2025/09/07 - 2025/09/07
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キートンさん
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大自然の宝庫、アフリカの旅はザンジバルから始まった。
1日目は無理せず、世界遺産ストーンタウンの半日街歩き程度で慣らし運転にしたが、本日からアクティブに自然を満喫する予定。
日本人にはなじみの薄いザンジバルは、ヨーロッパの人にとってはビーチリゾートとして大人気の島である。
島の数あるシュノーケルポイントの中でも特に人気のひとつがザンジバル島北部の沖合にあるムネンバ島周辺。
しかも野生のイルカと泳げるドルフィンツアーとセットになったシュノーケリングツアーはザンジバル島でも一番人気ともいえるアクティビティ。
しかし、ストーンタウン発着ではなく、ザンジバル島北部のヌングイまで行かないといけない。
なので、ストーンタウンを早朝に発ちタクシーでヌングイへ向かい、復路はのんびりダラダラで戻ることにした。
この旅のために水中用カメラと防水ポーチを購入していた。
その投資が本領を発揮して、一番人気ともいえるアクティビティの魅力を記録することができるのでしょうか・・・
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
事前に予約していたツアーはヌングイに8:30集合だった。
ストーンタウンからヌングイまで約90分なので、Zava house stone townのスタッフに6:30にタクシーを依頼していた。
タクシー運賃は35ドルだと確認済。
明け方は曇りがちだった。 -
タクシーは10分近く遅れて来たが、ヌングイの集合場所近くに8時前に到着した。
-
ツアーの集合場所は、MAMA MIAというレストラン前だった。
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ここはヌングイビーチの西の端。
白砂の砂浜の向こうにはターコイズブルーの海。 -
近くの男性に声をかけられたので、ツアーのバウチャーを見せてツアー会社の名を告げた。
そして案内されたのがここ。
ツアーはGET YOUR GUIDEで見つけた「ムネンバ ボートツアーとイルカ シュノーケル アドベンチャー」。
ツアー費用は、1人約7,500円。
https://www.getyourguide.jp/kendwa-l109717/from-kendwa-mnemba-boat-trip-and-dolphin-snorkel-adventure-t439368/ -
参加者名簿に記入した後、準備できた人から小舟に乗り込む。
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8:30前、ツアー客は1隻につき5~6人に分かれて乗船して出航。
船首と船尾に一人ずつスタッフが乗って、英語で注意事項などの説明があった。
理解できなければ、ほかのツアー客を見習えばよい。
シュノーケリングセットのレンタル料はツアー費用に含まれている。
フィンやライフジャケットはない。 -
沖まで出ると波が高く、結構揺れた。
財布、パスポート、カメラ(G7X)などの貴重品はジップロックに入れたうえに防水ポーチに入れて、腰に付けて準備した。
このツアー中は水中用に購入したTG-7で撮影する。 -
イルカの群れ付近にはドルフィンツアーのボートが集まっている。
スタッフが「OK Go!」と掛け声をかけると、すかさず飛び込む。
最初は足からゆっくり入水したが、間髪入れずに飛び込むのがコツである。 -
イルカは餌付けされているわけでなく、野生のイルカである。
人懐っこく人間と戯れてくれるかというと、そういうわけではない。 -
人を避けている感じはないが、特に興味を示しているわけでもない。
人が泳ぐ何倍ものスピードで泳ぐし、深くも潜る。
撮影は想像以上に難しい。 -
イルカが去るとボートに戻ってイルカを追って移動する。
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通常「OK Go!」の掛け声がかかってから30秒から1分くらいがシャッターチャンスである。
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イチオシ
30分弱の間にイルカの群れを求めて5~6回入水する機会があった。
海中からボートに乗る時、地味に体力を要するので、意外と疲れる。 -
ムネンバ島の西を南下して次のポイントへ移動。
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そこはシュノーケリングポイント。
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イチオシ
浅いところは水深1m程度のサンゴ環礁で、透明度は抜群。
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スズメダイの一種の群れ。
オヤビッチャの仲間と思われる。
インド洋から太平洋の水深15mまでの浅いサンゴ礁域に広く分布するという。 -
沖縄など日本の海でもおなじみのツノダシ。
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凄い大群。
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スキューバダイビングのポイントでもある。
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夢中になっていると自分のボートを見失うので、注意。
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カクレクマノミが隠れていそうなイソギンチャク。
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セジロクマノミ(上)とミツボシクロスズメダイ(下)。
いずれもイソギンチャクと共生する。 -
ヘラヤガラと思われる大群。
インド洋から太平洋の熱帯域に広く分布し、英語圏ではトランペット・フィッシュと呼ばれる。 -
イチオシ
サンゴ礁は期待したほどではないものの、魚の密度と透明度は感動もの。
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中でもオヤビッチャはここの主役か?
