７日間で福井県を車でグルっと巡ってみました。08 小浜城に寄ってから素敵なオーベルジュにチェックイン！

2025/09/28 - 2025/10/06

海城だった小浜城。
西は小浜湾、南北を川で利用した堀、東は湿地帯に囲まれた自然地形を利用した水城です。
関ケ原の戦いで功績があった京極高次が与えられた若狭の国で築城したお寺です。
でも可愛そうなことに、城の完成前に国替えを命じられ、代わりに徳川家譜代の重鎮である酒井忠勝が藩主になります。
忠勝が藩主になった翌年に三重三階の天守が完成しています。
城と港、そして京都につながる街道がある城下町。防御だけでなく、流通経済的にも優れたお城だったのですね。
で、酒井家は14代藩主のまま、明治維新を迎えます。
ちなみに酒井忠勝の妻は、浅井さん姉妹の次女であった初です。
だからお姉さんは淀君、妹は２代将軍徳川家光の妻の江ですね。
歴史は面白い・・・

小浜城は石垣だけが残ってます。
埋め立てで海は少し遠くなりましたが、天守台で小浜湾を眺め、古を想像してみました。

そして、海のオーベルジュ志積へ。
お料理がおいしくて有名らしく、知人から教えられて伺ってみました。
客室や館内にテレビや時計はありません。
徹底的に非日常です。
志積の集落の中に、建物が点在する、素敵なオーベルジュです。

エリア 小浜・若狭(福井)

若狭フィッシャーマンズワーフから車で5分。
小浜神社にやってきました。

お邪魔します。

小浜市内の位置関係。
今いる場所と市街中心地との位置関係を確認します。

川や海に囲まれた場所であることが判ります。

小浜城の本丸があった所に酒井忠勝を祭神として、明治時代に建立された神社です。

小浜神社の境内にある小浜城址の表示。

「雲浜城」の雅号があるのですね。

この古地図で見ると、周りを水で囲まれていますね。
海に面する側では波止になって海につながっており、藩の御用船の発着場としても機能していたそうです。
海城だ～～！

拝殿です。

天井を見てビックリ！！
綺麗ですね～

参拝を済ませ、境内をプラプラ。

ここは舞殿？

古く大きく立派な額があります。

雲濱八景と言って、江戸初期に絵巻物に記されている八景だそうです。
そこをドローンで撮影した各所が展示されていました。
絵巻物に記されている画を見たかったな～

こちらの奥が本殿ですね。

その奥に石垣が見えてきました。

小浜城の天守台の石垣ですね。

切石と自然石を併用した布積みですね。

ここは西櫓跡です。

角は算木積み。
見事ですね。

ここが酒井氏の居城だったのですね。

この大きな木、凄いな～～
と思ってググってみたら、推定の樹齢は400年以上のタブノキで、城内に9本もあり、国の天然記念物なんだそうです。
つまり、京極高次や酒井忠勝も見ていた木なのでしょうね。

歴史のプロからすると、江戸初期ならではの石垣なんだそうです。
一番奥が天守台ですね。

往時を偲びます。

立派な石垣ですね～
高さ11mの天守台の石垣です。

天守台に上がってみましょう。

天守台に上がってみました。
ここに天守閣があったのですね。
三層三階建て、18mの高さの建物がココに建っていました。

京極高次から酒井忠次の小浜城の歴史が記してあります。
明治4年（1871年）に焼失してしまい、石垣だけが残ったのですね。

天守台の上にも大きな石が残っています。
天守閣の礎石なのかな？

埋め立てて海は遠くはなりましたが、先ほど船で巡った小浜湾が見えます。

天守閣は小浜湾を行き来する船が良く見えたのですね。
海ももっと近かったようです。

酒井家の歴代と城主は色々な思いで眺めていたんだろうな～？
さらなる経済発展なのかな？

この石垣の右側は小浜神社ですからお城だった所。
左側は堀（川）だった所のようです。

天守台から下りてきました。

小浜神社の外に出て、改めて神社駐車場の近くの石垣を見上げます。

令和になって発掘が続いている小浜城。
新たな石垣や蔵痕も発見されているようです。
これからも新しい発見があるのかな？

鯖街道ミュージアムや街並み保存資料館など、小浜の街でまだ行きたいところはあったのですが、今晩は志積のオーベルジュを予約していたので早く行きたくて向かうことにしました。
小浜城をあとに。。。

小浜城跡から車で約15分。
志積の集落に入りました。

同じ小浜市内ですが、まったく雰囲気が違います。

素敵な漁村という感じ。。。。

宿の駐車場が判らず街中まで入って来てしまいましたが、駐車場は上の国道沿いでした。

表示があった！
ココだ～！

駐車場は後ろでした。
荷物と相方を下ろして私は車を停めに・・・

すでに相方は先に宿に入って手続きも終えてオーナーと談笑中。。。。

sea-auberge shitsumi 海のオーベルジュ志積 宿・ホテル

お世話になります。
nichiです。

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「おてつたび」のアルバイトの方はいらっしゃるものの、基本はオーナーシェフのワンオペだそうです。

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古民家をリノベしたラウンジになっているロビー。

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吹き抜けが素敵ですね。

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ここで温かいコーヒーを戴きました。

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上を見上げます。
素敵な古民家リノベーションですね。

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オーナーに案内され2階へ。

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ココが吹き抜けラウンジの2階部分。

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オーナーのこだわりを感じます。

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こちらが今晩お世話になる部屋です。

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角部屋です。

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右の窓からの景色。
いいですね～

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おお～～～
これ、いい！！

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ちょっと外に出てみました。
レストランは、外に出て数分歩いたところ。

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ここで夕飯と朝食を戴くのですね。
たのしみ～～

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小さな小さな志積の集落の案合図がありました。

わずか11世帯の集落なんですね。
すでに1300年前には人が住んでいた形跡があるとか・・・
タヌキ、シカ、サルと遭遇する可能性があるポイントが明記されています。
面白いですね～

宿の目の前の志積の海岸に出てみました。
小さな素敵な湾ですね。

小さな魚港と小さな砂浜があります。

素敵な所ですね～
こじんまりしているのが、また素敵です。

部屋に戻って、

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お風呂へ。
部屋ごとの予約制ですが、今晩は私たちだけだったので、「いつ入ってもいいですよ～」とのこと。

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温泉ではありませんが、ゆっくりできる綺麗なお風呂です。

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部屋に戻って、缶ビールで乾杯！
さあディナーが楽しみです。
食事がメインのオーベルジュですから・・・

つづく

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