「道の駅めぬま」の秋バラ_2022_10月26日は、見頃継続中でした（熊谷市・旧 妻沼町）

2022/10/26 - 2022/10/26

熊谷市（旧 妻沼町）の「道の駅めぬま」へ、バラを見に行きました。ホームページに「秋バラが見頃です」と書かれていたのが10月20日付だったので、少し遅いかなと思ったのですが、見頃は継続中で、綺麗に咲き揃っていました。

エリア 熊谷(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

埼玉県熊谷市の北部（旧妻沼町）、国道407号線の「道の駅めぬま」に、やってきました。

前回訪問時（10月11日）には工事の塀に囲まれていたこの場所、今春まで「農産物直売所」があったのですが、解体工事がほぼ終わっていました。直売所は東側に新築移転しています。

直売所の移転先は、バラ園の南側部分で、バラ園も一部削られてしまいました。

熊谷市のホームページからお借りした図に、加筆しました。左が”北”です。

オレンジ色の枠内が「めぬまアグリパーク」と呼ばれるエリアで、中央に円筒形の建物「めぬぱる」、その周りにバラ園、があります。このエリアは、平日は10時、土日祝日は9時半に開場します。それ以前は入れません。そして、毎月第一水曜日は休みなので、終日入れません。

でも、新しい直売所が、バラ園の一部を削って作られたため、直売所とバラ園は極近（数ｍ）です。境が分らないほどに融合しています。

なので、直売所が開いていれば、上の上の図の”オレンジの破線”部分から、すぐ近くにバラを見られます。

直売所は、年末年始以外は無休なので、毎朝９時になれば、直売所の前から、バラを（近くで）見ることが出来ます。

そして、平日は９時半（土日祝日は10時）になれば、バラ園に入れます。（第一水曜日は入れません）

直売所とバラ園の間にフェンスのような仕切りはなく、バラ園の中の通路に入れない、だけです。

直売所側にも、綺麗なバラがたくさん咲いているので、園内に入れなくても、超至近距離で鑑賞できます。（中央奥に「荻野吟子像」が見えます。）

この日は秋晴れ、綺麗な青空に恵まれました。

バラらしい形のバラですね。

この円筒形の建物が、「めぬまアグリパーク」の中心にある「めぬぱる」です。

「めぬぱる」の1階には、売店（地元産野菜の加工品、物産、花卉類など）と、管理事務所があります。

「めぬぱる」の２階には、レストランとギャラリーがあります。

ギャラリーには、地元（旧妻沼町）出身で、日本公許登録女医第1号となった荻野吟子にちなんで、各分野で第1号の偉業を成し遂げた女性30名を、パネルで展示しています。（熊谷市ホームページによる）

「めぬぱる」の周囲には、バラ園が拡がっています。熊谷市のホームページによれば、約400種2000株のバラが植栽されています。バラの他、河津桜もあります。

バラ園の”南エリア”（←私が勝手にエリア分けしてます）には、「荻野吟子像」が立っています。

荻野吟子は、”埼玉三偉人”の一人です。

他の二人は、渋沢栄一と塙保己一です。

荻野吟子は、幡羅郡俵瀬村（現在の、熊谷市俵瀬）の出身、
渋沢栄一は、榛沢郡血洗島（現在の、深谷市血洗島）出身、
塙保己一は、児玉郡保木野村（現在の、本庄市児玉町保木野）出身、です。

”埼玉三偉人”の出身地は、三人共に埼玉県の北縁、利根川沿いの地です。

バラ園の南エリアは、農産物直売所移設によって、だいぶ狭くなりましたが、それでも、まだ沢山のバラが咲いています。

農産物直売所移設に併せて、「荻野吟子造」の周囲、バラの花壇が再整備されました。何年か後には、ここも立派なバラの花園になりそうです。

「南のエリア」の「めぬぱる」に近い側では、今までどおり綺麗な花が咲いています。

今までの「中エリア」は、”南”と”北”の間の遊歩道の両側にバラが咲いていましたが、直売所移転に併せて、「めぬぱる」側（西側）へ少し拡張されました。

「南エリア」と「中エリア」の境目が曖昧になりました。

拡張されたエリアでは、バラの株は（まだ）小さめで、地面が多く見えています。

このビロードの様な花びらの色は、”濃い赤紫”と云えばよいのでしょうか。

ここは「中エリア」、”南”と”北”の間の遊歩道に沿った花壇です。

遊歩道に沿って大きな木が並んでいて、その下にバラが咲いています。

「荻野吟子像」の後ろ姿が見えているので、まだ”南”に近いところです。

沢山咲いていますが、萎れ始めているようです。

この花も傷み始めています。

”元の形”が分かり難いですね。

さほど”密”ではありませんが、よく咲いていると思います。

青空が綺麗だと、黄色い花がより綺麗に見えます。

遊歩道を歩いて「北エリア」へ向かいます。

この花は、外側の花びらがだいぶ開いてますが、内側がもっと開くのでしょうね。

”紫色”のバラです。蕾は赤紫ですね。

こちらは赤紫です。

たくさん咲いています。

後方が「北エリア」です。

手前側は、「中エリア」の北の端（「めぬぱる」側）に増設された花壇です。

「北エリア」は、「南エリア」よりも広いと思います。

こちらにも沢山咲いています。

赤、黄、オレンジ系は、華やかです。

「北エリア」です。画面の右外に、同じくらいの広さが続いています。

秋バラとしては、最盛期だと思います。

見るたびに気になる色（の名前）、茶色？　赤茶色？　バラっぽくない色ですが、難しい色ですね。

分かり易いので、親しみやすいのは、黄色とか……、ですね。

”南”と雰囲気が違うのは、花壇の配置の差でしょうか、周りの景色の差でしょうか。

花びらの端が丸まってますが、赤いバラって綺麗ですね。

ピンクのバラも沢山咲いています。

ピンクと云うには、やや赤寄りですが、まあ、ピンクですね。

手前の白には、ピンクが混じっています。

先ほどの”赤”よりも、こちらの方が”赤”でしょうか。

朱色に近かったり、黒っぽかったり、オレンジが混じっていたり、”赤”も難しいですね。

黄色の方が易しそうな気がします。

花びらに水滴が付いてますが、前々日の雨が残っているのでしょうか。

２日経ってますが、乾かなかったのかな。

水を撒いたにしては、周りの水滴がありません。

開ききらずに萎れることもあるのでしょうか。

北側から見た「北エリア」（全景ではないけど）です。

「南エリア」から「北エリア」まで、ほぼ一巡しました。

期待していた以上に、綺麗なバラを見られました。

「道の駅めぬま」のホームページには、10月20日付けで「秋バラが見頃です」と書かれていました。

一週間後のこの日も、まだ十分に見頃でした。

「めぬぱる」の駐車場側に立っている「アグリパークバラ園」の案内図です。

これは”農産物直売所が移転する前のもの”なので、いつか更新されると思います。

（　おしまい　）