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種のわからない魚も入り乱れている。
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ありふれた種なのか希少種なのかさえ不明。
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約30分間のシュノーケリング。
大満足だった。 -
今度はムネンバ島の北側へ移動。
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水めちゃめちゃキレイ。
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10:30頃、ムネンバ島の北にあるサンドバンク(砂洲)に上陸。
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たくさんのボートの向こうにムネンバ島。
ムネンバ島はムネンバ島リゾートのゲスト専用で、島へのアクセスはリゾートゲストに限定されるという。 -
しかし、こういうツアーで訪れるムネンバ島周辺の環礁やサンドバンクで十分満喫できる。
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このサンドバンクで約40分フリータイム。
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イチオシ
今まで生きてきた中で見た海で一番きれいじゃないかな?。
遠浅だからそう見えるのか? -
天国に一番近い海。
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ここでフルーツの提供がある。
これでボートの乗客6人分なので結構な量である。
スタッフも食べてたけどね。 -
浅瀬には赤いヒトデ。
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どちらかというと海より山好きだったが、海もいいねぇ。
そもそも、学生の時はなんちゃって水泳部だったので泳ぎは得意だし。 -
そろそろ時間となりました。
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で、帰るのかと思ったらイルカ出没。
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あわてて入水準備。
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撮ったどー、と思ったらカメラのオートフォーカスは泡に合っていた。
この後もう一回くらいイルカのポイントで飛び込んだが、疲れもあって惰性で飛び込んでたような。 -
イチオシ
ターコイズブルーの海。
見ているだけで癒される。 -
海岸を歩くのは、漁を終えた人々か。
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浅瀬をボートはゆっくりと航行。
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底にはウニやらヒトデやら。
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帰りがけに灯台が見えた。
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12:40頃、朝出発したMAMA MIA付近ではなく、ヌングイビーチの東部に上陸し、ツアーは終了した。
下船する前にチップ箱が出現。
このツアーには非常に満足したので、5ドルをチップ箱に入れた。
マジでお勧めです、このツアー。 -
泳ぎ疲れたのでビーチをあとにする。
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民家の間の未舗装の路地をくねくね歩いて、ようやく舗装道に出た。
-
やって来たのは、KILOSAS NUNGWI ZOO。
入場料は10ドルまたは25,000TZS(約1500円)。
ここに来たのはカメレオン目的で、本当はヌングイの数km南のタザリ・カメレオン・センター行きたかったのだが、ダラダラを途中で降りてまた乗るのが面倒だと思ったのでこちらにした。 -
ここは、動物の種類は少ないものの直接エサを与えたり動物と触れ合うことのできるタイプの動物園である。
各エリアに分かれていてエリアを仕切る扉に鍵がかかっていたりするので、基本的にスタッフと一緒に周ることになる。
