2026/06/28 - 2026/06/28
663位(同エリア1169件中)
ちゃんさん
ジャカルタ3日目。日本の技術協力で作られたMRTは、電車も沿線もコミューターとは一味違う雰囲気だ。謎に渋滞する改札口を抜けると、ショッピングセンターが直結していた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道
-
ジャカルタ大聖堂から、何度も幹線道路を決死の横断。
生きてジュアンダ駅にたどり着いた。80年代に、円借款で高架化された区間の駅の一つ。ジュアンダ駅 駅
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昨日訪ねたチキニ駅は壁がオレンジ色だったが、こちらは空色だ。駅ごとにテーマカラーがあるのだろうか。
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高架下の駅舎に、鉄道模型展が展示されていた。インドネシアの車両はもちろん、日本製電車の旧塗装時代の姿や、インドネシアとは無関係な日本の車両も飾られている。
インドネシアに、鉄道趣味という世界が存在することの証明でもある。 -
なお、この旅から3週間後の7月18日、デポック車両基地では日本製電車の先頭部分のみを日本時代の姿に復元したイベントが開かれたそうだ。
大いに賑わったとかで、日本とインドネシアの鉄道ファンの交流の場にもなったようだ。 -
駅舎内にICカードの残高照会機があった。次回の旅がいつになるか分からないので、現時点での残高を記録しておく。
ジャカルタの都市鉄道は初乗り30円以下と安いので、一向に残高が減らない。どんどん使っていこう。 -
カラーディスプレイによる電車の発着案内があるのは一見便利だが、上下の電車を一緒くたに表示してあるものだから、しばし凝視して解読が必要だ。
何番ホームから出るのかの案内も、次発の電車までしかない。 -
ボゴール線・マンガライ方面の電車は、インドネシア国産のEA207系だった。今は205系の方が圧倒的に多いのだが、早晩、この電車ばかりになっていくのだろう。
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マンガライ駅で下車。
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環状線の都心方面のホームに下ると…
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中国製のEA206系が待っていた。「当駅始発」の電車として待機している状態で、チカラン方面から来た電車が先発するらしい。警備員に尋ねて、向かいのホームへ行く人が多かった。
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インフォメーションは不足しているが、疑問をぶつけられる人がいれば問題はない。
僕も念のため都心方面の電車か聞いてみたが、英語もできない僕へ細かい説明は難しいと思われたのか、そのまま乗っていいよとジェスチャーされた。
またも中国人?と聞かれたので、
「日本人です。でも私はこの電車も好きです」
と答えておいた。 -
空いているので、発車までの間、存分に車内を観察できる。まずは、しっかりした造りの、金をかけた電車という印象だ。
時代の差がある205系との比較ではもちろんだが、半年後輩のEA207系と比べてもそう思う。 -
車内の妻部は木目の化粧板で装飾され、落ち着いた雰囲気。中国の高速鉄道とも共通する意匠だ。車両の幅が広く、ゆったりした印象を受ける。
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205系やEA207系の優先席は日本式で車端部にまとめられているが、本形式では扉横に設定されているのも目新しい。
パーテションに体を預けられるので、体の弱い人への配慮としては適した配置と思う。 -
扉上の案内用LEDパネルのサイズが大きく、視認性もよい。それに並べて、アナログに路線図が貼ってあることも評価したい。
総じてレベルが高く、一般の利用客にとっては「当たり」と感じる車両ではないだろうか。 -
もともと鉄道当局としては中国製の車両を導入する計画はなく、「中古車輸入禁止法」の施行から国産新車の開発まで時間を要することから、それまでのつなぎとして輸入された車両だ。
もちろん日本製の新車も候補には上がったそうだが、金額面での折り合いがつかなかった由。
https://www.youtube.com/watch?v=FmKR4fzE5j4
中国側もそれは重々承知の上で、今後の車両の受注につながるよう、破格の大サービスしたのではないだろうか。EA207系も悪くない車両ではあるが、よい部分はEA206系からも貪欲に取り入れてほしい。 -
初日にも降りたBNIシティ駅で下車。一旦外に出て、MRTに乗り換える。初日に1駅だけ乗った路線だが、もう少し乗り心地を味わってみたいので、今度は南下してみることにした。
手荷物検査と改札をパスしてホームに下り、大混雑している電車に乗る。大阪の御堂筋線のように繁華街を串刺しにする路線にも関わらず、6両編成・10分間隔では、やはり輸送力不足のように感じる。 -
