2024/05/30 - 2024/05/30
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kirinbxxさん
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今回の旅の最大の目的は、サンチアゴ・デ・コンポステーラに行く事。とはいうものの、せっかくバスク地方に行くのなら、今はフランス領となっているバスク地方、フレンチ・バスクに行かない手はありません。フランスを目的とする旅行ではちょっと足を伸ばしにくいフレンチ・バスクですが、サン・セバスティアンからならすぐそこなのですから。
ちょうどいい具合に評判の良いオーベルジュを見つけました。オーベルジュ、料理旅館、それは私たちにとっては理想の宿泊施設です。
ということで、ちょっと反対方向に車を走らせることにしました。ですが、この日は残念ながらの雨模様。それも時に激しく降り、のんびりと地方の町を散策する、というわけにはいかなかったのです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
Hotel PARMAは、小さなホテルですが朝食つき。ごくシンプルな品揃えですが。
ホテル パルマ ホテル
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kirinの朝食はこちら、バナナが好きなのです。
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この日の旅程はこんな感じです。最終目的地とは真逆、フランス領バスクの山の中にあるオーベルジュが今夜の宿泊地です。
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この日は生憎の雨模様。お天気が良ければサン・セバスティアンの市街を歩いてみたかったのですが。
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この朝になってやっと借りた車は、Bluetoothでスマートフォント接続が可能ということが判りました。さっそく使ってみました。コクピットも現代的でスマートです。うちのポチ(トヨタヤリス)とは随分違います。乗り心地もよろしい。
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今回は食べませんでしたが、ちょっと気になるレストランが道中にあったので、寄って見ました。ANAの「翼の王国」で「世界一の魚介スープ」と持ち上げられたLa Hermandad de Pescadores ラ・エルマンダッド・デ・ペスカドーレスです。雑誌に載ったおかげで日本人客がどっと増え、現地在住の日本人が日本語メニューを書いているのだとか。
ですが、なんとレストランに来て前菜のスープ一人前を二人でシェアして終わり、という輩がいるらしい。バル巡りと同じ感覚なんでしょうかね?イタリアでも一頃話題になった、小食日本人の問題行動。恥ずかしいことです。 -
雨がひどくなってきました。近くにあるパラドールを見学しようと行ってみると、なにやらクラシックカーで来ているお客さん達が。でもどうやら故障しているらしく雨の中を悪銭苦闘しておられました。
パラドール デ オンダリビア ホテル
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中を窺って見ましたが、内装工事の最中で暗くあまり見学できるような雰囲気でもなかったので退散。
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スペインのオンダビリアから、東へ走ること30分足らずで、小さな港町、シブールに到着しました。
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この小さな町に立ち寄ったのは、モーリス・ラヴェルの生家があるから。ラヴェル自身は生後3ヶ月でこの地を去り、25年間訪れることもありませんでしたが、母がスペイン人でその文化的影響を強く受けたそうです。まぁ、そうでもなければ、あの「スペイン狂詩曲」は書けないでしょう。(個人的には、有名な「ボレロ」より好きな曲です)どこぞで見たことがあるような、と思ったら17世紀にオランダ人建築家によって建てられたのだそうです。
残念ながら扉は堅くしまっており、簡単なパネルが貼ってあるだけでした。 -
こちらはラヴェルの生家の裏にあるラヴェルが洗礼を受けたサン・ヴァンサン(英語読みでは、セントビンセント)教会です。
この碑文によると「1555年、教皇ユリウス 3 世が、ズビブル (バスク語でシブール) と呼ばれるウルグネ地区の住民に、1551年に建てられた小さな礼拝堂で復活祭を祝う権利を与えました。この地区の人口は 16 世紀末に大幅に増加し、礼拝堂は拡張され、1601年にシブールが行政自治権を獲得したときにシブール教区教会となりました。この教会が助祭聖ヴァンサンに捧げられたのは 1696年になってからでした。ウエスカ出身の彼が拡張し、現在の大きさになりました。この教会は、八角形の塔の鐘楼と八角の尖塔によってバスク地方の他の教会と区別されます。」だそうです。 -
なるほど、奥に見えるのがその八角形の鐘楼と尖塔ですね。
