熊本市は熊本県の県庁所在地であり、九州の中央または熊本県の西北部に位置しています。九州においては福岡市・北九州市に次ぐ3番目に大きな都市となっており、2012年には政令指定都市に指定されました。金峰山系が連なる内陸盆地的な地形であるため、寒暖差が大きくて冬から春への移り変わりは早いのが特徴です。サービス産業が中心の都市であり、全国でも高い生産性を誇る都市型農業、水産業など各種産業が展開されています。特に農業がスイカ、トマト、花き、そして畜産が主要な産業として発展しています。<br />　熊本の地名は諸説ありますが、一説には川が曲がりくねる様子を意味する「クマ」を指す説があります。昔は「隈本」と表記されましたが、「隈」の字は「恐れる」「かしこまる」などの意味を示す「畏」が含まれるので加藤清正が「熊」の字を当てたとされています。<br />　今回は熊本城・水前寺公園などを訪問し、いきなりだんごや太平燕などのグルメを食べて約14年ぶりの熊本を満喫する事が出来ました！次は空港が有名な阿蘇市か農業が盛んな八代市に行ってみたいです！旅行ブログを見てくださる方々のおかげで記念すべき 180回目を迎える事が出来ました！😊感謝しても感謝しきれません。年内に200回目を迎えられますように頑張ります！<br />　最後になりますが、私の旅行記を見て熊本市に行きたいと思ったきっかけ及び熊本市に旅行に行くときの参考となれば幸いです。熊本市の旅行が皆様にとって忘れられない思い出になります事を心よりお祈り申し上げます。<br /><br />　参考資料　<br />・熊本市<br />・熊本はどう？<br />・For your LIFE<br />・くまモンランド<br />・熊本県公式観光サイト<br />・熊本おでかけ情報<br />・九州のたびたびの旅キャンペーン<br />・おだ商店<br />・うちの郷土料理<br />・じゃらん観光ガイド

旅行体験記2025～熊本～熊本初投稿、180回目スペシャル！スザンヌとみさえの故郷の魅力教えます！

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2025/06/17 - 2025/06/17

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エリア

熊本市(熊本)

　熊本市に到着!約14年ぶりの熊本なのでわくわくしました！

熊本駅前停留場駅
　最初は肥後よかモン市場を訪問しました。
　肥後よかモン市場はグルメ・お土産・コンビニ・ドラッグストアなど約60の店舗が軒を連ねており、熊本駅構内にある商業施設であります。特に馬肉料理店や天草のお寿司、行列が絶えない熊本ラーメン店、いきなりだんご、からし蓮根、肉巻きおにぎりなどの熊本グルメが充実しています。
　通勤・通学・旅行・おでかけなどな色々なタイミングでのニーズにこたえられる市場の役割を担っています。肥後よかモン市場のテナントを一部を紹介します！

肥後よかモン市場市場・商店街
　最初は熊本銘品蔵を訪問しました。
　熊本銘品蔵は地元の有名ブランドや特産品など「本当に良いもの」を豊富に取り揃えており、地域一番のお土産専門店”を目指している大型のお土産店舗であります。充実の品揃え、個性的な店づくり、洗練されたサービスで旅先でのお買い物をもっと快適にする取り組みを行っています。
　壁いっぱいの大きなくまモンが皆さまをお迎えしてくる雰囲気が漂っています！熊本駅内なので、お土産を買う際に利用してみるのはいかがでしょうか。

熊本銘品蔵グルメ・レストラン
　熊本銘品蔵の主役で言っても過言ではないくまモン。
　くまモンは2011年3月の九州新幹線全線開業をきっかけに誕生し、熊本の魅力を伝えるマスコットキャラクターです。アートディレクターの水野学氏によってデザインされ、喋る際にはまれに語尾に『モン』が付きます。熊がモチーフにしているのは県名・地名より熊および球磨、黒いのは熊本城をイメージしています。
　2011年の「ゆるキャラグランプリ」にて優勝に輝いた経歴があります。熊本だけではなく、全国そして海外でも大活躍しています。

熊本銘品蔵グルメ・レストラン
　次は肉巻きおにぎり革命屋台たっちゃん。
　肉巻きおにぎり革命屋台たっちゃんは熊本県美里町の天然水で作られたミネラルたっぷり『砥用米』とお肉は拘りの漬けダレで程よい甘辛さが特徴のおにぎりを販売しているお店です。こちらのお店は2023年の9月にオープンした2号店となります。
　やみつきプチたま肉巻き(440円)、香る阿蘇高菜肉巻き(420円)、ワサビマヨ肉巻き(420円)など熊本駅の限定メニューもあります。作り置きの肉巻きおにぎりがショーケースに並んでるので、待たずに購入が可能となっています。

