りの彫刻がとても立派です。

    説教壇

    重厚な階段と、上についた屋根のような飾りの彫刻がとても立派です。

  • 青と金の華やかな壁画がひときわ目を引く、祭壇<br /><br />緑色の大理石の柱に囲まれているのは、右手を高く掲げた聖アウグスティヌスの白い彫刻です。上を仰ぐと、半円形の大きな窓から格子模様のステンドグラスを通して、外の優しい夕光が祭壇をドラマチックに照らし出していました。

    青と金の華やかな壁画がひときわ目を引く、祭壇

    緑色の大理石の柱に囲まれているのは、右手を高く掲げた聖アウグスティヌスの白い彫刻です。上を仰ぐと、半円形の大きな窓から格子模様のステンドグラスを通して、外の優しい夕光が祭壇をドラマチックに照らし出していました。

  • パイプオルガン<br /><br />木製の重厚なバルコニーや繊細な彫刻が、高いアーチ天井にきれいに調和しています。下を歩いている人と比べるとその大きさがよく分かります。

    パイプオルガン

    木製の重厚なバルコニーや繊細な彫刻が、高いアーチ天井にきれいに調和しています。下を歩いている人と比べるとその大きさがよく分かります。

  • 「SANCTUS JOANNES(聖ヨハネ)」と書かれた、使徒ヨハネを祀る祭壇<br /><br />中央の彫刻は、彼を象徴する鷲(わし)を足元に従え、本を手にした姿。上部では二人の天使が守るように佇んでいます。見上げるとカラフルな格子模様のステンドグラスがあり、柔らかな光が祭壇の金色をより一層きれいに引き立てていました。

    「SANCTUS JOANNES(聖ヨハネ)」と書かれた、使徒ヨハネを祀る祭壇

    中央の彫刻は、彼を象徴する鷲(わし)を足元に従え、本を手にした姿。上部では二人の天使が守るように佇んでいます。見上げるとカラフルな格子模様のステンドグラスがあり、柔らかな光が祭壇の金色をより一層きれいに引き立てていました。

  • 祭壇の上のステンドグラスの細かな幾何学模様。<br /><br />中央の十字架を挟んで、二人の小さな天使の彫刻がちょこんと腰掛けているのが見えます。下から見上げるのとはまた違って、ガラスに刻まれた繊細な円や格子のデザイン、そして淡い青や赤の色遣いがとても綺麗に浮かび上がっていました。

    祭壇の上のステンドグラスの細かな幾何学模様。

    中央の十字架を挟んで、二人の小さな天使の彫刻がちょこんと腰掛けているのが見えます。下から見上げるのとはまた違って、ガラスに刻まれた繊細な円や格子のデザイン、そして淡い青や赤の色遣いがとても綺麗に浮かび上がっていました。

  • 木製の壁に囲まれたシックな佇まいの祭壇<br /><br />中央には、長い十字架を手にした幼いキリストの像(アンファン・ジェジュ)が祀られています。よく見ると、右手をそっと挙げている愛らしい姿。上部には、先ほどの祭壇と同じように小さな天使たちがちょこんと腰掛けています。

    木製の壁に囲まれたシックな佇まいの祭壇

    中央には、長い十字架を手にした幼いキリストの像(アンファン・ジェジュ)が祀られています。よく見ると、右手をそっと挙げている愛らしい姿。上部には、先ほどの祭壇と同じように小さな天使たちがちょこんと腰掛けています。

  • ピエタ(亡くなったキリストを抱くマリア)のレリーフが飾られた祭壇<br /><br />手前には手を合わせて祈る聖ベルナデッタの白い像が佇んでいます。そのすぐ後ろの壁にも、やはり数え切れないほどの感謝の石板がびっしりと並んでいました。悲しみを受け止めるような深い祈りの空間に、思わず背筋が伸びるような厳かな気持ちになります。

    ピエタ(亡くなったキリストを抱くマリア)のレリーフが飾られた祭壇

    手前には手を合わせて祈る聖ベルナデッタの白い像が佇んでいます。そのすぐ後ろの壁にも、やはり数え切れないほどの感謝の石板がびっしりと並んでいました。悲しみを受け止めるような深い祈りの空間に、思わず背筋が伸びるような厳かな気持ちになります。

  • 聖アウグスティヌスの礼拝堂の上の、クロディウス・ラヴェルニュ作のステンドグラス<br /><br />上段には、ルイ13世がフランスを聖母マリアに捧げる場面が描かれています。王妃アンヌ・ドートリッシュも夫とともに跪き、その傍らには聖アンナや、百合の紋章がきらめくマントを羽織った聖ルイの姿も見えます。下段の左側には祈りを捧げるフィアクル修道士の前に聖母が出現した奇跡が描かれており、腕に抱かれた幼子はなんと、後に太陽王となる幼き日のルイ14世なのだそう。右側にはその吉報を伝えて祝意を表す枢機卿の姿もあります。フランス王家の誕生秘話が1枚のガラスに鮮やかに表現されています。

