2026/06/27 - 2026/06/27
942位(同エリア1164件中)
ちゃんさん
東急や都営地下鉄、東葉高速など、様々な日本の中古通勤電車が走っていたジャカルタ都市鉄道。順次退役が進み、今残るのはJRの205系と、営団6000系の2車種のみだ。
風前の灯の6000系と、新たな都市鉄道のLRTを乗り継ぎ、未来へつなぐ高速鉄道の駅を訪ねてみた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道
-
デポック駅は車両基地があることから、当駅始発の列車の設定がある。
東京メトロ(旧営団地下鉄)の6000系電車が、基地から回送されてきた。205系以外で残る唯一の日本製中古車である。 -
現在も稼働しているのは6編成しかなく、貴重な生き残りだ。出会いに感謝、この電車に揺られていくとしよう。
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発車を待つ間に、同じマンガライ方面の電車が2本来たが、どちらも満員。混雑を嫌って、6000系で座って待つ人も多い。始発駅の特権だ。
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205系に比べると、6000系は日本時代の面影がより強い。消火器や非常通報器といった文字が残っている。
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また扇風機は、日本でもなかなか見られなくなった赤い「S」の営団マークまで、そのままだ。扇風機としても現役で、なかなか効かない冷房を補佐している。
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走りは最新型電車と比べても遜色なく、モーター音を轟かせて快走。まだまだ走れそうだ。
しかし残る編成も、今年いっぱいで引退ではないかと噂されており、乗れてよかった。 -
チココ駅で下車して、LRTに乗り換える。LRTもKAIコミューターの運営なのだが、一旦改札を出なければならない。
運賃は通算されているのだろうか。初乗り3,000IDR、30円にも満たないので、気にするほどではないのだが。 -
LRTの駅は高架上にあり、片道5車線はあろうかという高架下の幹線道路には、ビュンビュンと車が快走している。
背景には、遠く高層ビル群。都会的な風景は現地の人の心もくすぐるのか、スマホを向ける人を何人か見かけた。 -
改めて改札にカードをタッチ。LRTオリジナルのキャラクターが出迎えてくれた。
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電車の顔がモチーフで、韓国のセンスに近い。
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LRTとはいっても、次世代路面電車ではなく、日本で言う新交通システムに相当する。ゴムタイヤではなく鉄車輪で、韓国や台湾でも見かける規格の電車だ。
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流線形の赤い電車に乗車。INKAの銘板があり、インドネシア国産の電車である。
新交通システムらしくやや小型の車両だが、6両つないでいて、輸送力は充分。夕方の下り電車だけど、さほどの混雑ではない。 -
チャワン駅でチブブール線とブカシ線の2方向に分岐。僕の目的地行きの電車ではなかったので、後続のブカシ線の青い電車に乗り換えた。
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先頭に行くと、乗務員が座っていた。運転の操作は行っていないようで、やろうと思えば無人運転も可能なようだ。
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じゃなければ、スマホでSMSをやり取りしながら運転できるはずがない。
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1駅目のハリムで下車。
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インドネシアの高速鉄道「WHOOSH」(ウーシュ)の始発駅でもあり、ちょうど高架線上を赤い高速列車が駆け抜けていった。
スピード感のある外観で、素直にかっこいい。 -
LRTで高速鉄道駅にアクセスする人は少ないようで、車で乗り付けるのが主流に見える。高速鉄道とコミューターやLRTの客層が異なるからだろうか。
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乗り換え通路は広大だが、歩く人はほとんどいない。
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高速鉄道の駅は、賑わっていた。東京駅やソウル駅、台北駅と比べればまだまだではあるが、今は距離も短く、これからの高速鉄道といえるだろう。
駅自体の規模は大きい。これからの乗客増を見込んでのことでもあろうし、建設した中国ご自慢の高速鉄道の思想ともいえる。乗車時の手荷物検査にしても、同様だ。 -
もともとは日本企業が先んじて調査を行っていた、「新幹線」の計画。中国から横取りされたようなもので、日本としては心象の悪い出来事だった。
ただ日本の東海道新幹線のように、数分間隔で走らせるほどの需要はなさそう。中国高速鉄道のスペックが適当ではある。
個人的には、中国高速鉄道の旅もいずれ実現させてみたい。「予行演習」をしようかと多いに悩んだが、帰りの列車の指定券を確実に買えるか覚束なく、駅舎見学に留めることにした。
入場券があるかも分からないので、改札外のみの観察である。 -
1階には、WHOOSHのグッズショップがあった。トートバックやマグカップなど、普段使いできるものが多い。
子ども用のTシャツのデザインが良かったので、我が子へのお土産にした。234,000IDR(2,188円)と安くはなかったが、気に入ってくれて、毎日のように着ている。 -
日本案では都心まで乗り入れる計画だったそうだが、郊外に巨大な駅を設けたのも中国式。この考え方も、今のインドネシアには合っているように思える。
将来的に国が発展していった時、インドネシアの人々はやっぱり都心に駅を作ればよかったと後悔するのだろうか。
個人的には、この駅周辺が新都心と化すのではないかと見ているが。10年後の様子を見に来たい、ハリム駅である。
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