肉巻きおにぎり革命屋台たっちゃんグルメ・レストラン

　メニューの中からあか牛の肉巻きおにぎりにしました。
　あか牛は昭和19年に和牛として登録され、放牧に適して性格がおとなしく飼育しやすいという特性があります。肉質は赤身が多く、適度の脂肪分も含んているのでうま味とやわらかさ、ヘルシーさを併せ持っています。阿蘇に代表される熊本の自然の恵みと愛情をたくさん受けて飼育されます。
　阿蘇市にあるいまきん食堂ではレアに焼いた旨みたっぷりの“あか牛”がどんぶりいっぱいに乗った「あか牛丼」が食べられます。始めてのあか牛は最高でした！

肉巻きおにぎり革命屋台たっちゃんグルメ・レストラン
　3番目はおだ商店。
　おだ商店は1989年に創業したからし蓮根専門店であり、熊本県内に4店舗（松橋本店、熊本駅店、藍のあまくさ村店、熊本空港店）を展開しています。熊本県の中央に位置する宇城市に本店があり、「三色蓮根」は人気テレビ番組でも取り上げられています。
　「辛かばってん、うまか」をテーマにしたオーソドックスのからし蓮根だけではなくら８種類のスパイスを練り込んだサクラやワサビ・肉みそ・カレーなど様々な味のからし蓮根を販売しています。からし蓮根だけではなく、自社栽培の蓮根を使用した蓮根チップや蓮根の惣菜なども取り揃えています。

おだ商店熊本駅店グルメ・レストラン
　名物であるからし蓮根。
　からし蓮根は熊本の代表的な郷土料理として知られており、普段の食事の惣菜や酒のつまみとして食べられています。熊本のお正月にはおせち料理の一品として不可欠となっています。熊本県は全国的にも上位の生産量を誇るれんこんの産地であり、特に宇城地方は今も主産地として栽培が盛んとなっています。
　からし蓮根の誕生のきっかけは約400 年前近く昔の寛永九年に当店の先祖平五郎が時の藩主細川忠利公に献上したことからです。寛永九年（1632年）に肥後細川家初代藩主忠利公は日頃から体が病弱であり、心配した羅漢寺の玄宅和尚は「何か栄養のあるものを」と苦心して探していたところ、レンコンを見つけて辛子を混ぜました。それを食べさせて、ピリッとした辛さが効いたう気に入って常食されると病弱だった忠利公は食欲も増しみるみる剛健になりました。そこからからし蓮根と名付けられました。

おだ商店熊本駅店グルメ・レストラン
　4番目は長寿庵。
　長寿庵は熊本の玄関口である熊本駅にあるいきなり団子の名店であり、地方発送も行っています。
　黒いきなり団子や焼きなり団子、黒糖きなこなど、創作系いきなり団子が好評となっています。長寿庵の営業時間は午前9：00～午後8：00、定休日は年中無休となっています。

長寿庵熊本駅肥後よかモン市場店グルメ・レストラン
　目の前にあるいきなりだんご。
　いきなりだんごは昔ながらの素朴な風味の熊本の郷土菓子であり、厚さ1センチ位の輪切りにしたさつまいもと粒あんを小麦粉を練って伸ばした生地で包んだものです。ほんのり塩味でもちもちした食感の生地とほくほくしたさつまいもとあんこの甘さがマッチしています!定番のおやつだけではなく、土産物としても人気があります。
　誕生のきっかけは阿蘇山麓周辺地域では火山灰の影響でさつまいもの栽培が盛んに行われているため、菊池平野や熊本平野の農家ではさつまいもを収穫する秋の農作業の間に食べるおやつとしてよくつくられていました。いきなりのだんごのいきなりは熊本弁で「簡単・手早く・すぐに」などという意味を示しており、短時間で簡単につくることができる事から名付けられました。めちゃくちゃ美味しかったです！

