「道の駅めぬま」の吟子桜_2025_咲き始めましたが、まだ２分咲きくらいです（熊谷市）

2025/03/09 - 2025/03/09

熊谷市の「道の駅めぬま」へ、「吟子桜」を見に行きました。この地で生まれ育った「荻野吟子」の誕生日、３月３日頃に見頃になる「河津桜」を、親しみを込めて「吟子桜」と呼ぶそうです。

今年（2025）の「吟子桜」は開花が遅くて、この日は咲き始めてはいましたが、２分咲きくらいでした。「バラ園」の北の端では、白梅の見頃が続いており、足元ではスイセンやクリスマスローズが咲いていました。

エリア 熊谷(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

埼玉県北部（北端？）の熊谷市、国道407号線に「道の駅めぬま」があります。敷地の南にはＪＡの直売所、東～北側には「バラ園」があります。

バラ以外にも（数は多くありませんが）季節毎に咲く花が楽しませてくれます。

「バラ園」の入口の横に、「河津桜」があります。

一般的には「河津桜」ですが、ここでは「吟子桜」と呼ばれるそうです。

「埼玉の三偉人」の一人「荻野吟子」は、ここ熊谷市（旧妻沼町）の出身です。

「荻野吟子」の誕生日が３月３日で、その頃に見頃になる「河津桜」を、この地では「吟子桜」と呼んでいるそうです。

「埼玉の三偉人」は、1979年に埼玉新聞社が剪定しました。
選定時は、
　・日本の資本主義の父「渋沢栄一」
　・全盲の大学者「塙保己一」
　・鎌倉時代の武将「畠山重忠」
でした。

埼玉県のホームページには「埼玉ゆかりの三偉人」として、「畠山重忠」ではなく「荻野吟子」が紹介されています。（三偉人は、県が正式に定めたものではなく、慣例的なもの、として載せているようです）

埼玉県では、2000年に男女共同参画推進条例が制定され、男女共生の社会が進むことで、荻野吟子が三偉人に定着した、と見られています。（埼玉新聞Web）

「渋沢栄一」は深谷市、「塙保己一」は本庄市、「荻野吟子」は熊谷市、の出身です。本庄、深谷、熊谷と、埼玉県の北の端に並んでいる土地から（埼玉県の）偉人が出ていることが印象的です。

それはさておき、「吟子桜」の咲き具合ですが、だいぶ咲き始めていて、２分咲きくらいでしょうか。

まだまだツボミが多いので、ちゃんと数えたら”２分”よりも少ないかもしれません。

「河津桜」の大きな木は、この１本だけです。南側に小さな木が植栽されていて、花も咲き始めているので、何年か後にはもっと楽しめるかもしれません。

（１枚目の写真の花は、その小さな木に咲いた花です）

さて、「バラ園」の入口から、「めぬぱる（円筒形の建物：売店やレストラン等がある）」の横を北へ歩いて、「バラ園」の北のエリアに来ました。

端の方に、何本かのウメの木があります。

手前の白梅には、まだ花が残っています。

残ってはいますが、半分くらいは枯れているようです。

根元には、小さなしだれウメが咲いています。

大きくなった姿を見たいですね。

白梅に近寄って見ると、白い花の中にピンクの花が咲いています。

２色の花びらを持っている花もあります。

「思いのまま」というウメかもしれません。

開き始めのツボミは、どれもピンクに見えます。

奥（北）まで歩いて振り返った景色です。手前の白梅は、全体が赤っぽく見えます。

先ほどの白梅とは、種類が違うようです。

開花は進んでいません。

でも、満開間近だと思います。

白梅ですけど、萼が赤いので、華やかです。

比べてみると、先ほどの白梅は萼が茶色いので、地味なんですね。

ピンクの花を咲かせるので、そこだけは華やかかもしれません。

「バラ園」の北から南へ戻ります。

足元にはクリスマスローズが咲いています。

スイセンも咲いています。

右の円筒形の建物には売店やレストランがあります。「めぬぱる」と呼ばれています。後方の建物は、敷地の南端にある「ＪＡの直売所」です。

遊歩道の脇には、小さな花が咲いています。

クリスマスローズは、ところどころに咲いています。

クリスマスローズには、派手な色は無いようです。

しかも、ほとんどの花が下向いてます。

もう少し自己主張しても……、と思いますが難しそうです。

ときどき、横向いてる花があります。

黄色って派手そうですが、周りの枯葉色に似てるので目立ちません。

遊歩道に沿ってサクラ並木があります。まだまだツボミが固そうです。

探してみると、色付き始めたツボミがありました。

花も咲いてましたが、ここだけでした。

「バラ園」の南端まで戻って来ました。

南東の隅には、「吟子桜」（←違うかな）の幼木が花を咲かせてました。

「バラ園」の南エリアには、「荻野吟子像」があります。

後方で、黄色い花が咲き始めています。

近寄ってみます。

この花、ミモザですね。

これは、まだツボミですか？
だとすれば、”咲き初め”ではないですね。

「吟子桜」を「荻野吟子像」が見ています。

この後、ここから東へ６kmほど移動して、生誕の地に建つ「荻野吟子記念館」の「吟子桜」を見に行きます。

（　つづく　）