2025/09/13 - 2025/09/13
44位(同エリア458件中)
キートンさん
この旅行記のスケジュール
2025/09/13
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Livingstone Island Launch site
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リビングストン島
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リビングストン島
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ビクトリアフォールズ橋
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ビクトリアフォールズ橋
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この旅行記スケジュールを元に
ザンビアのリビングストンに来た主たる目的は、世界三大瀑布のひとつであるビクトリア滝。
落差100m以上、幅約1.7km、現地では「雷鳴のとどろく水煙」という意味のモシ・オ・トゥニャと呼ばれている。
ビクトリア滝の水量は、ピークが乾季が始まる4月頃、最も少ないのが11月頃で、4月と11月では水量に10倍もの違いがあるという。
ピーク時は水煙が多くて滝が見にくく、渇水期は滝としてのスケールや迫力がダウンしてしまう。
滝を見るベストシーズンは乾季で滝全体が見やすくなる7月前後といわれる。
一方、渇水期限定のアクティビティとして、デビルズプール・ツアー(年により時期が前後するが概ね8月下旬~12月に催行)が近年人気上昇中。
滝上の縁にある天然のプールに泳いで行くツアーである。
本日は、午前中にビクトリア滝ならではのそのツアーに参加し、その後ジンバブエに入国してビクトリア滝を対岸から見学しようというプラン。
ビクトリア滝を丸一日満喫します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ケニア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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デビルズプールは8:30からのツアーを予約していたので、フォルティ・タワーズを8時過ぎに出発するタクシーを依頼している。
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今日はフォルティ・タワーズのレストランで7時から朝食を摂ることができた。
フォールティ タワーズ ゲストハウス ホテル
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8:30前にツアーの拠点に到着。
タクシー代は10ドル。
グーグルマップで確認すると、Livingstone Island Launch siteと表示されている場所。 -
デビルズプールのツアーは時間帯によって3タイプに分かれていて、午前中のブレックファーストが135ドル、ランチが200ドル、ハイティーが185ドルと結構価格差がある。
含まれる食事以外にツアー内容に違いがあるのか不明だが、午前中のブレックファーストがリーズナブルなのは明らか。
なので、ブレックファーストタイプ135ドル(20,660円)で参加。 -
2日前に支払い済みだったこともあり、すんなりとボート乗場へと案内された。
余談だが、デビルズプールの現地での発音が「デボスプー」と聞こえるので、最初は何を言っているのかわからなかった。 -
比較的穏やかな流れのザンベジ川を下流へとボートで進む。
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しばらくすると前方に水煙と虹が見えた。
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そして、リビングストン島に上陸。
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リビングストン島では、まずはウエルカムワイン。
悪魔のプールに行く前にアルコールって、どういう狙い? -
水着になって、不要な荷物は島のレストハウスに預けて、デビルズプールへと向かう。
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デビルズプールでは、カメラをスタッフに預けて撮影を任せることになる。
なので、残念ながらここからデビルズプールまでの移動中の撮影はできなかった。 -
イチオシ
ザンベジ川の水中を歩いて渡り、9:10頃デビルズプールに到着。
(カメラ返却後に撮影) -
デビルズプールで順番待ちの様子。
1グループ6~8人程度で、主に1~2人ずつプールに入っていく。
(カメラ返却後、次のグループを撮影) -
デビルズプールの様子。