長寿庵熊本駅肥後よかモン市場店グルメ・レストラン

　その後は北岡神社を訪問しました。
　北岡神社は花岡山（はなおかやま）の麓に位置しており、承平4年（934年）に創建されました。西南戦争の頃は熊本城を見下ろすことができる高台であった事から、薩軍の本営が置かれたといわれています。現在の社殿は昭和8年（1933年）に改築されたものであります。
　北岡神社のはじまりは肥後国司・藤原保昌が、疫病と兇徒の乱に見舞われていた肥後の国を鎮めるため、京都の八坂神社のご分霊を迎え創健された事からです。熊本の地に能狂言の伝統を深く根付かせました。

北岡神社寺・神社・教会
　熊本市内を走る熊本市電。
　熊本市電は熊本市の街並みの一部の役割を担っており、熊本市民からは通勤・通学の足として愛されている路面電車であります。熊本を訪れる観光客にとっては観光や熊本市内を移動する際の手段として欠かせない乗り物となっています。
　2つの路線があり、こちらはA系統（田崎橋＝健軍町）であります。旅行者の方に特におすすめなのが施設利用割引が付いたお得な１日乗車券かあり、1日で熊本を満喫する事が出来ます。乗って見たくなりました！

祇園橋停留場駅
　熊本市電のもう一つの系統であるB系統（上熊本＝健軍町）。
　A系統とB系統どちらも健軍町が終点となっており、途中で路線が合流します。市電の旅がしたくなりました！

洗馬橋停留場駅
　清爽園に到着！
　清爽園は熊本市内に複数残る肥後藩・細川家にゆかりのある庭園と異なるルーツを持っており、特別史跡「熊本城」の二の丸の入り口にある池泉回遊式庭園であります。昔は熊本城の正面登城口であった新一丁目御門があったとされています。
　明治12(1879)年に西南戦争で従軍した乃木希典の呼びかけによって熊本藩の大名屋敷であった花畑屋敷の庭石を再利用して造られました。江戸初期に作庭された大名屋敷の庭石を再利用しているため、力強い石組になっています。風情を感じます!
　その後は熊本県護国神社を訪問しました。
　熊本県護国神社は境内に戦没慰霊碑が建立されており、幕末から明治維新以来にかけて日本のために命を捧げた人々の鎮魂社であります。春には梅や桜が咲き誇り、見事な景観を生み出します。
　はじまりは明治２年に明治天皇の勅旨により藩主細川韶邦公、細川護久公が花岡山招魂社を創建し､維新以来殉国烈士,宮部鼎藏命をはじめ１５０柱の御霊を奉斎した事からです。各御祭神の命日慰霊祭や交通安全祈願・安産祈願・厄除け祈願・健康長寿祈願など各種祈願も開催されています。

熊本県護国神社寺・神社・教会

　歩いて、熊本博物館に到着!
　熊本博物館は「未来へつなぐ熊本の記憶」をテーマにしており、重要文化財をはじめとした歴史や自然の多彩な資料を紹介する常設展示室のほか、企画展を開催する特別展示室などが設置されている倉庫博物館であります。2018年12月リニューアルオープンしました。
　プラネタリウムも併設されており、季節の星空を観賞できます。熊本博物館の営業時間は9：00～17：00（入館は16：30まで）、定休日は月曜日（祝日の場合は翌日）・年末年始（12/29～１/３)・保守点検期間等となっています。館内の展示を紹介します！

熊本博物館美術館・博物館
　まずは「加藤清正、肥後へ」。
　「加藤清正、肥後へ」は加藤清正が長い間争いの地となっていた肥後の復興と安定を目指していた事を示す展示となっています。豊臣秀吉が天下統一を果たした後、肥後には佐々成政が領主として入りました。成政が失脚した後は小西行長と加藤清正がやってきました。

熊本博物館美術館・博物館
　次は躍動する民衆。
　躍動する民衆は幕末を迎えると、幕府や藩によって制圧された民衆が活発に運動して様々な文化が多用した事が分かる返事です。
　展示されている雨乞い太鼓。雨乞い太鼓はケヤキの木をくり抜いた一木造りとなっており、宇土市内各地区の太鼓小屋において保管されていました。宇土の雨乞い大太鼓附関連資料」の名称で、平成29年（2017）3月3日に「国重要有形民俗文化財に指定されました。

