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壮大・豪華・絢爛のブルゴス大聖堂を堪能したあとは、対岸にある小規模な博物館へ向かいました。<br /><br />西洋の歴史家はどうしても884年のカスティーリャ伯爵ディエゴ・ロドリゲス・ポルセロスによる都市建設や、レコンキスタばかりに注目したがりますが、ブルゴスは古代からケルト人の集落があり、郊外には旧石器時代の遺跡もあります。また、古代ローマ帝国末期からの初期キリスト教時代の遺構なども残っています。<br /><br />それらをまとめて展示しているのがMuseo de Brugosです。

2024年イベリア半島紀行 スペイン北部ドライブ編 (11)Museo de Brugos見学記

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2024/06/02 - 2024/06/02

74位(同エリア89件中)

kirinbxx

kirinbxxさん

壮大・豪華・絢爛のブルゴス大聖堂を堪能したあとは、対岸にある小規模な博物館へ向かいました。

西洋の歴史家はどうしても884年のカスティーリャ伯爵ディエゴ・ロドリゲス・ポルセロスによる都市建設や、レコンキスタばかりに注目したがりますが、ブルゴスは古代からケルト人の集落があり、郊外には旧石器時代の遺跡もあります。また、古代ローマ帝国末期からの初期キリスト教時代の遺構なども残っています。

それらをまとめて展示しているのがMuseo de Brugosです。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • Arco de Santa Maria、ブルゴスは中世のころ12の門を持っていましたが、そのうちの一つです。ファサードには、エル・シッドや神聖ローマ皇帝カール五世などブルゴスとカスティーリャにとって重要な人々が描かれています。

    Arco de Santa Maria、ブルゴスは中世のころ12の門を持っていましたが、そのうちの一つです。ファサードには、エル・シッドや神聖ローマ皇帝カール五世などブルゴスとカスティーリャにとって重要な人々が描かれています。

  • こういう食料品店も沢山あり、自炊する巡礼者達には便利そうです。

    こういう食料品店も沢山あり、自炊する巡礼者達には便利そうです。

  • 世界最大の金融機関の一つであるBBVA(本社はビルバオ)の立派な社屋があるベガ広場。

    世界最大の金融機関の一つであるBBVA(本社はビルバオ)の立派な社屋があるベガ広場。

  • その近くにある1934年から続く公設市場、メルカド・スール、2007年にこの新しい建物になりました。残念ながらこの日は日曜日なのでお休みです。

    その近くにある1934年から続く公設市場、メルカド・スール、2007年にこの新しい建物になりました。残念ながらこの日は日曜日なのでお休みです。

  • Museo de Burgosにやってきました。ブルゴス県の芸術と文化を収集し保存することを目的としているので、日本語では「ブルゴス郷土博物館」と紹介されることもあります。これはEntrada Gratuita、無料の入場券です。通常でも入場料はわずか1ユーロのようですね。まぁ、ここで儲ける必要などこの街にはありますまい。

    Museo de Burgosにやってきました。ブルゴス県の芸術と文化を収集し保存することを目的としているので、日本語では「ブルゴス郷土博物館」と紹介されることもあります。これはEntrada Gratuita、無料の入場券です。通常でも入場料はわずか1ユーロのようですね。まぁ、ここで儲ける必要などこの街にはありますまい。

  • 裏はこうなっていました。カスティーリャ・イ・レオン地方政府の管轄下にある博物館への共通入場券でした。

    裏はこうなっていました。カスティーリャ・イ・レオン地方政府の管轄下にある博物館への共通入場券でした。

  • これは窓の「まぐさ」?調べると古代建築で2つの支柱の上に水平に渡されたブロックのことだそうです。10世紀に先ロマネスク様式で建てられた教会の廃墟からの品。

    これは窓の「まぐさ」?調べると古代建築で2つの支柱の上に水平に渡されたブロックのことだそうです。10世紀に先ロマネスク様式で建てられた教会の廃墟からの品。

  • こちらは方立窓で10世紀から11世紀にかけて、砂岩のブロックから切り出されたものです。

    こちらは方立窓で10世紀から11世紀にかけて、砂岩のブロックから切り出されたものです。

  • イベリア半島のロマネスク美術で非常に重要な位置を占める聖櫃です。元は馴染みのない言葉でしたが、インディ・ジョーンズのおかげでよく知られる用語になりました。これは10世紀リモージュで作られたエマイユ(七宝焼き)です。リモージュはカミーノの流行とともに大きく栄え、ことにこのエマイユはロマネスク芸術を支える技術として珍重されました。

    イベリア半島のロマネスク美術で非常に重要な位置を占める聖櫃です。元は馴染みのない言葉でしたが、インディ・ジョーンズのおかげでよく知られる用語になりました。これは10世紀リモージュで作られたエマイユ(七宝焼き)です。リモージュはカミーノの流行とともに大きく栄え、ことにこのエマイユはロマネスク芸術を支える技術として珍重されました。