ここでは、ゲストを誘導サポートするスタッフと撮影係のスタッフで対応。
滝上の縁では、必要に応じてスタッフが足を持って転落しないようにサポートする。
プールの中では小魚が肌をつついてくるが、暴れないようにあらかじめ注意される。
実際には気持ちが高ぶっているので、魚のことなど気にならなかったが。
(カメラ返却後、次のグループを撮影) -
いよいよこのツアーのクライマックス。
落差100m以上の滝の上から流れ落ちる迫力を体感することは凄いというほかないが、それは一瞬のことだった。
撮影係のスタッフが動画や静止画を撮り続けているので、それを意識するとあまりこの貴重な体験に没頭することができない。
実際にデビルズプールに入っているのは2~3分程度。
滝上の縁から下をのぞき込めるのは、1分程度。
そのわずかな時間のこの特殊な体験に没頭できるかが、このアクティビティを満喫できるかどうかの分かれ目だと感じた。
なお、スタッフに撮影してもらった写真はいくつもあるが、恥ずかしくて掲載できるのはこれくらいが限界だ。
(スタッフによる撮影) -
落差100m以上の滝の上から落ちる流れ。
(スタッフによる撮影) -
イチオシ
この迫力は、体験しなければわからない。
(スタッフによる撮影) -
流れ落ちる水と虹。
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このあたりの岩は、増水期には水面下になるのだろう。
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流れの穏やかなところを通ってリビングストン島へ戻る。
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水中にはロープが張ってあり、基本的にはそれをたぐりながら渡っていく。
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川を渡ってデビルスプール(左)へと向かう人々(右)。
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水中を移動しなくても岩の上を歩いて移動できそうにもみえるが、途中に危険な箇所があるのだろう。
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リビングストン島にデイビッド・リビングストンの碑。
1855年11月17日、ヨーロッパ人として初めてこの滝を目にし、その壮大な瀑布に感銘を受けて、当時のイギリス女王ビクトリアにちなみ、ビクトリア滝と名付けた。 -
イチオシ
リビングストン島から見た東側のビクトリア滝。
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ビクトリア滝は、両側がほぼ垂直の断崖に挟まれた峡谷の片側から滝となって流れ落ちている。
渇水期初期の今は、滝が断続的になっている。 -
水量が多いと滝つぼは見えなくなるが、この時期はよく見える。
ラフティングのボートが入ってくることも可能なようだ。 -
10時前に荷物を置いていたレストハウスに戻ってきた。
ここでツアーに含まれている食事を摂る。 -
本日2度目の朝食というか、あるいは早めの昼食となった。
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食事後、リビングストン島からボートに乗船。
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復路のボートはやや周遊するようなルートを取った感じがした。
途中でウのような鳥が見られた。
昨日チョベ川のボートサファリで見たヘビウではなく、カワウではないかと思われる。 -
ザンベジ川を移動するカバも見ることができた。
チョベ川やケニアのナイバシャ湖で見たカバより近くに見れたのが良かった。 -
10:40頃、拠点のLivingstone Island Launch siteに到着。
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帰ってきて特に何があるということはなく、あっさり自由解散という感じだった。
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ちなみにトイレにはシャワーもあったので、ツアー後にシャワーを浴びることも可能。
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ここから国境のビクトリアフォールズ橋まで約3kmなので、歩ける距離だと思って進もうとすると、動物が出没して危険だからタクシーを使うようにとアドバイスされた。
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Livingstone Island Launch siteに待機していたタクシーに、ビクトリアフォールズ橋までいくらか聞くと、橋までは行けないが手前のイミグレーションまで5ドルだという。