熊本博物館美術館・博物館
　3番目は清正公信仰。
　加藤清正は勇猛果敢で戦国武将の名にふさわしい猛将というイメージがあり、武芸以外に築城や領地統治などにも手腕を発揮しました。肥後国（現在の熊本県）を統治し、日本を代表するお城のひとつである熊本城」を築城したことで有名です。
　1562年（永禄5年）に尾張国（現在の愛知県西部）で誕生し、豊臣秀吉の小姓として迎え入れられました。1582年（天正10年）の賤ヶ岳の戦いでは豊臣方から柴田方へ寝返った武将山路正国を倒して、豊臣秀吉から高い評価を得ました。

熊本博物館美術館・博物館
　4番目は採集と狩りの時代。
　採集と狩りの時代は縄文時代は約1万年以上続いて、植物の採集、動物の狩猟、海の魚介類などでを生活していた事を示す展示であります。土器が作られた事によって、煮炊き料理が出来るようになって人々の生活が改善されました。
　縄文というのは土器の表面に縄をころがしてつけた文様のことを示しています。古い順に、草創(そうそう)期、早期、前期、中期、後期、晩(ばん)期の6つの時代に分類されます。

熊本博物館美術館・博物館

　5番目は現代に繋がる暮らし。
　現代に繋がる暮らしは第二次世界大戦が終結した後焼け野原になっていた熊本が現在の都市に復興していく事を示す展示です。民主化政策が進み、市民の生活が大きく変動されます。
　1960（昭和35）年熊本城は大小天守等が再建され、公園として整備されました。

熊本博物館美術館・博物館
　6番目は屋外に展示される蒸気機関車66965号機（9600形）。
　蒸気機関車66965号機（9600形）は昭和15年から豊肥線熊本～大分間を30年以上走行し続けていた熊本の貨物用車両であり、2年前の2023年に1923（大正12）年の製造から100周年を迎えました。
　九州の9600らしく、小倉工場で門デフに改造されました。門デフとは蒸気機関車の除煙板の一種であり、門司鉄道管理局が採用した下部切り取り式除煙板の通称であります。

熊本博物館美術館・博物館
　最後は2階の自然の展示。
　2階では熊本の自然を中心とした展示構成になっており、熊本の歴史や文化や人と自然との深い関わりを学ぶエリアとなっています。主な展示は豊富な湧き水量と安定した水温・水質をほこる江津湖の多様な生き物や、熊本地震に関するパネル展示があります。
　平成30年12月にリニューアルオープンし、県市連携展示室が設けらました。熊本の自然について勉強出来ます!

熊本博物館美術館・博物館
　熊本城の広場。
　本日の目玉である熊本城！
　熊本城は1601年(慶長6年)から約7年の歳月をかけて加藤清正によって築城され、別名銀杏城とも呼ばれている日本三名城の一つであります。桜の名所としても知られており、春の時期には山桜、肥後桜、ソメイヨシノの3種類・約800本の桜が咲き誇って見事の景観を創出します。
　城内には熊本県立美術館や二の丸広場など家族でも楽しめる施設が充実しています。熊本市役所の14階にある展望ロビーからは熊本城を一望できます。

熊本城名所・史跡
　熊本城の天守閣。
　天守閣は西南戦争の原因不明の出火により焼失しましたが、昭和35年に市民の浄財を基に再建されました。大天守は外観3重、内部は地上６階地下１階建てとなっています。2016年4月の熊本地震で甚大な被害を受けましたが、熊本市が天守閣を「復興のシンボル」として早期復旧を目指し、全力を挙げて取り組みました。
　5年後に6月28日に熊本城特別公開第3弾・天守閣内部公開が始まりました。近くでみると壮大さが伝わります！

熊本城名所・史跡
　まずは加藤時代。
　加藤時代は加藤清正による築城や河川改修による城下の形成だけではなく、江戸時代の天守のつくりやデザインについて大型の模型を使用してわかりやすく解説しています。さらにシアター映像「不屈の城」「難攻不落の城」などの見どころが盛りだくさんとなっています。
　肥後国（現在の熊本県）の領主となった加藤清正は朝鮮出兵での経験から「二度と落城しない難攻不落の城」を目指し、最新の築城技術を駆使して熊本城を築城しました。熊本城の最大の特徴は石垣であり、この石垣は加藤清正の率いた石工集団、「穴太衆」の手掛けたものであります。

