日本一周海岸線ドライブの旅　Part1　（その4 噴火湾・亀田半島をぐるり回って函館へ）　

2024/05/09 - 2024/05/09

　洞爺湖を出発して再び海沿いに戻り、噴火湾や亀田半島の海岸線をなぞりながら函館をめざします。この日は天気も上々で、美しい海岸風景を堪能できました。
この日の走行距離：226㎞

エリア 北海道

前日よりは曇ってますが、まずまずの天気です。洞爺湖を望む朝の部屋からの風景。

フェニックス洞爺クラブ 宿・ホテル

朝食の焼きたてパンやサラダも美味しくいただきました。

朝食会場から眺めた洞爺湖。

庭には野鳥も来ていました。

ホテルを出てからは、昨日通った道を引き返すようにして、ひとむかし前は虻田といわれた洞爺湖町の市街地近くまで戻ります。
洞爺湖町を離れる前に、ＪＲ洞爺駅にほど近い虻田神社を参拝しました。この神社は道内屈指のパワースポットとして有名で、遠方から参拝に来る方も多いということです。道北の利尻岳、後志の羊蹄山、道南の駒ヶ岳を結び、その延長には富士山もあるといわれる直線は竜脈と呼ばれ、そこには大地の強い気が流れていて、虻田神社もその線上にあるというのがパワーの源であるそうです。
（若干話がそれますが、それとなく調べてみたところ茨城県の鹿島神宮と宮崎県高千穂の天岩戸神社を結ぶ線上あたりにも富士山や伊勢神宮があります。これにも何か意味があるのかもしれませんね。）

虻田神社 寺・神社・教会

以前にも何度か訪れている神社ですが、いつも手水舎の装飾が美しいです。

洞爺湖町を出てからは、国道37号線を噴火湾沿いにひた走ります。途中、休憩のために立ち寄った道の駅とようらでは、地場産のいちごを買いました。この旅行中、各地でいちごを買って食べることになります。

道の駅とようら 道の駅

長万部から先の噴火湾沿いの道路は国道5号線となり、八雲町や森町を通ります。森町からは亀田半島をひとまわりするため、国道278号線に入ります。この頃には天気もかなり良くなり、渡島地方の名山駒ヶ岳もきれいに見ることができました。掲載の写真よりもう少し手前だと、噴火湾とコラボした駒ヶ岳のよりきれいな景色が撮れたはずだったのですが、少しタイミングが遅れてしまいました。

途中の鹿部町では、道の駅しかべ間歇泉公園に立ち寄りました。写真にある通り、ここでは間歇泉のお湯を使って道の駅で購入した食材を蒸して食べる蒸し釜体験ができます。国内有数の間歇泉もここで見ることができます。この日は時間の関係もあって、それらはパスいたしました。とりあえず地元のイクラを使ったご飯を食堂でいただこうと思ったのですが、これも営業時間を過ぎていて果たせませんでした。

道の駅 しかべ間歇泉公園 公園・植物園

鹿部町を出てまもなく函館市の市域に入りました。函館市といいましても、このあたりは合併前は南茅部町や椴法華村だったあたりで、元々からの函館市からはやや隔たっております。旧椴法華村の市街地でいったん内陸へ入る国道278号線とわかれて、しばらく道道を海沿いに走りました。恵山岬を過ぎてまもなくの所が水無海浜温泉で、車で通れる道路はここまでとなります。温泉といっても小さな露天風呂があるくらいで、この時は訪れている人もあまりない静かな所でした。このあたり、活火山の恵山が近いこともあってか、ときどき硫黄のような香りが漂っていました。

水無海浜温泉 温泉

　旧椴法華村の市街地まで戻って、再び国道278号線を走りました。しばらく内陸をはしって、旧恵山町で再び海岸に出ます。ここから見る海はすでに津軽海峡で、沖の彼方に下北半島を望むことができました。

　旧恵山町の中心市街地はもう少し東にあるのですが、時間の関係でそちらには立ち寄らず、このまま国道沿いに函館方面へ向かいました。小休止した道の駅なとわ・えさんからは、恵山の全容を見ることができました。
　さらに国道278号線を走って函館市街に入りました。この日の宿泊は函館朝市やセンチェリーマリーナにも近い、HAKODATE男爵倶楽部です。

道の駅 なとわ えさん 道の駅

　男爵倶楽部は全室にキッチン・バルコニー・ビューバスなどが付いたコンドミニアム型のホテルで、多くのクチコミにもある通り、とても快適です。私たちかさおばけ爺さん夫婦も大変気に入っていて、このところ函館を訪れたときはいつもここに宿泊しています。
（写真は、2023年4月下旬の桜シーズンに撮影したものです。）

HAKODATE 男爵倶楽部 HOTEL & RESORTS 宿・ホテル