「道の駅めぬま」の吟子桜_2023(2)_散り進んでいて葉が出始め、見頃は過ぎていました（熊谷市）

2023/03/24 - 2023/03/24

熊谷市の「道の駅めぬま」へ、吟子桜（河津桜）を見に行きました。前回訪問時（2月末）に、１本だけ残った、と思ったのですが、吟子桜（河津桜）は他にも残っていて、綺麗に咲いていたようでした。

今回訪れたこの日は、ソメイヨシノが咲き始める時期でもあり、吟子桜は散り進んでいて葉が出始めていました。荻野吟子の誕生日（3月3日）頃に咲くのでそう呼ばれているのですが、見頃はもう少し後のようでした。

エリア 熊谷(埼玉)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

熊谷市を縦断する国道407号線、「道の駅めぬま」にやってきました。ここはバラ園を併設しており、春から秋にかけて綺麗なバラを楽しめます。昨年(2022)の４月、そのバラ園の南エリアに農産物直売所が（西側隣接地から）移転され、バラ園のレイアウトが少し変りました。写真左の”バラ園の園内図”が、今回更新されていました。

埼玉県の３偉人の一人「荻野吟子」はこの地（旧妻沼町）の出身です。日本公許登録女医第1号となった彼女の誕生日（3月3日）頃に咲く河津桜を、この地では「吟子桜」と呼んでいます。

「道の駅めぬま」のバラ園には「荻野吟子像」が建てられ、周りには吟子桜（河津桜）が植栽されました。

前回（2023年2月27日）訪れたとき、「吟子桜は伐採されて、残ったのは１本だけ」と思ったのですが、この日（2023年3月24日）の様子を見ると、どうも、そうでもなさそうでした。「荻野吟子像」の後の方に、河津桜らしい木が並んでいます。

前回（荻野吟子の誕生日の頃でした）は、確かに、咲き始めているのは１本だけでした。なので、他の木は別の種類だと思ってました。

でも、左のサクラは、散り進んでいて葉が出始めています。後方の”小学校のサクラ”は、ようやく咲き揃ったくらいです。

左側のサクラ、色も濃いので、”河津桜”なのでしょうね。

だとすると、何故、３月の初め頃に咲いていなかったのか、謎は残ります。

今年(2023)は、どのサクラも咲くのが早い、という印象なのに、どうしてなんでしょうね。

早く咲き始めたサクラと、今散り進んでいるこのサクラが、同じ種類なのかどうかも分りません。

それぞれのサクラが咲く時期を見極めて、花見をしてください、ということですね。

隣には黄色い花が咲いていました。

遊歩道を歩いて、バラ園の北の方へ行ってみます。

手前はバラ園のツバキ、後方は小学校のサクラ、です。

バラ園の花壇には、青い花や、黄色い花が咲いていました。

後方は、昨年春に新築移転された”農産物直売所”です。バラ園は10時（土日祝は9時半）にならないと入れませんが、直売所は9時に開店します。

クリスマスローズも、色々なところに咲いていました。

スイセンも見頃だと思います。

花が綺麗に咲いているのに、空が曇っていて、残念です。

これも、晴れてる日に花見をしてください、ってことなのでしょう。

色々な葉が咲き始めて、春を実感します。

バラ園の中ほどの、花壇の様子です。

後方の円筒形の建物には、売店やレストラン、「にっぽん女性第1号資料ギャラリー」があります。「めぬぱる」と名付けられた”地域振興施設”で、開場時間はバラ園と同じです。

スズラン（かな？）も咲いていました。

北側から見た”バラ園の中ほど”の様子です。剪定されてバラに芽が出はじめています。

バラ園の北エリアです。サクラは散り進んでいて、見頃は過ぎています。

花は多少残っていますが、出はじめた葉が大きくなっています。

ハクモクレン（だと思う）、も、こんなに散っています。

サクラが終わると、バラの開花が待ち遠しくなります。

ツバキだって、こんなに散っています。

この青い花は、先端が白くなっているのが開花した状態、のようです。

今年(2023)のサクラは、2月27日は早過ぎ、3月24日は遅すぎ、でした。

バラの見頃を逃さないように、ときどき様子を見に来たいですね。

おそらく、これらも、吟子桜（河津桜）なのでしょうね。

道の駅の隣地では、菜の花が綺麗に咲き、天候に恵まれませんでしたが、赤城山は見えていました。

（　おしまい　）