熊本城名所・史跡
　次は熊本城の模型を触る体験。あまりない体験なのでわくわくしました！

熊本城名所・史跡
　3番目は熊本城と熊本城の街並みのジオラマ模型。
　肥後藩主の加藤清正と二代目の忠広は城下町の整備と同様に治水・利水のため大規模な河川改修も行いました。加藤清正は1610（慶長15）年頃までに「白川」を直線化するために1602（慶長7）年の「白川」の大洪水で城下町が被害を受けたことをきっかけに治水工事を進めたと言われています。河川改修は「熊本城」の城づくり、城下町の街づくりにも重要な役割を果たしました。
　加藤清正が築城した１６０７年には、正門は「西大手門」であり、、現在の「古町」「新町」などが城下町として栄えていました。

熊本城名所・史跡
　最後は細川時代。
　細川時代は模型に映像を投影して、熊本城を管理した細川家の時代にさらに整備が進んだ城と城下についてわかりやすく紹介しています。映像を用いて武器庫としての天守の展示や、藩主の登城の様子について解説しています。
　展示されている細川忠利の肖像。細川忠利は肥後五十四万石の初代藩主として徳川幕府の黎明期を支え、忠興と明智光秀の娘・玉(ガラシャ)の三男として誕生しました。幕府の助言のもとに朝廷からは「内記」の職を与えられました。若い頃から柳生宗矩の門下に入門し、新陰流の代表的な剣士の一人として揚げられるほどの腕前があり武芸にも力を入れていました。

熊本城名所・史跡

　熊本城から見た熊本市の市街地。熊本の市街地を一望出来て、最高でした！

熊本城名所・史跡
　熊本城の後は桜の馬場城彩苑を訪問しました。
　桜の馬場城彩苑はバーチャルで熊本の歴史が体感できる「熊本城ミュージアム　湧々座」や江戸時代の城下町を再現した館、熊本のお土産や食が集結していた20以上のショップが軒を連ねている飲食物販施設「桜の小路」などを併設しており、食べて、観て、体験できる熊本の観光交流施設であります。利用料金と利用可能時間は、施設により異なります。
　お城と城下町の魅力を高めたい”というコンセプトのもと誕生しました。観光ボランティアも常駐しているのではじめて熊本を訪れた方には特に行って欲しい観光スポットです。桜の馬場城彩苑の館内を紹介します！

桜の馬場城彩苑名所・史跡
　まずは麺屋山むらを訪問しました。
　麺屋山むらは和食歴25年以上の熟練料理人が食材と味へのこだわりを徹底し、豚骨ラーメンをはじめとした馬テール・熊本正油ラーメン、太平燕をご用意しているお店です。2022年の10月1日（土）城彩苑桜の小路にオープンしました。
　麺屋山むらには一つ一つ独自で製造されたチャーシュー、スープと一緒に食べる事で完成する煮卵、熊本の厳選した海苔の食材のこだわりがあります。

桜の馬場城彩苑名所・史跡
　店内はラーメン屋さんらしい雰囲気が漂っていました。カウンター席の彫刻に圧倒されました。

桜の馬場城彩苑名所・史跡
　メニューの中から太平燕にしました。
　太平燕は中国福建省の郷土料理を日本の食材に置き換えてアレンジされた料理であり、野菜、エビやイカなどの海鮮や豚肉などの具材がたっぷり入っています。麺はヘルシーな春雨を使っています。
　熊本の中華料理店や家庭でも定番の一品となってあり、上にはゆで卵を揚げたものがのっているのが定番となっています。福州（現在の福建省都）ではこの卵を太平卵（タイピーノン）と呼んでおり、それを食べられると安泰に暮らせると伝えられています。テレビ番組で紹介されて食べたくなったので食べてみると、スープの出汁が効いて美味しかったです！熊本に来た際には是非一度食べてみたいです！

桜の馬場城彩苑名所・史跡
　次は菅乃屋を訪問しました。
　菅乃屋は熊本県内に趣向の異なる4店舗を展開している馬肉専門店であり、自社牧場で育てた鮮度の高い馬肉を提供しています。熊本城を観光の後に、馬肉メンチカツや桜うまトロ寿司の食べ歩きを楽しめる、お土産用に人気の馬刺しセットもご用意されているのかポイントです。
　馬肉料理を食べたい方は必見です。

菅乃屋熊本城桜の小路店グルメ・レストラン
　メニューの中からカレーパンにしました。
　菅乃屋のカレーパンは馬肉カレーのはあっさりとしつつもしっかりとしていてホロホロに柔らかい馬肉が入っていおり、びっくりするほどモチモチとなっています。
　揚げたでで美味しかったです！