    聖アウグスティヌスの礼拝堂の上の、クロディウス・ラヴェルニュ作のステンドグラス

    上段には、ルイ13世がフランスを聖母マリアに捧げる場面が描かれています。王妃アンヌ・ドートリッシュも夫とともに跪き、その傍らには聖アンナや、百合の紋章がきらめくマントを羽織った聖ルイの姿も見えます。下段の左側には祈りを捧げるフィアクル修道士の前に聖母が出現した奇跡が描かれており、腕に抱かれた幼子はなんと、後に太陽王となる幼き日のルイ14世なのだそう。右側にはその吉報を伝えて祝意を表す枢機卿の姿もあります。フランス王家の誕生秘話が1枚のガラスに鮮やかに表現されています。

  • 聖アウグスティヌスの連作壁画<br />左端の洗礼の場面、中央の司教任命の厳粛な儀式、そして右端の病人を癒す臨終の床。それぞれの絵が、上部に刻まれた「CHRISTIANORUM(キリスト教徒の)」や「REGINA(女王)」といった格調高い文字に縁取られていて、まるで物語の一コマ一コマを丁寧にめくっているような感覚になります。斜めから見上げることで絵の立体感が引き立ち、その迫力に思わず圧倒されてしまいました。

    聖アウグスティヌスの連作壁画
    左端の洗礼の場面、中央の司教任命の厳粛な儀式、そして右端の病人を癒す臨終の床。それぞれの絵が、上部に刻まれた「CHRISTIANORUM(キリスト教徒の)」や「REGINA(女王)」といった格調高い文字に縁取られていて、まるで物語の一コマ一コマを丁寧にめくっているような感覚になります。斜めから見上げることで絵の立体感が引き立ち、その迫力に思わず圧倒されてしまいました。

  • ドーム状の天井の素晴らしい石のレリーフ<br /><br />中央から四方八方へと力強く広がる光輪(後光)の周りに、たくさんの小さな天使たちの姿が優しく浮かび上がっています。その周りを囲む円の四隅には、美しい貝殻のモチーフもしつらえられています。

    ドーム状の天井の素晴らしい石のレリーフ

    中央から四方八方へと力強く広がる光輪(後光)の周りに、たくさんの小さな天使たちの姿が優しく浮かび上がっています。その周りを囲む円の四隅には、美しい貝殻のモチーフもしつらえられています。

  • 高いアーチ窓の奥にステンドグラスがずらりと並んで見えました。よく見ると、それぞれの窓に聖人たちの姿が色鮮やかに描かれています。その下には「OMNIUM(すべての)」などの格調高い文字がぐるりと刻まれていて、立体的な柱の彫刻と見事に調和していました。

    高いアーチ窓の奥にステンドグラスがずらりと並んで見えました。よく見ると、それぞれの窓に聖人たちの姿が色鮮やかに描かれています。その下には「OMNIUM(すべての)」などの格調高い文字がぐるりと刻まれていて、立体的な柱の彫刻と見事に調和していました。

  • 聖堂の外へ出ました。ここからは、街並みをブラブラと眺めながらホテルへと歩いて帰ります。少し歩くと、お洒落なアパルトマンのふもとに、パリで最も美しいといわれるパサージュ「ギャルリー・ヴィヴィエンヌ」の入り口が見えてきました。その隣にある赤いテラス席のカフェでは、地元の人たちが夕暮れの心地よい時間を楽しんでいます。「パリの街角はどこを切り取っても本当に絵になるね」と、のんびりした足取りで歩みを進めました。

    聖堂の外へ出ました。ここからは、街並みをブラブラと眺めながらホテルへと歩いて帰ります。少し歩くと、お洒落なアパルトマンのふもとに、パリで最も美しいといわれるパサージュ「ギャルリー・ヴィヴィエンヌ」の入り口が見えてきました。その隣にある赤いテラス席のカフェでは、地元の人たちが夕暮れの心地よい時間を楽しんでいます。「パリの街角はどこを切り取っても本当に絵になるね」と、のんびりした足取りで歩みを進めました。

  • さらに歩いていくと、シックな黒い外観がお洒落なワインバーやビストロの前を通りかかりました。お店の前にあるベンチでは、地元の人たちが楽しそうにおしゃべりをしながら一息ついています。すぐ横を通り過ぎる人たちの服装もどこか洗練されているように見えました。

    さらに歩いていくと、シックな黒い外観がお洒落なワインバーやビストロの前を通りかかりました。お店の前にあるベンチでは、地元の人たちが楽しそうにおしゃべりをしながら一息ついています。すぐ横を通り過ぎる人たちの服装もどこか洗練されているように見えました。