それほど高いとは思わなかったのでタクシーで移動。
ドライバーはイミグレーションの窓口など親切に案内してくれたのでチップを渡した。
ザンビアの出国審査を終えてからビクトリアフォールズ橋まで数百mの距離があった。 -
11:10頃、ビクトリアフォールズ橋に到着。
ビクトリアフォールズ橋は、長さ250m、水面からの高さは128m。
鋼鉄のアーチ橋で、1905年完成と意外と古い橋である。
リビングストンがビクトリア滝を発見してから50年後、日本は日露戦争の最中の時代である。
当時イギリスはアフリカ大陸に多くの植民地を持っていて、カイロからケープタウンまで結ぶケープ・カイロ鉄道の構想があった。
その一部として建設された橋だという。
現在までに計画の半分以上が開通しているが、スーダンとウガンダの領内に大きな未開通部分を残しているという。 -
ビクトリアフォールズ橋から見たザンベジ川。
川の右がザンビア、左がジンバブエ、奥の断崖がビクトリア滝だが、渇水期の今は水が落ちていない。 -
眼下にはゴムボート。
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ビクトリアフォールズ橋からジンバブエのイミグレーションまでも1km近くの距離があった。
この間は大型トラックが連なっていた。 -
11:30前、ジンバブエのイミグレーションに到着。
ここでは窓口がひとつで入国審査を通過するのに30分近くかかった。 -
ジンバブエの入国審査を通過し、国立公園のエントランスへと向かう。
観光客より地元の人々の方が多い感じ。 -
12時頃、ようやく国立公園のエントランスに到着。
入場料は50ドルでクレジットカード決済可だった。 -
ジンバブエ側の国立公園見取図。
ビクトリア滝の幅は約1,700mで、ジンバブエとザンビアの両国から見ることができるものの、ジンバブエからの方がザンビアの倍くらいの範囲を見ることができる。
さらに、渇水期はザンビアから見る範囲の滝の大部分が涸れるので、この時期にどちらか選ぶとすればジンバブエの方が有利になる。 -
見取図の順に西の方から見学していく。
西端にはデイビッド・リビングストンの像。
19世紀のスコットランドの探検家、宣教師、医師で、当時暗黒大陸と呼ばれていたアフリカ大陸を初めて横断したヨーロッパ人である。
また、現地の状況を詳細に報告し、アフリカでの奴隷解放へ向けて尽力した人物でもある。 -
西端はデビルズ・カタラクトと呼ばれる滝でカタラクト島によって分断されている。
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メイン・フォールズの方を遠望。
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イチオシ
滝下の峡谷の先は、渇水期でも水煙で奥が見えない。
ビクトリア滝は峡谷の片側が滝になっていて対岸が近いので、地上から1.7kmもの滝幅全体を見るのは困難である。
しかも、増水期は水煙が凄まじいので、おそらく迫力や臨場感は実感できるが、滝を眺めるには適さない時期だと思われる。
増水期は遊覧飛行で上空から見るには良い季節だろう。 -
園路で見かけた小鳥。
アフリカ中南部に分布するマミジロツグミヒタキと思われる。 -
園路は崖っぷち沿いに通っているのではなく、概ね森林の中を通っている。
所々でビューポイントへ向かう園路が枝分かれしている。 -
正面から見たデビルズ・カタラクト。
峡谷の最上流部に滝つぼがあるため、落差は約80mとやや小さくなる。
それでもなかなかの迫力である。 -
イチオシ
メイン・フォールズが近付いてきた。
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増水期は水しぶきで土砂降り状態になるという。
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渇水期に入った9月でもメイン・フォールズはこの水量。
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このあたりまで来ると水しぶきで衣服が濡れてくる。
その水しぶきで完全復活したと思われていたG7Xに、モニターにノイズが入るという不具合が現れ始めた。 -
水しぶきの激しい区間を抜けて、メイン・フォールズの東へ進む。
メイン・フォールズというだけあって、渇水期でも凄い水量。 -
ジンバブエ側からビクトリア滝を見るルートの中間あたりのビューポイント。
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そこから見たメイン・フォールズ。
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イチオシ
よく見ると正面にデビルズプール。
3~4時間前にあそこにいたのだと思うと、えらいとこに行ったもんだと今さらながら背筋が寒くなる。 -
カメラマン、クレージーだな。
岩の上で次のグループも待機中のよう。
こうして見ると、ゲストは欧米系ばかり。 -