菅乃屋熊本城桜の小路店グルメ・レストラン
　3番目は熊本城ミュージアムわくわく座を訪問しました。
　熊本城ミュージアムわくわく座は桜の馬場　城彩苑内にあり、気候や天候に左右されない全天候型の体験型ミュージアムであります。熊本地震で被災した当時の状況を体感できるプロジェクションマッピング、熊本の歴史をテーマにした寸劇や時代衣装を着ての殿様・姫様体験や駕籠体験など見どころが盛りだくさんです。見て、聞いて、触って、熊本城を多様なコンテンツで楽しめます。
　営業時間は9:00～17:30（最終入館17:00）、定休日は12月29日～31日となっています。熊本の歴史を10分間のドラマ仕立てで上演する寸劇を人気を呼んでいます。館内を紹介します！

熊本城ミュージアムわくわく座名所・史跡
　まずは城内なりきり体験。
　城内なりきり体験は華やかな衣装を身につけてお姫様気分、平安時代の豪華な十二単や、町娘や侍、忍者などの衣装を着る事が出来ます。時間がない方でも簡単になりきれます。
　衣装を着たまま、館外を散策することもできます。熊本旅行の思い出にいかがでしょうか。

熊本城ミュージアムわくわく座名所・史跡
　次は参勤交代。原寸大の駕籠（かご）に乗って、殿様気分を体験できる展示であります。
　参勤交代とは江戸時代に徳川将軍家に対する軍役奉仕を目的とした制度であり、1年交代で大名は江戸と領地それぞれに在住することが義務付けられていました。参勤交代により社会秩序が安定しただけではなく、文化の発展や交通の発達などの役割を果たしました。
　その一方で諸藩は大きな財政難に陥り、結果として江戸幕府崩壊の一因になったともデメリットもありました。加賀藩は片道だけで総額5億5000万円かかったと言われています。

熊本城ミュージアムわくわく座名所・史跡

　3番目はレゴブロックの熊本城。
　こちらは日本観光振興協会と日本旅行業協会から寄贈されました。国内唯一のレゴ社認定のプロビルダー三井淳平さんの作品であり、約6万5千ピースを使用して制作されました。
　瓦や石垣まで精巧に作られていますので、圧倒されました。

熊本城ミュージアムわくわく座名所・史跡
　4番目は芝居。
　こちらの芝居はわくわく座2階のものがたり御殿で行われていおり、迫力ある映像を用いて熊本城から広がる歴史ハイライトを紹介しています。時空を越えたドラマは大人から子どもまで幅広く楽しむ事が出来ます。
　個性があってめちゃくちゃ面白かったです！何回見ても飽きません！

熊本城ミュージアムわくわく座名所・史跡
　4番目はいずみ茶泉園を訪問しました。
　いずみ茶泉園のお茶は九州山地の中央部なけ標高450mの山間に広がり、霧が多く日照時間短いという最高の立地条件下で丹精を込めて製造した自慢の逸品となっています。。多くの農家が各自の茶園と工場を所有しており、栽培から製造そして販売までを一貫して行っています。
　泉園のお茶、お茶の加工品、地元特産品以外にも自社オリジナルで抹茶の濃さが選べる「抹茶ジェラート」、お茶の粉をたくさん使用して作った「お茶の香りソフトクリーム」、「ちゃちゃラテ」などさまざまな種類のテイクアウト商品が盛りだくさんです。

いずみ茶泉園熊本城店グルメ・レストラン
　お茶の種類が豊富であります！お茶好きの私にはたまらない環境です。

いずみ茶泉園熊本城店グルメ・レストラン
　抹茶ソフトクリームを頂きました！
　めちゃくちゃ美味しかったです！

いずみ茶泉園熊本城店グルメ・レストラン
　5番目は杉養蜂園を訪問しました。
　杉養蜂園は養蜂家企業として創業70年以上の歴史があり、蜜蜂の飼育から採蜜、販売までを一貫して行っています。美味しく、そして安心して口にできる蜂蜜をお届けするために人まかせにすることなく、手づくりにこだわっつないます。
　ヨーグルトやトーストと相性の良い純粋蜂蜜と果汁蜜。ニュージーランド自社蜂場のマヌカ蜜もご用意されています。健康志向の方にはお勧めです。