  • さらに歩いていくと、深みのあるグリーンとブルーの塗り分けがひときわ目を引く、お洒落な外観のお店が目に入りました。「Maceo(マセオ)」というモダンなフランス料理店。<br />ガラス窓のクラシカルな格子や、上品な金色の文字が、いかにもパリの街角といった風情を醸し出しています。お店の前のベンチでは若者たちが楽しそうにおしゃべりをしています。

    さらに歩いていくと、深みのあるグリーンとブルーの塗り分けがひときわ目を引く、お洒落な外観のお店が目に入りました。「Maceo(マセオ)」というモダンなフランス料理店。
    ガラス窓のクラシカルな格子や、上品な金色の文字が、いかにもパリの街角といった風情を醸し出しています。お店の前のベンチでは若者たちが楽しそうにおしゃべりをしています。

  • 帰り道の途中で、レンガと石造りのコントラストが美しい、風格のある中庭を見つけました。ここはフランス国立図書館(リシュリュー館)の敷地内にある「テュブフ館(Hôtel Tubeuf)」という建物。<br />正面の丸いアーチ部分には時計がついており、その上には精緻な彫刻が施されています。

    帰り道の途中で、レンガと石造りのコントラストが美しい、風格のある中庭を見つけました。ここはフランス国立図書館(リシュリュー館)の敷地内にある「テュブフ館(Hôtel Tubeuf)」という建物。
    正面の丸いアーチ部分には時計がついており、その上には精緻な彫刻が施されています。

  • さらに進むと、通り沿いに鮮やかなお花やバナナがずらりと並ぶ、賑やかなお店に出会いました。「Opéra Market(オペラ・マーケット)」という高級食材店<br />店先には色とりどりの切り花や鉢植えが飾られていて、夕暮れのストリートをパッと華やかに彩っています。地元の人が荷物を抱えて歩いていたり、自転車がのんびり通り過ぎたりする、パリの自然な生活感がとても心地よいです。

    さらに進むと、通り沿いに鮮やかなお花やバナナがずらりと並ぶ、賑やかなお店に出会いました。「Opéra Market(オペラ・マーケット)」という高級食材店
    店先には色とりどりの切り花や鉢植えが飾られていて、夕暮れのストリートをパッと華やかに彩っています。地元の人が荷物を抱えて歩いていたり、自転車がのんびり通り過ぎたりする、パリの自然な生活感がとても心地よいです。

  • 大きな「オペラ通り」に出ました。通りのずーーっと奥にパレ・ガルニエ(オペラ座)の堂々とした姿が見えてきました。手前の歩道にはパリ名物の緑色の広告塔が立っていて、映画のポスターが大きく貼られています。

    大きな「オペラ通り」に出ました。通りのずーーっと奥にパレ・ガルニエ(オペラ座)の堂々とした姿が見えてきました。手前の歩道にはパリ名物の緑色の広告塔が立っていて、映画のポスターが大きく貼られています。

  • パリらしい均整の取れた美しいアパルトマンがずらりと並んでいて、そのクラシカルな窓辺を眺めているだけでも飽きません。手前のバス停の看板にはワインの広告が貼られていて、そんな何気ない日常の景色にもフランスらしさを感じながら、一歩一歩ホテルへと近づいていきました。

    パリらしい均整の取れた美しいアパルトマンがずらりと並んでいて、そのクラシカルな窓辺を眺めているだけでも飽きません。手前のバス停の看板にはワインの広告が貼られていて、そんな何気ない日常の景色にもフランスらしさを感じながら、一歩一歩ホテルへと近づいていきました。

  • 帰り道の途中で、一際目を引く立派なオスマン様式のアパルトマンの前を通りかかりました。1階にはピエール・エルメのシックなお店が入っていて、見上げるほど高い建物にパリらしさを感じます。この素敵な街並みを眺めながら、今夜の宿であるホテル エタジュニ オペラへと戻りました。たくさん歩いて足は疲れましたが、大満足の初日です。<br />部屋で一息つきながら、「明日は、いよいよ楽しみにしているルーブル美術館だね」と話し、ゆっくりと体を休めました。<br /><br />つづく

    帰り道の途中で、一際目を引く立派なオスマン様式のアパルトマンの前を通りかかりました。1階にはピエール・エルメのシックなお店が入っていて、見上げるほど高い建物にパリらしさを感じます。この素敵な街並みを眺めながら、今夜の宿であるホテル エタジュニ オペラへと戻りました。たくさん歩いて足は疲れましたが、大満足の初日です。
    部屋で一息つきながら、「明日は、いよいよ楽しみにしているルーブル美術館だね」と話し、ゆっくりと体を休めました。

    つづく

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