車内で大声を上げる人がいた。付き添いの人がいるので、何らかの障害を持った人なのかなと思う。しかし周囲の人が、露骨に怪訝な顔をしていたことは少し悲しい。
そういえば視覚障害や身体障害の人も電車や街でほとんど見かけず、いるとすれば「物乞い」だった。宗教的や民族的な多様性は見習うべき面もあるが、発展とともに、様々な境遇の人の居場所がある国になってほしいと思う。
ASEAN駅からは地上に出て、高架になった。コミューターの「円借款高架」区間とも違う、日本の大手私鉄の郊外区間のような雰囲気だ。
電車だけではなく、線路や信号といったインフラをまるごと輸出したわけである。 -
ASEANは、所謂「東南アジア諸国連合」のことで、本部の前にある駅である。「ASEAN本部前」ではなく、ストレートに「ASEAN」と呼ぶとは、なかなか思い切った駅名だ。
https://www.youtube.com/watch?v=Ea6aEFU7AfI
次のブロックM駅で下車。繁華街の玄関口であり、主要駅の一つである。開放的な膜天井の屋根が特徴的で、大阪メトロの大阪港駅を思い出した。 -
特徴的な駅にも関わらず「日本」を強く感じるのは、サイン類のデザインゆえだろう。胸位置までのホームドアも、日本のどこかの私鉄の駅を見ているようだ。
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ホームの端からは、電車を眺める子どもたちの姿があった。1車種しかない単調な鉄道路線ではあるのだが、趣味の対象らしい。
ホーム延伸の準備工事はなされていて、6両からの増結は想定されているようだ。実現する日が来てほしい。 -
高架下の改札口に降りると、長蛇の列ができていた。手荷物検査は乗車時のみなので、その原因ではない。よく見ていると、カードの処理に手間取っているようだ。
MRTのカードは日本のsuicaと同様のシステムを採用しており、東京のメガラッシュにも対応できる処理速度を誇る。しかしコミューターなど相互利用カードは、同じ改札の別端末にタッチせねばならず、1秒程度しないと反応しない。
人手には恵まれているのだから、相互利用カードは別途の簡易改札機を設置して、改札口を増やした方がよいのではないか。
また地方から来た人なのか、どこにタッチしていいか分からず迷っている人も混雑を助長していた。これは一昨日の僕と同じだ。 -
バカにはできない。日本でもクレカのタッチ決済が普及してきているが、反応速度が遅い。
今はまだ利用率が低く問題ないが、普及が進めばジャカルタMRTと同じような事態になるだろう。JR東日本が頑なに導入しないのも、理にはかなっている。 -
改札の前に、MRTのグッズショップがあったのは拾い物。値段は日本並みだが、かわいくデザインされていてお土産にもよい。
コミューター、高速鉄道にもグッズがあり、趣味の世界の広さを感じる。 -
乗り鉄の旅ではあるのだが、せっかくなので街を散策。
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広場があったり、道路が歩行者優先だったりと、歩きやすく快適に過ごせる街だ。
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老舗ショッピングセンター「ブロックMスクエア」に入ってみたら、個人商店がぎっしり入っていた。ソウルの東大門市場のファッションビルを思い出す。
ブロックMスクエア ショッピングセンター
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営業時間は店舗によってまちまちで、11時前では閉まっている店の方が多かった。
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一方、プラザブロックMは駅から直結しているショッピングセンター。手荷物検査もある。
プラザ ブロック M ショッピングセンター
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7階にわたる巨大な吹抜けが貫き、その下では子どもたちが遊具で遊んでいる。
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日本の有名チェーン店も多く入り、スクエアとは対照的だ。
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螺旋を描くようなフロア構成が特徴的で、歩いているうちにフロアが変わっている。
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目的もなく歩くにはよく、最上階からぐるぐる降りてくるのが効率的だろう。
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ホテルのチェックアウト時間である12時が迫っていて、一旦タムリンに戻らねばならない。
日本人駐在員がよく訪れるという日本料理の飲食街もあるらしく、ブロックMをもっとゆっくり歩いて見たかった。次回の楽しみを残してこそ、また来れる。
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