最も多いのがサルでこれはおそらくベルベットモンキー。
木から肩や頭に容赦なく乗ってくるので要注意だ。 -
ここに来た目的のカメレオン。
カメレオンは、アフリカ大陸、アラビア半島南部、インド、スリランカ、パキスタン、マダガスカルおよびその周辺のコモロなどの諸島に生息している。 -
カメレオンはトカゲの仲間に含まれるが、以下のような独特の特徴がある。
・体色変化が得意で、背景の色に溶け込んで姿を見つけるのが難しい。
・両方の目をそれぞれ別々に動かすことが出来る。
・尾を巻くことが出来、また四足の指がクランプ状になっていて、木の枝につかまることが出来る。
・舌を伸ばして虫を捕る。 -
ここで飼育されているカメレオンは、どれも手のひらに載るサイズである。
指の数は前肢・後肢ともに5本だが、木の枝をつかみやすくするように左右で3本と2本にで分かれている。 -
イチオシ
保護色で色が変わるので、同じような形、体長なら同じ種なのか違う種なのか判別しにくい。
この子は太めなので、違う種なのかな? -
世界最大の鳥として知られるダチョウ。
今回の旅で野生のダチョウを見ることができるかもしれない。 -
おそらくアフリカニシキヘビ。
5mくらいありそうな大物。
毒はなく、刺激しない限り人を襲うことはないという。 -
セーシェルのアルダブラ環礁に生息しているアルダブラゾウガメ。
ストーンタウン沖のプリズン島にも多く飼育されている。
プリズン島に行く予定がなかったので、ここで見れてよかった。 -
主にアフリカ東・南部に生息するヒョウモンガメ。
最大甲長70cmになる比較的大きなリクガメ。 -
セネガルからスーダン・エチオピア・ケニア・タンザニアにかけて生息するショウガラゴ。
目のレンズの後方に光を反射する鏡のような膜があり、光を増幅させて夜の暗闇でもよく見えるようになっているという。
ブッシュベイビーとも呼ばれ、ペットとしても人気がある。 -
ウシ科の動物にしてはかなり小さめのディクディク。
アフリカにはシカ科の動物はほとんど見られず、シカの仲間のように見えてもウシ科の動物らしい。 -
最大で6mにもなるナイルワニ。
ワニは汗をかくことができないので、 暑い時は口を開けて熱を逃して体温調整をする。
一通り見学した後、ガイドにこの動物園のパンフレットかリーフレットはないのか聞いてみたがないようだった。
残念なのは、ザンジバルの固有種のサル、レッドコロブスが見れなかったことだ。 -
KILOSAS NUNGWI ZOOからヌングイのダラダラ乗場まで15分くらい歩いた。
-
14:30前、ヌングイのダラダラ乗場に到着。
ストーンタウン行は116番。
ダラダラは満員になることが多いので、始発のバス停で乗らないと座れないことが多い。
ザンジバルに限らないが、走っている車はトヨタが一番多いように思われる。
ストーンタウンまで4,000TZS(約240円)。
と思っていたら、ストーンタウンの旧市街から2km以上手前が終点だった。
今日は底の薄いマリンシューズを履いていたので、長距離を歩くのは無理がある。
バイクタクシーに料金を聞いてみたら4,000TZS(約240円)というので、それで手をうった。
5,000TZS札で支払うと、ちゃんと1,000TZSのお釣りが返ってきた。
こういうところ、ザンジバルの印象は悪くない。 -
16:30過ぎ、Zava house stone townの部屋に帰って来ると、シーツが新しくなっていた。
-
昨日紹介し忘れたが、Zava house stone townのキッチン。
ゲストも使用することができるものの、冷蔵庫はあまり冷えないし、調理器具もかなり使い古されていて、アフリカ仕様といった感じ。
昨日はインスタントラーメンを作ったが、正直ここで自炊するにはやや無理がありそう。 -
昨日同様、夕暮れ時のフォロダニ公園に繰り出した。
-
先ずは、チキン・シャワルマ。
日本ではドネルケバブという方がなじみがある。 -
3,000TZS(約180円)とリーズナブル。
過去に食べたケバブにハズレはなかったが、これも安定的な美味さ。
ただ、夕食にこれだけでは不足気味。 -
ザンジバルの郷土料理ともいえるオロジョ。
肉、ゆで卵、イモ、野菜など具だくさんのスープ。
スパイスの効いたスープにライムが入っているようで、酸っぱくて辛め。
これがなんと2,000TZS(約120円)と激安。
個人的にはスープが少し苦手だったものの、具材は美味しかったし結構ボリュームもあり、大満足。 -
今日のムネンバ ボートツアーは最高だったし、夜のB級グルメも当たりで、ザンジバルを満喫できた1日だった。
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