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階段を上がり、門の中へ。素朴な十字架が立っていました。右手の扉から自由に入れるようになっていました。外観は素朴なので、中もそうかと思いましたが、そんなことはありませんでした。
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こちらが聖ヴァンサンさんなのでしょう。
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ステンドグラスはどの教会で見て美しいですね。
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金ぴかの立派な祭壇、柱にも細かい装飾が入っています。
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木を多用した珍しい三階まであるギャラリーと、立派なオルガンが印象的でした。
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次に立ち寄ったのは、サン・ジャン・ド・リュズ St Jean de Luz。小さな港町ですが、フランス・スペイン関係史の上では、三十年戦争終結後のピレネー条約の締結地であり、ルイ十四世とスペイン王女の婚礼が行われています。
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こちらは郵便局。ポストの色は黄色。この建物もバスク風です。
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おや魚屋さんです。入ってみましょう。
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鮭や鯛の切り身、ラングスティーヌ、そしてどかんとマグロ!
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立派な市場ですが、お休みの店も結構ありました。
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これぞフランス!チーズの種類もとても多いのでした。
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こちらが、この市場レ・アール・ド・ サン・ジャン・ド・リュズ市場の表側です。
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雨の中少しだけ町を散策。カルフールやモノプリもありました。ちょうど必要なものがあったのでモノプリで買い物。
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花の多い町でしたが、ひときわ美しい花壇がある一画に彫像がありました。
Jose Antonio Aguirre lehendakariare、という人物です。バスク自治共同体政府の大統領は lehendakariare と呼ばれ、このホセ・アントニオ・アギーレという人はその初代でした。 -
スペイン内戦を戦い、パリ、ベルギーからスウェーデン、ブラジル、ウルグアイ、そしてアメリカと亡命生活を送り、アメリカがフランコ政権を支持したあとパリに渡りそこで生涯を終えたバスク政府最初の大統領ともいえる人物を、このフレンチ・バスクの小さな町も憶え、讃えているのでした。
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そばにはこんなものも。Donibane Lohizumeとはこの町のバスク語での名前です。Jacques le Majeur、十二使徒の一人・・・聖大ヤコブ???
おお、私たちの目的地、サンティアゴで9世紀に遺骸が見つかり、以来、巡礼が盛んになって今日に至るという、そのご当人ではありませんか。それはそれは。 -
さて、お腹が空いてきました。他にも店はありますが、こちらの方が客入りがいいようです。フランスのこととて、表に貼りだしてあるメニューを検討していると、出て来たおじさんが「いけるよ」みたいなことを。ということでここに決定。
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フランスではお馴染みの黒板メニューもある、クラシックな雰囲気のお店でした。定食は、プラとデセールとカフェで20ユーロ。お勧め料理は薄切りチキンとマッシュルーム、ピラフ添えで13.5ユーロ。真鯛のポアレもお勧めになっていました。
店内は地元民らしき人達で賑わっていました。 -
久しぶりにフランスのクラシックな料理を食べたいのはやまやまなれど、もはや私たちの胃は昼夜としっかり食べるほどの力はありません。ここは軽く。サラダ付き、に惹かれてクロックムシュー、それとバスクバーガー、バスクなのはPiment d'Espeletteという、フレンチ・バスク北部の唐辛子がはいっているから。
でも、フランスのブラッスリーでお馴染みのメニューにバスク料理はいいとして、バーガーやらスパゲティカルボナーラやらメニューに。そういう時代なんですね。
グラスワイン2杯と合わせて36.8ユーロ。フランスはやっぱりお高い。
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