  • こちらは1165-1170年頃にリモージュで作られた棺。

    こちらは1165-1170年頃にリモージュで作られた棺。

  • 象牙でできたマンカラのボード。マンカラはアフリカや中近東を起源とするボードゲームです。これは10世紀にコルドバのマディナト・アル・ザラの工房で作られたもので、アブド・アル・ラフマン3世の娘のために作られたものである。両側に 5 つの半球状の空洞があり、豪華に装飾されています。

    象牙でできたマンカラのボード。マンカラはアフリカや中近東を起源とするボードゲームです。これは10世紀にコルドバのマディナト・アル・ザラの工房で作られたもので、アブド・アル・ラフマン3世の娘のために作られたものである。両側に 5 つの半球状の空洞があり、豪華に装飾されています。

  • 廃墟となった修道院から切り出してきた建築部材。

    廃墟となった修道院から切り出してきた建築部材。

  • これらも廃墟となった先ロマネスク様式の修道院から。ブルゴス大聖堂に安置されていた立派なアラバスターの像とは違い、造りはとてもシンプルです。

    これらも廃墟となった先ロマネスク様式の修道院から。ブルゴス大聖堂に安置されていた立派なアラバスターの像とは違い、造りはとてもシンプルです。

  • 祭壇の一部。14世紀初頭のもので、すでに精緻な彫刻の時代になったことがわかります。題材はもちろんキリストの生涯。

    祭壇の一部。14世紀初頭のもので、すでに精緻な彫刻の時代になったことがわかります。題材はもちろんキリストの生涯。

  • Villegas家というブルゴスの有力な一族の墓碑。多色大理石でできた立派な物です。

    Villegas家というブルゴスの有力な一族の墓碑。多色大理石でできた立派な物です。

  • 16世紀前半に活躍したスペインの彫刻家、グレゴリオ・パルド(彼はブルゴス大聖堂の彫刻の多くを制作したフェリペ・ビガルニの息子または弟子とかんがえられています)によるキリストの磔刑。

    16世紀前半に活躍したスペインの彫刻家、グレゴリオ・パルド(彼はブルゴス大聖堂の彫刻の多くを制作したフェリペ・ビガルニの息子または弟子とかんがえられています)によるキリストの磔刑。

  • 同じく、グレゴリオ・パルドが制作した聖母の生涯とキリストの受難を描いた金メッキのパネル。おそらくは未完成の大きな祭壇画の一部だったとかんがえられています。

    同じく、グレゴリオ・パルドが制作した聖母の生涯とキリストの受難を描いた金メッキのパネル。おそらくは未完成の大きな祭壇画の一部だったとかんがえられています。

  • 古代ローマ時代の別荘と思われる場所から見つかった狩猟の様子を描いたモザイク。

    古代ローマ時代の別荘と思われる場所から見つかった狩猟の様子を描いたモザイク。

  • 絵画も数多く展示されていましたが、わが家の好みの絵は少なかったのでさらりと通過しました。18-19世紀が中心だったようです。

    絵画も数多く展示されていましたが、わが家の好みの絵は少なかったのでさらりと通過しました。18-19世紀が中心だったようです。

  • 観光客は少なく、もちろんうるさい団体客はいません。

    観光客は少なく、もちろんうるさい団体客はいません。

  • こちらは考古学関係。旧石器時代についての展示です。

    こちらは考古学関係。旧石器時代についての展示です。

  • 海外からの観光客が来ることは想定していないのでしょう、英語での説明はありません。

    海外からの観光客が来ることは想定していないのでしょう、英語での説明はありません。

  • まぁ、見れば判りますが。raederaは、スクレーパーのことですね。

    まぁ、見れば判りますが。raederaは、スクレーパーのことですね。

  • 発掘現場の再現。

    発掘現場の再現。

  • スペイン各地の遺跡で発掘された貨幣の展示です。例えば中央部にあるturiasoとは、西ゴート族の支配下ではティラソナと呼ばれ、現在はタラソナと呼ばれている場所で、古代ローマの重要拠点でした。

    スペイン各地の遺跡で発掘された貨幣の展示です。例えば中央部にあるturiasoとは、西ゴート族の支配下ではティラソナと呼ばれ、現在はタラソナと呼ばれている場所で、古代ローマの重要拠点でした。

  • 1世紀頃の騎馬戦士を描いた石灰岩の碑です。当時ブルゴスはローマ帝国の植民都市でした。

    1世紀頃の騎馬戦士を描いた石灰岩の碑です。当時ブルゴスはローマ帝国の植民都市でした。

  • となればこれは、古代ローマの円形劇場の模型です。今のブルゴスにはこういう遺跡は残っていませんが。

    となればこれは、古代ローマの円形劇場の模型です。今のブルゴスにはこういう遺跡は残っていませんが。

  • 先史時代の墓ですね。

    先史時代の墓ですね。

  • 牛のレリーフもありました。

    牛のレリーフもありました。

  • 4世紀の古代ローマ式の葬祭用石碑です。ローマ時代の典型的な碑文(D. M. LUCRETIA COIUGI PIENTISSIME)の上の3人の立像が描かれています。<br />

    4世紀の古代ローマ式の葬祭用石碑です。ローマ時代の典型的な碑文(D. M. LUCRETIA COIUGI PIENTISSIME)の上の3人の立像が描かれています。

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