リビングストン島からデビルズプールまで一見歩いて行けそうな気もしたが、こちらから見ると、それはあまりにも無謀だったということがわかる。
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クレージーな人間が増えてる。
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昨日はゾウの川渡りを見たが、今日は人間川渡りだな。
と言いつつ、実際自分も午前中にやってた。 -
断崖に青紫色の花。
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リビングストン島の東はホースシュー・フォールズ、その向こうにレインボー・フォールズ。
こちらの方は、渇水期はいくつもの滝に分断されている。 -
とはいえ、華厳の滝クラスの落差の滝が何本もあると思えば、それはそれで凄い。
そもそも、水がなくても約100mの垂直の断崖に挟まれた峡谷自体、日本では見られない大陸規模のスケールの地形だ。 -
滝ばかりに気を取られていると、不意に目の前に現れたイボイノシシ。
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園路わきに咲いた青紫色の花。
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そういえば、大阪万博のコモンズ館でジンバブエのVRゴーグルの体験は、個人的には万博屈指のアトラクションだった。
ビクトリア滝を上空から鳥目線で飛び回る映像なので、疑似体験としては最高だった。 -
13:30頃、ジンバブエ側の東端に到達。
ここで西側からと東側からの流れが合流して南(右)へと流れていく。 -
ビクトリア滝の東部分はレインボー・フォールズからイースタン・カタラクトへと続き、その対岸にザンビア側のビューポイントと園路がある。
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イチオシ
断崖の上のビューポイントに人影が見える。
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歩いて来た方向にはホースシュー・フォールズ。
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東西から合流して南へ流れるザンベジ川は、すぐに右に急カーブする。
ザンベジ川がカーブするあたりのザンビア側は斜度が緩やかなので、川まで下ることができ、ボイリング・ポッドと呼ばれている。 -
ジンバブエ側の東端から園路は南に折れる。
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少し歩くと、ビクトリアフォールズ橋が見えるビューポイントがある。
これからこの橋を渡ってザンビアに戻るのだが、すぐそこに見える橋まで行くのに、国立公園入口まで戻ってジンバブエのイミグレーションを通過しないといけないので、3km近く歩かないといけない。 -
というわけで、3km近く歩いてビクトリアフォールズ橋に到着したのは、14:30頃になっていた。
ビクトリアフォールズ橋は鉄道線路、車道、歩道が通っている。 -
イチオシ
右岸下流側から見たビクトリアフォールズ橋。
橋の中間部にバンジージャンプの施設がある。
バンジージャンプをする人は見られなかった。 -
ビクトリアフォールズ橋から見たザンベジ川の下流側。
右岸がジンバブエ、左岸がザンビア。 -
ビクトリアフォールズ橋から見た上流側。
やや日が傾き川面に影を落としている。 -
ザンビア側をよく見ると、増水期はみずしぶきが凄いとうわさのナイフエッジ・ブリッジが見える。
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ビクトリアフォールズ橋からザンビアのイミグレーションに向かう途中、道路沿いの線路に観光列車が通りかかった。
ロイヤル・リビングストン・エクスプレスという、豪華列車でディナーを楽しむハイクラス向きのアクティビティらしい。 -
ザンビアの入国審査を通過すると、付近にヒヒ(バブーン)がうろついていた。
ここで朝乗ったタクシーのドライバーに電話しようと思ったが、電波の状況で通じなかったので、現地の兄ちゃんに電話してもらった。
無事タクシーがつかまり、兄ちゃんにはチップを渡しておいた。
タクシー代は往路より少し距離は伸びたものの、往路と同じ10ドルで済んだ。 -
15:30にはフォルティ・タワーズに帰ってきた。
渇水期に入ったビクトリア滝は、増水期に比べると迫力に欠けるのだろうが、世界三大瀑布のスケールを感じることはできた。
渇水期ならではのアクティビティともいえるデビルズプールツアーでは、ほかではできない体験ができたものの、個人的には時間が短すぎてややもの足りなさも感じた。
明日は最後の訪問地ケープタウンに向かいます。フォールティ タワーズ ゲストハウス ホテル
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