杉養蜂園熊本城桜の馬場城彩苑店グルメ・レストラン
　店内に並んでいるはちみつ。種類が豊富で圧倒されます!
　創業のきっかけは創業者である杉武男は、「気候が温暖で一年中どこかで花が咲く熊本なら、日本一の蜂蜜ができる。」と考えからです。試行錯誤を重ねて決して手を抜かずに、自分たちが納得できる方法をいくつか編み出してきました。国内だけでなく、地球全体をフィールドとするグローバルな養蜂活動を展開しています。

杉養蜂園熊本城桜の馬場城彩苑店グルメ・レストラン
　その後はサクラマチクマモトを訪問しました。
　サクラマチクマモトはバスターミナルをは中心としてファッションやコスメ・レストラン・シネマコンプレックス・ホテルなどバラエティ豊かなフロアで構成されており、熊本市桜町のランドマークとして2019年に誕生した大型複合施設であります。最上階には熊本城と庭つづきというコンセプトの様々な植栽で日本の四季を感じることができる桜町庭園”や、滑り台や水遊び場を整えた“ルーフトップパーク”などが完備されています。
　エントランスは外部からまちの人々を巻き込む形状を意図し軒から天井を放射状のデザインがあります。幻想的で素晴らしかったです！サクラマチクマモトのテナントをいくつか紹介します！

サクラマチクマモトショッピングモール
　まずは旬彩館さくら。
　旬彩館さくらはサクラマチクマモトの地下一階にあり、熊本県では初登場となる全国ブランドの土産菓子や熊本・九州の銘品など“旬”の商品を豊富に揃える総合土産店であります。営業時間は10:00～21:00です。
　熊本のお土産を買う時に利用してみるのはいかがでしょうか。

サクラマチクマモトショッピングモール
　特に印象に残ったのがからしれんこんチップス。
　からしれんこんチップスはからし蓮根がそのまま再現されており、十八代目当主監修の下造り上げられたチップスであります。熊本県産れんこんを使用しています、
　熊本らしい一品です！

サクラマチクマモトショッピングモール

　スーパーに並んでいる熊本県産のメロン。
　熊本県はメロンの栽培が盛んとなっており、全国2位となっています。特に「肥後グリーン」という品種が有名となっています。肥後グリーンメロンは熊本で絶大な人気を誇っており、食べ応えがあって大玉で立派なメロンであります。魅力は果肉はしっかりとしていて、しゃきっとした食感であります。難易度の高い「大玉＆高糖度」を長期栽培によって誕生しました。
　熊本県がメロン栽培に適している理由は盆地の地形で昼夜の寒暖差が激しい、ミネラルと酸素が多く含まれている湧き水も豊富などの地理的条件にあります。店頭に並んでいるメロンを見て、メロンの食べ比べをしたくなりました！

サクラマチクマモトショッピングモール
　3番目はおべんとうのヒライ。
　おべんとうのヒライは熊本を中心に展開しているお弁当・お惣菜のお店であり、お弁当・惣菜店、かつコンビニ、かつ定食店という独自の店舗形態となっています。多種多様なお弁当と惣菜がずらりと陳列されており、メニューもうどんそば、ラーメン、カレーから丼物まで充実したラインナップとなっています!
　創業は昭和43年であり、始まりは代表取締役の平井浩一郎氏の父である龍三郎氏が惣菜を製造販売する「平井商店」を立ち上げた事からです。龍三郎氏は食料品卸問屋を営んでいましたが、女性が台所からいなくなれば食はアウトソーシングされる」と直感して当時の世の中にほとんど存在していなかった惣菜店として新たな事業を開始しました。

おべんとうのヒライサクラマチクマモト店グルメ・レストラン
　おべんとうのヒライの名物とも言えるサラダちくわ！
　サラダちくわはたっぷりのポテトサラダを詰めたちくわをカラッと揚げたお惣菜であり、様々なで取り上げられている熊本のソウルフードであります。「遠方の方に贈りたい！」「人気の味を食べてみたい！」という全国の皆さんの声かまあり、全国発送も行っています。
　おかずとしてだけではなく、手軽なおやつとしても人気があります。ソースをかけて丸かじりするのが熊本県民の食べ方となっています。食べ歩きにも大変便利です！

