2026/06/26 - 2026/06/26
546位(同エリア1164件中)
ちゃんさん
ジャカルタ旅行を成田経由にしたのは、マイルの消費が目的。せっかく「消費」するならということで、人生ではじめてのビジネスクラスをおごってみた。いつもは憂鬱で仕方がない飛行機も、今日ばかりは楽しみでしかない。
長時間のフライトでも疲労感は一切残さず、夕方にはジャカルタ上空へ。未知なる暑い国での日々に、万全の体力で挑むことができそうだ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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成田空港から出国するなんて、11年前の新婚旅行でドイツへ旅立った時以来だ。
成田空港第2ターミナル 空港
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その間、仁川や桃園には何度も通ったのに。国を代表する空港は、どこも気分を高揚させてくれる。
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さすがはビジネスクラスで、カウンターはメインエントランスの目の前だった。行列ができていて、しばし待つ。
向かい側のファーストクラスは待ち時間ゼロで、カウンターはより豪華な雰囲気だ。思い切って背伸びたつもりだったけど、こちらはエコノミー寄りなのだろうか。 -
5分ほど待って順番が回ってきた。手荷物はないが、オンラインチェックインができなかったのでと申し出ると、ほどよくフレンドリーな空気を混ぜつつ謝罪された。さすがの接客。
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帰路が他社便のためできなかったらしく、紙チケットを発券してもらった。
なお今回、成田経由のビジネスクラスに乗ったいきさつは、こちら→https://note.com/fine_lilac194/n/nd9fe97f446ae -
手荷物検査も優先レーンへ行けたが、こちらも行列。一向に特別感を味わえないが、一般レーンは更なる行列になっていた。おかげで8時5分には、出国手続き完了。
搭乗までは3時間近く。いつも指をくわえて見るだけだった航空会社のラウンジで、ゆったり待てる。 -
しかも成田泊になったおかげで、サンライズで上京するよりも30分、早く入ることができた。滅多にない経験なので、せいぜい楽しませてもらおう。
ラウンジの自動ドアが開くやいなや、ほのかに甘い匂いが漂ってきた。受付をしてくれた係員さんに思わず「これって何の匂いですか」と尋ねたら、タブレットで急いで調べようとしてくれた。きまぐれな要望にも、全力で応えてくれる世界なのだ。
今月号の機内誌に特集していることまでは分かったので、のちほどの楽しみにしておく。成田空港国際線 JALサクララウンジ 空港ラウンジ
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さすがは成田のラウンジで、2フロアに渡る広大な空間だ。
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2階が食事もできる「ザ・ダイニング」になっており、さっそく朝食をいただこう。
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東横の朝食を戦略的に固辞したので、腹ペコだ。
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ビュッフェスタイルで並んだ作り立ての料理が、食欲をそそる。
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まずはサクララウンジの名物とも言われるJALカレーを、控えめなボリュームで。コクの効いた、まろやかな味だ。噂通りにうまく、お代わりを頂こうかと迷ってしまった。
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いろいろ食べてみたいので、2皿目はアメリカンブレックファスト風に。飛行機を眺めながらの優雅な朝食に満足感いっぱいで、もう家に帰ってもいいくらいである。
向かいの席は欧米人のファミリー。中学生くらいの子が、パンを2個だけをつまみながら、ゲームに興じている。
僕にとっては旅の楽しみだった1つだったラウンジも、彼にとっては「待合室」に過ぎないのだろう。 -
お腹もふくれたところで、1階へ。
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アルコール類は1階の方が充実しており、旅立ちを祝してシャンパンになんてに手を出そうとしたら、開け方が分からずに戸惑った。
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どうにかグラスに注ぎ、テレビの前に行ってみれば、ワールドカップ北米大会・日本対スウェーデン戦の真っ最中。数人だった観戦者は、ハーフタイムを挟んでどんどん増えてきた。
ラウンジなのでテレビのボリュームは控えめだが、たまりかねた旅人が係員さんに声を掛け、ボリュームアップをリクエストしてくれた。
結果は引き分け。静かな拍手で、にわかのパブリックビューイング会場は幕を閉じた。 -
応援の汗(?)を流したいので、シャワーを浴びよう。テーブルのQRコードをスマホで読み取り、予約時間をリクエストするシステムだ。
夜便の出発前には順番待ちになるそうだが、今の時間ならガラガラである。朝にユニットバスでシャワーを浴びていたが、シャンプーやボディーソープのクオリティが高く、改めてサッパリ。 -
マッサージチェアーに揺られ、トニックウォーターで喉を潤せば、搭乗の時間である。
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さすがに搭乗口が目の前ということはなく、ラウンジから歩いて5分の道のりだ。11年前の旅で印象的だった免税店「AKIHABARA」は健在だった。
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搭乗口前は待つ人でごった返していた。日本人の割合は2割といったところか。せっかくなので、優先搭乗の権利を行使させてもらう。
我が子が幼児だった頃にはよく先に乗せてもらっていたが、自分ひとりで優先搭乗というのも妙な気分だ。 -
本日の座席は窓側。互い違いに席が配置された半個室「スカイスイート」なので、通路への出入りは簡単だ。
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座席上にはアメニティがどっさり載っていて、まずはどこに置いたものか迷う。
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前の席のテーブルの下までが僕のテリトリで、身長178の僕でも足を伸ばせる。完全にリクライニングさせればフルフラットにもなるので、あとで試してみよう。新幹線のグリーン車にも、あっていい座席だと思うのだが。
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ビジネスクラスの搭乗率はざっと見て8割といったところ。通路を挟んだ真ん中の席には、インドネシア人の家族4人連れが座っていた。
下の子は5歳くらいの子どもで、そわそわしている僕に比べれば、乗りなれた感がある。 -
CAさんが席を回り、離陸後の飲み物の注文を取り始めた。そうか、離陸前に飲み物が供されるのはファーストクラスか。エコノミーのお客さんもどんどん通り過ぎていく中で、サーブなんてできるわけもない。
予習のためビジネスクラスの動画をたくさん見て来たのだが、ちょいちょいファーストクラスのものも混じっていたので、混同していた。 -
定刻数分前にドアクローズ。元来飛行機は苦手で、離陸の瞬間もあまり得意ではないのだが、今回ばかりは期待感が勝る。
台風はまだまだ南方にあり、離陸から安定飛行に入るまでは、ことさら揺れることもなかった。 -
雲の上に飛び出たところで、サービス開始。
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ラウンジと同じ香りがするおしぼりで、改めて身を清める。
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やはり空の旅のはじまりといえば、シャンパンでしょう!
結婚式の乾杯でくらいしか飲まないジャンルので、良し悪しなど分かろうはずもないが、さっぱりと、うまい。旅立ちの高揚感は、否応なく高まる。 -
ダブル台風の間をすり抜けていく航路になるため、1時間半ほどで揺れが予想されるとのこと。揺れる前に機内食の提供を終えられるよう、テキパキと配膳がはじまった。
ほぼ空のグラスを見て、お代わりをお持ちしましょうか? と勧めてくれるのが嬉しい。フリードリンクも心から楽しみにしてきたのだが、何度もCAさんを呼び出すのもみっともないと思っていたのだ。 -
機内食は事前に和食か洋食かのオーダーが可能で、往復利用なら和食にしていたが、僕にとっては最初で最後かもしれないビジネスクラス。ご自慢の洋食を予約しておいた。
前菜のサラダに合う飲み物をとリクエストしたら、CAさん、しばし固まる。またやってしまった、安易に課題を投げかけてはいけないのだ。変化球で日本酒などいかがか…と勧めてくれたので、異議なく同意した。 -
機内食は3度サーブされる。フルコースというには品数が少なく、エコノミーの食事の延長線上なのかなと思ってた。
だから、「キスのマリネとマンゴービネグレット キャビア添え」が立派なお皿で供されてびっくり。日本酒とも合う。うまい。隣の子が一口も手を付けないので、頂きたいくらいだ。 -
続くメインディッシュ「牛フィレ肉のステーキ ポワヴラードソース 夏野菜のグリル」。想像のはるか上をいく「肉感」だった。空の上で、これだけのステーキを出せるとは…
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ペアリングした赤ワインとの相性もばっちり。今もあの味を思い出しては、ニヤニヤしてしまう。
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座席やアメニティは想像の範囲内だっただけに、メインディッシュの味で一気に満足度が上がった。「食」って大事だ。
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デザートのケーキとコーヒーを頂き、満腹。またこんな経験をしたい。帰ったら、仕事を頑張ろう。
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予告通り、1時間半で揺れはじめた。外を見ると積乱雲が立ち上がっており、ダブル台風の片割れだろう。ラウンジから数えて6杯飲んでいるので、当方は夢見心地。
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リクライニングを深く倒し、ぼんやりと過ごしていたら、30分も経たずにベルトサインが消灯した。窓の下には、那覇空港が見える。沖縄でも充分非日常な旅先なのに、さらに越えて行く。
那覇空港 空港
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寝ざめに白秋を炭酸割りで頂いた後は、ビデオプログラムに手を出してみた。映画もいいが、あまり没入し過ぎて旅の印象を散漫にしたくない気持ちもあった。
日頃、時間に追われゆっくり見られない韓国ドラマ(若手弁護士たちの奮闘を描く「瑞草洞」)を見ていたら、結果、没入。 -
空の旅の楽しみも忘れちゃいけないと窓の外を見てみれば、雲の下に大きな島が見えた。フライトマップと照合したところ、フィリピンらしい。さして関心のない国ではあったが、この目で見ると、行ってみたくなる。
昨夜の寝不足もあって、ちょっと瞼が重い。J-POPの音楽プログラムに切替え、シートをほぼフルフラットにしてみたら、意識はどこかへ。気付いた時には10曲目になっていた。50分くらいは寝たってことかな。いや最近のJ-POPは短いから、35分くらいかもしれぬ。
いずれにせよ熟睡できて、すっきりした。 -
ギャレーを通りトイレへ。鉄道だったら車販準備室を通り抜けるようなもので、飛行機の戸惑う点の一つだ。
CAさんと言葉を交わす機会ではあり、ジャカルタへは私的な旅で、はじめてのビジネスクラスに感動、食事に満足…なんて話をした流れで、チーズ盛り合わせとワインをオーダーしてしまった。座席にある呼び出しボタンは、一度も押す機会はないままだ。 -
濃厚なチーズとピノノワールのペアリング(正しいペアなのかは不明だが満足)を楽しみながら、引き続き「瑞草洞」の世界に没入。窓の外を見れば、ジャングルの中を、自然のままの川がクネクネと蛇行していた。早くもインドネシア上空である。
東カリマンタン州政府観光局 散歩・街歩き
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