おべんとうのヒライサクラマチクマモト店グルメ・レストラン
　サクラマチクマモトにあるきれいなツリー。クリスマスであるような雰囲気にさせてくれます。

サクラマチクマモトショッピングモール
　市電を使って、水前寺公園に到着！
　水前寺公園は肥後細川家・初代熊本藩主忠利公が御茶屋を建てたのが始まりとなっており、中国の詩人・陶淵明の詩に由来して「成趣園」と名付けられた回遊式庭園であります。国の名勝・史跡に指定されています。3月下旬～4月上旬頃にかけては散策路に沿って咲く桜が満開になり、多くの花見客で賑わいを見せています。
　阿蘇の伏流水が湧き出る池を中心としてゆるやかな起伏の築山、浮石などが配された庭園は四季折々の自然と庭園美を楽しめ、見事な景観を生み出しています。利用料金は16歳以上400円6歳～15歳200円となっています。

水前寺成趣園名所・史跡
　水前寺公園の正面広場。
　正面広場は池に面して大きな広場であり、背後にある築山の景色は水前寺成趣園を代表する眺めの役割を担っています。池の島に架かる２つの橋の下には錦鯉だけではなく、様々な淡水魚や水鳥が見られます。
　風情があって素晴らしかったです！

水前寺成趣園名所・史跡
　水前寺公園の中にある出水神社。
　出水神社は歴代の細川藩主を祀っており、明治の初めに旧熊本藩士たちによって創建されました。
　美しい庭園を眺めながら参拝できるのも魅力となっています。無病息災や商売繁盛、学業成就などのご利益があるとされています。

出水神社寺・神社・教会
　その後は熊本城稲荷神社。
　熊本城稲荷神社は四百年の長い歴史があり、白髭（しらひげ）さんと親しまれている神社です。毎年2月の最初の午の日には最大の祭である「初午大祭」が開催されます。五穀豊穣・家内安全・商売繁盛などを願う多くの参拝者で盛り上がります。
　1588年加藤清正が熊本を訪れた時に城下町を守る神様として建立されました。十三の神様を祀り御利益のある熊本市のパワースポットしての役割を担っています。

熊本城稲荷神社寺・神社・教会
　すぐ歩いた所にある細川藤孝(幽斎)公・忠利公像。
　細川藤孝(幽斎)公・忠利公像がお出迎えしている雰囲気があります。

水前寺成趣園名所・史跡
　その後は熊本洋学校教師館を訪問しました。
　熊本洋学校教師館は熊本県内に現存する最古の洋風建築で熊本県の重要文化財に指定されており、外国人教師ジェーンズを迎えるため明治４年（1871）に建築されました。ジェーンズは明治４年から明治９年（1876）までの５年間ここで生活し、熊本の若者達を教育しました。
　日本赤十字社発祥の記念建造物とされており、当時のアメリカ人教師の名をとってジェーンズ邸とも呼ばれています。日本赤十字社発祥館内を紹介します！

熊本洋学校教師館 (ジェーンズ邸日赤記念館) 名所・史跡

　まずは1階。
　平成28年熊本地震の影響で倒壊しましたが、水前寺江津湖公園の一角に移設・再建された後の令和5年（2023年）9月1日（金）にオープンしました。ジェーンズ邸の変遷や、熊本洋学校についての展示が行われています。

熊本洋学校教師館 (ジェーンズ邸日赤記念館) 名所・史跡
　次は2階。

熊本洋学校教師館 (ジェーンズ邸日赤記念館) 名所・史跡
　その後は夏目漱石第3旧居を訪問しました。
　夏目漱石第3旧居は昭和47年に現在地に移築保存され、夏目漱石が熊本に来て3番目に住んだ家であります。「内坪井旧居」が復旧するまでの間は期間限定で内部公開されています。

夏目漱石第3旧居(大江旧居) 名所・史跡
　熊本駅に向かうために新水前寺駅前から乗車！

新水前寺駅前停留場駅
　熊本旅行の最後はコロッケのころっ家に寄りました。
　コロッケのころっ家はものまねタレントのコロッケが展開するコロッケ専門店であり、「全ての家庭の食卓を少しでも明るくしたい。」という願いから誕生しました。全国から取り寄せた食材を贅沢に使用しています。

肥後よかモン市場市場・商店街
　めちゃくちゃ美味しそう！メニューの中からあか牛コロッケと高菜飯弁当にしました。

肥後よかモン市場市場・商店街
　帰りは高速バスを使って福岡空港に向かいました。福岡空港から飛行機で関西に戻りました。
　14年ぶりの熊本は最高でした！

熊本桜町バスターミナル乗り物